東京周辺の皆さま、週末の外出自粛はいかが過ごされましたでしょうか。わたしはと言うと、
国内旅行もキャンセルしてションボリ...
としていたのですが、豪州にワーホリに行っている友人(←大変な中がんばってる!)と話して少しポジティブな気持ちになりました。暫くやめてしまっていた、
英語のトレーニングを再開しようと思います!←まだやってない(汗)
いずれにしても何かしら、家にいながら前に進めることを考えないとですね。さて、ブログはネパールを発って日本へ!コロナの影響ではなくて、確定申告や運転免許更新、海外旅行保険の更新などのために元々予定していた一時帰国です。千葉県の自宅は帰る前に、ちょっと四国へ寄り道したのですが、その前に途中バンコクで3日、そして大阪で3日を過ごしたので今回一気に書いちゃいます。
※1ネパールルピー=0.97円。ほぼ日本円と同額なので、ネパール篇では個別の日本円換算は記載しないこととします。またネパール篇で単にルピーと記載したものは、ネパールルピーのことだとご理解ください。
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まずは中継地のバンコクへ!
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2月10日(月)の朝8時、カトマンズの宿を引き払って空港へ。タメル地区でも流しのタクシーはいない時は全然いないので、前日にホテルにお願いして手配してもらっていました。
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トリブバン空港まで20分700ルピー。
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11時25分発のネパール航空にチェックイン、バンコクまで約3時間半のフライトで16980円でした。この時はまさか、帰国便が高騰して数十万円になるだとと想像すらできませんでした。元々日本に一時帰国する予定だったのでたまたまですが、
このタイミングで帰ってこれたのは、不幸中の幸い。
とはいえ徐々にコロナへの危機意識も高まってきていて、マスクをしている人が増えていました。
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もちろん、わたしも。1年前から個包装のマスクをキャリーケースに突っ込んでいたのが役に立ちました。
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飛行機の中はガラガラ。
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窓からは雪を冠ったヒマラヤの山々。名残り惜しくてじっと見入ってしまいます。ネパール航空ということで、密かに機内食に期待していたのですが、
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機内食ダルバートじゃないじゃんか!
極めて遺憾です。
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16時過ぎにスワンナプーム国際空港へ到着。ちょっと心配していたけれど、まだコロナの警戒態勢はさほどでもなくて、イミグレにつながる通路の一つが塞がっていたのと、熱を測るカメラが増えていたぐらい。特にチェックもなく、無事入国できました。
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この時バンコクは、自主隔離のルールが出される前。とはいえ、あまり精力的に出歩くのもどうかと思い、便利なプロンポン駅近辺に宿をとりました。
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空港からはレイルリンクとBTSの鉄道を乗り継ぎ、18時にOYO298EL MAJESTICへ到着。タイバーツもSIMも持っているので楽々です。
これだけでバンコクにホーム感を持てるので、ちょっと嬉しい。
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このホテルは1泊2000円ちょっとで広さ充分の個室(もちろんトイレとホットシャワー付き)、ロビーには飲み放題のコーヒーマシンがあって、引きこもりにもぴったりでした。
映画館ひとりじめ。
街の中はまだ多くの人が行き交っていましたが、日用品の買い出しに行ったついでにショッピングモールの映画館を除くと、
ガラッガラ。
これなら「逆に大丈夫じゃない」とかかっていた映画を適当に選んでチケットを買うと、
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すっごい。本当に誰もいない。
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予告篇を見ながら、足を投げ出してみたり、ここぞと普段できないことをやってみたのですが、
やっぱり映画は、普通に座って観るのが一番です。
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誰もいなくても、国王陛下のこれが流れる時は立って礼儀を示します。ちなみに観た映画は『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』。ひとり寂しく観る映画じゃあないですね…。
宿の近くで見つけた、ガパオライスの人気店@ウタイ
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宿から歩いてすぐの場所にガパオライスの美味しい店があるという情報をキャッチ。一応自衛のつもりで忙しい時間を避けて行きます。
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裏路地にあるこの店は、タイ語のメニューしかないのですが、外国人旅行者が来ると
ガパオ・ムーでいいか?
と聞いてくるので、こちらは頷くだけ。ちょっと寂しい気もしますが、実際ガパオ・ムーを食べにきているのですから文句はありません。
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ガパオ・ムー50バーツ(177円)。ちなみにガパオというのは本来バジルの種類(ホーリーバジル)のことなので、
ガパオと名のつくタイ料理は色々あります。
この店では外国人旅行者用に、豚挽肉のバジル炒めをごはんに乗せて、さらに目玉焼きトッピングまでセットにした状態で出してきているというわけです。ガパオ・ムーのムーが豚肉ですね。味のほうはさすが人気店だけあって美味しいけれど、驚くほどではないかも。噂通り、タイにしては盛りが少ない気がします。
美味しいけれど、いまいちテンションの上がらないガパオライス。このままじゃバンコクに寄った甲斐が無いということで、コロナの状況に遠慮しつつ2軒だけリピート訪店してきました。
たくさんの店を回れない中、選んだのはこの2軒!
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1軒目は、シールアン・ポーチャナーのカオマンガイ。あいかわらず鶏ダシと鶏脂がきいて旨味たっぷりのお米と、
しっとりやわらかい鶏肉が激ウマ!
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煮豚/Stewed Pork 69バーツ(244円)も頼んでみました。脂少なめで意外とあっさり。美味しいだしをたっぷり含んで煮上がっています。
↓詳しくはこちらの記事をご覧ください
そしてもう1軒は、ワッタナー・パーニット。
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こちらも混みそうな時間を避けて朝イチに行ったら、まだ開店準備中。9時半に準備ができるというので30分以上待つことになったけれど、それでも食べたいのがこの、
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ガオラオ!
