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台湾11日目:台湾最後の町、高雄へ! 2019.5.4

投稿日:2019-05-09 更新日:

台南4泊も終わり、今日は昼から高雄に向かいます。台南最後の朝ごはんは、行き逃していたこちら。

台湾37食目:葉家小巻米粉「イカビーフンとイカのたまご」

台南では昔から食べられ愛されているという「イカビーフン」の美味しいというお店です。

メニューはこれだけ。イカビーフン小巻米粉と、ビーフンが入っていないスープ、それとイカのたまご小巻蛋。オーダーすると、店のかあさんが、スープとビーフンの入った大鍋にイカを入れて、絶妙な火入れで出してくれます。

平たい大鍋っていうのは、食材がはっきり見えるし湯気がもうもうと立って、食欲がわきますね。

料理につきっきりで忙しく働く母さんの後ろで、さぼるふたり。働きなさい。

小巻米粉と小巻蛋で150NT$(544円)。

もっのすごーくシンプル!

スープは少し甘めで、雑味のない透き通った味。ビーフンはちょっと太めでプリプリしてるけど、歯をあてるとほろっと崩れる。

そしてイカの絶妙な茹で加減。

完全に茹できる一歩手前で引き上げているので、ぶりんぶりんの食感です。

イカのたまごは、初めて食べたけどタラコがぎゅっと詰まったような食感。味はさほど強くないので醤油につけて食べました。煮含めて酒のアテにしたらすごく良さそう。

扱うメニューを絞ってシンプルにして、その分料理と真摯に向き合う。こういう店って、いいですね。

これはまた別の店ですが、こんな風景が街中のあちこちに。

朝から料理を作っている人がいて、食べている人がいて、道を歩いているとそれを全部見ることができて、

そんな情景がもっと日本にも増えたらいいのに、と思いました。

交通系ICカードで特急に乗ってみる。

さて、いよいよ台湾最後の地、高雄へ移動します。高鐵(新幹線)よりも台鐵(在来線鉄道)が便利で、しかも交通系ICカードを使うと超オトクに乗れるという情報をキャッチして、試してみました。台鐵の台南・高雄間の電車は3種類あります。

普通電車(區間車)・・・1時間、68NT$
急行(莒光)・・・約50分、82NT$
特急(自強)・・・約40分、106NT$

ふつうは台鐵のHPで時刻表を調べて、事前にネット予約とかしておくとバッチリなのですが、そういうのが段々めんどくさくなり、とりあえず駅へ。

南下する電車はどれも高雄には止まります。12:40発の自強、つまり特急がすぐ来るし早く着くのですが、この時点で券売機に行っても既にこの便のキップは表示されません。窓口に行けば買えるのかもしれませんが、行列ができているので並んでいる間に電車がきちゃう。

通常なら諦めて次の便のキップを買うところですが、ここで

キップを買わずに交通系ICカード(悠遊カードやiPass)をピッとやって乗っちゃっていいよ

というルールがあるそうなんです。しかも、通常は指定席のみで106NT$かかるところ、ICカードで入ると自強号でも特急料金はかからずに区間料金の68NT$で更に70km以内は10%割引、つまり62NT$(225円)で行けちゃうということです。※割引金額が正確かは確認していません

唯一不利な点は指定席がついてないこと。でも、

空いてる席に座って、指定席券を持っている人が来たら、どけばOK。

今回は空席がなくて立ったままでしたが、それでもたったの40分。都内の通勤レベルですから余裕です。

安くて、早くて、何よりすぐ乗れる。

台中の10km未満は無料バスといい、台湾の公共交通機関は知れば知るほどオトクですね。

高雄の宿で突然の選択を迫られる。

高雄は台北に次ぐ2番目の大都市。電車駅から宿までは地下鉄で移動します。

荷物がなければ歩けちゃう距離ですが、重たいですからね。高雄駅から1駅、美麗島で乗り換えてまた1駅の市議會駅が最寄です。

飲み屋が並ぶビルの8F、高雄友亭生活旅店。シングル個室が4泊2690NT$(1泊2500弱)、agodaで予約しました。この立地で超お買い得!

チェックインの際に宿のねえさんから「very small」と言われましたが、狭いのには慣れてる日本人ですからね、余裕でしょうと扉をあけると・・・

あのぉ・・・これは部屋じゃない、穴ですよ。

カプセルホテルと聞いていたら納得ですが、ここに4泊はシンドイ。やっぱり1泊に変更して別の宿を探そうか、でもキャンセル料かかるんだよな、と考えていると、宿のねえさんから

アップグレードする?

