6月15日木曜日。フランクフルト2日目のこの朝は、起きてみると左膝の痛みはかなり改善していました。ちょっとだけ庇いながらにはなるけれど、ちゃんと歩けますね。
ならばグルメ市場を目指しましょう!
予めチェックしていた、美味しいものが食べられるというクラインマルクトハレ市場へ行くべく宿の隣のSバーン駅へ向かったのでした。
※文中のレート換算はアテネで実際にセディナカードを使い調達したレートを四捨五入して、1€(€)=147円で記載しています。
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週2回開催の青空ファーマーズ・マーケット!
宿隣のガルスヴァルテ/Galluswarte 駅にやって来て、さて今日は市内交通が大抵使えるRMV(交通機関の会社)の1日券を買いましょう。
建物に入ってすぐに券売機がありまして、
左の上から2番目、Day Ticket Frankfurt というボタンを押します。
料金は6.65€(978円)。シングルチケット2枚分くらいの値段ですからね、
バグってない?と思う位お得です。
ガルスヴァルテからSバーンで4駅、konstablerwache 駅で降りて地上へ。そのままクラインマルクトハレ市場へ行こうとしてふと後ろを見ると、
お、なんか広場に店が出ていますよ。クラインマルクトハレ市場へ行く前に、サクッと見て行きますかと軽い気持ちで中に入ると、
新鮮そうな果物に野菜。
このとんがりキャベツは初めて見ましたよ、ポトフとか、形の残る煮込み料理に使ってみたくなりますね。Googleマップを見てみると、ここは木・土曜の週2日だけ営業しているファーマーズ・マーケット。
こらはハラペーニョかな。ファーマーズ・マーケットということは、これもドイツで育てているのでしょうか。
ホワイトアスパラに、
苺を始めラズベリー、ブルーベリーなどベリー系も豊富です。ヨーロッパは物価が高いけれど、フルーツだけは日本の感覚だと安く感じます。
そこに並んでんのツマミ喰いしていいからね!
売ってる人たちもノリが良く太っ腹で、見て回ってるだけでとても楽しい。これは良い場所に出くわしたとテンションも上がり、ベリー系に少し食指が動いた所で見つけてしまいました。
平たい桃!!
だいぶ以前にTwitter海外勢の方々が「美味しいよね〜」と盛り上がっていて、羨ましくてほぞを噛んだ思い出の果物です。いつかどこかでと思ってたら、こんな所にいましたか。
美味しそうなのを選んで会計してもらうと、3個で4€(588円)。他の場所でもあちこちで見かけたので、ちょうど季節なのでしょうね。
平たい桃はあとで楽しむとして、引き続きファーマーズ・マーケットを物色します。
お〜なんかドイツっぽい色味の少ないスイーツです。
肝心なのは味だからね!
という声が聞こえてきそうですね。
その場で食べられる料理の店も何軒か出ていて、ここがなかなか人気がありそう。ソーセージにハンバーグとシュニッツェル。皆んな買ってるシュニッツェルを食べてみましょう。
好みで細かなアレンジをしてくれるようで、幾つか質問されますが、
前の人と全部同じで!
分からないならローカルに従えの法則です。豚肉のシュニッツェルは普通なら薄く叩いて判を大きくするのですが、ここのは日本のトンカツ並みの分厚さです。ちょっと冷めてるのが残念ですが、上に乗ってる野菜炒めは何故か醤油味に近いもの。お会計は6-5€(956円)、日本ではありえない組み合わせだけど、不思議に日本を思い出す一皿でした。
屋内グルメマーケットのクラインマルクトハレ市場。
雰囲気に乗せられて、予定外にしっかり食べてしまったのでクラインマルクトハレ市場/Kleinmarkthalle へ行く前に少し休憩を挟みましょう。
腹ごなしに当てなく町を少し歩き、
フランクフルトの空気に身体を馴染ませていきます。
そういえば、水を買っておかないと。スーパーがあったので入ってみます。
ハム・ソーセージ類はもちろんのこと。パンとそれに塗る、
スプレッド類がかなり充実しています。飲み物関係を補充して、
向かいのスタバでひと休み。もう大丈夫ですか?胃袋には隙間はありますね?
さあ、当初の目的地クラインマルクトハレ市場に突撃です。
あら素敵なお花。
と思わず写真を撮りますが、周辺視野には軒を連ねる肉屋さんを納めています。
上からぶら下がるソーセージも目を惹きますが、圧巻はお肉。
日本では考えられないくらい、色々な部位の豚肉がずらり。
内臓系も一緒に並んでいます。
レバーがツヤッツヤですよ(涎)
通路の反対側にはお惣菜やサンドイッチのお店もあって、あらここはイタリア食材でしたね。
野菜類はもちろんのこと、
果物屋さんには平たい桃も売っているのです!
西側の奥にあったこのお店。肉料理やスープなど、温かい料理がホットケースに並んでいてなかなか美味しそう。かなり惹かれたのですが、狙っていた店があるのでここは初志貫徹です。
目当てのお店は常に行列が出来ている、Ilse Schreiber Wurstimbiss e.K.という精肉店。肉カウンターの向かって左脇、調理済みソーセージ専用のカウンターに並びます。
上から2番目のフライシュヴルスト/Fleischwurst というのが大人気だそう。茹でた豚肉のソーセージなのですが、列の前の人たちのやりとりを聞いていると、
ポークで通じるみたい。
単品だと100g当たり2.89€(425円)で、切り方で多少前後するようです。わたしの場合はコーラと合わせて6.85€(1007円)。しまった、コーラ高かったですね。
皮を剥くか聞かれたので剥いてもらいました。大きくひと口ガブリといくと、
ぶしゅりぶしゅりと、独特の食感。
ぷりんとしたのが茹でて沢山水分を含んでいて、これだけの太さだからこその食感なのでしょう。水分に含まれた旨味が心地よく口の中を満たして、これは美味しい!止まらず一気に食べ切ってしまいました。
この後フランクフルトで観光客が集まるレーマー広場とか、大聖堂にも行ったのですがその話は次回。
宿に帰って平たい桃をさっそく食べてみました。
皮を剥いてる時から滴り落ちる果汁。蜜を含んでテラテラとしています。お味の方はというと、
ほおお〜旨い!
とてもジューシーで香りもいいし、一気に3つ食べ切ってしまいました。次回はさっき触れた観光のお話と、翌日に行ったフランクフルト名物アプフェル・ヴァインの専門店レストランです!
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