現地ならではのおいしさを探して、ゆるゆると旅します

世界一周 めし旅

ロサンゼルスの名所巡りは、断トツでサンタモニカ・ビーチが優勝!

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こんにちはミャーです。リアルタイムでは相変わらずメキシコシティに長居中ですが、プチ沈没状態を脱して今週からスペイン語の語学学校に通い始めました。メキシコに来て、想像以上に英語通じず四苦八苦で、

今後南米に行くにも必須だね。

スペイン学習の必要性を痛感した次第です。2週間程度で喋れる訳もないのですが、強制的に学習スイッチを入れるにはちょうど良い。脳みそに汗をかきながら通っております。さて、今回のブログはロサンゼルスの観光地編。ビバリーヒルズにハリウッド、サンタモニカビーチなど有名どころを軽くつまみ喰いした程度ですが、想像以上に手強かった•••。今回もソロ旅の辛さを痛感してしまいました(泣)サンタモニカ・ビーチに救われたロサンゼルス観光です。

※文中のレート換算はサンフランシスコで実際にセディナカードを使い調達したレートを四捨五入して、1ドル($)=142.9円で記載しています。その後レートは更に悪化していくんですけどね(泣)


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ビバリーヒルズに行ってみたけど•••。

初めてのロサンゼルスだから、ベタな場所を見とかないとね。安直な考えでとりあえずビバリーヒルズに来てみました。

ロデオ・ドライブ/Rodeo Drive という目抜通りには、高級有名ブランドがこれでもかと並んでいて、

なるほどなるほど、さすが高級住宅街のビバリーヒルズです。でもですね、車を停めて歩いて2分でヒシヒシと感じました。

なんだこの場違い感•••。

そもそも銀座は勿論、パリやニューヨークに行った時だって、ブランドショップなんか興味も用もないのです。

広い空に椰子の木が聳える大通りは、確かにアメリカ西海岸っぽくて素敵です。でもアパレルだけじゃなくて、レストランもカフェもどこもかしこも敷居が高そうで、

これはまいった•••何もする事がないですよ。

せめてビバリーヒルズが舞台の映画やドラマでも観ていれば違ったのでしょうけどね。

ロスが舞台で印象に残ってる映画なんて『ストレイト・アウタ・コンプトン』くらい。ストリートギャングの町コンプトンを舞台にした、ヒップホップ映画なのですが、コンプトンなんて行ったら、

5秒で殺されますからね(恐)

現状どうなのか知りませんが、印象としては昔のNYのハーレムより怖い。

当てもなくビバリーヒルズをウロウロしても、消化不良が増していきます。何かないかと調べると、徒歩圏内に魔女の家があるようですよ。

ビバリーヒルズ・サイン(3つ上の写真)がある公園から、サンタモニカ・ブルヴァードを南西へ。サボテンの遊歩道を歩いて向かいます。

こちらが魔女の家、Spadena House といってGoogleマップにも載っているし、ビバリーヒルズ市の保護ランドマークにも指定されている(未確認情報)らしいのですが、見学できる雰囲気は皆無。というかこれ、

もしかして普通に人が住んでません?

敷地の外から見ただけで、謎を残したまま帰って来ました。

ところでこの辺りは、ロデオ・ドライブと違って完全な住宅街。一体いくらするんだろうという瀟洒な一戸建てがずらりです。なかなか興味深いのですが、場違い感はますます募っていくのでした。

※ビバリーヒルズの目抜通り、ロデオ・ドライブはこちら↓です。

ハリウッドのウォーク・オブ・フェームは見ておかなくちゃ。

続いて向かったのは、ハリウッド。ド派手で華やかな雰囲気を期待して行ったのですが、通り自体は、

あれ?意外と普通の町ですね•••。

ハリウッドをキチンと楽しむなら、ユニバーサル・スタジオとかマダムタッソー博物館とかあるのですが、

そういうのも独りだとちょっとキツイですよね•••。

アカデミー賞の会場であるらしいTCLチャイニーズシアターとかドルビーシアターの前でテンション高く自撮りする覇気もなく、

出来ることといえばウォーク・オブ・フェーム/Hollywood Walk of Fame を見て歩くくらい。映画を始めとするエンタメ業界で功績を残した人の名が刻まれた、ハリウッドを代表する光景です。でも意外と裏方の人も多いようで、わたしでも知ってる有名人はなかなか見つかりません。

