トルコ 中近東 旅のブログ

トルコ最後の町マルマリスで衝撃の大衆食堂を発見!

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ヤーサス(ギリシャ語でこんにちは)!ミャーです。リアルタイムでは今アテネに居ます。滞在が正教会のイースターに重なって、めぼしい見所みんな休みとか、

つくづくタイミングの悪い男です(泣)

タイミング悪いなりにこの時期じゃなきゃ楽しめないこともあったりするので前向きに行きましょう!さてブログは4月9日。今回のトルコ旅で最後の町、マルマリス/Marmarisへ向かいます。初っ端から超ローカルなロカンタ(食堂)も見つかって、楽しい滞在になりました。

※文中のレート換算は実際にアコムカードで調達したレート7.29を四捨五入して、1TL(トルコリラ)=7.3円で記載します。尚トルコはいま月単位で値段が変わるレベルのインフレ中。あくまでご参考まで。


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アンタルヤからマルマリスへ。

アンタルヤ中心街から長距離バスのターミナルまでは、トラム(路面電車)で向かいます。来た時はバスに乗ったのですが、その時はGoogleマップの機嫌が悪かったようで、どう考えてもトラムの方が便利で早そう。値段はバスの方が安いですけどね。

アンタルヤに来た時買ったアンタルヤカート。以来使ってなかったのですが、タッチしても弾かれます。近くの機械で5TLほどチャージしてみると、

通れた。

どうやら9TL(66円ちょい)ちょい必要だったのが、僅かに足りなかったらしいです。1TLだけチャージすれば良かったのですね、4TL分損しました。

いつも思うんですけど、トルコのトラムって、カッコいいですよね。

トラムのオトガル/Otogar駅を降りるとバスターミナルへは直通。案内表示に従って歩きます。

はい、無事到着。トルコ旅も終盤で、バス移動も慣れたものなのです。

アンタルヤのバスターミナルにはバス会社のデスクの場所が分かりやすく表示されていて便利です。

気づかなかっただけで、他の町にもあったんですかね。

とは言えまだ時間はかなり早いので、何か腹に入れておきましょう。バスターミナルには何軒か軽食&カフェのような店が並んでいるのですが、

品揃えは皆んな一緒!

さすがアンタルヤ。朝ごはんはセルプメ・ボレキ推しのようです。そんなのコチラも望むところですよと、

肉入りのセルプメ・ボレキとコーヒーを購入。併せて85TL(621円)でちょっとだけ高い。町の人気店で食べたそれとは若干見た目が違いますが、

うーんマズい(泣)

完全に冷凍食品の味です。食べてる内にトルコsimのスマホに電話が掛かってきて、出てみるとトルコ語で何か言っています。「アンタルヤ!マルマリス!」は聞き取れたので「今アンタルヤのバスターミナルにいますよ」と英語で答えると、電話はガチャリと切られてしまいました。

・・・何でしょうね。

何かトラブルでもあったかと予約してあるバス会社のデスクに行ってみます。今回予約したのはMARDiN SEYAHATという会社。予約メールを見せて電話があったことも伝えると「問題ない、ここに座って待っててくれ」とのこと。どうやら案内が来るらしいです。

暫くすると「フェティエ!フェティエ!」と大声で呼びかけるおじさんが登場。こっちを見て「フェティエ?」と聞くので「NO」と言うと、オジサンは納得して去っていきました。

その後も放置されたまま、刻々と出発時間が迫ってきます。うーん、大丈夫か?と心配になってきた頃、先ほどのフェティエおじさんが再登場。またフェティエと聞かれるのかと思ったら、

ジャパニーズ?

そうだと答えると爆笑してわたしの肩を叩き「こっちだ着いて来い」と。歩いてる間も一緒に連れてかれる女の子と笑ってはチラチラコチラを見てきます。うーむ、これはもしや…英語が通じそうな女の子の方に聞いてみると、フェティエ行きとマルマリス行きは同じバス。日本人の予約が入ってるから探してたけど、

まさかコイツが日本人とは思わなかったと。

なるほどコチラも笑うしかないですねワハハハ…失礼なヤツめ。

見つからなかった最後の日本人(わたし)も乗ったので、バスは定刻9:30に出発。

走り出すと早速コーラをくれました。飲み物を選べるのではなく、

コーラ飲む?

と聞いてくるあたり、トルコらしくて面白い。まあ飲みますけれど。

アンタルヤに来て緑が増えたけど、山はボツボツと灌木が生えた岩山が中心。

それが西へ行くほど緑が濃くなって、潤った景色が増えていきます。

お〜潤う。途中のフェティエで半分くらい降りましたかね。バスはその先のオルタチャの町に差し替かります。

フリーマーケットみたいなのやってて楽しそうですね。今回は殆ど休憩してないので、ここで20分位休みませんか?

