アジア タイ 旅のブログ

チェンライ② 精緻な装飾に圧倒されるホワイトテンプルと、北タイ料理の良店バーラブ/Barrab。

投稿日:2019-11-01 更新日:

前回はチェンライに到着してお昼ごはんを2軒ハシゴした所で終わってしまいました。引き続き初日の午後、前旅では完全にスルーしていたチェンライで一番の観光名所、ホワイトテンプルを観に行くところから再開します!


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チェンライ郊外の観光は自力で行くことにしました。

今回のチェンライ旅は1泊だけの極短。チェンライの観光スポットは郊外に散らばっているのですが、事前にネットで調べた観光ツアーはまる1日で結構高額だったので、

チェンライについて手ごろな半日ツアーがあったら参加しようか。

と、ヤゴウさんと話していました。早速ホテル近くの旅行会社によってみると、3か所を回る半日ツアーで1人500THB(1765円)。訪れた先の入場料は別ということで、まあまあの値段です。面倒だしそれでもいっかと思っていた所、

それなら自力でグラブを使った方が自由だし安いですよ。

と旅行会社のおじさんの目の前でグラブ料金を確認したヤゴウさん。去年まで海外旅行未経験だったのに、なかなか頼れる男なのです。という訳で、お昼ご飯を終えて、グラブを呼んでホワイトテンプルへ行くのかと思いきや、

何故か成り行きでトゥクトゥクに乗って行くことに。

後でヤゴウさんがぼそっと呟いたところによると、どうやら彼はトゥクトゥクに乗ってみたかったみたい。

初めてのタイだし気持ちはわかりますよ

バスターミナル1からホワイトテンプルまで往復300THB(1059円)。値引き交渉に一切応じない強気の姿勢ですが、実はグラブとさほど変わらない料金なのでこちらが折れました。お寺に着いたら待ってるから1時間見てきていいよ~とのこと。

チェンライは日差しを避けて扇風機さえあれば快適な気候なので、風を切って走るトゥクトゥクでも快適です。

ガタガタ揺れるのと車にビュンビュン追い抜かれるのを除けばですが・・・。

14kmの道のりを25分かけてホワイトテンプルに到着しました。

チャルムチャイさんの世界観が炸裂する前衛的寺院は、今も建築中。

真っ白な建築物のお寺だからホワイトテンプルですが、正しくはワット・ローンクン/Wat Rong Khun。チャルムチャイさんというタイ人作家がデザインし1997年から建て始められたまだ新しお寺です。

入場料1人100THB(353円)を払って中に入ります。

いやもうなんだか、緻密で精細な装飾に圧倒されて、

観ているだけでチクチクしますね。

メインのこの建物に入る参道には

地獄を表現したおどろおどろしい彫刻が。

血の池地獄から救いを求める手がぐるりと取り囲んでいます。

あれ、今そこの腕うごきませんでした?

リアルで恐ろしい地獄ゾーンを抜けて進むと、

秀麗な建物に辿り着きます。この中は撮影禁止ということで、写真はありません。行ってみてのお楽しみですね。

既によく覚えていないけど(爆)

建物を出て再びチクチクゾーンです。

このチクチク天井の下に続く道を奥へ進みます。

岩と滝に配置された無数の鐘。おそらく深-い意味があるのだと思いますが、

とりあえず何個か鳴らしてみました。いい音しますよ。

このゾーンには可愛い系のキャラや

どこかで見た系のキャラが隠れていて、

チクチクしていた心を和ませてくれます。

鐘と滝ゾーンの脇には、大木に趺坐しているのはお釈迦様でしょうか。ここだけ世界観が違い、自然と調和した感じが雰囲気あります。

白ピカな世界ですが、脇には金ピカも建築中。中にはもう入ることができて、チャルムチャイさんの作品展示室になっています。

もうひとつの展示室前に立っているチャルムチャイさん。これだけ荘厳なものを作っておいて、

製作者本人が等身大ボードってどうなの?

そのポーズにもひと言いいたくなりますが、建物も作品も見応えのある、さすがチェンライ1番の観光名所でした。

それにしても暑っい!!!

日差しを遮るものが無い中を歩くので、北の町チェンライとはいえ熱中症には要注意です。トゥクトゥクおじさんが待ってくれる1時間ギリギリまで、冷房の効いた室内でフルーツジュースを飲んで回復を図りました。

北部タイ料理を知るのにうってつけなレストラン、バーラブ/Barrab でマルコと再会!

チェンマイのホステルで仲良くなったメキシコ人のマルコ。同じ1泊だけの日程でチェンライに来ていたのですが、

色々見て回りたいからバイクを借りて動くよ。

ということでここまでは別行動。夕方に「このレストラン行くけどマルコも来る?」とインスタでメッセージを送ると「行くよー!」と帰ってきて、お店で再会しました。

店へ向かう途中に、旧時計塔前のチェンライ市営市場を通っていきます。建物内のお店は閉まっていますが、それを囲む場外は開いていて、夜になるというのにまだ大量の生鮮食品が並んでいました。

明日の朝、改めて市場には来る予定なので今回は前を通るだけ。

ちょっと後ろ髪をひかれるけど、マルコを待たせているので先を急ぎます。

市街北西部にあるワット・プラケオというお寺の裏、細い路地を入ったところに目的の店バーラブ/Barrab があります。実はこのお店も昨年の前旅で来ていた店のひとつ。

席に着くと女将さんが現れ、メニューを渡されて、

皆さんはこのお店は初めてですか?

