8月17日の木曜日。グランドキャニオンで朝日を見た後は、休む暇なくアンテロープ・キャニオンを目指しました。アンテロープ・キャニオンと言えば赤みがかった砂岩が美しいカーブを描き、これが自然の造形かと驚くほどの美しさ。そんな写真を見た方も多いでしょう。斯くいうわたしも同様でとても楽しみに向かったのですが、実際に行ってみると、
あれれ、なるほどそうなっちゃうか•••。
という事もある訳でして。結論から先に言うと、トータルではとても満足!行って良かったなのですが、ちょっとした失敗も含めて率直に書きますのでご参考になれば幸い。欲張りにロウワー、アッパーの両方を見て、間にはこれまた絶景スポットのホースシュー・ベンドにも行ってきました!
※文中のレート換算はサンフランシスコで実際にセディナカードを使い調達したレートを四捨五入して、1ドル($)=142.9円で記載しています。その後レートは更に悪化していくんですけどね(泣)
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変化に富んだ自然の造形に息を呑む、ロウアー・キャニオン。
6:15にグランドキャニオンのビジターセンターを出発し、アンテロープキャニオンへ向かいます。Googleマップによると所用時間は2時間半。11時までにアンテロープキャニオンに着いてれば良いので、そこそこ余裕がありますね。
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ひたすら荒野を走り抜け、途中見かけたマクドナルドで朝ごはんです。わざわざ写真とか撮らなかったのですが、今回初めて大都市以外のアメリカを旅して思ったのは、
マクドナルド侮れませんね!
ということ。
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それこそNYなんかだとグルメな名店目白押しで、マクドナルドなんて行ったる場合じゃないのですが、郊外に出ると事情はガラリと変わります。印象としては料理のレベル差が店によって激しいので、マクドナルドの安定した品質と手頃な値段は日本で食べるより3割増しくらいで価値を感じるのです。長距離を走る日のトイレ代わりに、時間がない時のお手軽飯にと、トータル5回以上は利用しましたからね、日本じゃ考えられない頻度です。
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さて少し早めに到着し、こちらが今回アンテロープキャニオンのロウアーツアーを申し込んだ、Dixie's Lower Antelope Canyon Tours。料金は100$(14,290円)でした。アンテロープキャニオンはナバホ族自治区にあって、彼らが独自に管理運営しているのです。ナバホ族の方針で、
見学はツアー限定。
チケットを買って自由に見て回るという訳にはいかないのです。念のため今回は、事前にネットで予約済みです。
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こちらのデスクでチェックイン。
さらに言うとアンテロープキャニオンはアッパーとロウアーの2つに分かれ、それぞれ特徴があるのだそう。せっかくの世界有数の絶景地ですからね、贅沢に両方行ってみることにしました。
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11:45の回を予約していたのですが、集合時間は11時と早め。受付を済ませると11:30にまた集まるように言われました。建物の奥、土産物コーナーの手前にあるドアの外が集合場所です。時間になるとナバホの方がフラフープ演舞を見せてくれて、その後班分けをして出発です。
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10人前後にガイドさんが1名付く形で、灼熱の荒野をアンテロープキャニオン目指して歩きます。
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汗ダラダラの炎天下ですが、ガイドさんは全身と顔を全て覆う日焼け対策万全の構え。
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モコモコしてとても暑そうです。さて、こちら↑がロウアーキャニオンの入口。アッパーと違い、ロウアーは階段で谷底まで降りなければならないのですね。
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降りる前にガイドさんから「階段の途中では絶対写真は撮らないで」と強く注意喚起があります。多少急ではあるけれど、そんなに危険な階段じゃないんですけどね。過去に事故でもあったのでしょうか。
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下まで降りると、そこはもう写真で見たアンテロープキャニオンの景色。縞模様の岩に囲まれて、とても不思議な光景です。
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おお〜。そうそうこんな感じだった。とそこでガイドさんから参加者にアドバイス。
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「iPhoneだったらポートレイトの輪郭強調照明を使うのがお勧めよ!」
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なるほど、こういう事ですか!確かに岩の縞々がハッキリして、より美しく写りますね。
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ということはつまりですね、ぶっちゃけて言ってしまうと、アンテロープキャニオンは、
実際見るより写真の方がキレイ(爆)
というか、この上ないほど写真映えするスポットなのですね。
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ただこれだけは強く申し述べておかねばならないのですが、たまに写真映えのみで実際行くとそれほどでもないガッカリ名所もありますが、
それとは全然違います!
