チェコ ヨーロッパ 旅のブログ

プラハ2日目❷カレル橋とプラハ城、ソーセージの酢漬けとプラハの夜景。

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6月10日土曜日、プラハ2日目。前回の記事(→こちらを参照)では肉屋さんの新鮮生肉タルタルとラム肉ハンバーガーの朝ごはんを食べ、旧市街広場やクレメンティヌムを見学した所まででした。今回はその続き。カレル橋を渡ってプラハの西岸地区を探索します!

※文中のレート換算はプラハで実際にセディナカードを使い調達したレートを四捨五入して、1Kč(チェコ・コルナ)=6.4円で記載しています。


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プラハで最も賑わうカレル橋を渡る。

有名ホスポダ(居酒屋)で1杯ひっかけたので、少しだけふんわりした気分でカレル橋/Karlův most を渡ります。橋の両端には立派な塔が建っているそうで、

おお、あれですね。かっこいい塔の辺りに、遠くからでも大量の観光客が群がっているのが分かります。

東の袂から見てみると、立派な石造りの橋に対岸のプラハ城。いいですね〜プラハっぽい!

歩行者専用のカレル橋は大記念撮影大会場と化していて、

土産物や似顔絵描き、アートや音楽のパフォーマンスもやっていて、目も耳も楽しませてくれます。

さらに橋の欄干には、両側に各15、合わせて30もの聖人像が建っていて、それがいちいち立派なのです。

橋自体が1402年にできたというから、日本では足利義満のころですね。

こちらの聖ヤン・ネポムツキー像の台座に触れると良い事があるそうです。せっかくなのでワンコを撫で撫でしておきました。今ブリュッセルで盛大なトラブルに遭いながらこれを書いている事を踏まえると、

霊験あらたかとは到底いえませんね(泣)

カレル橋が架かっているブルタバ川は、遊覧船もとても充実していて、立派な大型観光船の他にも雰囲気のある外輪船のようなのから、

ゴムボート自走集団。

筏バーのような船まで色々。この筏でお酒飲んだら気持ち良さそうですね。

西側の袂にも立派な塔がありまして、というかここから見ると、

もう塔だらけ!

ちなみに両袂に建つ塔は、どちらも有料で登れるそうです。登ってみたかったんですけどね、この時はまだ風邪気味&足も少し痛い状態で余力が足りませんでした…。

ジョンレノンの壁と公園。

西側に渡った町の雰囲気もやはりプラハ。

かっこいい塔が自然とカメラに写ります。一旦左に折れてぐるりと回ると、

こちらが人気スポットの一つ、ジョン・レノンの壁です。共産主義の時代に、自由と西側文化の象徴としてジョン・レノンの似顔絵や歌詞、政治メッセージなどを落書きしたのが始まりだとか。

その後も時どきの政治への不満を表す場として使われたり規制をされたり、紆余曲折を経ながら今は観光名所のようになっているそう。東西冷戦が終わってまだ30数年なのですもんね。

実はジョン・レノンの壁に行ったのは、どうしても見たかったのではなくて、その南側にある公園でひと休みしたかったから。長丁場ですからね、休み休み行かないとなのです。

気合いを入れてプラハ城に登ったものの•••。

暫し休んで体力を回復した所で、プラハ城へ登ってみましょう。

このような階段をひたすら登るのですが、

陽射しが強くてなかなかタイヘン(汗)

これは真夏だったらえらいことです。

登りきったプラハ城の敷地内にはたくさんの歴史的建造物がありまして、

これは聖イジー聖堂。

この美しい建物はたぶんCarratiho kašna というやつ。

そしてこちらが聖ヴィート大聖堂/Katedrála Sv. 。もう圧倒的な迫力なのですが、

何と全て閉まっていました(涙)

Googleマップのプラハ城は22時閉館とあるので油断していましたが、各施設はもっと早くに閉まるのでした。それにしても17時に閉館って早すぎません?ちょいと公園でゆっくりしすぎましたね。

やけ食いアイスで気を取り直しましょう。

黄金の小道という場所入ってみると、団体の人たちがたくさん。「ここは開いてるのかも!」と期待したのですが、

やっぱり軒並み閉まっていました。でもカラフルな建物が並び、やたら小さい家があったりして、雰囲気だけは素敵です。

黄金の小道から東に抜けた場所からは、プラハの美しい町が眺められ、外からだけでもそれなりに楽しめるプラハ城です……いつかリベンジしてやる。

チェコ酒場の定番ツマミ、酢漬けソーセージとチーズのマリネ。

帰りがけに寄ったプラハ城のトイレは閉鎖中。これはイカンと城を降りた公園にトイレを見つけたのですが、なんとその公園には、

孔雀がいました!

