前回に引き続き、男ひとりでも楽しめる!モルディブでのローカル島ディフューシ島発のアクティビティ後編をお送りします。3日目はボートを走らせてのトローリングフィッシング、4日目はオクトパスハンティングとスノーケリング・リベンジです!
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3日目: あれ?思ってたのと違う(笑)超々シンプルフィッシング!
ディフューシ島3日目、朝9時に宿を出ていつものボートに乗り込みます。今回は他のゲストはおらず、貸し切り状態。ビリーと操縦士のオジイと3人で繰り出します。
気持ち良い晴天のもと、岸から離れた直後にビリーが取り出したのは糸とルアー。
それをおもむろに海に放りこみます。
あれ、竿は?
トローリングフィッシングというと、ボートの後ろに竿を据え付けて、大物と格闘する男らしい釣り。
松方弘樹のアレですよね!?
と勝手にイメージしていたけれど、違いました。今回選んだのはTROLLING FISHING 50USD+10%、ザ・ホーム・モルディブでは他にも4種類の釣りアクティビティを用意しているので、多分竿を使った本格的なのもあるんだと思います。最高値100USDのBIG GAME FISHING なんて凄そうですもんね。でも、これもあらかじめビリーに、「釣りは子供の頃に少しやっただけ」と伝えていたので、誰でも楽しめるのをお勧めしてくれたんだと思います。
糸の長さはざっくり40〜50m。一方の端をボートに括り付け、ボートを走らせてながらルアーを引っ張っていきます。
張られた糸を手で握っておいて、魚が食いついたら引き上げるだけ。
うん、これなら素人でも大丈夫。
ボートの左右で2本仕掛けて勝負です。するとまもなく、わたしと反対の仕掛けにヒット!「よし、こっち来てこれを引き上げろ!」と獲物を譲ってくれました。
ぶるんぶるんと魚の引きを感じ、それだけで狩猟欲が刺激されます。
糸をたぐりたぐり、引き上げてみると、
30cm弱のジャックフィッシュという魚。このサイズだと小さいらしいけど、幸先の良いスタートです。アホみたいに入れ食いという訳でもなく、時々アタリを感じるものの食いついてはこない。水中のルアーの動きを想像しながら、糸に動きを加えてみます。すると、
きた!でかい!!!
先程とは段違いの引きの強さ。しょっぱなから手のひらが火傷しそうな勢いです。糸を引き寄せるどころか、もってかれそう。十数秒力比べをしたところで、急に引きが弱くなり、揚げてみると30cm位の魚が1尾。
ビリーはカツオだというのですが、見た目はサバに近い気がします。どうなんだろう(→投稿後にプロの方から情報をいただき、スマガツオが正解だそうです)。そして糸1本に2つのルアーがついた仕掛けは、片方をきっちり噛み切られていて、
2本かかって、1本がバレたんだろう。
とのこと。あれはきっと松方弘樹バリにでかいマグロだったハズ...逃した魚は常に大きいのです。その後も食いついたけどバレてしまう場面があり、ビリーも仕掛けを食いちぎられて付け替えた後に、
ヒット!
さっきと同じ魚のちょっと小さいのが獲れました。だいたい30分に1本のペースで魚がかかり、その間は特にやることもないので、
段々と寝そべり態勢に移行していきます。何もしない、何も考えない、ただ海風が心地よい、
なんて贅沢な時間でしょう。
もうそろそろ時間だし、今日の釣果としてはまずまずかなという雰囲気になった頃、
ドンっ!でかいの来たー!!!
引き寄せることはできるけど、左右に動き回る幅も勢いも大きく、油断したら千切られそう。スクリューに巻き込まれないように誘導し、弱ってきたところで一気に引き上げます。
おお!でかい。50cm位のジャックフィッシュです。
美しい、そして美味そう!
