現地ならではのおいしさを探して、ゆるゆると旅します

世界一周 めし旅

エディンバラ発ハイランドの大地とネス湖ツアー。

投稿日:

こんにちは、ミャーです。リアルタイムでは只今レンタカーでアメリカ横断中。アメリカで有意義な “日常食” を体験することは想像以上に難しく手こずっているのですが、テキサスに来て風向きが変わってきました。さすがですね、

本場のテキサスBBQがめちゃくちゃ美味い!

アメリカに来ていま一番テンションが上がっています。さてブログは7月17日のエディンバラ最終日。エディンバラ発の現地ツアーに参加して、スコットランド北部のハイランド地方へ。あの幻獣ネッシーがいるネス湖にも行ってきました!

※イギリスの通貨のスターリング・ポンド(£)は、実際にこの旅中にグラスゴーのATMでセディナカードを使い引き出したレート、1£=182.6円で記載させていただきます。


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まずはカランダーの町で、激旨パンの朝ごはん。

今回参加したツアーはエディンバラの観光案内所で予約してもらった、highland explorer tours のハイランド・ネス湖ツアーで73£(13,330円)。ネッシーのいるネス湖をメインに、行き帰りでハイランド地方の景色や町を楽しもうという内容です。

朝7:45にこちら↓のエディンバラ・バス・ステーションに集合し、8:00出発で帰りは19:30頃の丸一日のツアーです。

バスステーションは地下にあって、奥へ進むとツアーの受付が始まっていました。

この会社だけでも大型バスが2台分。隣からは別のツアー会社も出ていて、ネス湖ツアーはかなり人気なようですね。

割り振られたバスに乗り、間もなく出発です。

女性の運転手さんがガイドを兼ねていて、道行きに因んだ歴史などの話をしてくれます。

暫く続いたエディンバラの町並みはいつしか麦畑や牧草地に変わり、

遠くに見えるのは有名なスターリング城/Stirling Castle。運転手さんの解説も俄かに熱を帯びますが、

いや、ちっちゃ∑(゚Д゚)

ちょっとくらい近くで見せてくれてもいいのにね。

と思ったら今度は伝説上の水魔ケルピー。

いや、でっか∑(゚Д゚)

スコットランドらしい茶色い水の川があったりと、車窓からだけでもそこそこスコットランドの雰囲気を楽しめます。とはいえまだここはハイランドではありません。

9:30にカランダー/Callander の町で30分休憩。駐車場までの道中、町を走りながらお勧めの朝ごはんスポットを運転手さんが教えてくれました。出発時間はこの↑時計ボードで見せてくれるので、聞き漏らしても安心です。

さて運転手さんが勧めていた店を改めてGoogleマップでチェックしてみると、断トツ評判が良いのはこちらのMhor Bread & Store というパン屋さん。調べている間に出遅れて、既に行列ができていますね。

とりあえず行列の最後尾に付いて、少し列が進むと並んでいるパンが見えてきました。

ほぉ、これは美味そうじゃないですか!

ほほおぅ!

どれも旨そうで迷いますね。

甘いのも色々あって目移りします。

仕方ないので甘いのは見なかった事にして無理やり選択肢を狭めます。となるとやはりサンドイッチが一つと、あとはスコーンか。

何気にイギリス来てまだ食べてないですし。

スコーンの隣の大きなパンがとてつもなく旨そうなんですけどね。明朝からロンドンへ移動なので大きすぎるのはやめておきましょう。

さて、チーズとフルーツのスコーンは後でお腹が空いたら食べることにして、

まずはこちらのサンドイッチ。ビーフとチーズが入っているのですが、

やばい、これ想像を超えて激旨です!

サンドイッチとしては勿論、バリっとした皮に旨味の濃いパンそのものが素晴らしく美味しいのです。よく噛んで味わって食べていたら、半分残してもう集合時間。残りは後でゆっくり食べましょう。因みにスコーンの方もそこそこおいしかったですが、やはりお店で温かいのにクロテッドクリームを塗って食べるのには敵いませんでした。

ハイランドらしい景色が美しいグレンコー/Glencoe。

慌ただしい朝ごはんになったけれど、バスは間もなくハイランド地方へと入り、運転手さんから

この坂からハイランドよ!皆いい?フ〜!

