夜も早い時間に寝落ちして、約12時間も熟睡できたので2日目は朝から絶好調。となると考えるのは朝メシですね。トルコの定番朝ごはんといえば卵料理のメネメン(Menemen)。もちろん予めチェックしていた店があるので、早速向かってみました。
※文中のレート換算は実際にアコムカードで調達したレート7.29を四捨五入して、1トルコリラ(TLと略します)=7.3円で記載します。尚トルコはいま月単位で値段が変わるレベルのインフレ中。あくまでご参考まで。
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トルコ朝食の定番メネメンの勘違い。
目当ての店は宿から徒歩圏にあるMeşhur Menemenci (読み方が分かりません・・・)。どうやらベースとなるトマトソースにこだわりがあるようです。
「1人です」と席へ通してもらいメニューを見るとトルコ語オンリー。この辺は予想がついていたので、すかさず秘密兵器のGoogle翻訳アプリを起動します。
左が元のメニューで、右がGoogle翻訳の写真機能を使った結果です。色々ツッコミどころはありますが、まずまず解読できるでしょ?初メネメンなので比較的シンプルなソーセージ入りのを頼みました。
お~~見事にグチャグチャ(笑)
メネメンとはトマトベースのソースに卵を落とし、グチャグチャにかき混ぜた料理なんですね。トルコ式スクランブルエッグなんて呼ぶ人もいるようです。当然これはパンに付けたり乗せたりするんだろうと、、、
こうですね。パクリといってみると昨日に続き違和感が・・・。
ちょいこれ、卵感弱くねすか?
せっかくなら卵をもう1つ落として蓋をして半熟に火を入れて、黄身のとろ~とした所をパンに乗せてこう!などと妄想していてふと気づきました。
あれもしかして、これ卵料理じゃなくトマトソース料理なのか。
トマトのソースは比較的アッサリめ。溶け込んだ卵が酸味をマイルドにしてちゃんとおいしい。だから勝手に卵料理だと思い込むのはやめて、パンに付けるソースだと考えれば素直に楽しめるのかもです。うーむ、この辺はもう少し色んな店でメネメンを食べつけないと分かりませんね。
トルコのSIMカード値上がりすごい(泣)
さて、見事に目論見が失敗して3G回線のままのAirSimを、早いとこ現地simに変えねばなりません。きちっと調べた訳では無いのですが、トルコ通信業界においてどうやらTurk Telekomというのがドコモ的位置づけで、Turkcellというのが垢抜けた都会派っぽい。
そのイメージでいくと地方も廻る今回の旅ではTurk Telekomの方が電波範囲広そうだよねと前者を選んだものの、
それあなたの感想ですよね byひろゆき
とツッコミが入りそうな気もしますがsimはまあ、その位でいいのです。
早速Googleマップで検索して最寄りのTurk Telekomショップに行ってみると「25GBで700リラだ」と。え、5000円オーバーじゃないですか!ネットで調べてた2023年情報では350~400TLだったので
2ヶ月でほぼ2倍レベルです(泣)
とりあえず「また来るね(来ないけど)」と言って退散し、他を当たります。
Turkcellの店にも行ってみたけど逆に高くなって800TL。googleマップでTurk Telekomと検索してもsimカードを扱っていない店も多く、ハズレを引きつつ何軒かあたって見つけたのが560TL(4088円)の店。これ以上あても無く探し回る気力はないので、しゃーないここで手を打ちましょう。25GBで電話もSMSも多少使えて3ヶ月有効。使い切ったらTurk Telekomショップかアプリでパケット追加できるとのことです。まあギリ足りるかなと思ったら開通連絡のSMSが飛んできて、
ようこそ!25GBに10GBのボーナスついてるよ!!
店の兄さんからは何も説明なかったけど・・・値上げ分がチャラになったと思いましょう。
ボスポラス海峡は断然フェリーで渡る!
なんとかsimもゲットできたので、昼飯と観光のためヨーロッパ側の旧市街へ行くことに。googleマップで経路検索してみると、
お~ちゃんと日本同様に機能している!
アジア側から旧市街へ行く場合、フェリーに乗るか地下トンネルを通るマルマライ線という電車に乗るかなのですが、
初回はやっぱり断然フェリー!
