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チェンライ① やっぱり最強!衝撃のカオマンガイと名物カレーラーメン。

投稿日:2019-10-31 更新日:

チェンマイでとりあえず3泊したところで、チェンマイから北東へ180kmちょっと行ったところにある中規模都市、チェンライへの1泊旅行にヤゴウさんと出かけました。チェンライへは昨年の夏、まだ会社勤めだった頃の夏休みで1度来ていて、そのとき最終日に食べた

屋台のカオマンガイが奇跡のように美味しくて衝撃を受けました。

あれからバンコク、東京の有名店のカオマンガイ、シンガポールやマレーシアのチキンライスも色々食べて経験を積み、

改めてあのカオマンガイがどの程度美味いのかを確かめに行くのが今回の目的です。

前回は街中で食べてばかりで観光を一切しなかったのですが、今回はヤゴウさんにも行きたい所があるとのことで、短いながら密度の濃い旅になりました。


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チェンマイからチェンライへは、3時間半のバス旅。

チェンマイ・チェンライ間のバスはグリーンバス/Green Bus という会社のもの。事前にホステルのスタッフさんにグリーンバスのアプリで予約してもらっていました。予約確定の画面を印刷して持参し、当日カウンターでチケットと交換するのですが、

アプリを落として自分で予約すれば、確認画面がそのままチケットになるのでもっと楽ちん。

結局帰ってきてからダウンロードしました。バスの代金は行きが190THB( 671円)で帰りは180THB。バスの仕様によって何段階かのランクがあるようです。当日のバスは朝9時にチェンマイバスターミナル3を出発し、順調に12 時半過ぎにチェンライのバスターミナルに到着しました。

↓チェンマイのバスターミナル3はここです。

チェンライ泊はバスターミナル1近くが便利。

チェンライにはバスターミナル1と2があって、2はチェンライ郊外にある長距離バス用。チェンマイ間のバスは、街中にあるバスターミナル1発着となります。バスターミナル1に隣接してナイトマーケットがあるので、ここと新時計塔/New Clock Tower の間に宿を取っておくと何かと便利です。

※チェンライの町には新旧2つの時計塔があってややこしいのですが、北にある時計塔を旧時計塔、南にある金ピカの方を新時計塔と表記いたします。

↓チェンライのバスターミナル1はここです。

今回我々が泊まる宿はバスターミナル1から西に200mほどと至近で、すごく便利でした。

今回お世話になったスーク・カフェ&ホステル/SOOK CAFE & HOSTEL。ドミトリーで1人1泊210THB(741円)。

ベッドの写真を撮り忘れましたが、カーテンで仕切って最低限のプライバシーは確保され、同じ部屋にヤゴウさんともう1人しかいなかったので静かでよく眠れました。

共同のシャワー、トイレも清潔で、

2階には寛げる共有スペース、屋上には簡易だけどバーもあります。何よりスタッフの人たちが皆んな笑顔いっぱいで感じの良いホステルでした。

チェックイン早々、例のカオマンガイ屋台へGO!!!

今回のチェンライ訪問の目的、カオマンガイ屋台は新時計塔を200mほど西へ行ったセブンイレブンの前にあります。定休日とか営業時間とかを把握しておらず、

googlemapにも情報が殆ど載っていない

ので真っ先に確認すべくチェックイン早々に歩いて向かいました。

やってる!よかった~。

そうそう、ここです。確認したら営業時間は12:00-21:00、土曜が定休日だそうです。カオマンガイは茹で鶏と揚げ鶏、他にもいくつかメニューがあるようですが、

もうここに来たら茹で鶏のカオマンガイ1択。

それ以外のメニューは知らないけど、良いのです。ヤゴウさんにも半ば送り込みで茹で鶏のカオマンガイをオーダーしました。

先にスープが出てきました。

しっかり、たっぷり鶏の旨味が溶け出した美味しいスープです。

うん、そうそう。スープも美味しかったよねと思い出し、カオマンガイへの期待に胸がちょっとドキドキしてきました。

屋台なのにビニール手袋を使う細やかな気配りです。切って盛るだけなので提供が早いのもカオマンガイの良い所ですね。

来ました。

1年2か月ぶりの再開です!!!

まずはチキンスープで炊いたライスをひと口。

ゔっ、ゔっ・・・うまい!!!

2日前にチェンマイで食べたこってり系カオマンガイも相当美味しかったですが、それより脂分が少なくて鶏の旨味がより純粋に味わえるお米です。

続いてチキン。何もつけずにそのまま食べてみると、

うわぁ、滅茶苦茶しっとり、ふんわり。

鶏ってこんな食感になるの!?と思う柔らかさです。鶏自体の味や弾力を主張するのではなく、お米と一体となってカオマンガイというひと皿の中で調和するバランスです。ここまででもかなり美味しいオカマンガイですが、もうひとつ重要なのがナムチムと呼ばれるタレ。

タイのカオマンガイ用ナムチムは、味噌をベースにしているこってり系の味ですが、この店のは

味噌の風味を持ちながら、生姜が効いたキリっと爽やか系。

これが加わることで、お米と鶏とタレの三位一体となって、

穏やかで優しい味にピンと背骨が一本通る印象です。

テーブルの上にポットごと置いてあるので、好きなだけ使うことができますが、かけ過ぎるとタレの味に支配されてしまうので、かけ過ぎは禁物。徐々に割合を増やして

お米の鶏ダシ:タレの味の比率を徐々にタレに移していくという、緻密な作戦で臨みます。

一流の鮨職人は、お客の口の中でネタとシャリが同時に無くなるように切りつけの厚みを調整すると聞いたことがありますが、このカオマンガイも口の中でお米と鶏が同時に無くなりました。

おばちゃん、もしかしてそこまで計算してる!!!???