と謎のテンションで急坂を降ります。でも確かにハイランド地方に入ってからの景色はひと味ちがって、

なにやらハリポタに関係があるらしい橋を見たと思ったら、

あとはもう延々と手付かずの大自然。

水と緑、丘陵のカーブが織りなす景色が素晴らしく美しいのです。

「いいな、いいな」と車窓に齧り付いていると正午少し前にグレンコーのビューポイントで停車。

車窓から見ていた美しい丘陵が目の前に広がります。

夏場のいまでも涼しくて、冬は大層厳しいのだろうと想像できる湿った大地。

アイラ島と違い海の気配はないものの、やはりピート(泥炭)がたくさん取れそうな雰囲気です。

ここでの滞在はたった10分。移動距離が長いツアーなので仕方ないけれど、もう少しハイランドの美しい景色をじっくり堪能したかったですね。

果たしてネッシーは見れるのか⁉︎

ネス湖の畔の町に着いたのが13:40頃。この日は混んでいたようで、中心部の駐車場から少し離れた場所で下されました。

朝チェックインした時に選んだ昼食を手渡されて、ここからは自由行動です。ネス湖クルーズはオプションと聞いていたけれど、どうやら自分で船乗り場に行ってチケットを買うようです。

ネス湖クルーズは14時からですよ!

運転手のお姉さんから説明があったけど、これまた時間がないですね。

仕方ないので歩きながら配給のお昼、フムスサンドとポテチを食べましょう。

うへぇ、不味い•••。

パクパイプを吹いている人がいたり、正しく観光地な雰囲気の町を素通りし、

急ぎ足で教えられた船乗り場へ向かいます。

おお、ここですね。あれがネス湖クルーズの船のようです。

大人料金は19£(3469円)。チケットを買う頃には乗船を開始していて、ゆっくりトイレなんて行ってたら乗り逃す所でした。

ギリギリで2階デッキの湖を見やすい端席を確保できたけれど、これ真ん中の席だとあまり楽しめないですよね。

クルーズは約45分間。ネス湖の真ん中辺りまで進んで、適当な所で折り返してくる感じです。特に湖畔に見所がある訳ではなくて、

ひたすらネッシーを探すのみ。

船内には魚群探知機の映像がモニターに映っています。クルーの一人がマイクを使ってネッシーにまつわる話をあれこれ。

そちらに耳を傾けながら、目はひたすら湖面に走らせ続けます。

時々パシャリと音がしたり、上の写真のような小さな飛沫は所々で上がっているけれど、さすがにネッシーは簡単に現れないですね。

いつしかクルーの解説はネス湖の生態系の話に移り、乗客の視線も湖面から離れる時間が増えている気がします。

ちょっと皆んな、集中力が切れてますよ!

既に折り返しを済ませて港へと帰る途中、ほとんど諦めかけた所でそれは現れました。

ちょっと待って。

あそこに見えるのは何ですか⁉︎

ちょうどデッキからは死角に近い角度なので、誰も気づかず船内は平穏そのもの。一人騒いで間違いだったら恥ずかしいので、近づいてアップで写真に撮ってみましょう。

こ、これはまさしく!!!

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なーんてね。これは窓にプリントされているネッシーイラストで、ここで記念撮影するのが定番になっているのです。

※ネス湖クルーズはここ↓から出発します。

ウイスキーアイスでツアーを締めくくる。

クルーズから戻ってくると、バスの出発時刻まではそれほど時間がありません。

駐車場近くの有料トイレに行ったらコインしか使えなくて、慌てて土産物屋で買い物してコインを確保。駆け足でバスまで戻り、ひたすら慌ただしいツアーです。

再びハイランドの地を走り、来た時とは違うルートでエディンバラへ帰ります。

途中なにかモニュメントのある丘で10分休憩。特に景色が良いわけでもなく、ふむむ何でしょうね。

往路よりも景色は単調で、時々通り過ぎる町の雰囲気が唯一の楽しみ。蒸溜所なんかも通りかかって、レンタカーで自力で来たらもっと色々楽しめたのにと少し寂しく感じます。

最後の立ち寄りはピトロクリー/Pitlochry という町で30分休憩。町並みも美しく散歩するだけでも気分が良いですが、ここで皆んな立ち寄るのが、

このアイスクリーム屋さん。エドラダワー/Edradour というハイランド地方のシングルモルト・ウイスキーを使ったアイスが食べられるのです。

コーンの種類が選べて値段も違うようでして、控えをなくしてしまったけれど確か普通のより1£くらい高かったはず。

ですがその味はしっかりとウイスキーの風味が利いていて、なかなかに本格的。スコットランドらしい締め括りになって、満足してツアーを終えたのでした。

次回はエディンバラからロンドンへ。鉄道を使えば速くて快適なのですが、安さに釣られてバスでの長時間移動です。到着してまずはローカルなパブで一杯やってきました!


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