ロサンゼルスには2泊しかしないので、名店やニッチなローカルグルメを掘り起こす余裕はありません。ざっとネットで調べてみると、ロスはメキシコ移民が多くてメキシコ料理、特にタコスが大人気。そしてハンバーガーなんかも人気店がひしめく激戦区だそう。
ならもうロス飯はファストフードで攻めましょう!
ちょうどNetflixで見て行きたかったタコス屋もあるのです。ハンバーガーは有名な個店を攻めるより、カリフォルニア州で絶大な人気を誇るというチェーン店、IN-N-OUT BURGER に行ってみたい。リトル東京で日本食材も漁らなきゃならないし、ロスでの胃袋はこれで充分に満たされそうです。
※文中のレート換算はサンフランシスコで実際にセディナカードを使い調達したレートを四捨五入して、1ドル($)=142.9円で記載しています。その後レートは更に悪化していくんですけどね(泣)
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Netflixに出ていたハードタコの人気店ノーグルズ/Naugles。
Netflixにグルメ番組は数あれど、涎係数ではトップクラスだと思うのが『タコスのすべて』という番組です。そのシーズン2の第4回『アメリカン・タコス』に出ていたのがこちらのノーグルズ。
一応チェーン展開しているらしく、今はロスに3店舗あるようです。せっかくなら番組に出ていた、赤黄橙の派手な外観の店にと郊外まで車を走らせたのですが、
店がめっちゃ地味になってる∑(゚Д゚)
一瞬違う店になっちゃったかと思いましたよ。以前は無かった店内席もできていました。
朝10:30と早い時間とはいえ、中に入ると先客は1人。ガランと少し寂しい印象です。
メニューはこんな感じでタコスの他にもブリトー、ナチョスにハンバーガーもありますね。初志貫徹でオリジナル・タコを3個とファウンテンドリンクのMサイズを注文してお会計は9.48$(1355円)。
ファウンテン・ドリンクというのは、こういう清涼飲料のマシンで注ぐやつ。アメリカでは大抵お客が自分で注ぐパターンで、
店によっておかわり自由なとこと、NGのとこがあります。
ここはサイズで値段が違うから、きっとNGの方ですね。おかわり自由の店だと帰りがけにもう1杯注ぎ足していったりできて、物価の高いアメリカでは嬉しいサービスなのです。
少しでもビタミンを補給できればと、Hi-C のFlashin’ Fruit Punch というのを注いでみたら、
過去経験の無いレベルで化学的な味わい。
舌も真っ赤になりそうですね。
ドリンクを飲んでいるとタコスが完成。声をかけられて取りに行きます。
これがノーグルズのオリジナル・タコ。因みにタコスというのは複数形で、単数だとタコになりますね。多分日本だと蛸と紛らわしいからタコスで定着したのでしょう(適当)。さらにこういう、
シェルがパリパリのハード・タコはアメリカ特有のもの。
なのでリアルタイムで今滞在しているメキシコでは全く見かけません(揚げたトルティーヤに乗せるタイプはある)。そんな理由もあって、ロサンゼルスでこれを食べておこうと思った訳です。
Netflixを見た時の涎モードを思い出しながら、ワクワクしながらかぶりついてみると、
あれ?旨いけど普通というか何というか•••。
シェルはとても歯切れが良くて、業務スーパーに売ってるのより確かにおいしい。でも思ったより具が少なくて、タコミート(タコス用に味付けした挽肉)とかも、さほど特別な感じはしません。ちょっと期待しすぎたかもな…。淡々と平らげ、店を後にしたのでした。
ロスのダウンタウンを歩いてみました。
車社会のロサンゼルスとはいえ、中心部のダウンタウンなら少しは街ブラも楽しめるかも。そう期待して車を停めて歩いてみました。
うん、やっぱ歩いてる人は少ないですね。ウインドウショッピングを楽しめるような店は殆どなく、気分は一向に盛り上がりません。
立派なビルの麓には、世界一短いケーブルカー「エンジェルス・フライト」がありました。
『ラ・ラ・ランド』を始め数々の映画に登場しているそうですが、その映画を観ていないので感慨はありません。というか劇中では恋人同士が乗る感じらしくてですね、
お陰でおっさんソロ旅にはハードルが高い。
楽しそうに乗り込むカップルを数組見送って、向かいの建物へ。
こちらはグランド・セントラル・マーケットといって、沢山の飲食施設や食材店が入った商業施設。
結構な広さの敷地内に多くの店が詰め込んであり、沢山の人出も相まって、美味しそうな雰囲気を醸し出しています。
ハンバーガーやピザを始めアメリカらしい食べ物の、それもちょっと良い店が集まりましたみたいな雰囲気です。かなり惹かれるのですが、ここで食べると計画が崩れてしまいます。
心残りですが、中に入ってた八百屋でライムだけ買って帰ります。
フィリピンで毎日作って飲んでいたカラマンシー・ウォーター。それをライムでやろうという訳です。アメリカでもフィリピン同様に深刻なビタミンC不足ですからね。少しでも摂取しておこうという作戦です。
リトル東京のスーパーが凄かった!
