こんにちはミャーです。リアルタイムではアルバニアのベラトという町に来ております。
いや〜アルバニア良いですよ!
人も面白いし観光も楽しいし、ご飯もうまい!なんとなく気になりだして、こっちルートを取って正解でした。さてブログは4月16日。アテネに到着して一夜開けたこの日は、正真正銘のイースター(復活祭)当日。ギリシャでは一年でトップクラスの祝日なのです。
※文中のレート換算はアテネで実際にセディナカードを使い調達したレートを四捨五入して、1€(ユーロ)=147円で記載しています。
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ホテル朝食を食べすぎる。
アテネの宿は何故かグレードアップされて朝食付きの中級シティホテルになりました。さぁ朝ごはんだ!タダ飯だ!と朝食会場に向かいながらも頭の中はアテネ観光のスケジュールで占められています。
そもそもギリシャでは日曜はお店も結構閉めると聞いておりまして、ましてやイースターなんて当然仕事してる場合じゃないでしょう。事前に見た限りでもアテネ観光の大看板、パルテノン神殿を含むアクロポリスは今日はお休み。他も目ぼしい所は軒並みですが、一部確認取れていない所もあるので、
ワンチャンに賭けてみましょうか。
なんせアテネは4泊。今日を含めて3日間しか観光する時間がないのです。世界に名だたるアテネ観光ですよ⁉︎ 今日を棒に振ったらあと2日しかないですって∑(゚Д゚) 全然足りないよ〜ってなりませんかね。
最悪滞在を延ばしても良いように、アテネの先は宿も移動手段もまだ手配してないのですが、
そもそもアテネ観光がどれほど面白いのか。
見てみないことには何とも言えませんからね。
などと考えていたら、いつの間にか皿は埋まりパンに牛乳にコーヒーと。
あら、随分しっかり朝食じゃないですか。
目玉焼きが絶妙な半熟具合で、さすがどこかの安ホテルとは違うのです。
しかもイースターの赤いゆで卵まである!
中は普通のゆで卵でしたけどね。観光的には困るイースターですが、これで一矢報いたじゃないですか。
国会議事堂前の衛兵交代式。
朝食を終えて宿を出て、とりあえず中心街の方へ歩いてみます。
やはり大通り沿いの店も軒並みシャッターが降りていますね。もうこれは日本のお正月並みですね。
因みにギリシャではイースター当日の日曜(本日)は勿論、その前の金曜と明けて月曜も祝日で4連休。聖金曜日とイースター・マンデーだそうですよ。だから明日だって、どれだけ店が開いてるかは分かりません。アプリの件で用があったvodafone ショップも結局開いたのは火曜でしたから。
うんうん、何をするでもなく座って談笑してる人に、歩いている人も心なしかゆっくり。正しく休日の雰囲気で
みんな寛いじゃってもー。
アテネの中心と言われるシンタグマ広場に到着し、噴水を見ながら暫し休憩します。すると奥の方にある国会議事堂の前庭が人で賑わっているじゃないですか。
そうだ、衛兵さんの交代式だ!
伝統的な衣装を身に纏った衛兵さんは、ピクリとも動かずに1時間耐え、毎時0分に交代するのです。その際はこうやって足をゆっくりゆっくり前に上げて、
今度は後ろに上げて。運動神経の弱ったわたしがやれば間違いなくよろめきそうですが、さすが現役兵士。軸がピクリともブレませんね。
いつもこんなものなのか、今日は他に見るものが無いからか、見物の人の群れは膨らむ一方。やってる側はキリリと引き締まった男らしい表情を崩しませんが、ちょっと待って。
足のポンポンかわいいですよね?
少し映画の「ベストキッド」を思い出さなくもないポーズですが、とりあえずアテネ観光ひとつクリア!
式の最後は上官の身だしなみチェックです。立ち位置を半歩直させたりして、細かいのです。
※衛兵交代式はこの辺り↓
さて、少し南へ降ってハドゥリアヌスの凱旋門を見に行きましょうか。ここは道端に建っているだけなので休日関係ないはず。
のどかですなー。
アテネを歩いていると時々、道端に遺跡が転がっています。わたしは便宜的に
野良遺跡と呼んでいました。
さすがアテネ、こんなのがゴロゴロ出てきたら、工事関係者はタイヘンです。よく地下鉄とか作りましたよね。
さて、こちらがハドゥリアヌスの凱旋門。
古代ローマ時代にハドゥリアヌス皇帝の功績を讃えるために2世紀に造られたものだとか。うん、なんと言うか正直な感想は、
薄くない?