オルタチャでも2人ほど降ろして、あとは最終目的地のマルマリスへ。

オルタチャを出て暫く走ると、マルマリスの町が見えてきました。入江にある港町。なんとも風情がありますが、噂によるとマルマリスは、

海辺のリゾート地にしてパリピな町。

殆ど情報がない中で得た断片的な知識です。どこまで正確かわかりませんがパリピは危険です(偏見)。ユメユメ油断なきよう、用心してかかりましょう。

バスは町から外れたターミナルへ。でもアンタルヤは小さめな町なので、ここから歩いて宿へ行けるのです。

衝撃の価格!これがリアルなトルコの大衆食堂ですか⁉︎

バスを降りたのは14:40。5時間ちょい乗っていたことになりますね。さてマルマリスについてはあまり情報がなく、日本語・英語で検索かけても名物料理すら判明しません。そこでバスの中でGoogleマップを起動して、飲食店のマークを片っ端からクリックする作戦を敢行。と言っても2〜3軒目で

なんか凄そうな店を見つけちゃいました。

立地はバスターミナルから宿へ行く、ちょうど通り道。ならばチェックインする前に寄ってみましょう。

※トルコのバスはwifi装備が標準ですが、電波の強弱にかなり差があります。今回のバスは優秀でした。

あまり人のいない町はずれの道をテクテク行きます。目指す店は写真では超ローカルな雰囲気で、ザ大衆食堂という感じ。なのにGoogleマップの評価数5000オーバーで評点4.6。これは完全に異常値です。書かれている口コミは要約するととにかく、値段が安くて味が良い。これは期待できそうです。

お、多分この店ですね。営業してるのか微妙だけど大丈夫でしょうか。ランチタイムを外しているとはいえ人気店とは思えない閑散とした雰囲気で、席に座ってる人も何も食べていません。

恐る恐る扉の方に近づいていくと、中に従業員と客らしき人が見えます。うん、大丈夫そうだ。入ろうとしたその時、ふと扉に貼ってある値段表が目に止まります。

え、ちょっとおかしくないですか∑(゚Д゚)

スープは10TL(73円)で、イシュケンデルケバフが30TL(219円)⁉︎ 他の肉料理は20TL(146円)近辺で、定番豆料理のクルファスリエが10TL(73円)。今までの認識だと、大衆安食堂でもこれの倍以上しますよ。

中に入るとカフェテリア方式で、自分でお盆を持って移動して、欲しいものを盛ってもらう方式。

ショーケースの中にはかなりの種類がありますが、初見の店だしここは定番クルファスリエとピラフをいただきましょう。あと肉料理はどうしようかと思っていたら、

ショーケースの流れと別にドネル部屋がある。聞くとこっちは別会計だというので、こっちはこっちでイスケンデル・ケバブを頼ます。言葉が通じないなりにやり取りして分かったのは、今は持ち帰りだけの営業で店内では食べられないこと。そして理由はおそらく、

ラマザン(断食月)だから。

ぐぬぬラマザンめ。でもちょうどこれからチェックインするんだし、考えてみれば実害はありませんね。

話は前後するけどホテルの部屋で荷解きもせず、冷めないうちに早速いただきました。クルファスリエをまず一口。

うん、旨い。

アンタルヤの神店には及ばないながら、まろやかでおいしいです。こっちのは汁が多くてスープに近いですね。

イスケンデル・ケバブも、ブルサの老舗とは比べるべくもないですが、肉は柔らかく旨味も濃厚でおいしい。というか、

値段を考えたらビビるレベルです。

貼り紙の値段が安すぎて嘘だろと思ったらそれより少し高かったのですが、それでもクルファスリエとピラフは、大きな無料のパンがついて25.5TL(186円)、イスケンデルケバブは32TL(234円)。もし、もしですよ、万々が一これがトルコの適正価格だったとしたら、わたしは1ヶ月近く、

壮大に詐欺られてたことになるけど大丈夫ですか⁉︎

いや、そんな事は無いはずです。この店が異常なだけのはずです。そう思わないと精神が崩壊しますからね。ところでラマザンで持ち帰り営業ということは、日没後なら店内で食べられるんじゃないか。そう気がついたわたしは、トルコ最後の夜にもまた行って来たのでした。

高いホテルはやはり居心地良いですね。

マルマリスの宿は、わたしの基準からすると予算オーバーの1泊4500円ちょい。ただ、マルマリスからギリシャのロードス島へ行く船が朝それなりに早いので、歩いて行ける立地で探して決めました。

ozrurk apart marmarisというこのホテル。もちろん高級ホテルには程遠く、口コミ評価も微妙なライン。立地重視とはいえこの値段を払い、汚い宿だと嫌だなあとチェックインしてみたら、

おお、リビングダイニング的な部屋がある!

寝室は別で、大きくしっかりしたベッド。もちろんギッシギッシ言いません。

トイレとシャワーも広々清潔。水の流れ方からして安宿とはひと味違います。

キッチンは料理したくなるほど調理器具が整っていないけれど、最低限の料理なら問題なくできそうです。

部屋ごとにベランダもあるし、そこから見下ろすと確かプールがあるはずで、

ほらこの通り。まあまだ夏というには程遠いですからね。パリピじゃないから水張ってても入らないですしね。そんな訳でとても居心地が良いこのホテル、そして中途半端な時間に満腹状態になって、

あーもう今日は以上終了。

町は明日見に行きましょう。パリピな町の夜は怖いしねと、ひたすらゴロゴロと過ごしたのでした。

次回はマルマリスの評判の良いレストランと町歩き、そして夜は郊外の店へ最後のキョフテを食べに行ってきました!


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