ダウンタウンから少し歩き、やって来たのはリトル東京。ロサンゼルスにある日本人街です。
エリアに入るとあちこちに日本語の表示があって、上の写真にはKOBANの看板も。
お〜風月堂がある!
日本でよく見るあの風月堂かはわかりませんが、
覗いてみると生の和菓子を売っていました。すごいですね、リトル東京。
リトル東京には日本村プラザという商業区画がありまして、中は日本食やアニメなどの日本グッズのお店が沢山。なんかもう、観光地みたいな雰囲気ですね。
平日の昼から多くの人で賑わっていて、日本人や日系人に限らず多種多様な人たちが買い物などを楽しんでいます。わたしとしては、日本食材の買い出し目当て。目星をつけていたスーパーのニジヤ・マーケット/Nijiya Market へ直行します。
一歩入るとそこはもう日本のスーパー。あまりの品揃えの良さに、ここが異国であることを忘れてしまいそうです。
漬物だけで、こんなにあるなんて!
納豆どんだけ揃ってるんですか!
白菜のなんと立派なこと。
テンション上がった勢いで手当たり次第カゴに入れそうになりますが、そこはやはり値段が問題。
2ℓペットの飲み物で5〜6$(715円〜857円)とか、迂闊に買うことは出来ません。もちろんリーズナブルな物もあるので、欲求度合いと値段の兼ね合いで判断します。
アメリカ産の日本米、錦は2.27kgで11.99$(1713円)。ブダペストで買ったお米を食べ切ったので補給しましょう。先ほどの納豆と長葱も買って帰って、
宿でさっそく納豆ごはん!さすがにアメリカで納豆の匂いはテロなので、いそいそ準備したら前庭に出て外でいただきます。やばいこれ、
約半年ぶりの納豆が旨すぎる(感涙)
暑い中納豆を持ち運ぶわけにはいきませんから、3パック一気喰いで幸せを噛み締めたのでした。
カリフォルニアの大人気バーガーチェーン、IN-N-OUT BURGER。
納豆ご飯はこの日宿に帰った後の晩ごはん。遅めの昼食は、かねて気になっていたこちらのお店です。
カリフォルニア州中心に、アメリカ西部限定のハンバーガーチェーンだそうですが、その名声は日本にも届くほど。IN-N-OUT BURGER と書いて、イン・アンド・アウト、もしくはイナナウト・バーガーと読むのです。
ハリウッド近くの店舗を訪ねると、広い店内もほぼ席が埋まる大盛況ぶり。
まずは列に並んで注文を済ませましょう。
メニュー表にはダブルダブル(パテとチーズが両方ダブル)、チーズバーガー、ハンバーガー。それとフレンチフライしかフードメニューがありません。このシンプルさは実はこだわりの裏返しだそうで、冷凍品を一切使わず、フレッシュ食材のみを用いるのだそう。
だから厨房の人手もご覧の通りで、これだけの人数がキビキビと作業をこなしているのです。
注文したのは3種類あるセットメニューから1番を。ダブルダブルとフレンチフライ、Mサイズのドリンクで税込み10.68$(1526円)支払います。ドリンクはやはり自分で注ぐ方式で、カップを受け取りドリンクコーナーへ。注いだ飲み物をチビチビやりながら待っていると、呼び出しがかかってフードを受け取ります。
ほうほう、旨そうですよ。混んでて落ち着かないので、車に戻って車内でいただきます。
まずはフレンチフライ。これも生のジャガイモから作っているそうで、その辺のチェーンとはひと味違います。
そしてこちらがダブルダブルのハンバーガー。さっそくガブリといってみると、
おぉ!旨いです。
なんと言うか「旨いけど普通」だった朝のタコスとは反対に、「普通なのに旨い」のですよ。驚くほど大きくもないし、肉汁滴ることも野生味溢れることもありません。
ある意味地味ではあるのですが、ふっくらバンズに肉と野菜のバランスが良く、それぞれがとても正直な味わいなのです。アメリカの感覚だと値段もとてもリーズナブルで、こういう店が流行るんだから、アメリカも中々捨てたもんじゃない。そんな感想を抱きました。
次回はロサンゼルスの名所巡りについて。2日目と3日目の午前、駆け足で回った観光地について、率直に書いていきたいと思います。
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