こんにちはミャーです。リアルタイムでは今、ブダペストからスロバキアのコシツェへ移動中。スロバキアも予備知識ゼロ。
どんな美味いものがあるんでしょうかね?
楽しみです。さてブログは5月23日、ミュンヘン2日目です。
※文中のレート換算はアテネで実際にセディナカードを使い調達したレートを四捨五入して、1€(ユーロ)=147円で記載しています。
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ミュンヘンの青空マーケットで立ち食いソーセージ!
朝はダルマイヤーのパンとレバーケーゼを堪能し、宿でゆっくりしてから早めの昼ごはんに出かけます。出発時点で選択肢は2つあって、一つはシュバイネハクセ/Schweinshaxeという豚スネ肉のロースト。マリネしてから焼かれ、皮はカリっと、中はジュワリと柔らかな料理だそう。
絶対美味いやつじゃん!
専門店があるというので勇んできてみたら、
なんか店閉めちゃってますね…。
よく見たらGoogleマップも閉業になってるし、よし切り替えるぞ!次に目指すは立ち食いソーセージの人気店。店のある場所に近づくと、そこは人で賑わう青空マーケットでした。
おお〜平日の昼前なのにすごい人出!
TVの撮影とか試食キャンペーンとか、楽しげな雰囲気が溢れています。
出店しているお店も多様で、花屋にパン屋、ソーセージ・ハムの店もたくさんありますね。
ワインだってかなりの種類。
八百屋さんは整然として少量多品種の品揃え。山積みじゃない八百屋さんとか久しぶりな気もします。
さすがドイツ、ジャガイモ専門店もありますよ。日本じゃ見ない品種も色々ありそうです。
こちらが目当てのお店、Wurstimbiss Teltschik。時間帯によっては行列もできると書かれていたけれど、着いた時はまだテーブルに余裕があります。
ドリンクメニューとソーセージメニュー、それにゼンメル(カイザーロール)と書いてあるのはパンに挟むサンドイッチ系のメニューでしょうか。
周りの人はほとんどビールを飲んでいて、
君たち仕事はどうしたんだ。
ブーメラン確定のツッコミをしながら、釣られてこちらもビールです。これは地元ミュンヘンのビールですね。爽やかでコクもあって、とても美味しい。
ミュンヘンといえばのヴァイスヴルスト(白ソーセージ)。昨日同様ぎこちなさを隠せませんが、なんとか皮を剥いて食べてみると、
ほわんと柔らかく旨味じんわり、そして程よくジューシー(涎
昨日食べたのよりプリッと感が強いけど、同じくらい美味しいですね。
もう1品はカレーヴルスト。ソーセージにケチャップとカレー粉の、ドイツのストリートフードの定番です。ソーセージを選べて、これは焼いたフランクフルト。厚めの皮がバリッとしていて、
肉々しくてジューシーで、ケチャップに負けない存在感です。
カレースパイスがビールを誘い、これは無限地獄ですね。超お手軽料理だけど、やはりソーセージの地力が違います。お会計は12.8€(1882円)。ドイツにはシュバイネハクセを始め、色々な郷土料理があるのですが、もう今回はソーセージを食い倒して終わってもいいやという気持ちになってきました。
魅惑の惣菜天国を見つけちゃいました!
ソーセージを食べた後も、青空マーケットを隅々までチェックしてまわります。いいですね、この雰囲気。
いっそここにテント張って寝泊まりしたいです。
無料トイレもあるし、美味しいものも美味い酒も無限にありますからね。まさにパラダイス!
そんな妄想をしていて足が止まったのがこちら。SEVDAS という惣菜を売るお店です。どれどれ、とショーケースを覗き込むと、
うお、何だこのミクロなパプリカは!
Sweetpepperdrops とあるこれは1つが1cmを切る小ささで、水滴の形をしています。これは気になりますね〜。
オリーブもナッツやハーブなど、フレッシュな食材と和えていて、その取り合わせはあまり見たことがないものです。
うーむ、うむむむむ•••。
ここで買うと予定が狂うのです。今日はもう1軒ビアホールを攻略する算段。でも見たことのない食材や、食材同士の取り合わせ。これはとっても気になるのです。
よし買うたる!それとそれ、それも頂戴!!
散々迷った末に3種類ほどお買い上げ。予定はもう変更しちゃって、あとで宿で食べましょうね。
これ以上の誘惑には耐えられませんと青空マーケットを後にしようとしたその時、さっき通った果物屋さんに見つけてしまいました。
生ライチです!
いつか食べたたいと思って10数年。タイミングが合わず東南アジアでも出会えなかった生ライチさん。
まさかドイツで巡り合うとは。
100g当たり2.99€(440円)と値段もお値頃。100gちょいの8粒ほど売ってもらいました。さて、どこで食べようかと少し歩くと、そこはミュンヘンの中心マリエン広場。昨日も来た、ミュンヘン新市庁舎がある場所です。
よし、ミュンヘンど真ん中で食ってやる!
ちょうど一つ空いていた椅子に腰掛け、隣に座るご老人の視線はスルーしてライチの記念撮影。
人生初の生ライチでございます!
