ボスニアヘルツェゴビナ ヨーロッパ 旅のブログ

のんびりまったりモスタール3日目。

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こんにちはミャーです。リアルタイムでは今日はクロアチアの首都ザグレブから、スロベニアのリュブリャナへ移動します。ギリシャからイギリスの間のルートは詳しく決めてなかったけど、ザグレブから先はどうするか随分と迷いました。結局、スロベニアからベネチアへと、イタリアをかすめて南ドイツへ。そこからオーストラリア、ハンガリーと東へ向かうつもりなのですが、

うーん、やや迷走気味ですね。

イタリアは来年戻っきてしっかり滞在する予定だし、無駄に遠回りです。でも本音を言うと、そろそろ大手を振ってイタリア料理を食べたいのです。さてブログは5月6日、モスタール3日目です。

※文中のレート換算は実際に引き出した際のレートを紛失してしまった為、今のレートに2%乗せて、1KM(兌換マルク)=77.2円で記載いたします。


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ボスニア・ヘルツェゴビナはパンが美味い⁉︎

多くの人は日帰りでやってくるモスタール観光。1泊してゆっくり過ごす人も沢山いますが、さすがに3泊はそう多くないでしょう。だって3日目ともなれば、

もうやることあまり無いですもん。

まあドブロヴニクがわたしとしては急ぎ足だったので、少しペースダウンしたいのです。

ゆっくり寝てゆっくり起きて、ゆっくり優雅にブランチでも摂りに行きましょう。宿オーナーが朝ごはんならと勧めてくれたAščinica Saray というお店です。

メニューを見るに、まさしく正しく朝ごはん。せっかくなのでボスニア語ヘルツェゴビナの定番だというブレク/Burek を頼んでみます。

飲み物はフレッシュオレンジジュース。

うん、ぬるい。

目玉焼きがメニューにあるのも嬉しい所で、つい頼んでしまいました。しかも、

デフォルトで3個!

さらに両面焼きデフォルトなのですが、ギリギリ半熟を残しているので守備範囲です。

それよりも驚いたのは、無料で付いてくるこのパンの美味いこと!外側はパリッと、中は水分含有量の多い、ムッチリした歯応え。

小麦の旨さを良く感じられます。

玉子と合わせるとそれだけで充分な朝ごはん。危ない、ブレクを忘れて全部食べちゃう所でした。

こちらがブレク。パイのように薄い層をなす生地で、中は挽肉と小さく刻まれたパスタが入っています。挽肉の餡は中華の点心や餃子を連想させる物で、トルコのアンタルヤ名物、

セルプメ・ボレキを思い出します。

あれよりサクサク感は弱めだけど、胡椒が効いててなかなか美味しい。それにしてもこの店のパン、食べきれない分をこっそり持って帰るほどに美味しかったのですが、

考えてみるとモスタールで食べた店は全部がぜんぶ、パンが美味いんですよね。

これはアレか。ボスニア・ヘルツェゴビナは隠れたパン王国なのか?次に行くトラヴニクの町でも食べてみましょうか。

モスタールはやはり、川と橋ですね。

宿オーナーがくれた観光マップには、町の東外れにあるPravoslavna crkva Svete Trojice というキリスト教(正教)の教会に印がついていて、他に行く所もないので散歩がてら行ってみましょう。

途中にある時計台。隣の建物が崩れているのは砲弾の跡ですかね。少し坂を登ってやってきた教会は、

扉は施錠されていてお庭はけっこう荒れ模様。現役の教会なんですよね?

地元の青少年グループが手旗信号の撮影中。

ふむ、高台にあるけど特に絶景という訳でもありません。そろそろ次に行きましょうか。モスタールの代名詞である美しい橋スタリ・モストを、南にある別の橋から見てみます。

橋の下流はこんな感じ。ネトレバ川に沿って、赤屋根の家々が立ち並び素敵な風景です。いいですね、こんな所に住みたいものです。

そしてスタリ・モストのある上流側はこんな景色。ああ、やはりとても素敵。川に橋なんて世界中どこにでもあるのに、何故ここはこんなに絵になるのでしょうね。

注: 実際は写真の3割増くらいで美しいのです。

ネトレバ川を西に渡り、スタリのモスト方面に行く途中。スタリ・モストとそっくりの小さな橋があります。Kriva ćuprija というこの橋は1558年に建てられた古いもの。今のスタリ・モストは近年再建された物ですが、オリジナルのスタリ・モストができたのは1566年で、この橋より8年後。なので、先にこの橋を建てて、

それを手本にスタリ・モストは建てられたと考えられているのです。

モスタールの数少ない見所のひとつ。あぶないウッカリ見逃す所でしたよ。

ぐるっと一回り散歩して、スタリ・モストへ行ってみると、飛び込み職の兄さんが、今にも飛び込みそうですよ!

さあこい!…..あれれ?

また座ってしまいましたね。どうやら、若い人に先輩が飛び込みのコツを教えているようです。水面を潜ったらこの角度でいけとか、身振り手振りで伝わってきます。聞いてる若人は貧乏ゆすりがひどくなって、やはりかなり緊張するのでしょうか。

なかなか人生楽じゃないよね。

結局この日も30分、飛び込みそうで飛び込まない飛び込み職の人を観察して、諦めて帰りました。

それにしても好天の続くモスタール滞在。先日はアイスに流れましたが今日はビール。

メシ、散歩、昼ビール。大変良いご身分ですこと。

2度目のサドルヴァンで、丸かぶりな2度目の料理。

今日も夕日が美しい、モスタールの夕暮れ時。橋を渡ってやってきたのは、初日に行ったレストラン・サドルヴァン/Restaurant Šadrvan。

野菜の詰めもの料理がことの他おいしかったこのお店。明日からはトラヴニクで肉三昧だから、その前にボスニアの野菜料理を堪能しようという目論見です。

昼は連日満席になっていたけど、夕暮れ時、と言っても19時半頃ですが、席はだいぶ空いています。

前回来た時にメニュー写真は撮っていたので、事前に目星をつけた料理を告げて「この土地の料理でいいんだよね?」と確認すると、

まさかの、ぜんぶ違うという回答。

ローカルな野菜料理を食べたいなら「このモスタリアン・サハン/Mostarian Sahan がお勧めですよ」と。それではお勧めに従って、それをお願いしましょうか。

ビールもモスタールのもの。程よくコクがあって、おいしいです。

さて、料理が来ましたよ。ほうほう、この一見葡萄の葉に見えるやつは、恐らくコラードというキャベツの仲間ですね。中は挽肉とお米。そしてピーマンの詰めものと、玉葱の詰めもの。それに牛肉を煮たやつね…って

ぜんぶ初日に食べたヤツじゃない∑(゚Д゚)

まあ初日に特に美味しかった詰めもの料理3種ですから、否やはないのですが…。でも程よくすいてる夕暮れのモスタール。民族衣装を着た案内係のお姉さんが機嫌良さそうに鼻歌をうたい、日が落ちるにつれ空の色も町の色も移ろっていく。

とても完全で、とても贅沢な時間でした。

今回の記事は短いし、トラヴニクへの移動まで書こうかと思ったけれど、キリが良いのでやはりここまでにします。次回はトラヴニクまで遥々、ボスニア・ヘルツェゴビナ一番と言われるチェバピを食べに行きます!


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