このペラペラ感でよく今まで残っていたものです。凱旋門の東側にはゼウス神殿があって、もちろん今日はお休みなのですが、外から見ることは出来ます。
はいはい、絶賛工事中。
トルコでも何度もやられましたからね、もう慣れてきましたね。みんなアレですか、コロナで観光客が減ったタイミングで改修しちゃえということですか?世界中絶賛大改修年間ですか?
数少ない観光チャンスが潰されて、若干僻み易くなっていますが、冷静にいま写真見て思ったんですけど、
足場の組み方が見事ですね。
他の観光客の皆さんは、早くも休日ゆったりモードに移行していますが、こちとらそこまで人間が出来ちゃいません。もうひと足掻きしてみるぞと、今度は新アクロポリス美術館へ。ここはネットでイースター休館の情報が確認できなかったので、もしかしてもしかすると…。
ほとんど店は閉まってるアテネですが、ギリシャ観光の目玉アクロポリスに通じるこの道は多くの飲食店が営業してます。
マクドナルドがあったのでビッグマックの値段チェック。多分セット価格ですかね、7.55€なので1110円。うーむ、いい値段。
ついシェイク買っちゃいました。1.95€(287円)とちょい高いですね。
さて、新アクロポリス美術館。ダメ元だけどワンチャンお願い!と来てみましたが、
やっぱり休館でした(泣)
というか金属の案内板にイースター・サンデーって書いてあるから、年間ベースで決まってたんじゃないですか。もうホテル帰ってふて寝でもしようかと思ったら、美術館の前の道で羊を焼いてるのを発見!
羊の丸焼き!これはもしかして、もしかして!
イースターに皆んなで食べるあの料理ですか⁉︎
日曜に日付が変わった直後は羊の内臓スープ “マグリッツァ”。そして日曜日にはその内臓の持ち主である羊さんを丸焼きにして喰うのだと聞いていたのです。
これはイースター料理ですか?と聞くと「そうだ」とのこと。こういうのは身内でやるもんだと思っていたので店で食べられるのは有り難い。朝ごはん食べ過ぎて空腹感はゼロだけど、
胃のコンディションなど二の次です。
さっそく席に座り羊1人前をオーダー。少し待つとガツンとボリュームのある一皿が運ばれてきました。
おそらく塩だけなのでしょうか、かなりシンプルな味だけど、適度に脂の落ちた皮が
うんまい!!
噛むとと程良い脂がじんわり滲みます。さすが毎年やってるだけあって、焼き方の塩梅が絶妙です。
身はしっとりして、シンプルな味付けだけに肉の旨味がダイレクト。
思わずビールも頼んじゃって、先ほどまでの僻みは全て帳消しです。だってこれって、
最高の贅沢じゃないですか!
ただの羊の丸焼きといえばその通りですが、1年に1度のギリシャ正教の復活祭、今日この国にいないと味わえない食体験ですからね。お腹も心も満たされて、というか胃のキャパシティが溢れそうですが、今日の午後からあとはもう余生。皆に習ってゆっくり過ごすとしましょう。
正しい休日を正しく公園で。
来た道を少し戻ってハドゥリアヌスの凱旋門とシンタグマ広場を結ぶ道、その東側全てがアテネ国立庭園という広ーい公園です。
中には水鳥のいる池があり、
君たちはアヒルですか。インドネシアでよく食べましたね。愛でる心と食べる心。それを両立してしまうのが業(ごう)というものです。
これはなんだろうと今調べてみたら、たぶんバリケンという鴨の仲間だそう。鴨だからおいしいんですかね。
カメ池もありました。
上を見ればオレンジがなっていたり、
藤棚があったりと、変化に富んで目を楽しませてくれます。適当なベンチを見つけてはぼーっとしたり、本を読んだり。スマホの写真整理もしないとですね。かくして休日のスロウな時間に身を任せたのでした。
さて次回はアテネ観光2日目。前日の分も取り戻そうと張り切って出かけたのですが、
まさかの雨スタート(泣)
積もり積もったストレスで思わず取り乱す展開に。それでもパルテノン神殿のあるアクロポリスと街中の遺跡を数箇所、そしてバスに乗って夕暮れに映える神殿を観にスニオン岬まで行ってきました!
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