油断すると果汁がピュッと飛び出すので、ビニールに手を入れて慎重に皮を剥きます。心配召さるなご老人、そっちには一滴も飛ばしませぬゆえ。
中は真っ白。さっそく口に放り込むと、
お〜果汁が溢れますね!
紛うことなきライチの味で、やはりフレッシュはとても美味しい。マリエン広場で生ライチ、これは中々よい思い出になりそうです。
ミュンヘンの素敵教会とホーフガルデン。
ライチをを食べ終え、今日はミュンヘンの街歩きです。ウロウロと歩いては教会に入ったり、入場料が高くて諦めたり。その中で特に素敵だった教会を2つご紹介しましょう。
まずはおそらくミュンヘンで一番有名な教会、聖母教会です。丸い帽子をかぶった2つの塔が高く聳え、
でも近くからは高すぎてうまく写真に収まりません。教会自体は無料で見学できて、塔に登りたい人だけ料金がかかります。
教会に入ってすぐ床に足形が残っています。これは「悪魔の足跡」と呼ばれ、
伝承によると本当に悪魔のものなのだとか。
教会を建てる際に「窓を作らないこと」という条件を悪魔が出して、建て終えたチェックしに来たら確かに窓が無いのに中は明るい。悪魔が悔しがって地団駄を踏んだのが跡になったと。
正面の窓は見えなかったそう。
確かに足跡の場所からは両脇の柱で窓が見えないようになっています。でもほら、
数歩進めばちゃんと窓が見えますからね。何ですかね、
悪魔ってアホなんですかね?
そういう伝承があるだけに、窓のステンドグラスはとても美しい。
柔らかな光が神聖な空気を演出します。と、そこへ突然オルガンの調べが。
穏やかな旋律が響く教会の雰囲気に、今なら一度死んでも復活しそう。
まんまドラクエの雰囲気ですもん。
神妙な顔でしょうもないことを考えながら、塔の入口の売店に向かいます。
塔への階段が狭いので、前の人が通るまで少し待っていてくれと言われてお土産見学。ここはフィギュアが素敵ですね。
チケットは7.5€(1103円)。許可が降りてゲートをくぐると、そこは激狭な螺旋階段です。
あの塔の中が何故こんなに狭いのかと思ったら、
壁がこんなに分厚いからなんですね。このまま天辺まで上がるならキツいのですが、少し行くとエレベーターが待っています。
エレベーター様さま!
ギュインと一気に上へ行くと、塔から360°の展望フロア。ただし格子のはまった窓からになります。
ほほう。
もう一つの塔がちょうど見えますね。これはなかなかに素敵でした。
もう一つご紹介するのはテアティナー教会/Theatinerkirche。初日に地下鉄を出た場所、テアティナー広場にあります。
こちらも入場無料です。中に入ると黄色い外壁からは想像もつかない、
真っ白な世界!
白い壁に白い柱。とても繊細な彫刻がびっしりと施されています。
ふぇ〜、すごいなこりゃあ。
つい時間を忘れて魅入ってしまいますね、
架かっている絵画も見応えがあって、
ここを無料で拝観できるとは、とてもありがたいのです。
青空マーケットで買った惣菜に合わせるために、パンを買いにスーパーへ。
うん、なかなか旨そうですよ。
無性に牛乳が飲みたくなったので買いましょう。旅が長くなって来ると栄養が偏りますからね。カラダが求めているサインには素直に従うのです。
ミュンヘン観光の肝とも言える(かもしれない)ミュンヘン・レジデンツは今回すっ飛ばすことにして、向かいのホーフ ガルテン Hofgartenという公園に。
あーもう並木が綺麗ですこと。
不思議な形に整備された芝生と噴水を眺めながら、牛乳を煽ります。あまりに美味しく感じるので1ℓを飲み干すと、暫くしてから異変が。
うぅぅ…腹がゆるい…。
公園の公衆トイレは一時閉鎖中のようで、Googleマップで調べたら最寄りトイレまだ徒歩6分。大丈夫、きっと間に合うから…。
魅惑の惣菜をいただきます!
トイレからは生還したものの、この状態で再び街へ出るのは不安です。でもわたしには、これがあるじゃないですか!
夕飯に青空マーケットで買ってきたSEVDASのお惣菜。Sweetpepperdrops というのは、やはり最近出回り始めた品種っぽくて、見た目が可愛らしいだけじゃない。小さな粒それぞれにマリネ液を含んで、
噛むと中から溢れてくるのです!
良い加減の甘酢液でこれは美味しいですね。オリーブは粒ごとに胡桃が刺してあって、イタリアンパセリと和えてあります。シンプルだけど食材の取り合わせが絶妙!クスクスも甘酸っぱい調味で、オイルが絡まりコックリしています。何だったっけなあ…。思い出せないけどスパイスがよく調和して旨いのです。各100gほどで8€(1176円)ちょい。ミュンヘンとしては値頃感がありますね。
次回はミュンヘン3日目。朝イチから日帰りツアーに参加して、ローテンベルクへ行ってきます!南ドイツらしいカラフルで可愛らしい村で、ご当地ソーセージにご当地お菓子を食べてきました。
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