カドゥキョイのバスターミナルと同じとこにあるフェリー乗り場へ向かいます。
イスタンブールではフェリーに乗るにもバスや電車、トラムに乗るのにもイスタンブールカードを使います。日本でいうSuicaやICOCAみたいなものですね。これも事前にネットで見ていたので、黄色の機械を探します。
日本語を選択できるので楽勝じゃんかとポチポチ適当に選び、クレジットカード入れる場所とか何度か間違えながら無事発券できました。よしよし次はチャージだなと再びポチポチするも「チャージできません」のエラーメッセージ。何度やっても失敗するし、急がないと船は出ちゃうし、他に係員的な人はいないのでフェリー切符売り場のおっちゃんに聞いても、
知らん。で切符買うんか?
多分そう言っているので諦めて20TL(146円)で切符を購入。出港ギリギリの船に飛び乗ったのでした。
船上でネット情報にあたり、判明した所によりますとですね、どうやら私が買ったのは
15日間フリーパス券だったもよう!
じゃあ20TLの切符いらなかったじゃんとか、どうせそんなに使わないのに勿体ないことしちゃってとか、湧いてくるネガティブ思考はなにも良い事ないのですからして、ここは逆転の発想が必要です。
嗚呼なんという豪運・・・図らずも最強のカードを手にしてしまった(フルフル・・・)
初級ダンジョンの宝箱にすごいの入ってた感覚で受け止めたいと思います。
それにしても船で渡るボスポラス海峡、
なんて素敵な。
景色を眺めているとチャイ屋さんが紅茶を売りに来たりして、8TL(58円)の渋~いチャイに砂糖を溶かして、
あぁもう、やっぱり船はいいですね。旅心がピクピクします。ヨーロッパ側旧市街に着いたらちょうど昼を回った時刻。まずはお昼を食べに行きましょう。
羊の名店でフルン・ケバブとエトゥリ・エクメキ。
フェリーを降りて歩くこと13分、Güvenç Konyalıというまたしても発音が分からないお店につきました。Konyalıはたぶんトルコ中央部にあるコンヤという町のこと。あっちの方の料理の店なのでしょう、きっと。
昼時だけど席にはそこそこ空きがあり、スムースに店内へ。この店の看板料理はフルン・ケバブという羊肉料理なのですが、メニューを見るとフルン・ケバブだけで何種類かありますね。
店員さんに聞いてみると羊肉の部位による違いだそうです。一番値段が手頃でスタンダードっぽい背肉のケバブをオーダーしました。もうひとつ店のウリなのがエトゥリ・エクメキ。これも何種類かあるので、牛挽肉のをチョイス。ドリンクは生のアイラン(ヨーグルトを水で割った甘くない飲み物)をオーダーし、さぁバッチこいです!
まずはアイランと、さほど待たずにフルン・ケバブが到着。固めのパンが上に被さって羊を隠しているじゃありませんか。いちおう提供時の写真を素早く収めてパンを剥がしてみると、
なんとも旨そうな羊肉がゴロリ。まずお肉だけ食べてみると臭みはないけど、
羊らしい風味がほわ~っと広がります。
うん美味い。とてもシンプルな味だけど、羊喰っている感が嬉しい。
野菜と一緒に食べるとさっぱりして美味しいし、テーブルにある辛いシーズニングのようなものを足すとまた味に深みが出て旨い。
うんうん、これはナカナカいけますね。と半分くらいたべ進んだところで、エトゥリ・エクメキがやって来ました。
薄焼きの生地に牛ひき肉やトマトなんかの具材を載せて釜焼きにした、ある意味ピザに近い料理。たまたま上階のトイレを借りに行ったら作っている所を見れて、
まあこんな感じでとてもシンプルな料理に見えるのですが、食べて驚きました。
えっ嘘なにこれ滅茶苦茶ウマイ!!!
何しろ先程までうんうん頷いて食べてた羊から、完全に主役を奪うくらいです。ピザハットにこれがあったら毎回これしか頼まないレベル。1人では多すぎる量だけど、休憩もはさまず一気に食べきってしまいました。お会計はサービス料が乗って405TL(2957円)、まあまあの値段だけどまた来たいお店でした。
さてまだ話は2日目のお昼ですが、だいぶ長くなってしまったので(というか力尽きたので)続きは次回。ブルーモスク、アヤソフィアを見学し、夕飯はトルコのハンバーグことキョフテにラップ式の鯖サンドです!
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