スリランカ16日間の最後は、再びコロンボの街で1泊だけ。前回のコロンボでの宿は素晴らしかったのですが、同じ場所だと行動範囲も限られるので、街の南側に宿を取り、高級レストランのハイティー(アフタヌーンティー)と、最後のスリランカカレーを食べにローカル食堂へ。
どちらもシーギリヤ滞在のご縁で行ってみようと思ったお店です。
ヒッカドゥワからの電車移動からスタートします。
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ヒッカドゥワからコロンボへ、3時間強の鉄道移動。

ヒッカドゥワの宿を朝出発し、鉄道駅へ。10時45分発の EXPRESS TRAIN に当日券で乗ろうと1時間前に行ったのですが、
コロンボ?今出発するのに乗れるぞ。急げー!!!
と言われ、2ndクラスの切符210ルピー(126円)を買って慌てて飛び乗りました。

2等か3等かもわからずに飛び込んだ車両は、席ガラガラ。荷物を落ち着けて本を読んでいると、

家族と一緒だった男の子がこちらの席に移ってきました。外国人とみて話したくなったみたい。他にも、

この子や、

この子。外国人旅行者なんて珍しくもないと思うけど、子供たちにはまだまだモテモテのスリランカです。

相変わらず車窓の風景は美しく、のんびり走る鉄道を楽しんでいたけど、
ちょっとさすがに遅すぎない?

EXPRESS TRAIN なら2時間のところを3時間強かけてコロンボに入りました。たぶん鈍行列車だったのでしょう。1時間前の便に乗れてラッキーと思っていたけど、結局着く時間は同じでした。
いや、むしろどこかで追い抜かれたかもしれない。
でも急ぐ旅じゃないから、それでも全然構わないのです。

ターミナル駅のコロンボフォートまで乗っていくつもりだったけど、Google maps を見ていたら、もっと宿に近い駅で止まったので、子供たちに別れを告げて飛び降りました。
乗るのも降りるのも慌ただしい。
KOMPANNA VIDIYA という駅からは、配車アプリでトゥクトゥクが捕まらないので、歩いて宿へ向かいました。
↓ヒッカドゥワの鉄道駅はこちらです。
ちょっと贅沢に1泊3000円台のホテル泊 @Bongo Stay。

前回コロンボで泊まったドミトリー宿のC1コロンボフォートは素晴らしい宿だったのですが、今回は行きたい場所から徒歩圏にあるホテルを選びました。

こぢんまりとしたバジェットホテルなのですが、ロビーのソファーでチェックイン手続きをする際には、

おしぼりが出できて感動しました。
外国でおしぼりって、滅多に見ないですからね。

ウェルカムドリンクまで出てきて、普段泊まっている安めの宿とは随分ちがう。

トイレ、シャワー付きの個室で朝食込み3013円。普通に観光するのには立地が微妙かもだけど、ここ良い宿です。
似合わなくても場違いでも、行ってみたくなったスリランカのハイティー。

ハイティーというのはアフタヌーンティーのことで、だいたいは高級ホテルてお茶を飲みながら、スイーツや軽食を食べたりなんかする、
“ことりっぷ女子”に人気がありそうなスポットです。
つまり普段ローカル食を食べ漁っているオヤジ旅行者などお呼びではない場所なのですが、シーギリヤでお世話になった宿オーナーで日本人漫画家の東條さんの本で、絶賛おすすめされて行きたくなってしまい、場違いを承知で足を踏み入れてきました。
サンダル履きの足をでございます・・・汗

一応唯一持ってきている襟付きのシャツを着て、サンダルの中には靴下を履くというせめてもの装いで、ゴール・フェイス・ホテル/Galle Face Hotel へ。ここは老舗で満足度が高いハイティーを楽しめるとのこと。