違うような気がします。いや、もしかしたらしているのかも。

更に加える味変要素としてこの唐辛子を漬け込んだ酢があります。これをかけると

更に旨味が複雑になって、味も引き締まるすぐれもの。

もうここまで組み合わせると、そのバランスも含めて無限に楽しむことができますね。

生の唐辛子と生姜もテーブルに置いてあるので、

あと10回くらい来ないと理想の配合には辿りつかなそう。

でもあと10回くらい来たくなる。それくらい美味しいカオマンガイだと思います。そう、検証の結果はもうお分かりの通り、

やっぱりここのカオマンガイはすごい。現時点でのマイ・ベスト・チキンライスです!

もちろん各国、各お店に目指す味の方向性があって、どれが一番と決めるのは難しく、あくまで個人の嗜好によると思いますが、

この店の良さはなんといってもバランスです。

鶏、米、タレと個々のクオリティが驚くほど高い上に、鶏とお米の食感のバランス、味噌ベースのタレのコクとキレのバランス、三位一体となったときの味のバランスが秀逸。そしてそのバランスが生むひと皿の一体感が、このカオマンガイの素晴らしさなのだと思います。

実は翌日も食べに行っちゃいました。文句を言わずに付き合ってくれたヤゴウさんに感謝です。翌日は「大盛り2つ!」とオーダーして2人で90THB。初日は何も言わずに2皿で90THB。真相はよくわからないけど、いずれにしても

1皿45THB(159円)の価値を遥かに超える逸品です。

そこまで言うほど?とお思いの皆さま、もしチェンライに行く機会があったら試して感想をお聞かせいただけると嬉しいです。いないと思いますが、この店の為だけにチェンライまで行くなどと危篤なことは、重たすぎるのでご勘弁ください(笑)

でもわたしは多分また、これを食べる為にチェンライへ行きます。

いつもよりハイテンションで書いてしまいましたが、実はこのお店は、わたしの今回の「めし旅」の方向性を決めるヒントになった経験のひとつなのです。未だに店名も分からないタイの地方の何気ない屋台で、衝撃を受けるほどの味に出会えた。世界にはまだまだ同じような未知の経験が山ほどあるに違いない。そう思って、旅を続けています。

チェンライに来たら外せない!名物カレーラーメンのラーン・ポージャイ・カオソーイガイ。

初日のカオマンガイの後、まだもう少しお腹に入りそうだねということで、近くにあるチェンライの有名店にカオソイを食べに行きました。

チェンライに来て早々のハシゴ飯です。

他のメニューも美味しそうなのですが、やっぱりこの店に来たらカオソイ/Khao Soy、チェンライやチェンマイを含むタイ北部の名物料理で、ココナッツミルクの入ったカレースープに卵麺の入った、

マレーシアで食べたカレーラクサにも似たカレーラーメンです。

チキン、海老、魚から選べて各40THB(141円)、2人ともチキンカオソイをオーダーしました。

せっかく2人いるので、ポークソーセージ40THB(141円)も試してみましょう。

カレー麺のビジュアルって、どうしてこう美味しそうなんでしょう。今写真を見ていてまた食べたくなってきました。

ココナッツミルクでマイルドな口当たりのスープは、最初辛くないのだけど、後からジワジワときて汗が止まらなくなる系。

平打ちの卵麺がやさしい味わいで、トッピングの揚げ麺との食感の対比が楽しい。これにカレースープなので美味しくないわけがなくて、

その美味しさは童心にかえる駄菓子のそれに近い気がします。

別皿でついてくる生玉ねぎ、搾菜のような発酵させた漬物と、マナオ(タイのライム)。

どれもカオソイにドンピシャに合うトッピングです。

ポークソーセージもタイらしくお米を使った何かが入っていて、安定の旨さです。

やっぱりここも美味しい、チェンライでは外せない店ですね。

前旅ではもう1軒食べ比べに行きましたが、完成度で1歩この店が上を行く感じでした。ちなみにラオスに行くと、同じカオソイという名前で、全然ちがう麺料理が出てきます。また、ミャンマーではカオスエというと麺を指すようで、色々な種類のカオスエがあるようです。

繋がっているけど少しずつ違う。食文化の面白い所です。

さて、少し長くなったので今回はここまで。次回はチェンライ初日の夕方から続きます。

次回予告

チェンライ初日の夕方、メキシコ人のマルコと北部タイ料理の良店バーラブ/BARRAB で合流。再開を喜び3人でナイトバザールへ行ってきました。翌日は再びマルコを加えて朝イチの市場見物と市場メシからスタートです。


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