と聞かれます。初めてですというと、メニューの何番から何番が北部タイの郷土料理で、何番から何番は今の季節の料理で~と説明をしてくれます。マルコとヤゴウさんが初めてなのでひと通り説明をしてもらいましたが、私が昨年の夏の来たことを伝えるとあとで、

あぁ思い出した。お1人でこの席に座ってましたよね?

すごい記憶力です。

たぶん1人で来て、

この店の看板猫をいじり倒してた変な日本人

として憶えられていたのでしょう。この子、尻尾の模様がかわいいのですよ。因みにチェンライには猫カフェもあって、

街の規模のわりに猫度が高いのです。

土地の料理を知ってもらいたいという思いでやっているお店だということで、質問すれば料理についてしっかり教えてくれるし、お奨めを聞いたら適切に提案をしてくれるので、

北部タイ料理について知りたいなら是非訪れたいお店です。

ヤゴウさんは飲まないということで、マルコとチャーンビールで乾杯。すかさずカットライムをオーダーしてビールに絞り入れるマルコ。

やっぱりメキシコ人はそうなのか!

「日本でもコロナを飲むときはボトルにライムを入れるよ」と言うと、「メキシコでは果汁だけ絞って実は入れないんだよ」と教えてくれました。

そうだったのか!

真似してみたら、チャーンビールも結構ライムに合います。いけるいける。

さて料理の1品目はわたしがオーダーしたゲーン・ハンレー。北部タイの名物カレーで、辛さは殆どなくてブツ切りにした豚の塊肉が入ったコク深いカレーです。

こってり濃厚だけど生姜が効いて味が締まり、美味しいのです。

こちらはお店のお奨めで、その名もバーラブ。店名と同じ名前でメニューの1番目に書かれているので、やはりこれが看板料理なのでしょう。こっくり味を含めてポロポロになった豚ひき肉を、野菜で巻いて食べる料理です。

瑞々しい野菜にお肉を巻いて、旨くないわけがない!

これはビールにぴったりの料理ですよ。ただしかなり辛いので、お気をつけください。

最後はヤゴウさんオーダーのタイ式炒飯。北部タイ料理コンセプトの店で、まったく関係ないものをぶち込んでくるあたり、

空気を読むように見えて意外と自分に正直な男です。

なんて思って食べたこの炒飯が、

かなり美味しい!!!

アジアに多いパサパサ系じゃなくて、日本の炒飯に近いふっくら系のお米に、おそらくオイスターソースが効いていて、ツマミにもできちゃいます。さて、3人で3皿だけですが、米ものが2皿もあったので十分満腹。飲み物を入れて3人で615THB(2171円)、1人当たり724円でした。

ナイトバザールの屋台ゾーンは鍋料理が中心。

夕食のあとは再びマルコも一緒に、チェンライのナイトバザールへ。チェンライでは毎週土曜に、旧時計塔前の東西の道を歩行者天国にしてサタデイ・ナイト・マーケットが開かれるのですが、

昨年行ったときは大量の食べもの屋台に加えて、来ている地元の人が本当に楽しんでいてワクワクしたのを覚えています。

残念ながら今回はタイミングが合わず、毎夜バスターミナル1の周りで営業しているナイトバザールへ。

チェンライ周辺の少数民族手作りの服や靴、雑貨を売る店が多いのですが、

値段は結構高い。

ヤゴウさんが、サブバッグを買いたいとのことで、地元メキシコで値切り倒しているマルコが交渉したけれど、値引きに応じるのも5%がせいぜい。翌日行った少数民族村では似たものが半額以下で買えました。

食べものの店はこの区画に集中していて、中心に共用の席が大量にならび、周囲を屋台が囲む

シンガポールやマレーシアのホーカーのようなスタイルです。

色々なお店が出ていますが、数が多いのは鍋料理の店。先ほどの服や雑貨とちがって、こっちは割安感がすごくて、

こんなシーフードやお肉てんこ盛りの大皿が200~300THB(706~1059円)で買えたりします。

うーむ、こっちで鍋をつつきながらビールをぐびぐび

なんていうのもやりたかったな、と思いながら軽くビールを飲んでこの日は終了しました。

1個10THB(35円)のちっちゃいココナッツアイスも、結構おいしいです。

次回予告

チェンライ2日目、再びマルコと会って市営市場で市場メシの朝ごはん。その後はヤゴウさんと、ブルーテンプルから首長族の村へと観光巡り。最後はマッサージに床屋まで行って、充実のチェンライになりました。


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