こんにちは、ミャーです。ブログはようやくバガンからマンダレーに行く所ですが、リアルタイムの旅はその後、ベトナムのホーチミン、カントーを経て、本日カンボジアのカンポットへ移動中!カンボジアも初めての国なので、アンコールワットで世界三大仏教遺跡のコンプリートとともに、
どんなカンボジア料理に出会えるのかが楽しみです!
さて、マンダレーへの移動ですが、前回書いた通りバスなら5~6時間、飛行機なら30分で着いてしまう所を船で12時間。値段もバスなら9k(639円)程度で行ける所を32USD(約3500円)もかかるわけですが、
それでも楽しい船旅!
の魅力を、今回少しでもお伝えできればと思います。
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朝陽も夕陽も両方楽しめる!
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今回、ネットで見つけたアライアンス・ミャンマー・リバークルーズ/Alliance Myanmar River Cruise という会社に、オフィシャルHP経由で予約を入れていたのですが、前日になってメールが入り、
機材不良で別の会社へ振り替えさせてください。差額5USDはお返しします。
とのこと。37USDが32USDと安くなり、スケジュールは変わらず朝5:30に出発し、10 時間の船旅です。
Alliance Myanmar River Cruise のHP
※以下、船旅の内容は振替先のエヌマイカ・クルーズ/N Mai Hka Cruise のものとなります。
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5時迄にチェックインするよう言われており、早朝のタクシーを宿に手配してもらって、ニャンウー・ジェッティ(ジェッティは船着場のこと)へ。
↑ニャンウー・ジェッティとしてgoogle mapに登録がありません。乗る船会社に確認するのが確実ですが、大体この辺りに集まっています。
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まだ暗い中、船内に席を確保してうとうとしていると、客が全員揃ったのか、予定より早く出航しました。通常であれば、
こんな早くから出発なんて勘弁してくれ。
と言いたい所ですが、今回は違います。なぜなら、
お金を払ってでも見たい、エーヤワディー川の日の出が船の上から見られるからです。
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船には冷房のきいた室内席とデッキがあって、行き来自由。明るくなり始めたところでデッキに移動します。
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オレンジに染まった空を映す川面と、それをかき分けて進む船。ボボボボボと、長閑なエンジン音だけが聞こえます。
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ゆっくり登る太陽を、デッキチェアに寝そべりながら鑑賞。
ああ、なんて贅沢な時間でしょう。
5時半出航、夕方の5時半到着なので、ちょうど朝陽も夕陽も楽しめてしまえる実はオトクなプランなのです。
※マンダレーからバガンに行く場合は、川を下るのでもう少し早く着くようです。その分、観光オプションを充実させている様子。
朝昼ごはんにオヤツ付き!川の上のリゾートを満喫します。
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朝陽が登りきって、ふぅとひと息ついたところで、朝食タイム。
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トーストにゆで卵、バナナに紅茶かコーヒーというシンプルなものですが、
川風のそよぐ船上でのごはんが、不味いわけがありません。
海と違って揺れもないので、落ち着いて食べることができます。
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朝が早かったので、朝食を終えたら室内に入ってひと眠り。涼しいし、ガラガラだし、椅子はかなり倒せるしで、バスで寝れない私でも充分しっかり眠れます。室内にいても、ごはんの時は呼びに来てくれるので、安心です。
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お昼は4種類の簡単なビュッフェ形式。おかわり出来る量がありました。
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午後にはお茶の時間もあって、
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ヤシ糖のかかったミャンマー式ドーナツをいただきました。10 時間も船内にいるので、これを移動と考えると長いなぁと思うのですが、
リバーリゾートと考えたら、何も文句はありません。
そもそもリゾートって、「何もしない贅沢」を求めて行く所があると思うのですが、リバーサイドリゾートだってあるのに、
ここは川の上のリゾート。
欧米人のお客さんが多かったけれど、皆んな本を読んだり、ぼーっと川を眺めたりしながらもその表情はやわらかく、心から寛いでいるようでした。
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iPhoneのカメラだと上手く写せないけれど、川岸の熱帯植物が異国情緒を掻き立てるし、
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観光地だけじゃなく、国中にパゴダがあるミャンマーを実感できるし、
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移り変わる空の表情を見ているだけでも楽しいのです。
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リゾート気分なら、もちろんビールも!
別料金(2.5k =178円)ですが、しっかり冷えたミャンマービールをデッキでぐびり。一定の船足で進む船上は、常に心地よい風が吹いているのですが、
頬をなでるその強さがもう、測ったかのように絶妙!
