アジア モルディブ 旅のブログ

【モルディブ】男ひとりのモルディブ旅を市街地マレ島から始め、国民的朝ごはんマスフニとロシに感動!

投稿日:2020-01-05 更新日:

リアルタイムではインドのゴアから、岩だらけの絶景という噂のハンピへ。インドは3週間の予定で出国時期航空券も取ってあるけれど、

やっぱりインドは3週間でも全然短い。

何事も時間がかかる、体力を削られてガンガン動けない、なんていうのも理由かもしれません。そしてゴアから先、SIMとWIFIの環境が劣悪で更新頻度が落ちています。ご容赦ください。さて、ブログは今回からモルディブ篇。以前このブログでも書いたように、

モルディブフィッシュの本場をすっ飛ばすわけにはいかない!

と思い立ち(それまですっかり忘れていた)、チェンナイ行き航空券をキャンセルしてモルディブに飛んだのです。男ひとりのモルディブ、しかもクリスマスシーズンということで Twitter でも多くの人に心配していただきましたが、結論としては、

出国の飛行機からの写真です

男ひとりでもモルディブは楽しい!そして飯がうまい!!!

さすが鰹節とそっくりなモルディブフィッシュを産んだ国。味の方向性が、近隣のインドやスリランカとは全く違う、独自のものでした。とは言え実際に行くまでは、ハネムーンのイメージしかないモルディブ。ひとり乗り込むことに戦々恐々としていたのでした。


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コロンボからバンダラナイケ国際空港へは、2種類のバスがある。

コロンボのやや南寄りにあるホテルから、空港行きのバスターミナルまでPICK MEアプリでトゥクトゥクを呼んで140ルピー(84円)。トゥクトゥクドライバーに「空港へのバスだよな?」と確認されて連れて行かれたのが、ここ(↓)です。

ここから出ている空港行きは小型のバスで、45分で空港に着くとのこと。料金は200か300ルピーで言い値に幅がありました。

200のバスはすでに発車してしまって、300のバスは値切ったらオヤジが馬鹿にした顔をしたので、近くの別のバスターミナル(↓)まで歩いて移動。

スリランカ到着の時に使ったエアポートバスがここから出ているのを知っていたのです。

行先がこのように表示されているから分かりやすい。

多少はボロいかもしれないけれど、

エアコン付きで150ルピー(90円)。半額だけどこっちも45分で到着しました。性悪オヤジに屈しなくて良かった。

※道路状況で大幅に時間が狂うと思うので、45分はご参考程度に。

飛行時間よりはるかに長い、待ち時間。

コロンボに近いバンダラナイケ国際空港へは14時半に到着。6時50分のフライトまで4時間半も待ち時間があります。飛んでる時間は1時間半なので、

待ってる方が遥かに長い。

いつものプライオリティパスでラウンジに居座り、

飲んで時間を潰します。ここのラウンジは、

ビールだけで3種類もあるし、ウイスキーやジン、ウォッカまであって、

どこまでも酔っ払えるのが恐ろしい。

素晴らしい自己抑制力を発揮して、ほろ酔い程度で搭乗口へ。飛行機を待っている面々を見て安心しました。

何がハネムーンですか。キラキラした雰囲気は微塵もありませんよ。

いや、まだ油断はできません。

ちなみに今回はスリランカ航空で2万円弱。直前に取ったので割安チケットじゃないと思いますが、LCCを抑えて最安でした。フライトが短いので、食事はこれだけ。

ほぼ定刻運行の飛行機は、現地時間20時に到着。モルディブはスリランカより30分遅く、日本とは4時間の時差があります。

飛行機から歩いて空港の建物へ。ローカル感満載の同乗者とともにイミグレへ進みます。Twitter では、以前モルディブひとり旅をした人から、

何でひとりなんだ。お前は友達がいないのか?

と、イミグレでひどい仕打ちを受けた話を聞いて身構えていたのですが、時代は変わってきたのでしょう。

モルディブへようこそ!来てくれてありがとう(ニコリ)

と気持ちよく迎えてくれました。ちなみにモルディブは30日以内の滞在はビザ不要。出国時航空券は必要なはずですが指摘はなく、宿泊先は確認されました。

モルディブの通貨はルフィアと米ドル。少し注意が必要です。

水に強いモルディブ・ルフィア紙幣です。

モルディブでは現地通貨のモルディブ・ルフィアと米ドルが流通していて、一部の店やサービスを除き大抵は米ドルが使えます。米ドルを使ってもお釣りはルフィアでもらうことになり、余ったルフィアは空港などで両替した時の控えがないと他の通貨に両替できません。

なのでモルディブへは米ドルを持ってきて、お釣りのルフィアを使い切るように調整するのがベスト。

ところがこちとら、そんな計画的な旅はしていません。

頼みのATMは一部ドル引き出し対応機があるものの、国際クレカは対応外。そしてローカル島の宿はクレカ決済ができない上に、島にはATMなどないので、

ショートしないけど余さない、絶妙な読みで引き出し額を決めねばなりません。ムズいぞ!

