旅のブログ 日本

徳島③ 渦潮を見ていたら、あわや鳴門グルメ全敗の危機。

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徳島市内でヒマを持て余して、思い出したのが鳴門海峡。強い潮の流れにもまれた鳴門鯛に鳴門わかめ、ゲストハウスのオーナーによると、食べ放題の牡蠣小屋も良いらしい。レンタカーを借りるのが定番ですが、調べてみたら路線バスでも行けそうです。美味しい食材がたくさんある鳴門海峡まで行けばご馳走がジャンジャン出て来るのではないかと、妄想を膨らませてバスに飛び乗りました。


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ご馳走のついでに渦潮を見ておきましょう。

2月21日(金)朝10時発のバスに合わせて徳島駅へ。

駅ロータリーにあるバス乗り場。券売機で事前に切符を買って、鳴門方面へ行くバスを待ちます。

来ました。この鳴門公園行きのバスですね。

徳島駅からは淡路島を経由して神戸大阪方面へのバスも出ているのですが、これはのどかな路線バス。のんびり海の景色を眺めながら約50分で目的地周辺です。

実はバスに乗った時点では終点の鳴門公園まで行って、そこから歩いて鳴門海峡を見るつもりだったのですが、目的地が近づいた所で車内アナウンスが。

うずしお汽船に行かれるお客さまは、次の大塚国際美術館前でお降りください。

聞いた途端に、海岸か橋の上から見るよりも、やはり船から間近に渦潮を見たほうが楽しいような気がしてきました。素早く「うずしお汽船」を検索して値段などを調べ、

よし予定変更だ。

バスを降りちゃいました。

ここからうずしお汽船までは約500m徒歩6分。戻りのバスの時刻表を写真に収めて、歩いて向かいます。

ちなみに目もくれずスルーした大塚国際美術館は、ホステルのオーナーによると世界中の名画を陶板で複製再現したイチオシスポットだそうです。

ふーん。

歩き進むと突き当たりに瀬戸内海の海が見えてきました!ここを右に曲がると間も無く、

鳴門わかめだ!

ご飯茶碗をもって突撃したい気持ちを抑えて、まずはうずしお汽船です。

渦潮を見るにはタイミングが重要!汐見表をチェックしましょう。

手前に船乗り場。奥の建物でチケットを売っています。1人1600円の船賃で、船は30分おきに出ています。

うずしお汽船ホームページ

うずしお汽船のHPには出向時間ごとのワクワク度なるものが掲載されていて、

ちょうど次の11:30の便はワクワク度MAX!

渦潮発生についてもう少し詳しく要点を纏めると、次のようになります。

  • 鳴門海峡は太平洋と瀬戸内海がぶつかる狭い場所で、潮汐の関係で1日に2度ずつ片方の海からもう1つの海へと水が流れ込みます。
  • 流れ込む海流に揉まれて渦潮が発生するわけですが、
  • 日時により流れの速さが違い、大潮・中潮・小潮の順にパワフルな渦潮を見ることができます。
  • そして汐見表を参考にすると、絶好のタイミングが分かるというわけです。

汐見表はこちら

チケットを売っている建物は土産物屋さんも兼ねていて、塩蔵、乾燥の鳴門わかめも売っていたけど、ここでは買いません。

なぜなら建物から港を挟んで向かいには、鳴門町漁協の建物があってその壁には、

鳴門糸わかめ、誰でも買えます。

と大きく書かれているのです。駐車場整理をしているおじちゃんに聞くと、生わかめは日によってあったり、なかったりだそう。出港まで時間がないので、戻ってきたら行ってみましょう。

ダイナミックな海の動きを間近に見られる、うずしお汽船。

時間になるとアナウンスがかかり、船着場へ移動します。

この船に乗って、約20分のクルーズです。

座席はなくて、デッキを自由に移動できます。乗っている間は手摺りに捕まっていてくださいというアナウンス。渦潮に飲み込まれたら大変ですからね。

風邪も弱く快晴。絶好の渦潮日和です。瀬戸内海側から出港した船は、数分で大鳴門橋の近くに到着。

四国と淡路島を結ぶ橋で、橋の上まで歩きで行くと、足元の透明な床から渦潮を見ることができるそうです。

この辺が太平洋と瀬戸内海の交わるところ。この距離だとその境目はよく見せませんが、近づいてみると、

うお凄い!

2つの海の間には、最大で1.5mの水位差ができるそうで、その境目もクッキリ段差ができています。静止画だと波打ち際のようにも見えますが、実際はあの段差のラインは動かずに、その場所で海の水がドドゥゥと落ち込む、

まるで海の上の滝みたい!

海の色がまるで違いますね。

幅1.3kmと狭い海峡だからその流れ込みはかなりの速さで、世界三大潮流に数えられるのだそう。つまりここで今、まさに現在進行形で、

鳴門の鯛が刻一刻と美味くなっているわけです!

ああ、なんてロマンチックなことでしょう。想像を巡らせて胸をときめかせていると、

渦潮発生!

船内アナウンスで場所を教えてくれるのですが、1つ見付かると次々に発生してもうそこらじゅう渦潮だらけ。

轟々と音が聞こえそうなほど勢いよく渦を巻き、5〜10秒で現れては消えていく渦潮。

鯛は、鯛はどこだ!?