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確かに写真で輪郭を強調したり色を整えたり。
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こうして構図を切り取ることで美しさが際立つ側面はあるのですが、現地で360°この景色に囲まれる、圧倒的な不思議世界感は写真には変え難いもの。
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ロウアーの方はルートがとても入り組んでいるので、景色も様々な表情を見せてくれて、飽きることがありません。
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所々とても狭く、岩に頭をぶつけそうになりますが、地面は綺麗に整っているので思ったよりは歩きやすい。階段もさほどでもなく、体力もそれほど要りません。
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洞窟探検感も味わえて、とても楽しいロウアーキャニオンです。
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ところでアンテロープキャニオンでは、その美しさを楽しむには日の光がとても大切。上から日光が差し込むお昼の時間帯が良いのですが、ここで一つ難問が出てくるのです。
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それは天から谷底まで、スポットライトのように日の光が降りてくるサンビーム。基本的には4〜9月。アッパーキャニオンの11〜13時に見られる現象です。ロウアーでも見られない事はないのですが、その確率はとても低いのだそう。つまりお昼のロウアーに参加しているわたしは、
サンビームはまず見れないということです。
ロウアーキャニオンをより良い条件で見たいとこの時間を選んだのですが、それでもやっぱりサンビームは見たかったなぁと少しばかりの後悔が残ります。
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まあでも、こんなに美しいものを見られたのだから、不満を言っては罰が当たります。
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ガイドさんからは道々この谷がどうしてできたのか等の解説があり、これ全部水の力で作られたそうですよ。
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今でも時々洪水が起こり、今歩いているこの谷を水が怒涛のように流れていくのだそう。
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ロウアーキャニオンの谷底探索は1時間弱で終わり、階段を登って地上へ出ると、
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おお〜こんな所の地下を歩いてきたのですね。再び滅法暑い荒野を歩き、13時前に最初の建物まで戻って解散です。
昼めしはメキシコ料理のファミレスで。
次に予約してあるアッパーキャニオンのツアーは午後4:30から。4時までに集合とあるので時間には余裕があります。アンテロープキャニオン最寄りの町ページ/Page で良さそうな店を探してメキシコ料理に決めました。
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Fiesta Mexicana Restaurant というこのお店、看板にファミリーレストランとあるように、雰囲気はまんまファミレスです。
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サボテンの照明がかわいい。
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客層も正しくファミレスで、案内された席でメニューを検討します。
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ふーむ、種類が多いですね。食べた事ない料理も多いので、色々試せそうなコンビネーションズという盛り合わせメニューから選びました。
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料理の前にはトルティーヤチップスとサルサが出てきて、ポリポリ食べてると止まらなくなります。
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頼んだのは裂いた鶏肉のトスターダとエンチラーダ。上の写真の真ん中はエンチラーダで、具材をトルティーヤ生地で巻いてソースをかけたもの。そして問題は写真手前のトスターダです。トーストした(揚げてある場合も)トルティーヤの上に様々な具材を乗せた料理なのですが、
いったいどうやって食べるんだ?
ひと口齧ると生地がパリンと割れて、その瞬間に崩壊するのです。気になってググってみると、同様の困難に遭遇してる人多数。結局ぐしゃぐしゃになったのを、フォークで掬って食べたのでした。
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盛り合わせにはお米と豆を煮たものも添えられていて、とりあえずお腹いっぱいにはなりました。おいしく食べられるけど特筆するほどでもない。お味もまさしくファミレスなメキシコ料理でした。
ホースシューベンド/Horseshoe Bend を山越えルートで。
ご飯を食べてウォルマートで買い物をして、まだちょっと時間があるよねとGoogleマップを開いたのですが、
そうだ、ホースシューベンドへ行ってみようか。
町中から車ですぐですしね。完全に思いつきで移動して、駐車場入口で10$(1429円)を支払います。その際愛想の良い料金係のお兄さんから「2.5kmのハイクだから楽しんでね!」と言われます。
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え、嘘でしょ2.5km⁉︎
Googleマップでは駐車場から900m 13分と出ているのです。聞き間違いかと思ったけれど、人の行く方は進んでみると、Googleマップには出ていない道で大きく迂回しているようなのです。これはまずい、アッパーキャニオンに間に合わなくなるかも。
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一か八か、人のいないGoogleマップが示す道を進んでみると、いきなり結構な登り坂。ひぃひぃ言いながらも歩速を緩める訳にはいきません。
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坂の上までたどり着くと、向こう側はもう道すらありません。
ぐぬぬ、Googleマップに騙された。
今さら引き返す時間はないので、道なき道を降りていくしかありません。
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確かに距離的には駐車場から最短ではあるけれど、登り下りに足元が悪い分時間がかかっている気もします。
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ようやく普通のルートに合流すると、そこはもうホースシュー・ベンドの目の前。息を切らせたまま展望スペースまで行くと目の前には、
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うぉ〜!これはすごい!!