※翌日マレ市街で何軒も回ってみましたが、ドル引き出しはできませんでした。

宿からアクティビティの料金表を取り寄せて、多少の余裕を持ってルフィアを引き出しました。

レートは1ルフィア=7.1円。今後このサイトではルフィアをMVR、1MVR=7.1円で記載します。

さて、ハネムーナーならこのままリゾート島からの迎えのフェリーに乗り、天国のようなビーチへ直行する所ですが、こちとらオヤジひとり旅。ひとまずリゾートに背を向けて、市街地のマレ島を目指します。

空港島からマレ島へは、フェリーで10分。

モルディブはインド洋に浮かぶ26の環礁と1200の島々からなる海の上の国。なので空港も島だし、隣にある市街地のマレ島までも船で行きます。この2島間には橋が架かったのでバスも走っていますが、フェリーの方が便利だそうです。

国際線ターミナルからドメスティックターミナルへ歩く途中にある FERRY TO MALE と書かれたチケットボックス(↑)で切符を購入。10MVR(71円)です。

目の前のフェリーに乗り込むと、まもなく出航。

薄暗い船内には浮かれた雰囲気などカケラもなく、

至ってローカルな雰囲気。

ものの10分でマレ島に到着しました。マレ島側の空港間フェリーはここ(↓)発着です。

島の北東端近くから、北西端に近い宿までは約2km。

海沿いの道を歩いて向かいます。さすが観光で稼いでいる国、油断はできないけど、危ない雰囲気はありません。女の人も普通に歩いています。

リゾートの国でカプセルホテルに泊まる@Nap Corner

市街地マレ島とはいえ、そこはモルディブ。ホテルは近隣国に比べればかなり高く、安めの宿を探して見つけたのがここ Nap Corner。狭い間口のビルを階段で3階に上がると、怪しい紫のドア。そして今宵の寝床は、

まるで宇宙船のようなカプセル。

海外で日本式のカプセルホテルを見るのは初めてです。トイレ・シャワー共同で2泊50USD(5400円)。高いです。WIFIが弱くて狭いレセプションのソファーじゃないと使えないのもシンドイ。6泊だけのモルディブは、現地SIMなしで過ごすのです。でも緩くてフレンドリーなスタッフがいて、意外に居心地が良い宿でした。

それにしても、リゾートアイランドのモルディブとは思えない旅の始まり。

移動で疲れていたので、この日はシャワーを浴びてさっさと寝たのでした。

モルディブの定番朝ごはん、マスフニとロシが美味い!

開けて翌朝。夜に降った雨で水たまりと化した道を越えて、朝ごはんを食べに出ます。ローカル飯が食べられるフードコートのような所が島の南西にあるよと、宿のスタッフに教えてもらったのです。

フードコートというか、テントが張られた半屋外の敷地に、10軒前後の食堂が入っている施設。朝のうちは殆どの店が朝食ブッフェを提供しています。

朝食ブッフェはローカルも利用しているモルディブの定番スタイル。

先にブッフェ台を見せてもらいマスフニとロシがあることを確認して、一番西の Biriyani Royal という店に入りました。

これがマスフニ。魚をフレーク状にしてココナッツフレークと唐辛子、ライムと和えたもの。ここでは辛くないものと、カボチャ入りもあって3種類の品揃え。

そしてこの手前のが、米と並んでモルディブの主食となるロシ。すっごく薄いチャパティのような小麦粉を焼いた生地です。

他にもいくつかのオカズが並び、

フレッシュジュースなんかもあって60MVR(426円)。ちなみに席に着くとペットボトルの水が出てきて注いでくれたので、当然ブッフェに含まれていると思うじゃないですか。

別料金8MVR(57円)でした。

ローカルの人たちも普通に飲んでいるので、ぼったくっている訳ではなくて、いらないと言えば普通に下げてくれます。会計には税とサービスが16%かかり、計79MVR(561円)でした。カバンを持って料理を取りに行こうとしたら、

ミスター、ここは安全だから置いていって大丈夫だよ。

そんなこと言える国、なかなか無いですよ。とはいえ貴重品だけは持ってブッフェ台へ。

まずはマスフニ3種とロシ。

薄ーく焼かれたロシはしっかり小麦粉の味がするのに、

食べ味が軽くておいしい!

それにマスフニを挟んで食べると、

さっぱりして、食感が楽しくて、凄く美味しい!!!

すっきりしていてシンプルなのに飽きのこない味。これは優秀な日常の朝ごはんです。ライムで味を締めているのも朝にぴったりの爽やかさ。日本を離れて8か月の身には、感激級の味です。辛いのも激辛じゃないので、ピリッと目を覚ましてくれるし、カボチャの甘さもよく合います。

モルディブ飯はイケる!

と早くも確信しました。

2皿目はダルカレーにベイクドビーンズ。薄焼きの卵焼きにコロッケ、

そしてクリマスという魚のドライカレーのようなもの。これもモルディブ料理の定番です。どれも美味しいけど、やはりマスフニとロシの組み合わせがダントツで秀逸。

さすが鰹節の国。味の方向性が日本人の感性にも合うものでした。

次回予告

中途半端ですが、モルディブ飯が出てくるとこまでいきたかったので、2日目の朝ごはんまで引っ張りました。次回はマレ市街を散策して、魚を市場と鰹節市場へ。お昼に食べたモルディブフィッシュのカレーは、

これまた絶品!!!

恐るべし、モルディブ飯です。


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