日本への一時帰国。大阪・四国の寄り道も楽しんで、ようやく家に帰ってきました!いい加減胃袋を休めて摂生しないといけないし、
溜まった料理欲との兼ね合いが悩ましいところです。
さて、ブログはバングラディシュ・ダッカからネパール・カトマンズへの移動です。2時間半の短距離フライトを終えて降り立ったカトマンズは、
めちゃくちゃ寒かった!
カトマンズの空港でのアライバルビザ取得やATM事情、現地SIM情報も書きたいと思います。
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シャージャラル国際空港のMTB AIR LOUNGE が超絶おすすめ!
2020年1月21日火曜日。10時半のフライトに余裕を持って、朝7時にホテルを出ます。UBER のブッキングがうまくいかないダッカなので、流しのオートリクシャーと交渉して、オールドダッカから空港へは40分 500タカ( 650円)。
あれ、UBERより安い。
相場を把握する為に、UBERでチェックした料金は750タカだったのです。こんなこともあるんですね。
国際空港なのに英語表示が少なくて分かりづらいのですが、人に聞き聞きビーマン・バングラディシュ航空にチェックイン。出発までは時間があるので、プライオリティ・パスを使えるラウンジを探します。
ラウンジの案内に従って、エレベーターで2階へ上がると、
SKY LOUNGE が見つかりました。ネットに情報が出ていたプライオリティ・パスを使える場所です。中に入る前に写真を撮っていると、バリっとしたスーツの男性がツカツカと歩み寄ってきました。
ミスター、プライオリティ・パスをお使いですか?良かったら我々のラウンジへご案内しますよ。
空港ラウンジの客引きなんて聞いたことがありませんが、空港内でボッタクリや詐欺というのも考えづらい。「なんでこんなことしてるの」と聞いてみると、
私どものラウンジはまだ新しく、皆さんご存知ないのですよ。だからそうしてお声かけしているのです。
歩きながら説明を聞くと、ラウンジにはシャワーやマッサージチェアもあり、
なんと料理はウェスティンのケータリングと言うじゃないですか!
「ホントにお金かからないよね」と念を押して中に入りました。
さすが新しくできたラウンジ、デザインも素敵です。
大きくはないけれど、長時間寛げる椅子とゆったり取られたスペース。そしてこちらが、
ウェスティンの料理!
奥のステンレスに収まっているのが暖かいので、バングラディシュ料理中心。手前の料理台はパンやペストリー、サラダなどです。
久々に自分で料理を選び放題という状況に、テンションが上がります。料理の名前が英語で書かれているのも助かります。
欲張って、並んでいる全てのバングラディシュ料金を盛り付けて席へ。チキンとビーフのブナ/Bhuna は、それぞれのお肉がとても柔らか。スパイシーでコクがあって、
これは旨い!
ブナというのは、ベンガル発祥の高温で炒めて作る汁気の少ないカレーだそうです。
これを、少し固めでモチっとしたパラタ/Paratha で挟んで食べると、
噛むほど美味しくてびっくり。
チキンソーセージはまずまず。人参のハルヴァ(Halva。ここではHalwa と表記していた)は、中東や中央アジア、ヨーロッパなどで広く食べられているお菓子。ナッツや砂糖を油脂とともに固めたレンガ状のもののイメージですが、バングラディシュでは人参を使うかなり独特なもの。
見た目は沖縄料理の人参のシリシリみたい。
でも食べるとアーモンドのきいた甘いお菓子で、後引く美味しさなのです。もうひと皿お代わりして、お腹いっぱい大満足でした!
トイレにはおしぼりがあるし、
シャワールーム完備、
マッサージチェアの個室があって15分か20分使えるのですが、
これがかなり優秀!
何年か前に日本でマッサージチェアを調べたことがあるのですが、その時のウン十万円クラスの機々より気持ち良いのです。プライオリティ・パスをお持ちの方は、ダッカ出発はぜひ、早めに空港へ行ってMTB AIR LOUNGE を利用することをお勧めします!
悪評高いビーマン・バングラディシュ航空は、1時間遅れただけで快調。
遅延常習犯で事故も起こしており、接客態度は最悪と、悪い方向で有名なビーマン・バングラディシュ航空。なぜそんなフライトを取ったかというと、
もちろん一番安いからです。
ダッカからカトマンズ、10:30出発 11:55到着予定のフライトが2720円。この時間帯のフライトで預入荷物込みなのですから、
もう落ちなきゃなんでもいい。
3時間くらい遅れてもいいですよと、寛い心で構えていたら、
なんと10時半ちょうどに動き出しました。
5分後には無事離陸もこなして、ひと安心。しかも座席は、
3列シートを独り占め。なんだなんだ、素晴らしく快適じゃないですか。
LCCじゃないので、短時間のフライトにも関わらず軽食まで出ます。ツナサンドのようなこれの味が残念なのは想定通りですが、「お飲み物は何にしますか」とと聞かずに、
問答無用でスプライトを置いていくところがお茶目ですよね。
コーラかスプライト、どちらかを貰えます。うん、悪くない。全然悪くない。だってネパールに近づいてきたら窓の外は、
この景色!