ようやく知ってる人を見つけたら、ミニーマウスさんでした。

いや人じゃないですね。

有名人のプレートを探して腰を屈めて歩く様は、さながらミレーの落ち穂拾いのよう。快晴の夏のハリウッド、その華やかさとは対極に心の中には晩秋の風が吹いているのでした。

やっと見つけた知ってる人は、スヌープ・ドッグ。有名なヒップホップアーティストですが、ハリウッドならやはり映画俳優ですよね。

このまま帰るのは消化不良なので、意地で探したら文句なしの人が見つかりました。

トム・クルーズさん。

うむ、これ以上ないですね。

僅かながらハリウッドに来た感が得られたので、傷が広がらないうちに退散するとしましょう。

サンタモニカ・ビーチの美しい夕日。

ビバリーヒルズにハリウッド。ロサンゼルスらしい名所を巡ってみたけれど、どうも一人旅が悪い方に作用していまいち気持ちが盛り上がりません。ロサンゼルスとは相性が悪かったのかもと、諦めかけて最後に訪れたのがサンタモニカ・ビーチ。

ビーチ周辺には駐車場が沢山あって、事前にGoogleマップで安そうな所に目星を付けていたのですが、

入ってみたらその隣でした(泣)

1日15$(2144円)の均一料金。そんなに長くいる予定じゃないので、時間制のとこが良かったんですけどね。

駐車場の目の前はだだっ広いビーチ。

向こうに見える遊園地がある場所が、サンタモニカ・ピアという遊歩桟橋です。遊園地の他にも色々お店なんかもあるらしいので行ってみましょう。

桟橋の上は露店やお店が沢山で、多くの人で賑わっています。

ストリートパフォーマンスもやっていて、あちこち大盛り上がりです。

サンフランシスコでもそうだったけど、桟橋に遊園地を作りたくなるのはアメリカ人の習性なのでしょうか。

ルート66終着の標識も見れたし、あとは先っぽまで歩いてから帰ろうか。さほどテンションが上がらないまま歩みを進め、ふと振り返って息を呑みました。

なんでしょう。質量感のある波が海岸に押し寄せてとても美しいのです。

桟橋の先っぽでは何十人という釣り人が竿を出していて、時々釣れる小さな魚を見ながらまったりした空気を共にします。

次第に日が傾いてきて、沈もうとする太陽は太平洋を超えて、今頃日本の真上近くにある筈ですね。

遊歩桟橋の意味が最初は分からなかったけれど、こうして海の側からビーチを眺めると、その美しさに驚きます。この角度からビーチを見る機会はあまり無いですもんね。なるほど、そういう事だったのか。

時間を忘れて海を眺め、

その後ろには、おあつらえ向きにブルージーなサックスのジャズが聴こえてきます。ナパに続いて空回りのロサンゼルスかと思ったけれど、この時間だけで全てを取り戻した気持ちです。

ハリウッドサインを見て、ロサンゼルスを後にする。

さて話は翌朝です。宿を引き払って最後に向かったのはグリフィス展望台。宇宙に関する展示も充実しているそうですが、目当ては展望台から見えるハリウッドサインです。

展望台に向かう上り道は一方通行になっていて、来た時には既にそれなりの人出。天辺まで登り切っても車を停めるスペースがあるか分からないのです、途中の空いている路肩スペースに駐車します。

あ、ちょっと曲がってた。

1時間10$(1429円)ですが、よく見ると朝のうちは払わなくて良さそうですね。歩道に設置してある支払い機も稼働していない様子でした。

残りの坂を登って行くと、目当てのハリウッドサインが見えてきました。これこれ、これは見ておかないとですよね。

天辺は広場になっていて、一番奥にグリフィス展望台が鎮座しています。太っ腹なことにこの施設は入場無料とのことですが、

さほど興味のない天体観測系の展示をさらっと流し見。

一旦外に出て展望台の屋上に上がると、ロスの町が眼前に広がっています。

もう一回ハリウッドサインをしっかり眺め、ここから一気にラスベガスへ移動します。ラスベガスは4泊おさえてありますからね、カジノでしっかり稼いでこの後の旅行を豪華にしてしまおうという作戦です。

次回はラスベガス4泊の内容を纏めて、カジノと食べたものについて書きたいと思います。本当はヒリヒリと熱戦を繰り広げたカジノとの攻防を詳細に書きたい所ですが、

人の賭け事なんてどうでも良いに違いない。

ラスベガスの、特にダウンタウンエリアの熱気にスポットを当てて書きたいと思います。


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