チェコ ヨーロッパ 旅のブログ

世界一美しい町チェコのプラハは、生肉から始めます!

投稿日:

6月9日金曜日。朝起きると風邪は良くも悪くもなっておらず、足も少し痛みます。万全には程遠いけど、今日はポーランドのクラクフから、チェコのプラハへの移動日。

世界一美しい町と言う人もいるプラハです。

東ヨーロッパの中では一番楽しみにしていた町でもありまして、体調不良は気合いでなんとかしましょう!目一杯楽しんでいく所存です。

※文中のレート換算はプラハで実際にセディナカードを使い調達したレートを四捨五入して、1Kč(チェコ・コルナ)=6.4円で記載しています。


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クラクフからプラハまで、9時間超えのバス移動。

プラハへは今回もFLiX BUS 利用。10:30発19:30着予定で41.99€(6173円)です。発車場所はクラクフに着いた時と同じこちら↓のバスターミナル。

コシツェの時とは違い、このバスターミナルにはFLiX BUS ゾーンがあるので安心です。

FLiX のオフィスで聞くと「15〜16番に来るから待ってて」とのこと。

今回乗るバスの最終目的地はパリ。16番乗り場の案内板にPARYZとあるのがパリですかね?さてそろそろ、ポーランド通貨のズウォティを使い切っちゃわないと。20zt(672円)弱残っていて、まずはカプチーノを購入。

ちょうど乗り場近くにパン売りの子がいたので残金を見せると、3個売ってくれました。長いバス旅はこれで凌そうですね。

10:30の定刻にバスは出発し、

片側2車線の高速道路を快調に飛ばしていきます。

12時過ぎにドライブインのような場所で休憩。さっと出せる食事も用意されているのですが、

停車時間はたったの15分!

コーヒだけ買って、あとはさっきのパンで済ませましょう。9時間の長旅なら、どこかで長めの休憩があるのかと思いきや、

何箇所か乗り降りで停まるくらいで一切休まず走り続けます。そうか、このバスはパリまで走るんですもんね。プラハ辺りまでで呑気に休んでる場合じゃないのでしょう。

流石にお尻が痛くなってきた頃、ようやくプラハの町に入ります。ふむふむ、郊外からして建物が素敵じゃないですか。

予定より30分遅れて20時に到着。プラハには、FLiX BUS が利用するだけでも3つのバスターミナルがあり、今回はプラハの東外れにあるFlorenc に着く便でした。

チェコ通貨コルナの確保と、宿への移動。

バスターミナルにはATM も何台かあり、ここで現地通貨のチェコ・コルナを確保しておきましょう。

セディナカードでとりあえず1500Kč(コルナ)ほど調達。後ほど来た請求金額から割り出したレートは1Kč=6.4円。以降このレートで記載していきますね。さて、問題は宿への移動手段です。Googleマップの経路検索は生きていて、トラムで向かえというのですが、最寄りのトラム駅に行くと案の定、券売機がありません。

次の駅まで歩いてみたら、券売機らしきものはあるけれど、触っても全く反応がありませんね。

むー、面倒だなあ。

どうせ2kmちょいだし、もう歩いて行っちゃいましょう。今から考えると、近くにあった地下鉄駅まで行けばよかったんですけどね。来たばかりだと分からないことだらけです。

それでも、まだ中心部ですらないプラハの町は既に素敵オーラを発していて、キョロキョロしながら歩くのも楽しい。

ピルスナービールの産みの親、ピルスナー・ウルケルの看板もあちこに出てますね!

途中で買い物したりもしてたので、町はもう夕暮れです。21時にようやく宿にチェックイン。

Travel &Joy Backpackers というドミトリー宿で、3泊72.45€なので1泊あたり3550円。共用スペースが少なくてwifiもやや弱めですがまあ許容範囲。観光地ど真ん中ではないけれど、そこそこ立地も良くてお値頃な宿でした。

ローカル酒場で、チェコ式生肉タルタルに感激する。

荷解きしたらもう夜もいい時間ですし、普段なら宿に籠るところですがここはプラハ。いつもより少しだけテンションが高めなのです。

歩いて来る途中、いかにもローカルな人たちが群がっていた酒場があったのでやって来ました。チェコではこういう居酒屋のような店をホスポダ/Hospoda というそうで、後で調べてみるとこちらはLokál U というプラハに3店舗を構えるローカルチェーン。

店外でビールを立ち飲みしている人たちをかき分けて中に入るとビアカウンター。ローカルな店だけど、にこやかに迎えてくれてひと安心です。ではさっそくピルスナー・ウルケルを1杯いただきましょうか。

キャッシュオンデリバリーでその場で60Kč(384円)を払い、ビールを受け取ります。外のローカルに混ざって仲良くなるほどのコミュ力はないので、中の立ち飲みスペースに陣取ってひと口。

お〜泡がとてもクリーミィ!

さすがホップの名産地チェコのビール。苦味が爽やかでとても美味しいのです。

コースターも可愛らしいですね。

奥には座れるスペースもありそうですが、なかなか居心地の良い店内立ち飲みでゆっくりと。ふと見ると、ペラ紙のフードメニューが置いてあります。通りかかった店の子に聞くと、ここでも注文できるらしい。

チェコ語には歯が立たないので、Google翻訳の出番です。お、事前予習で見たチェコ名物料理のタルタルがありますね。これにスープを1品頼みましょう。

スープ2品のうち、店の子お勧めがこちらのジャガイモとガーリックトーストで作ったクルトンのスープ。具だけ入った皿に、スープポットから目の前で注いでくれました。ニンニクが香りが食欲をそそりますが、食べてみると驚きのおいしさ。敢えて言うなら、

郷愁を誘うキュン系です。

野菜系の優しい出汁で、旨味が強いわけではないけれど何故かとても素敵な味わいなのです。いいな〜沁みますね。

さて、メインは牛肉のタルタルです。まずはお肉だけ味をみてみると、新鮮な牛生肉に生玉葱とピクルスを加えて叩いてあり、ほんのり酸味を効かせて爽やかな味わい。

うん、これは絶妙な塩梅ですよ。

そしてチェコ式の特徴なのが、この揚げた黒パンと生ニンニク。

パンにニンニクをすりすりして香りを移し、

そこに生肉を乗せてパクリ!これがもう、

感動の美味しさなのですね。

粒子の粗い黒パンだから表面はザクっとして、でも中まで油は染み込まず。赤身肉に足りない油分を補って素晴らしい組み合わせなのです。タルタルというとどうしても冷菜になってしまう所を、パンが温かさを加えて、満足度も鰻登り。これは素晴らしい工夫ですよ。

あまりに旨そうに食べていたからか、隣の部屋のワンコが「よこせ寄越せや」と吠えてきます。でも他人の犬に勝手にエサをやるわけにはいきませんからね。見せつけるように食べ続けると、

吠えるのやめて悲しそうな目に。

最後は拗ねちゃって。君の分までしっかり堪能しましたからね。お会計はメニュー価格通りの324(2074円)。これはお値打ちですね!

最初の食事に大満足で幸先の良いプラハです。翌日はここぞと歩き回ったので、ブログは2回に分けて書きたいと思います。次回プラハ2日目の前編、朝から肉屋のタルタルとハンバーガーを食べ、クラメンティウムの超絶美しい図書館を観に行ってきました!


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