トルコ 中近東 旅のブログ

仙台牛タン味(⁉︎)のキョフテと悶絶レバーフライ!

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こんにちはミャーです。ラマザン(断食月)が始まって事態は予想以上に大変です。いや、物が食えないとか、水が飲めないとかそういうことじゃ無いんです。何が問題かというと、

狙ってた店が軒並み休んでる(泣)

ラマザンに合わせて長期休暇とったり改装したり。明日にはアンカラへ移動するので状況が好転すると良いのですが・・・。

さてブログは3月19日。取り敢えず6泊とっていたドミトリー宿が延泊できなかったので、ヨーロッパ側旧市街のホテルへ移動します。

※文中のレート換算は実際にアコムカードで調達したレート7.29を四捨五入して、1TL(トルコリラ)=7.3円で記載します。尚トルコはいま月単位で値段が変わるレベルのインフレ中。あくまでご参考まで。


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何故かキョフテなのに仙台牛タンの味がする⁉︎

相変わらずの霧雨でじんわり寒さが染みるので、熱々コーヒーを淹れてゆっくりしてからパッキング。キャリーケースの方は雨避けカバーを掛けて準備万端です。宿スタッフにお礼を言ってチェックアウトしました。

カドゥキョイから船に乗りカラキョイで下船。トラム(路面電車)に乗り換えれば宿の最寄りまですぐ行けるのですが、

うん腹へったね。

少し歩けばイスタンブールで最高の朝食のあの店も。他にも何軒か心当たりはあるのですが、雨だし大荷物だしちょっと面倒くさい。目視できる範囲でクチコミ評価が良い店はないかとGoogleマップを見てみると、

目の前にありました。3N Sofra Karaköyというこの店は良さそう。

店に入ると感じの良い店員さんが迎えてくれました。イスタンブールって店の接客ひとつとっても、暑苦しい親密さか、洗練された愛想の良さかで分かれる気がします。そしてエリアによって傾向がある感じがするのですが、このお店は後者の方。どことなく店も店員さんも洒落ています。

目当てのメニューがある訳ではないので、この際好きなものを頼みましょう。最近気になっているのでまずはミックス・キョフテ・プレート。トルコ朝食の定番料理メネメンにも再挑戦してみましょうか。そいう言えばトルコと言えば茄子料理なのに今まで食べていなかった。ロースト茄子のサラダというのも頼んでみましょうか。

まずは茄子。大量のヨーグルトに埋もれていますが、焼いて皮を剥いた茄子がゴロゴロ入っています。茄子の渋みがヨーグルトに奥行きを与えていて面白い味の組み立てです。なるほどなるほど。

続いてメネメン。前回食べた時はいまいちピンと来なかった料理ですが、

ほう、これは美味しい!

トマトソースと卵が渾然一体となって、まろやかな旨み。ピメント系にも瓜系にも見える細かく刻まれた緑野菜が一緒に煮込まれていて、ほろ苦さが奥行を与えているようです。前回のように卵が弱いということもなく、とても洗練された料理ですね。

続いてキョフテもやって来ました。このお店のキョフテは葉っぱ状(Yaprak)のと棒状のシシ・ケバブ式、それぞれノーマルと辛いので4種類あります。これは全部混ぜこぜのミックスプレート。まずは葉っぱの方のノーマルを食べてみると、

あれ?んんん?これ仙台で食べる牛タンじゃんか!

いや勿論ちがうんですけど、薄いのに過去イチ弾力が強いブリンとした食感。牛タンに似た強い旨みと風味。とうぜん相当に美味しいのですが、

ひき肉をどう料理したらこうなるのか想像もつきません。

エイジングでもしてるのか、そもそも使っている肉の質が違うのか・・・。他のタイプのキョフテも全部おいしかったけれど、これのインパクトが強すぎて飛んでしまいました。

キョフテを食べ進めていると「これもどうぞ~」とピラフを持ってきてくれました。何となくサービスですってニュアンスで来たけれど、ミックス・キョフテにデフォルトで付くのはメニュー見て気付いてましたからね。

盛り忘れた線も疑ってますからね。

などと思いながら一口食べてびっくり。これもメチャ旨です!米と麦とレンズ豆が入っていて、強烈に芳醇な風味が口の中に広がります。トルコのピラフは美味しいのが多いなあと改めて思ったのでした。

チャイも飲んでお会計は368TL(2686円)。軽くブランチのつもりが食べ過ぎましたね。

宿入り、そして "ちょっといい街" バクルキョイ散策

お腹も膨れて余裕ができた所で、再び重い荷物をガラガラ引いて新しい宿に向かいます。トラムの最寄り駅から徒歩5分、アーマーホテル/Armar Hotel に到着です。

