8月3日の木曜日。ユーコン川渡の最終日はお昼過ぎにはカヌーを降りて、お迎えの車でホワイトハースまで帰る日程です。名残惜しくもあっという間の最終日ですが、
最後の最後にパイクを釣ることができました!
今回はユーコン旅を終えて、翌朝アメリカに向けて発つ所まで書きたいと思います。
※文中のレート換算はバンクーバーで実際にセディナカードを使い調達したレートを四捨五入して、1カナダドル(CAD)=106.8円で記載しています。
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朝ごはんを食べて最後の川旅へ!
7:30に目が覚めて、ユーコン川を見ながらゆっくりとコーヒーを飲みます。もう5日目なのですが、毎度毎度とても贅沢で素敵な時間です。
グ〜とお腹がなって料理の様子を見に行くと、
ベーコンが美味そうな音を立てています。
焚火の上でベーグルを焼いて、
フルーツに卵。今日もボリュームのある、おいしい朝ごはんです。
ベーグルにはクリームチーズとピーナッツバター。たっぷり塗っていただきます。
昨日の残りのお米も焼きおにぎりにしてくれました。お腹いっぱいになった所でテントを片して出発準備。
10時になってカヌーに乗り込みます。
今日も相方はA さんでわたしが前。慣れてきて余裕が出たのもあるけれど、やはり最終日だからかいつもよりゆっくりペースで進みます。
漕ぐのをやめて、後ろの荷物に身体を預け、足を伸ばしてみたり。初日なんかカチンコチンに緊張し、船が揺れるたびにビクビクしてましたもんね。5日間でそれなりに成長したような気がします。
昨日に引き続いて、こっそりグビリ。もうユーコン旅も終わっちゃうんだねぇ。そんな事を考えると名残惜しく、そうなると途端に時間の過ぎるのが早く感じます。
12:45、今回のゴール地点であるリトルサーモンのすぐ手前、淀みがある場所で最後の釣りチャレンジです。
まわりは次々釣れてるけれど•••。
ここはパイクが狙える場所で、まだ釣れてないから今日こそは!欲をかいてギラギラしながらキャストし続けますが、なかなかヒットしません。するとすぐ近くで釣っていたHさん、Mさん、相方のAさんと皆さん次々パイクを仕留めていきます。わたしはというとその間盛大に根掛かりし、挙句にリールのハンドルが折れてしまう痛感の事態。見かねた釣り師のO師匠が竿を貸してくれて、投げる場所から竿の動かし方まで事細かにつきっきりの指導。もう殆どですね、
クレーンゲームのマシンと化して、Oさんに操作して貰ってるレベル。
でもですね、そうして言われるがママに竿を動かしていると、
釣れた!釣れました!!!
75cmくらいの中々良い型のパイクです。もう食べるタイミングはないので泣く泣くリリースし、先に行ってしまった皆を慌てて追いかけます。
13:30、リトルサーモンに到着。最後はバタバタして情緒も何もありませんが、曲がりなりにもパイクを釣れて大満足。2日目の朝にグレイリングも釣っていますからね、ユーコンの2大魚種制覇で思い残すこともありません。ユーコン4泊5日、完璧に堪能させていただきました!
ホワイトホースでさよならディナー。
リトルサーモンにはカヌーピープルから迎えの車が到着していて、協力してカヌーと荷物を積み込みます。
がっつりカヌーが積める仕様。かっこいいですね。
バンに乗り込み、ホワイトホースに向けて出発です。
途中でユーコン川が現れると、毎日そこを漕いでいたのに、やはり食い入るように見入ってしまいます。うん、やっぱもう一度。今度はソロでもっと下流のカーマックスかドーソンまで下ってみたいですね。
途中のドライブインのようなお店でお昼休憩。この日はお店は営業していなくて、
屋外のテーブルを借りてガイドSさんが用意していたパスタをいただきます。再びバンに乗り、そこからはもううつらうつら。気がつくとホワイトホースが目の前でした。
一旦ホテルにチェックインして久々のシャワー。熱い湯を存分に味わって、夕食は初日と同じ店にやって来ました。
無事の帰着を祝して、ユーコン・ゴールドの生ビールで乾杯!ほんの5日前ここに来た時は、お互い知らない人同士だったのが嘘のよう。素晴らしい体験を共有し、不思議な仲間意識を感じます。
前回バックリブを食べたので、今回はミートボール・スパゲッティをチョイス。日本なら2人前を余裕で越えるボリュームで、これにガーリックトーストも付くのです。料理を食べながら、Sさんの撮った写真のスライド上映会。ここ数日のことながら「こんな事あったね」と懐かしく盛り上がります。
食事会を終えて、Aさんとスーパーへ。
明日の朝食と、ユーコン土産に紅鮭の缶詰を購入しました。
だだっ広い店内はさすがカナダらしい雰囲気ですが、値段の方はなかなかお高め。
歩いて宿まで戻り明日の出発に向けて荷物をパッキングします。ホテルのバーへ飲みに行く人たちもいたけれど、わたしは22時には床につき翌朝の早い出発に備えます。
明けて翌朝は、5時に起きて5:50チェックアウト。同じタイミングのHさんと一緒に、ガイドのSさんに空港まで送って貰います。
6時には空港に着き、長い行列に並びます。SさんHさんとお別れし、7時発のビクトリア経由バンクーバー行きの飛行機へ。
ユーコンの大自然を眼下にバンクーバーへ到着し、そこでまた乗り換えて一気にサンフランシスコへ。今回のカナダはユーコン以外は殆ど素通りになってしまいましたが、またいつかゆっくり来ると致しましょう。
次回からはアメリカ編が始まります。レンタカーを50日間借りて、西から東へのアメリカ横断を決行するのですが、まずは出発前にサンフランシスコで4泊ほど。観光もそこそこに、サンフランシスコ名物を食べ歩く日々です。
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