旅のブログ 日本

徳島① 徳島といえば、やはりまずはの徳島ラーメン!

投稿日:2020-04-03 更新日:

讃岐うどんと骨付鳥にメロメロの3日間を過ごして、高松を後にして徳島へ向かいました。40数年生きてきて、

何気に徳島は初訪問!

海外の秘境だろうと国内だろうと、初めての土地はやはりワクワクするのです。ちなみに47都道府県で未訪問は、福島・三重・和歌山・福井・島根・鳥取・山口・大分・佐賀。日本の中でも、まだまだ行ってみたい場所がいっぱいです。


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徳島のイマドキなホステル、PAQ tokushima が快適!

2月19日(水)、朝ごはんに綿谷の肉ぶっかけを掻き込んで、バスに乗って徳島へ。1時間20分程度の乗車で2150円。

うーん、まだバス代が高く感じる。

徳島市は名川吉野川や鮎喰川、その支流など大小様々な川が海に流れ込む水の町。川好きとしては、こういう水辺のたくさんある街は、

たいへん好ましい。

時期が合えば、川の上流を訪ねて、鮎とビールなぞ引っ掛けたいところです。さて、今回徳島での宿は、

ドミトリーのホステル、HOSTEL PAQ tokushima です。1泊2434円と、日本はドミでも結構するなあと思いながらも訪ねてみると、スタッフさんは若くてフレンドリーだし、対応もちゃんとしてるし、

なかなか素敵。

寝床は本当に寝るだけという感じだけれど、ちゃんと中にコンセントが備わっています。別に鍵のかかるロッカーを使えるし、なんといっても、

この共用スペースが居心地最高!

洒落たカフェのような寛ぎ空間では、

お茶やコーヒー飲み放題。冷蔵庫に入っている500mlペットボトルの水もご自由にと太っ腹なのです。

キッチンも充実していて、長逗留しても困らなそう。オーナーとも話したのですが、コロナが無ければ、世界各地の人々が、

お遍路さんし泊まりに来ていて、国際交流なんかも楽しめそうです。

徳島市内では食べてる以外、街をぶらついたりミニシアターで映画を観たりしましたが、この共用スペースで過ごしている時間が一番長かったかもしれません。

徳島ラーメン初体験は、いのたに本店!

徳島ラーメンの口コミをネットで色々漁ってみると、まあそれは何軒も何軒も良さそうな店が出てくるのですが、

初めての1杯は老舗の店がいい。

その方が、よりスタンダードな味を楽しめそうという目算です。そこで選んだのが、いのたに本店。徳島ラーメンについてはそこまで詳しく下調べしていないのですが、この店が全国に徳島ラーメンの名を広めたと言われているそう。

でも有名かどうかなんかより、

コの字のカウンターと、この店内の佇まい。

これだけで、良い店の匂いがプンプンしますね。

店に入るとまずは券売機。てらいのない「ヨード卵」のこだわり訴求にキュンときます。

注文したのは中華そば肉入中盛700円に、卵50円とライス150円で締めて900円。そのビジュアルをひと目見たときから、このラーメンにはライスが必須だと確信していたので、迷うことなく。でも、

カロリー高そう(笑)

徳島ラーメンは茶系・白系・黄系の3タイプに分かれるそうですが、これは茶系。いわゆる徳島ラーメンといってイメージするのは、これですよね。こっくりと濃厚で少し甘めな豚骨醤油ですが、

もたれた感じは無くて、後味は意外とスッキリ。

うん、これはウマイですよ。特に茹で加減を指定しなかった麺は、少し柔らかめ。

ストレート麺なので、このスープとの絡み具合もちょうど良い加減です。

そして徳島ラーメンといえば絶対乗せたい生卵。甘辛く味付けされた豚バラ肉との相性は鉄板で、

すき焼きみたいなラーメン。

と表現する人もいるのだとか。そのままラーメンの具として楽しんでも良いのですが、やはりここは、

オン・ザ・ライス!!!

生卵の黄身が濃いところを狙って豚バラと一緒に乗せると、そこに豚骨醤油スープが絡んで、

なんて贅沢な卵かけご飯でしょう。

太るとかカラダに悪いとか、全て「知ったことか」という気にさせてくれる、罪作りなラーメンでした。

新進気鋭のと聞いて行ってみた、王者-23。

老舗を食べたなら次は新しめの人気店をと、徳島駅からJR徳島線で4駅の府中駅へ。

翌日にやってきたのは王者-23というお店。少し行列ができていますね。

ここのウェイティングは少し変わったシステムで、戸外最前列に到達したら、一度店内に入って券売機で食券を買い、その後もう一度店外に出て呼ばれるのを待つというもの。

創作系や変わり種の限定ラーメンも人気なようですが、せっかく徳島に来たのでここはもちろん、

徳島ラーメン!

中華蕎麦肉玉子(大)950円に、ご飯(小)150です。間も無く店内に呼ばれて食券を差し出して待つこと暫し。

きました!

見るからにどっしりとした見た目のスープを啜ると、『いのたに』よりだいぶ濃厚な豚骨醤油。強火でしっかり煮出しているのでしょう、ややポタージュがかって、少しだけクセがあります。

この濃厚スープに、細くてやや硬めのストレート麺が好相性。

でも個人的に残念だったのは、スープが強すぎて、甘辛く味付けた豚バラ肉が負けていると感じたこと。スープを土台に、肉が少し浮き出るような味のアクセントを期待していたのですが、これだとちょっと沈んでいるイメージです。

でもそんな濃厚スープだから、

徳島ラーメンでつくる卵かけご飯がおいしい!

ラーメン自体は少し好みと違うなあと感じたのですが、オペレーションが荒れて店側にややアグレッシブな空気が流れていたのも、多少感じ方に影響したかもしれません(汗)

店を出て府中駅に戻ろうとしたら、すぐ近くに弥生堂という和菓子屋さんを発見。澤鹿の暖簾に惹かれて入ってみました。

澤鹿というのは、うるち米の粉を蒸し上げた徳島銘菓。電車の待ち時間に食べてみたら、素朴なのに上品でもあり、おいしかったです。

豚骨醤油にこっくり甘辛い豚バラと卵。分かりやすく美味しい徳島ラーメンですが、讃岐うどんと違って何軒も食べ歩くには少々重い。ということで、今回はこの2軒で終了です。次に来た時はまた別の店にチャレンジしてみたいと思います!

弥生堂でこっそりトラ焼きも買っていたのは、内緒です。

次回予告

徳島ラーメン以外で全国区の名物といえば、なんといっても阿波おどり。年中阿波おどりを見られる阿波おどり会館という場所もあるらしいのですが、私が向かったのは勿論そっちではなくて、

阿波尾鶏!

次回、阿波尾鶏が美味しい店2軒をご紹介します。


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