すごいですね、これたぶん野生ですよ。飛んで来たと思ったら羽を広げて鳩を威嚇して、餌を奪いたかったのでしょうか。だとすると中々の小物感ですが、

続いて悠々と登場したのがこちらの孔雀。ひと回り大きくて飾り羽根もあるからオスですかね。何かよく分からないけど、

プラハは色々凄いですね•••。

さて夕ごはんにやってきたのは、昨日も食べたローカルチェーンの別店、Lokál U Bílé kuželky。

入ってすぐにビアカウンターがありますが、今日は歩き回ったし座って食べたい。席があるか聞くと「下に行ってくれるかな」とのこと。

洞窟のような階段を下ると、右手にいきなり、

ビールタンクの保冷庫。1本100ℓくらい入るのでしょうか、日本では見ない大きさです。

フロアに入ると前回書いた有名ホスポダに比べると素晴らしくフレンドリーに迎えてくれて、

まさに天国と地獄。

因みにこちらのお店では、最初から英語メニューを渡してくれました。最初の1杯はやはりチェコが誇るピルスナー・ウルケル。

これまた日本では見ない仕組みのビアカウンターでビールが注がれます。白文字手書きで書いてあるのは開封した日付と時間ですかね。途中で一度書き換えていました。

風邪気味なので小さめの0.3ℓです。たぶん冷蔵管理を徹底しているからでしょうね、とても澄んだ味わいです。

うはっ、旨い!

さて料理の方はといいますと、チェコでは食べてみたいものが牛肉タルタル以外にもありまして、

それがこちらのソーセージの酢漬け。チェコ語でウトペネツ/Utopenec というこの料理、訳すと ”水死体” という意味なんですって。

なんてブラックな•••。

ソーセージにキャベツの酢漬け(ザワークラウト)は定番ですが、ソーセージ自体を酢漬けしちゃうなんて、中々ユニーク。でもこれがチェコの酒場では定番のツマミなんですって。

食べてみると、なるほど全然違和感がありません。ハムに似て生でも食べられるソーセージを使っているのでしょうか、挟まっている胡瓜のピクルスとも良く合って、

これは美味しいですね!

ビールの残りが心許なくなってきたので、追加オーダー。今回はチェコならではの泡だらけビール “ミルコ” を頼んでみました。このミルコって、実はチェコではmliko、

つまりムリコが正しい。

以前の記事(→こちら)にも書いた通り、日本に紹介する時にピルスナー・ウルケル社が確信犯で変えたみたいですね。それは兎も角このクリーミーな泡ならではの飲み方ですし、暫く置いてビールに戻った部分は苦味が和らいでまた違う美味しさ。風邪気味な今回のように、量を減らしたい時にも便利です。

もう一品頼んだ料理はこちらのチーズマリネ。これもチェコのホスポダ(居酒屋)では定番のようなのです。メニューにあるオロモウツ/Olomouc チーズのものを頼んだところ、

いやそれ超ストロングな味だからね。悪いことは言わない。マイルドなチーズに変更できるからそうしない?

と諭すように言われました。そう言われると気になるのが性ですが、今は体調も万全ではないですしね。ここで強行して万が一残したらとてもバツが悪いじゃないですか。大人しく忠告に従いましょう。出てきたチーズはカマンベールのようなのですが、食べるとこれもかなりクセがあります。

何かおかしいぞと分解してみると、

中にウォッシュチーズが挟まってる!

マイルドバージョンでこのクセツヨ感は中々の強敵。ウォッシュチーズもたまに自分で買うくらい好きなんですよ。それなのにかなりキツく感じるのは体調のせいか、少量入ったコイツが激強なのか…。いずれにせよ店の兄さんの忠告は聞いて正解なのでした。料理自体は酸味のない香味オイルにチーズを漬けた感じでとても美味しい。チーズだけど、ワインよりビールに合うように工夫しているのでしょうかね。チェコのツマミはどうしてレベルが高いと思います。

見れて良かった、プラハの夕景・夜景。

ほろ酔いになってカレル橋へ戻ると時刻は20:40。それでもまだ、ようやく夕焼けの時間です。

ほぉぉ〜綺麗ですね。

暫しうっとりして写真を撮ったりしていたのですが、1日歩き回ってさすがに疲れてきました。

もう宿に帰りたい所ですが、この時間でもまだ街灯はついていないのです。プラハといえば夜の景色が有名ですしね。もうちょい頑張ろうと、カフェで時間を潰して21:30。

おお、街灯がついてます!

残っていた夕焼け空も徐々に消えていき、街灯とライトアップでプラハがどんどん艶めいてきます。

昼から「レベル高いなぁ」と感心していたストリート演奏も益々グルーヴが増していきますし、

うん、良いですねプラハの夜。

とても美しくて心浮き立つ雰囲気ですが、こういう時ですよね〜。

一人旅が寂しく感じちゃうのは。

そっと涙を拭って(ウソです)宿へと戻ったのでした。


さて次回はプラハ最終日。予約しておいたレストランでチェコの国民食とも呼ばれるスヴィチェコヴァーに挑戦!ビシェフラドを散策してストラホフ修道院へ!プラハにもう一つある ”世界一美しい図書館” を観て、修道院醸造所で自家醸造ビールの夕ごはん。充実の1日になりました!


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