飽きれば場所を変える自由はあるし、身動き取れずにじっと待つバスや飛行機とは、時間の経ち方が全く違うのです。
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途中どこかの村に寄る観光オプション付きとあったけど、今回は振り替えだからかスルーして、まっすぐマンダレーを目指します。寄ってもたぶんお土産攻撃なので、正直その方がありがたい。
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朝陽とはまた違った、夕陽の情緒を楽しんだら、間もなくマンダレーへ到着の時間です。
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名残惜しいですが、川から上陸して新しい土地へ足を踏み入れる気分もまた、船旅の楽しさ。マンダレーの船着場は街中から少し離れているので、グラブで迎えに来てもらいました。
↓バガンからの船が着いた場所はここです。
マンダレーでグラブを開いて驚いたのが、グラブカーとグラブバイクの他に表示されたトゥクトゥクのイラスト。
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呼んでみたら本当にトゥクトゥクでした。値段は車とバイクの中間で、
荷物は載るしバイクより寛げるし、これはいい!
バガンはグラブが使えなかったけれど、マンダレーではかなり浸透しているようです。王宮の南向かいにあるホステルまで、2.7k(192円)で到着しました。
マンダレー2泊の宿は、マンション・ホステル・マンダレー/Mansion Hostel Mandalay。
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マンダレーには2泊だけなので、久々のドミトリー泊にしました。
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5ベッドの部屋で、比較的静かで清潔。スタッフも皆んなにこやかで対応も素早い。2泊朝食付きで2113円でした。翌々日の空港への移動の手配をお願いして部屋でひと休みしながら、同部屋で知り合った、
バリ島から来ているグデと情報交換。
彼は明日バガンへ発つのでその情報、私は彼からマンダレーの美味しい店情報をゲットして、早速彼がマンダレーで一番美味しかったという店へ行くことにしました。
ミーハーだけど確かに美味かった、ミンガラバー/Mingalabar。
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バリ人のグデが「マンダレーで一番美味かった!」というミンガラバー。そんな良い店をどうして知ったのか聞いてみたら、「うん、トリップアドバイザーで1位の店なんだ!」
このミーハー君め。
情報の重みがだいぶ無くなりましたが、美味いものが沢山あるバリの人が言うのだから、行ってみましょう。宿から歩いて向かったのですが、
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マンダレーにはこんな店や、
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こんな装飾があったりして、
すげー、都会だぁ。
バガンから来たお上りさんみたいですが、実際ヤンゴンに比べても洒落たお店率が高い印象です。ミンガラバーという店名も、
Helloのミャンマー語「ミンガラーバー」と酒場のバーをかけたという垢抜けぶり!
嘘です。マンダレー一番の店がそんな安直でいいのかと思いますが、まあいいか。
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メニューもミャンマーで初めて見る、
ちゃんとデザインされたメニューブック!
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「ミャンマー料理でオススメは?」と聞いて、ミャンマーカレーと答えられるのはいつもの通りですが、
そのミャンマーカレーの種類が豊富!
しかも人気メニューには「Best Seller 」なんて刻印まで押しちゃって、すごい分かりやすいのです。そのベストセラーの中から、Tenderized Mutton with Chickpea をチョイス。
羊もヒヨコ豆も大好物なので、もうこの時点でトキメキます。
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いつもの酸っぱいスープに、
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ごはんは好きなだけ。
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食べきれない量の生野菜に、
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副菜もたくさん。
うーむ、やはり正しくミャンマーカレー・スタイルです。
ミャンマーの人たちは「腹も減ったし、ちょっとカレーでも腹に入れておくか」っていうのは無いのでしょうかね。
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とはいえこのお店、さすがバリ人絶賛だけあって、どの料理も美味しい!
マトンは臭みが一切なく、柔らかく煮込まれ、
副菜のミャンマー式肉ジャガが、クリーミーで旨い。生野菜に漬けるガピも発酵臭抑えめで、食べ易いのです。
たぶん高レベルで外国人向けに味を調整している
ということなのでしょう。
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思わずデザートまで頼んでしまいました。Myanmar Dessert with Jaggery Syrup (Serverd with Ice) という正体不明のメニュー名ですが、
デザートらしからぬ見た目に惹かれました。
ヤシ糖シロップに、チュルチュルとかクニクニとか、色んなものが入ってるのですが、
漢方っぽくてちょっと苦手。
今回は勘が外れました。
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マンダレービールまで飲んで、お会計はトータル10.5k(746円)。
観光客価格だけど、それでもお値打ち!
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トリップアドバイザー1位にして、バリ人グデ絶賛のお店は、確かに美味かったです。
次回予告
今回は川の船旅の魅力を思い入れたっぷりにお届けしましたが、昨年行ったラオスの船旅もすごく良かったです。フエサイからルアンパバーンまでメコン川を下る、1泊2日のスローボート。
よりまったり過ごせる贅沢な旅でオススメです。
さて実質1日しかないマンダレー滞在。ゆっくりしようかと思いながら、なんだかんだと色々回ってきました。
次回、マンダレー1日観光と絶品モツ串の巻
です。
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