と。聞けば、1泊300NT$でダブルの部屋に変えられるとのこと。2500円弱が、3500円ちょいに。うーむ、まんまと罠にかかった気分だけど、まずは部屋を見せてもらいますか。

ベットドーン!

ダブルっていうんでしたっけ。横の方が長いんですけど。

風呂トイレ付、こっちも広い。

間をとるって考えは無かったんですか!?

この部屋で1泊3500円なら充分です。アップグレードしてもらいました。結果、1回だけ変なにおいがしてきた以外は超快適。洗濯機もただで使わせてもらって、置いてあった漂白剤を勝手につかったら、色物にとびちって2枚程ダメにするというという悲しい出来事はありましたが、再びGUに走ってリカバリーしました。

高雄は広くて気持ちが良い。

宿も落ち着いたところで、晩ごはんの店を目指して高雄の町散策です。高雄は道が広くて歩行者も歩きやすい!

港町・高雄には海に流れ込む大きな川が流れています。その名も「愛河」。両岸が遊歩道になっていて、風が心地よい。

ちょうどイベントをやってました。DOING GOOD「良いことをしましょう!」というイベントなんでしょうかね。みんなTシャツきていました。

物販や食べ物の屋台にならんで、書家のおじいちゃんの実演ブースも。左右両手で書く離れ業も見せてもらいました。かっこいい!

台湾37食目:港園牛肉麵 の「汁なし牛肉麺」

牛肉麺・牛肉湯の美味しい店はあちこちにありますが、こちらは汁なしの牛肉拌麺が有名。1杯110NT$(399円)

人気店ですがもう3時にちかいので席はガラガラ。さほど待たずに目当ての1品がきました。

厚切りの牛肉がたっぷり。

台湾には珍しい、シコシコ系の噛み応えがある太麺。

しっかり混ぜて食べると、麺のおいしさが際立ちます。これだけの牛肉を乗せていて、麺が主役というのがすごい。大満足です。

ローカル感があるという忠孝夜市へGO!

バスに乗って、一気に東へ。最初のころより、かなり交通機関を使いこなせるようになりました。バス使えると便利!

やってきたのは、忠孝夜市。台中で行った夜市と同じ名前ですが、こちらも車道を挟んで両側に店が連なります。規模はさほど大きくないので、全店チェックして気になるものを探します。既に麺1杯食べてますからね、軽めでいきましょう。

おやつ:八寶冰(店名不明)

地味な見た目ですが、トッピングを5種類選べます。8種じゃないのね?

豆大好き。豆系多めでお願いしました。

選んだトッピングは冰の下に隠れ潜んでおります。まず一旦下まで掘り下げないといけませんが、掘る場所によって白玉ゾーンだったり、小豆ゾーンだったり。運と作戦力が重要です。

素朴な味で、好きですこれ。

台湾38食目:阿亮香鶏排の「揚げもの色々」

後で見たらどうやらチェーン店のようですが、次から次へと人が来る人気店。鶏肉をはじめ、いろいろな食材を自分で選んで揚げてもらえる店のようです。しばし観察して仕組みを理解し、いざ。

繰り返しますが、麺を食べてますからね。更にかき氷も。軽めにしないと・・・

鶏皮っぽい部分と、練り物と・・・気になったのを適当に。火を通すのに時間がかかるものは下揚げしてあるんですね。

これで75NT$(272円)。支払いを済ますと会計係のねえさんが、すごい勢いで包丁をたたきつけ、下処理したのを後ろの揚げ係の母さんに渡します。ハーブやニンニクも入れてくれます。

揚げ上がりを待つこと10分くらい。結構待つけど、常に揚げたて。

揚げ上がったら再び会計係のねえさんに戻り、スパイスとかの味付けをして仕上げ。辛くするかとかいろいろ聞かれますが、

常に笑顔で頷いておきます。悪いようにはならないでしょう。

ひと口サイズになって、串が刺さっているので、歩きながら食べられます。

軽めにした割にはズッシリ。揚げると増えるんですか?

不思議に思いながらも食べながら駅に向かうと、駅に着くころには空っぽに。ハーブとニンニクの生の香味が絡んで、これ、かなり美味しいです。

ジャンクフードと侮ってました。すみません。

エリンギとか揚げ出し豆腐とかでヘルシーにもできるし、これ結構使えますね。ビールのおともにピッタリ!

キリンのBarBEER!台湾ビールよりも安く売っているという素晴らしいビールですが、お伴の鶏排は宿に帰ったときには既になくなっておりました(悲)

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