山々に抱かれたネパールへの期待が、否が応でも高まろうというものです。ここまで着いていながら、何故か上空で1時間待機旋回をしていたのですが、
こんな風景を見ていれば、退屈することもありません。
燃料切れないか心配なだけなのです。
結局到着は約1時間遅れの午後1時。着陸もなんらドラマチックな展開などなく、滑走路へするりと滑り降りたのでした。
ネパール・トリブバン空港でのアライバルビザ申請(2020年1月情報)
ビーマン・バングラディシュ航空の飛行機から降り立つと、外は冬の空気。
裸足にサンダルの違和感が半端ではありません。
旅に出て10か月、熱い国を回ってきましたが、
ついに私の夏も終わりを告げたようです。
バスに乗って少し走り、空港ビルに到着。さあ問題はネパールのアライバルビザ申請です。一応事前にネット情報は見ておいたものの、
例によって何も事前準備はしておりません。
ネパールは大丈夫な筈ですが、どんな国でも少しナーバスになりますよね。
ARRIVAL と書かれた所からビルに入ると、そこが即ビザ申請とイミグレのスペース。言葉で説明するとわかりづらいので、書いてみました。
左下の矢印からビルに入ると、右手にあるのが①申請用のマシーン。
パスポートを読み取り機にかざすと、ある程度情報を拾い上げてくれるので、あとはメルアドや電話番号などいくつかの記入事項を満たすだけ。ネパールでの滞在住所はktm(カトマンズの略)で良いとのこと。係のお姉さんがついて手助けしてくれるので安心、順番が来れば3分で終わります。
オレはメールアドレスなんて持ってない。どうすればいいんだ!
お姉さんにも無視されて困っているお父さんに同情しつつ、②の支払いカウンターへ向かいます。
アライバルビザの料金は2020年1月時点で以下の通り。
- 15日 30USD
- 30日 50USD
- 90日 125USD
最新情報はこちらで確認できます。
支払いはかなり多くの通貨に対応していますが、日本円で支払ってもお釣りは米ドルでした。うろ覚えですが、お釣りをネパールルピーで貰うこともできたかもしれません。後で計算したら、1USD≒113.6円と、厳しいレートでした。
支払いを終えると、こんな支払い証明を貰えるので、最後に③イミグレに並んで入国審査という流れです。審査に通ると、ここでパスポートにビザを貼ってくれます。順番待ちに時間を取られ、この時は全部で1時間ちょっと。ようやく、
ネパール入国!
「いつか行ってみたいな」と長年憧れていたネパールに、ついに足を踏み入れることができました。
ちなみにトリブバン空港では、イミグレの後に入国の荷物チェックがあります。くれぐれも油断なされませぬよう。
ネパールのSIMはNcellとネパールテレコム。アンナプルナ方面のトレッキングならネパールテレコムです!
トリブバン空港では、ATMは一旦到着ロビーを出ないと無いとのことで、先に現地SIMを買いに行きます。Ncell とネパールテレコム、2社のブースが並んでいるのですが、事前にネットで調べていて町でチャージしやすいというNcellを選択。でも、後日アンナプルナ方面のトレッキングに行った際、
ガイドは皆んなネパールテレコム。Ncell が使えない山の中でも、バンバン電波飛んでいました。
エベレスト方面はどうかわかりませんが、山に行くならネパールテレコムの方が良さそうです。
Ncell のプランはこんな感じ。3週間滞在するので、30日16GB1200ネパールルピーのものを選択しました。
※後ほどアコムカードで引き出した際のレートは1ネパールルピー=0.97円。ほぼ日本円と同額なので、ネパール篇では個別の日本円換算は記載しないこととします。またネパール篇で単にルピーと記載したものは、ネパールルピーのことだとご理解ください。
ルピーがないので米ドルで支払い。12USDとやはりレートは不利になりました。SIM入れ替えと開通はその場でやってくれます。山の中では使えず、ナガルコット村でも電波は極弱でしたが、それ以外はすこぶる快調でした。
ネパールのATMもアコムカードは取引不可連発。
一旦到着ロビーを屋外に出て、建物を背にして右に進んだ建物に、ATMがありました。
インド、バングラディシュと取引不可のATMが多いアコムカードですが、ネパールでも同様。空港のATMは全滅で、試しにVISAの別のクレジットカードを入れたら普通に引き出せました。
手数料不要でレートも良くて、最強の現金調達手段であるアコムカードですが、引き出しに失敗する確率も高いのが難点です。
当座の2万ルピーを引き出して、カトマンズの街で再挑戦することにしたのでした。
次回予告
空港からは交渉してタクシーで市街地へ。カトマンズでは、旅行者が集まる中心街タメル地区に宿泊です。チェックインしたホテルでエアコンの故障という不運にブルブル震えながらも、タメルの街を散策しました。そして早速、
ネパールの圧倒的な国民食事、ダルバートに挑戦!
アウトドア用品のご主人に教わった、ローカルな食堂で1食目です。
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