8月10日木曜日。アメリカ横断3日目のこの日は、サンルイス・オビスポの宿を出てロサンゼルスを目指します。その前にとりあえず、宿の近くのデニーズで朝ごはん。
そうか、これがアメリカのデニーズか。
日本とは全く違う、ある意味とてもアメリカらしいデニーズを体験してきました。
※文中のレート換算はサンフランシスコで実際にセディナカードを使い調達したレートを四捨五入して、1ドル($)=142.9円で記載しています。その後レートは更に悪化していくんですけどね(泣)
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アメリカのデニーズ行ってみました。
昨日一昨年とまともな食事は1日1食だけでしたから、そろそろちゃんとご飯食べなきゃいかん。そう思ったものの、泊まっているのは幹線道路沿いのモーテルです。ファストフードはいくらでもあるけど、ローカルで評判の良い店なとそうそう見つかりません。困ったなとGoogleマップを見ていて目が留まったのが、
そう、デニーズです。そういやデニーズはアメリカが本家本元ですもんね。どんなものかと興味が湧いて、行ってみることにしました。
店内の雰囲気はそれなりに日本のと似ていて、ボックス席がメインです。訪いを入れると席に案内されて、メニューを開く間もなく「コーヒーか紅茶は?」と訊かれます。
コーヒーは3.69$(527円)でおかわり自由。すぐに出てきたコーヒーを飲みながら、じっくりメニューを確認します。
いや〜すごいですね。メニューのページ数は多いんですけど、
載っているのは殆どカロリー爆弾!
野菜は芋以外ほとんどありません。アメリカのヘルシー志向はデニーズには微塵も及んでいないようですね。
あまり重た過ぎないものをと注文したのは、MOONS OVER MY HAMMY。ハムとスクランブルエッグ、チーズの入ったホットサンドです。
まぁなんと言いますか…具がたっぷりで良いですよね。とても大雑把に調理されていて、
マーガリンもたっぷりで胃にもたれます。
断言はできないですけれど、ほぼ間違いなくバターじゃなくて安そうなマーガリンですね。
殆どのメニューにはハッシュドポテトが付いてきて、逆にジャガイモ以外の野菜が摂れるメニューはディナーに数品だけなんです。お会計はチップ18%を選んで(愛想のカケラも無かったので少なめ)23.33$(3334円)。文化も嗜好も違うので、比べたってしょうがないのですが、
日本のデニーズすごいよなぁ•••。
と改めて思ったのでした。
サンタバーバラのビーチで小休止。
曲がりなりにも朝ごはんをしっかり食べて、さてサンルイス・オビスポからロサンゼルスへは、370kmで5時間以上かかります。休憩無しのノンストップはきついので、中間地点で立ち寄れる場所をチェックして出発です。
車を走らせると間もなく雨がパラついてきて、
場所によってはかなり激しい。長距離移動だから天気予報とか意味をなさないんですよね。
雨雲エリアを抜けるとほどなく、
海が見えてきました。
サンタバーバラの外れにある、アローヨ・ブロー・ビーチという場所で小休止です。
期待していたアメリカ西海岸のイメージではないけれど、
曇天のビーチもなかなか風情があって良いですね。
ロサンゼルス到着。プライムリブの人気店、The San Franciscan へ直行です!
車に戻って再びロサンゼルスを目指します。
ようやくビルなんかも見えて来て、いよいよロスに入りました。ロサンゼルスって実際に来てみるとかなり広くって、予約してある宿と目星をつけてた晩飯の店は、車で45分と結構離れています。
ならば宿のチェックインは後にして、少し時間が早いけど、レストラン直行でロサンゼルス1食目を攻略してしまいましょう。
やって来たのはこちらのザ・サンフランシスカン/The San Franciscan。地元の人に愛される、昔ながらのプライムリブを食べられる店だそうです。16時に到着し、まだ開いてない雰囲気の外観ですが、ドアを開けてみたらちゃんと営業していました。
アメリカっぽい赤ソファ、別のフロアにはバーカウンターなんかもあって古き良きアメリカな雰囲気です。
デニーズとは大違いのフレンドリーなお姉さまに迎えられ、相談しながら注文を決めていきます。
まだ運転があるので、飲み物は我慢してアイスティー4$(572円)です。
当然ながら頼んだプライムリブにはスープかサラダが付いてきて、野菜不足に慄いていたわたしは一も二もなくサラダを選択。ドレッシングはお姉さまお勧めのサウザンドドレッシングです。ドレッシングも手作り感があってなかなかですが、
生野菜のありがみが沁みますね。
前菜はBreaded Clam Strips。つまりアサリを細切りにして、衣を付けて揚げたものが7$(1000円)です。
アサリを細切りってどういうこと⁉︎
と不思議だったのですが、確かに細く切ってあって、だから中身はかなり小さい。衣が9割という感じなのですが、ザクザク衣を噛み砕くと、中からふわりと貝の風味が感じられて悪くないのです。ちょっと量が多すぎますけどね…。
メインはこの店の名物、プライムリブ・オブ・ビーフ/Prime Rib of Beef です。ハーフパウンド(1パウンド453.6gの半分)で30$(4287円)。プライムリブはリブ肉を塊のままローストして切り分ける料理で、言ってみればローストビーフの一種なのですが、分厚く切って温かいまま提供するのが特徴。じっくり火を入れるので、
艶めかしい色合いで、表面がツヤッツヤ!
ナイフを当てるとお肉は超絶柔らかく、肉の旨味もしっかりあって美味しい!かなり穏やかな味付けなので、その分肉本来の味を楽しめます。
肉喰ってる感がすごい!
リブを持ってきた時に「パンは要る?」と訊かれてお願いしました。お腹はきついけど、このパンもとても美味しい!ホカホカに温かく、酸味が利いてバターによく合うのです。腹15分目位に満腹でフラフラになったけど、とても満足できる食事でした。お会計はチップ入れて55$(7860円)。アメリカの物価を考えると、充分リーズナブルだと思います。
ロスには駐車場付きのドミ宿がありました。
早めの夕食を食べ終えて、今回の宿へ。The Crenshaw Wilshir Hostel というこの宿は、ロサンゼルスの少し郊外にある無人型ドミトリー宿です。
住宅街の中にある一戸建てをホステルに改造している感じで、前庭が無料の駐車スペース。滞在中に従業員は見たことなくて、暗証番号式のドアの明け方など、全てショートメールで連絡が来ます。
2泊で7988円とリーズナブル。
水回りも清潔でキッチンも使いやすく、なかなか好宿でした。
宿の周りは閑静な住宅街に見えて、少し路地を入ると何となく不穏な空気を感じないでもありません。
少し歩いてコインランドリーへ。韓国語の看板が目につきコリアンタウンな雰囲気ではありますが、やはり街ブラを楽しむような雰囲気は皆無。異国の町を当てなく歩く。そんな海外旅行の楽しみが、なかなか思うように出来ないのがアメリカ車旅の悩ましい所ですね。
※ロサンゼルスの宿はこちら↓です。
次回はロサンゼルス2日目。Netflixに出ていたハード・タコスの名店に、大人気ハンバーガーチェーンのIN-N-OUT BURGER。リトル東京やハリウッド、ビバリーヒルズにサンタモニカビーチと、ロスらしい名所見物もして参りました!
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