と目を凝らすも勿論いるわけがありません。もう少し深いところで、美味しくなっているところですからね。

正直勝手に、渦潮は飲み込まれそうな迫力を想像していたのですが、この大きさの船だと全然。船が渦に引っ張られるようなスリルは、残念ながらありませんでした。でも実際に、

小さな漁船でくると、相当恐いらしいですよ。

充分渦潮を堪能したら港へ戻るのですが、

帰りがけには、海流がぶつかることで一面パチャパチャと小波が跳ねる場所も。なぜか因幡白兎伝説を思い出しました。再び港へ戻りいそいそと、鳴門町漁協へむかいます。これまた潮に揉まれてシャキシャキになる、鳴門の生わかめの買いたいのです。

ちょうど2〜3月は鳴門わかめの収穫シーズン。漁協の前ではたくさんの漁師さんが、わかめの湯通し処理中です。おそらく塩蔵わかめを作っているのでしょう。声をかけて聞くと、わかめの直売は漁協の事務所でというので行ってみたものの、

今日は生わかめ無いですね。

う…マジすか。塩蔵乾燥わかめならあるというけど、値段は町場と変わらないくらい。せっかくシーズンに産地へ来たのに、残念無念です。それなら街中の店で生わかめが手に入るかもしれないしと、買わずに帰ることにしました。

※結局生わかめは見つからず、最終日に塩蔵の茎わかめを買って帰りました。それでも美味かったです!

味処あらしで天然鳴門鯛…のはずが!!!

再び大塚国際美術館へ戻り、バスに乗って小鳴門橋バス停へ。12分で250円です。帰りバスの時刻表をカメラに収めて、お昼ごはんを食べに行きます。

もちろん目指すのは、

鳴門鯛!!!

それも天然ものの鳴門鯛を食べられると評判の店、味処あらしです。

小鳴門橋バス停から歩いてすぐ。13時すぎにお店に到着しました。

店の外には数人の待ち客が。ウエイティングリストに書き込んで順番を待つのですが、この分ならそう待たずに入れそうです。玄関右手にある、涎の出そうなメニュー板をチェック。3000円と一等高価だけど、ここは勿論、

“天然鳴門鯛づくし膳” 一択です!

2100円の鯛御膳というのもあるけれど、これは養殖の鳴門鯛と明記されています。頭のなかは渦潮に揉まれる天然鯛のイメージでいっぱい、お腹も空いてもう万全という状態で待っていると、店内から仲居さんが。

天然鳴門鯛終わりました〜。

あっけらかんと言い白板に取消線を引く彼女は、1m先にある絶望の顔に気付いていなかったと思います。それだけは不幸中の幸いでしたが、あと数人で天然鳴門鯛を逃したのは痛感。やはり急遽予定変更してうずしお汽船に乗ったのがマズかったのでしょうか…。

鳴門の生わかめもゲットできず、天然鳴門鯛もダメ。意気消沈しているところに「相席でもいいですか」と店内に案内され、メニューを広げます。

クエも縞鯵もオコゼも普段ならとっても魅力的なのに、この時ばかりは鳴門鯛ロス。でも養殖だけど「鯛御膳ならあるもんね」と注文すると、

すいません。鯛御膳も終わってしまいまして。

つ、詰んだ…。相席のおっちゃんも鯛を逃したのでしょう。言葉は交わさないものの、目が合って無言のまま悲しみを共有しました。仕方ないので地物だという、おこぜ刺身定食をオーダー。尚も往生際悪くメニューに視線を走らせていると、あれ?この鳴門鯛の天ぷらっていうのはどうなんだ。ダメ元で聞いてみると、

あ、ありますよ。

よかった、ギリギリ首の皮一枚鳴門グルメが繋がった!相席のおっちゃんが追加注文しようか一瞬迷ってやめたのは、見て見ぬふりをしました。武士の情けなのです。

さて、おこぜ刺身定食。2100円とまあまあな値段ですが、量もたっぷりあって美味しそう!

薄く引かれたおこぜの刺身は、魚のいかつい外見とは裏腹の淡白で上品な味わい。それでも噛み締めると、端正な旨味がじわりとでてきて、

ああ、やっぱり日本っていいなぁ。

と心底思います。そして嬉しいのが、付け合わせのわかめ!

これ鳴門わかめですよね!!!

硬いわけではないのに、歯応えがしっかりあって美味い。

大ぶりな丼の潮汁にも、たっぷりわかめ。鳴門グルメ全敗の危機からぐっとリカバリーしてきましたよ。

続いてお待ちかねの鳴門鯛の天ぷら900円が到着。天然と明記されていないので、養殖でしょう。養殖といっても今は技術や意識も進化してきて、特に鯛の養殖は美味いとこのは結構美味いので期待がもてます。

厚めに切りつけた天ぷらをまずは塩で。からりと揚がった衣を噛み破ると、

ほわんとやわらかな鯛の身から旨味汁が流れ込んできます。

ぐはぁ、何これすっごく美味しい。一般的に天然物より脂が強いと言われる養殖ものだからこそ、天ぷらという調理法が合っているのかもしれません。小躍りしそうなほどの喜びを、相席のおっちゃんに悟られないように気を配りながら夢中で完食。量もたっぷりあって、900円が割安に感じました。あわや全敗の危機から、これはもう、

逆転勝利と言って良いのではないでしょうか。

大満足で店を後にしたのでした。

食べ終えてまだ帰りのバスには時間があったのですが、小鳴門橋バス停の素晴らしいのは、すぐ目の前に日帰り温泉があること。

1時間ほど露天風呂とサウナを楽しみました。

海のパワーを感じて、そこで育った美味い魚介を味わい、更にお風呂まで浸かれる。鳴門バス旅は、なかなか良いかもしれません。

次回予告

次回徳島篇の最終回。徳島で美味しい店を探していて見つけた、

店名が「居酒屋」という居酒屋。

名前だけでもインパクトがありますが、そこがまた日本酒をはじめ店主が集めた良い酒の揃う名店だというのです。なにかの物語にでも出てきそうな、「居酒屋」をご紹介します。


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