最後にまずまずの大物もゲットして意気揚々とビーチに戻ったのでした。
ジャックフィッシュとビリーに説明された魚は、ネットでザクっと調べた感じ、Blue Jack Fish というカスミアジとも呼ばれる魚に見え、そうだとしたら鹿児島とか沖縄でも獲れる魚のようです。
浜に着いたら即、ウロコと内臓を取り除き、
海水で洗うワイルドスタイル。
さすが漁師の島。魚の扱いには慣れたものなのです。
お昼はまず、ジャックフィッシュをグリルしてもらいました。これはアクティビティの料金に含まれます。
釣った中の小さい方ですが、1人だと食べでがあります。脂も少なくさっぱり味。焼き魚にご飯なんて、久しぶりなので嬉しい。
そして夜には、釣ったカツオ(サバ?)を刺身にしてもらいました。ビリーも刺身は初めてだというので、
こんな感じ?
うん、良いでしょう。味もなかなか。日本人のプライドにかけて釣った魚を刺身で食べたのですが、内心は、
うおぉぉ、アニサキス超怖いっ!!!
寄生虫に怯えながらよーく噛んでいただきました。幸い、お腹は無事です。
4日目: オクトパスハンティングとスノーケリング・リベンジ!
実質最終日のこの日は、ザ・ホーム・モルディブに泊まると決めた時から楽しみにしていた、オクトパスハンティング、つまりタコ獲りです!彼らのフェイスブックページでまさに、
獲ったどー!!!
な写真があげられていて、よーし絶対獲ってやる!と意気込んでいたのですが、ビリーから衝撃の事実が明かされます。
タコはね、スノーケリングしてさらに銛を持って潜水しないと獲れないよ。大丈夫オレが獲ってあげるから。
初日のスノーケリングでは、ほうほうのていで逃げ出しており、このままでは「ビリーがんば〜!」と船の上から黄色い声援を送る、
女子的立ち位置に甘んじることになる。
という訳で、潜水は難しくてもせめて海中でビリーがタコを獲るところを見たい。
そしてあわよくば、ビリーより先にタコを見つけて、なけなしののプライドを取り戻したい。
前日の釣りの後に、宿の前のビーチでひとり特訓をしていたのです。
今回は1組のゲストと一緒で、2か所でスノーケリングしながらタコを探します。最初の場所に到着し、投錨。
今回は結構浅い場所で、所々突き出たサンゴに乗れば、顔が水面から出る場所もあるくらい。早速マスクとフィンをつけて準備していると、
操縦士のオジイが心配そうに見ています。
ざぶんと海に入り、筒に入った水を吹き出すスノーケルクリア、マスクに入り込んだ水を追い出すマスククリア、一旦水に潜ってどちらもできているか確認。
うん、いける。
練習したことがちゃんと出来ると分かると、気持ちに余裕ができて力も抜けて、
気持ちよく海にぷかぷかできるようになりました。
一旦船に戻って、次のポイントへ。操縦士のオジイは「おい、上手くなったじゃないか!」と嬉しそう。わたしがスノーケリングしている所をビデオに撮ってくれていていました。
まるで孫の成長を喜ぶお爺ちゃんの様。
うん、褒められてジュースが美味い。
2か所目はよりタコを獲りやすい場所だというので、気合いを入れていきます。
次のポイントは、足がつく浅瀬から、グイッと水中の崖が落ち込んでいるポイント。宿の前のビーチにもあるけど、規模が全然違います。
思わず吸い込まれそうな雄大な景色。
そこに大量の魚が集まって、まるで竜宮城のような景色です。初心者でもこれだけの景色を見られるのだから、さすがモルディブ。そして、かなりしっかり探したものの結局この日はタコは見つからず。くそぉ、残念。
でも、スノーケリング大失敗をそれなりに克服したので、けっこう満足していたのでした。
ビリーによると、今回と前回続けてタコが獲れなかったけど、それまでは毎回獲れていたそう。また是非リベンジしに来たいものです。
次回予告
海遊びリテラシー最底辺でも、これだけ楽しめるというモルディブ・ローカル島アクティビティを書いてきましたが、次回でモルディブ篇も最終回。あまりのシンプルさに驚いた魚スープ飯。
ビリーに教わる、ガルディア・クッキング!
をお届けします。
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