16時のオープンまでロビーで待って、いざ討ち入りです。

半屋外のティースペースは目の前に芝生、そして海へと開けていて、

シチュエーション的には申し分なし。ドレスコードに引っかかることもなく、入ってしまえばこちらのもの。最初に甘いミルクティーがグラスで出できて、フードはご自由にお取りくださいとのこと。
あれ、ここのハイティーって最初にセットのフードが出でくるんじゃないの?銀皿が何段か釣られている例のアレですよ。
どうやら仕組みが変わったようで、

これじゃあただの軽食ブッフェじゃないかと思いましたが、仕方がない。

まずは甘くないもので1皿取ってきました。

フォカッチャにサンドイッチ、スリランカ式コロッケなど。この辺はプライオリティパスでタダ飯できる空港のラウンジとさして変わりません。紅茶かコーヒーも飲み放題なので、コーヒーをもらい、
あ、既にハイティーのティー要素も無くなってしまった。
と狼狽えながら甘いものコーナーへ。

さすがにハイティーの本領はメシじゃなくてこっち。

調査のために(←ウソです)やむなくひと通り取ってこようとしたら、
それなりに種類があるので1皿に乗り切りません。

うん、スイーツは美味しい。
久々のハイカラな甘味でございます。
2皿目で全種コンプリートできたので、日本のケーキバイキング(テレビで見たことがある)に比べれば種類が少ないようですが、
食べすぎで、胃と口の中が気持ち悪くなるには充分です。
ものの15分で食べ終えてしまい、どうやら時間の過ごし方を誤ったことに気がついたので、コーヒーだけもらって海前の芝生席へ移動しました。

暮れゆく海を眺めながらのコーヒーは格別です。この日はそうでもなかったけれど、天気次第ではここから眺める夕日もかなり良いようです。
なんならビールでも良いのですよ。
と心の中で呟きながら、口の中の甘さをコーヒーで洗い流したのでした。ちなみにお値段は1864ルピー(1118円)です。
最後のスリランカカレーは、シーギリヤ同宿の子に教わった Praneetha Foods で。

翌日のお昼前。空港へ向かう前に最後のスリランカカレーを堪能すべく、Praneetha Foods という店へ。ここはシーギリヤで同宿だった日本人の大学生で、コロンボでインターンをしていた子に教わったお店。
大学在学中に海外でインターンなんて、自分の時には考えもつかない意識の高さ。
その子がインターン中に足繁く通い「美味しいんですよ〜」と目を輝かせるのですから、信憑性があります。

店に入ると、ショーケースの向こうには、20種類を超えるカレーや総菜の数々。
あ、これは間違いなく当たりだ!

見ただけで食欲を刺激される美味しそうなのが並んでいます。聞くと、メインのカレーを頼んだら野菜カレーから4種選べるという仕組み。海老カレーをチョイスし400ルピー(240円)をレジで支払ったら、野菜カレーコーナーへ。色味、食感、素材のバランスを考慮しつつも食欲に忠実に、
久々に脳を高速回転させて、ベストな組み合わせを選び出します。

お皿を持って2階へ上がると、オープン直後でガラガラ。ローカル食堂ですが、清潔なお店です。さて、今回のスリランカ旅を締めくくるスリランカカレーは、

こんな感じになりました。手前左は冬瓜のような瓜系野菜のカレーで、右のは定番のダルカレー。

角度を変えて、上の赤いのはビーツ、緑のはゴツコラだと思います。そして真ん中に鎮座しているのが海老カレー。

手でワシワシと混ぜて、いただきます。
うん、そう。この色んな味が混ざって賑やかで複層的な味になるのが、スリランカカレーの醍醐味!
値段も安くてクオリティも高い!最後に美味しいカレーに当たって大満足でした。Aさんありがとう。
次回予告
スリランカ篇がようやく終わり、次回からモルディブ篇が始まります。モルディブフィッシュを求めて、
ハネムーンのメッカにオトコひとり旅。
しかもクリスマスという恐ろしいタイミング。精神的に大きく傷つくリスクの慄きながらのモルディブ入りです。
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