八角のきいた絶品牛スープとご飯です。味自体も素晴らしく美味しいけれど、食べ終わると身体が整った感じがして最高なのです。こんな店が近所にあったらなぁ…。
↓この店の詳細はこちら
そんな感じで少しだけ外食もしましたが、状況を鑑みて基本的にはホテルの部屋で過ごします。
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キッチンはないので活躍するのが、こういった路上のお惣菜・お弁当や、
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コンビニ!!!
スリランカ、モルディブ、インド、バングラディシュにネパール。コンビニがない国を巡ってきたので、
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品揃えが目に眩しい!
そしてタイのコンビニといえば美味しいのが、
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このホットサンドです。レジの奥にはホットサンド・メーカーがあって、買うとその場で焼いてくれるのです。これ日本でもやればいいのに。
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テイクアウトだけでも無限にバリエーションを楽しめるバンコクなので、タコスを食べたり、
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スーパーでサラダを買ってきたり。ブログを書く以外は何をするわけでもなく、3日間の旅の休息を満喫していました。
1年ぶりの日本!アジア旅のリハビリには、大阪西成あいりん地区がうってつけ!
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ANAのマイルが残っていたので、バンコク→関空、成田→バンコクという往復の特典航空券をゲットして一時帰国です。これなら日本からバンコクまでの便が無料なので、再度狂犬病などの予防接種を受けてバンコクから中東かトルコあたりに飛ぼうと目論んでいたのです。でもそれも、
コロナで全部キャンセル(泣)
わたしの旅はどうなるのでしょう…。
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夕方4時頃に関空に到着し、新今宮駅を目指します。新今宮駅の南側は西成(にしなり)の、あいりん地区と呼ばれる、いわゆるドヤ街。今は外国人バックパッカーも集まる安宿街として洒落た飲み屋やゲストハウスもできていますが、
それでも朝から酔ったおっちゃんが徘徊するディープエリア。
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そして一方、安くて旨い大衆酒場・大衆食堂が多い素敵エリアだったりもするのです。大阪3泊の宿は、前回も泊まったホテルミカド。
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いわゆる簡易宿泊所で、部屋は写真の通りの簡単なもの。でも1泊1900円で個室(壁うっすい笑)、風呂トイレは共用ですが、
大浴場まである!!!
湯船に浸かることがない生活が1年近く続いたので、毎日大きなお風呂に入れるだけで至福です。キッチンもあって料理もできるし、共有スペースではお茶やコーヒーが飲み放題で漫画がたくさん置いてあります。さて夕食は、着いたその日が行きたかった店の定休日だったので、
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宿近くの「宮本むなし」で豚カツ定食。大阪センスを感じるネーミングの、定食チェーンですね。ここでは別に豚カツが食べたかったわけではなくて、
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目当ては卵かけご飯!
TKG!TKG!TKG!
思わずコールをかけてしまいそうなほどテンションが上がります。海外でも日本食レストランは大概の国にあるし、色々な日本の料理を食べることができるけれど、これだけは本当に食べられる機会が少ないのです。
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ああもう…。
ちなみに40数年の試行錯誤の結果、いまのわたしの流儀は、
- 白身を箸で3〜4回切る
- 混ぜずにそのまま白米にオン
- 上から醤油を適量たらし
- ご飯とザクッと混ぜて食べる
こうすると黄身の濃いところが残って、味にメリハリがつくのです。ああもう…。
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明けて翌朝は、あいりん地区らしさ満開の店「きらく」へ。朝っぱらから仕事にあぶれたおっちゃんらが酒を飲んでいたりするお店です。
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愛想笑いなどしない自然体のおっかさんの割烹着に、鍋釜の湯気と朝日がもう、
文学的ですらありますね。
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オーダーはホルモン中華そば。シンプルなスープにほるもんの煮汁が混ざり、独特のテイスト。
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麺はふにゃりとして、日本のラーメンとは似て非なるもので、
アジアの道端で食べららそうな味が堪りません。
味の良し悪しではなくて、もっと深い所を刺激する、不思議な魅力に引き寄せられる一品です。
↓興味があればこちらの記事をご覧ください。
さて、あいりん地区で再訪したもう1軒がこのお店、権兵衛さん。
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電車の高架下に構えた店先に、鉄板を出してホルモンをジュウジュウ。
もう、アジアそのまんまじゃないですか!
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まずはビールと焼きホルモン。しっかり煮込んだおツユたっぷりのホルモンを、鉄板で焼いて香ばしく仕上げる。
こんなのウマイにきまってます!
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さらにはそれの、焼きそばバージョンで締め。街の雰囲気も料理もその値段も、
日本がアジアの一部なのだと、一番感じられるのがこの西成あいりん地区です。
それこそ新大久保に行くより、よっぽど。アジアを回ってきて、わざわざ大阪へ寄り道したのは大正解。アジア旅のリハビリにはもってこいの場所だと思います。
↓前回訪問時の記事です
そんな大阪で、久々の友人と飲んだり食べたりまた飲んだり、
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風呂入ったりしているうちに、3日間はあっというまに過ぎ、まだなんとなく千葉の自宅に戻る気にならないわたしは、とりあえず讃岐うどんを食べようと、香川行きのバスに乗ったのでした。
次回予告
香川県には7年くらい前に一度来ていて、レンタカーを飛ばして東へ西へ。
その数3日で10数軒
有名店縛りでひたすら回り、もう讃岐うどんは一生分食べて満足と思っていたけれど、それでも今回香川県に向かったのは、
「がもう」のうどんが忘れられないからです。
残念ながら着いた日とその翌日は、がもうの定休日だとわかったので、まずは高松市街で前哨戦。街中の店3軒をまとめてご紹介します。
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