確かに馬の蹄鉄のような形でコロラド川が蛇行しているのです。グランドキャニオンで見た時は茶色だったコロラド川が、ここでは黒に近い緑色。
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こんな所も船で下ってみたいですね。時間が無いのでさほどゆっくりも見れず、帰りは通常ルートを小走りで。2.5kmは聞き間違いだったかもしれませんが、いずれにしてもホースシューテンベンドは、Googleマップを信用せずに時間に余裕を持って行きましょう。
アッパーキャニオンの “これじゃない” 感が凄かった•••。
集合時間の4時ギリギリにツアー会社に到着し、チェックインとトイレを済ませます。今回アッパーのツアーを申し込んだのは、ページの町中にあるこちらのAntelope Slot Canyon Tours by Chief Tsosie。料金は98.03$(14,008円)でした。
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番号札を貰い「その番号の車の前で待っててね」と言われるけれど、まだドライバーも他の客も来ていません。あんなに走らなくても良かったじゃないと、少し損した気持ちになります。
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ドリームキャッチャーとか、ネイティブアメリカンなお土産を見て、16:30に再び車へ。
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こちらに乗ってアッパーキャニオンまで移動するのですね。
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ドライバー兼ガイドのお兄さんがやってきて、他の客は中国人7名様のグループ。
うぅ、これはイカンぞ。
中国人をどうこう言うつもりはないのですが経験上、団体になった時の彼らは手強いことが多いですからね。
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車はアッパーキャニオン前の広いスペースに停まり、
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こちらが入口となります。ロウアーと違ってアップダウンは無く、ぐねぐねと谷底を歩き、突き抜けたらまた同じ所を戻ってくる感じ。
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ほぉほぉアッパーも良さそうじゃないですか。と入口のこの時はまだそう思っていました。
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迫力のあるホールのような場所で一旦止まりガイドさんが話し始めたのですが、その内容はアンテロープキャニオンの説明ではなくて、
8割がたが上手な写真の撮り方講座。
残りも「ここで撮られた写真がいくらで売れた」とか、何故か写真に関する話ばかり。
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ただもしかするとですが、彼が写真の撮り方に固執したのはこの時間帯も関係あるかもしれません。この辺↑はまだ良い方なのですが、16:30のツアーともなると、
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大半はこんな感じ↑でかなり暗いのです。日が差し込む事で赤く色付いた美しい景色になるのですが、これだと昼間の半分も楽しめません。
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その点わたしのiPhone(11Pro Max)ではこれが限度だけど、他のだと暗くても撮り方次第でそこそこ綺麗に写るんですよね。
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時々これくらいには撮れるのですが、実際はもっと全然暗いのです。この状況では肉眼で景色を楽しむのはかなり難しく、写真の撮り方に意識が向いてしまうのは必然です。
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その点ガイドさんはかなりプロフェッショナルで、「ここでこの角度から撮るとハートに写るんだ」↑とか、「ここで順番に撮ってあげるからスマホ貸して」と、ポイント毎に角度や構図にもこだわって記念撮影をしてくれます。これがですね、
中国人さま御一行に大好評!
そりゃあそうです。絶景を見てまず景色を撮るのが日本人、景色そっちのけで自分を撮るのが中国人ですからね(経験上)。
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ツアーは序盤の内から完全なる撮影大会と化し、延々とポーズを変えるご婦人方の姿を見せられる始末。これが昼のうちなら景色を眺めて飽きずに過ごせたのでしょうけどね、ついでのように撮ってもらった自分の記念写真(載せませんが)を見てつくづく思いました。
これじゃないんだよね•••。
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長感じる時間が過ぎて、ようやく向こう側に谷を抜けました。後は元来た道を変えるだけ。なのですが、やはり帰りも「ねぇねぇここで撮って」と撮影リクエストは止まらず、あと少しでスマホの電子書籍を開く所でしたよ。
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今回のハズレ体験は参加時間と同行客、そこに写真テクが売りのガイドさんと3条件が重なって起こったのですが、結論としては単純ですね。
真夏でも16:30からのツアーは避けるべし!
例え昼ごはんを削っても、もっと早い回に参加すべきなのでした。
18時頃に元のツアー会社へ戻ってきて解散。この日はそのままページの町に宿泊です。
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予約しておいたのはこちらのレイクパウエル・キャニオン・イン/Lake Powell Canyon Inn というモーテルです。1泊76$(10,860円)で、部屋の前に車を停められるアメリカの典型的なモーテルですが、
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まとも/まともじゃないでニ分したら、間違いなくまともに入る優等生モーテル。
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部屋は広々清潔で、電子レンジとコーヒーメーカーがあるのも典型的です。お湯が欲しくてフロントに行ったら、
コーヒーメーカーにコーヒー入れなきゃお湯が出るわよ。
と言われてなるほどです。
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ゴワゴワのタオルもアメリカのモーテルクオリティですが、”まともじゃない” 方のモーテルだとシミとか下手すりゃ血の跡が付いてますからね。
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プールもあって、久々にゆっくりできたのでした。
次回はページの町から2時間ほどのモニュメンバレー。西部劇の舞台そのままの、いかにもアメリカらしい景色を楽しめます。自家用車でも回れるのですが、これが思った以上にたいへん。最後は見事にスタックして、色んな汗をかきまくりの1日になりました。
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