チェックイン時間にはまだかなりあり、荷物だけでも預けられればと思ったのですが、

部屋は準備オーケーだよ。

快く入れてくれました。

4泊で1852TL(13,520円)だから1泊3380円。ダブルベッドと手前にシングルベッドもあって広々。エアコンもちゃんと動くし、

シャワーも広めでお湯の熱さと湯量は文句なし。スタッフの対応も良いし、これは当たりのホテルですね。

久々の個室にテンションが上がり、2段ベッドの天井に頭をぶつけることもなくゴロンゴロンとひとしきり、さて少し出かけましょうか。向かうのは観光とは無縁のバクルキョイ/Bakırköy というエリア。YouTubeの「アジアねこ散歩ch」という、今回イスタンブール情報を集めるのにすごくお世話になったチャンネルで紹介されていた町です。

宿から少し歩いたバス停で、バクルキョイ方面へ向かうバスを待ちます。

バスに乗ること30分弱でバクルキョイ到着。この辺はイスタンブールでも上位中産階級の方が多く住むエリアだそうですが、歩いている人を見ると若者も多い。活気と落ち着きが両立しているというか、洒落たカフェもあちこちにあって

ちょっと吉祥寺っぽい雰囲気を感じます。

南北を貫く広い目抜き通りが歩行者専用なのも良いですね。さてせっかく来たのですから、アジアねこ散歩chさんで紹介していたクッキーを買いましょう。Feyzala Kurabiye というお店はえーと、あったここですね。

2~3人も入ればいっぱいの小さなお店に、たくさんの種類の手作りクッキーがずらり。どれもこれも美味しそうですが何より、

1個1個がでかい!

アップル・クッキーが人気なのは調査住み。だけど他のは全然わかりません。店員の女の子とカタコト英語のやりとりをした結果、

アップル2つ、あとは10個お任せミックスで!

とりあえずアップル1つ頂きます。店の奥でおじさんが大量のリンゴを切っていましたが、自家製のリンゴ煮がたっぷりで美味しい。

それにしても何故10個と言ったのか。大きいのは分かっていたのにです。アップル含め計12個で115TL(840円)は安いですね。大きいぶん水分も持っていかれるので、食べる時は美味しい紅茶かコーヒーが必須です。

旨すぎて悶絶のエディルネ名物レバーフライをバクルキョイで。

バクルキョイの旨そうな店をチェックしていて見つけた Ciğer Ricco Edirne Tava Ciğeri というお店。店名の通りエディルネ(トルコのブルガリア国境に近い町)で食べられているタヴァ・ジエリという料理がいただけるようです。

店に入り店員さんと2、3言葉を交わし席につきます。こちらとしては「1人か?」「はい、この席いいですか?」という会話をしたつもりだったのですが、、、

はいお待ち。

いきなり料理が出てきました。どうやら「1人前でいいか?」というやり取りだったよう。

目当ての料理がきてホント良かったですよ。

さて見た目はパッとしないこの料理(失礼)、牛レバーを極薄切りにして下味を付け、衣をまぶしてフライパンで唐揚げにしたもの。下処理をかなり丁寧にやっているようで臭みが無いどころか、

甘やかでミルキーで心地よい風味が広がります。

見た目で期待値が低かったからか、食べた瞬間想像を超えた美味しさに悶絶。

これ、かなりかなーり美味しいですよ!!

どの店にもある唐辛子系のシーズニングに乾燥ハーブ(たぶんオレガノ)、そしてクミンが用意されています。それぞれ適度にふりかけると、

風味が広がりますます止まらない美味しさに。

パンに挟んでみたけれど、これは別々の方が美味しいですね。

乾燥させてカリカリに揚げた唐辛子も良いアクセント。やめられない止まらない状態で一皿5分で平らげてしまいました。お会計はアイラン(甘くないヨーグルトドリンク)と合わせて155TL(1132円)。機会があればまた食べたい料理でした。

帰りはバスではなくマルマライ鉄道とトラムで。乗り換え駅近くで他より安いジュース屋さんを発見しました。

トルコといえばでザクロジュースを飲んでみたかったんですよね。丸ごとザクロを6個も絞って30TL(219円)。飲むと口の中がギュッとなる収斂味が沁みる〜。

次回は伝統的なケバブを出すという高級店の恐るべき実力、イスタンブール観光の定番ボスポラス海峡ツアーとロカンタの名店再び!です。


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