ケップの蟹マーケットでスコールをやり過ごした後は、このブログで散々取り上げた、絶品塩漬け胡椒の bo tree 農園を目指しました。オフロードの道が土砂降りの雨でどうなっているか心配ですが、とりあえず向かってみました。
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文字通り泥沼にハマって、仕切り直し。
前日にカンポットからラ・プランテーションに行った道とは別に、ケップ側からのルートでオフロードを進むと、時々水たまりがあるものの意外に順調。雨の影響も大丈夫そうと思っていたら、
だいぶ進んだ所で大きな水たまりにぶつかりました。右側に浅そうなところがあったので乗り入れてみると、
水じゃなくて粘土質の泥がやばい。
これはイカンと思った時には、タイヤに泥がびっちり絡んで身動きが取れなくなっていました。全体重をかけてジリジリとバックさせてようやく抜け出した時には、
汗がビッショリ、息はゼイゼイ。
ホイールに詰まった泥をこそげて体勢を立て直し、近くにあった脇道へ進んでみます。
整った果樹園のような場所の脇を抜けて
曲がりくねる道をぐいぐい進み、これはいけるかと思ったら、
行き止まりでした。仕方ない、こうなったら一旦引き返し、大回りして昨日のルートでいきましょう。
これが雨が降ると通れなくなっていたルート。一応ご参考に。
そして、これが迂回したルートです。という訳で、
本来30分で行けるところを、2時間かけてようやく到着!
大変だったけど、じつは本音では、全身で外遊びしている感じで結構楽しいのです。
ボランティアが支える、アットホームな胡椒農園、bo tree Pepper Farm。
昨日のラ・プランテーションに比べるとこぢんまりした bo tree に入ると、フレンドリーなスタッフが迎えてくれました。
カフェ兼レストランの一角が胡椒製品の売り場になっていて、
その辺りを仔犬が走り回り、アットホームな雰囲気。3人いたスタッフさんは皆んな欧米系で、聞けばこの農園は長期短期の有志ボランティアが集まって運営を手伝っているよう。各国の言葉やイラストが描かれた柱は、
こんな感じで現在も、思い思いに描き進められています。彼女はフランスから来ていて、今フランスコーナーを作っているところ。柱に描いたあるトトロは、前にいた日本人女性が描いたそうです。
レセプション兼カフェレストランの建物の前には池があり、舟遊びもできそう。
もちろん農園も見学させてもらえるようですが、ラ・プランテーションでしっかり見てきたので今回はパスして、
目当てのご飯をいただきます。
カンポットの町中にある bo tree のショップで「塩漬け胡椒を使った料理を食べられる店はありませんか?」と聞いたら、たぶんここのレストラン以外はない言われて、やって来たのです。
フードメニューは6種類あって、塩漬け胡椒を使った料理を聞くと、LIME COCONUT with Rice 3.5USD(380円)がそうだと言うのでそれをお願いしました。
犬と遊び、ボランティアさんに塩漬け胡椒の作り方を聞いているうちに、料理が到着。
どんな料理かと思ったら、ココナッツの果肉が入ったチャーハンでした。なんとも家庭的な料理ですが、
これが侮れない美味しさ!
パラリと仕上がりチャーハンとしての基礎はしっかりしていて、ライムの柑橘香が爽やか。そしてやっぱり、
塩漬け胡椒が料理の格を、一段も二段も引き上げています。
塩漬け胡椒の素晴らしさを絶賛していたら、
好きなだけ足していいよ。
と嬉しいサービス!遠慮なく大量投入させてもらいました。美味しいものを食べ、チルアウトしたまったり感に癒されて、再びガタガタ道を戻ったのでした。
塩漬け胡椒と鴨肉のコラボレーション@Kampot Seafood & Pepper
前夜訪れたレモングラス・ビストロの向かいにあるこのお店、カンポットペッパーを使ったパエリアが美味しそうで、夜ごはんに来てみたのですが、
パエリアは3人以上じゃないと到底食べきれない、ジャンボサイズ。
それならと、メニューを見渡しすかさず方向転換。塩漬け胡椒のポテンシャルを探るために、ちょっと高級志向の料理をオーダーしてみました。
鴨ムネ肉のア・ラ・プランチャ。
久しぶりにナイフとフォークで食べる料理です。
断面はギリギリ熱が通ったロゼ色で、火入れは良い感じ。ここに持ち込んだ塩漬け胡椒をたっぷりと。
うん、やっぱり美味しい!!!
鴨肉の風味を引き立てて、心地よい清涼感が加わります。
別途頼んだフレンチフライにも当然ドンピシャで、
ビールがグビグビいけちゃいます。
ちょっと贅沢したけど、それでもお会計は13.75USD(1495円)。
最後まで胡椒まみれで大満足のカンポット滞在となりました。
次回予告
カンポット・ペッパーを大満喫したカンポット3日間を終えて、次回はプノンペンへ移動です。以前このブログでも少し触れましたが、そのブノンペンで、
iPhone を引ったくられました(涙)
あまり思い出したくはないけれど、次回その顛末も書きたいと思います。旅する者として少し恥ずかしい話ですが、引き続き応援していただけると嬉しです。
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