リアルタイムではネパール2日目を迎えていますが、やはりというか何というか、
めちゃくちゃ寒い!
これまで冬を避けて南ルートできたので、カトマンズの空港で、
裸足にサンダルという場違い感。
しかもカトマンズの宿がエアコン故障中という不運に見舞われております(泣) さてブログは引き続きゴア。カランギュート・ビーチで、99%インド人の無秩序な年越しパーティーから明けて元日。同じホテルに泊まっていた、毎年来ているゴアマニアのオジサンに教わった店へお昼に行ったのですが、
これが大当たり!
インファンタリアというそのお店と、これまたそのオジサンが教えてくれた、シーフードの有名店ブリトーズをご紹介します。
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豚肉を食べられるのもゴアならでは。インファンタリア・レストラン&バー/Infantaria Restaurant & Bar。
元日朝はジョージも私も朝寝してそれぞれゆっくり。お昼に向かったのが、インファンタリア・レストラン&バーです。
1・2階それぞれに客席があり、インド人も外国人も観光客が入り混じって盛況。2階に席を確保してメニューを精査します。
GOAN DELICACIES、つまりゴア料理のカテゴリを見ていると、
豚肉料理を発見!
豚肉はイスラムは絶対NGだし、ヒンドゥーもあまり食べないしで、牛肉以上にインドでは珍しいかもしれません。キリスト教徒が多いゴアだからこそかもしれませんね。
私はポークビンダルーとジーラライスをオーダー。ビンダルーの原型はワインとニンニクを使ったポルトガル料理。それがゴアで変形発展し、ワインが酢に変わって今の形になったそうです。
つまり正真正銘ゴア発祥のビンダルーは、ポークを食べるのが正統!
なんて食べた後で調べたのですが、この時は我ながら良い嗅覚でした。
酢を使うのが特徴の料理ですが、ここのビンダルーはあからさまな酸味など無くて、深いコクとキレの良さが両立していて、
豚肉もすっごくやわらかい!
クミンシードを使ったジーラライスにも初挑戦。クミンシードをテンパリングして、そこにバスマティライスの生米を入れて炒め、水を加えて炊くものですが、炊いたお米を軽く炒めるやり方もあるみたい。油の感じからして、この店のは後者っぽい気がします。
※テンパリングというのは温めた油でスパイスを加熱して香りを引き出し、それを油に移す技法です。スリランカ料理教室の回にもでてきましたね。
このジーラライスがですね、もうドンピシャで
ポークビンダルーに合う!
ちょっと油強めの組み合わせですが、酢を使った爽やかさでギリギリしつこく無い。カレーとライスそれぞれのスパイスが相乗効果を発揮して、やめられない止まらない、
アンストッパブル・モードに突入です。
危うくジョージの分も平らげるところでした。
ジョージがオーダーしたのは白ごはんにこのチキンのグリル。これも弾力と柔らかさを兼ね備えた素晴らしい火入れ具合で美味しい。水2本もらってお会計は2人で914ルピー(1287円)。チップを加えて1人500ルピー(770円)ずつ払いました。
インドとしては安く無いけど、超絶お勧めのお店です!
会計した後に甘いもの好きのジョージが1階のケーキに目が釘付け。カシューナッツのケーキとコーヒー1人350ルピー(539円)を追加。これは、まあまあ位の味ですね。
別日にはゴア風のポークソーセージも。ポークビンダルーとジーラライスのインパクトには勝てないながら、ハズレが無さそうな、良店です。
ゴア・カランギュートの町の様子を少し。
カランギュートの町は、ビーチに並行して走るメインロードという通りが中心で、インファンタリアもこの通り沿いにあります。
あまり気の利いた店はない印象で、こういうお土産の店とカシューナッツシ屋さんが軒を連ねています。カシューナッツはゴアの名産らしいですね。
普通に美味しいけど、他との違いは分かりませんでした。
気軽にお酒を買えるのは、さすがゴアという感じです。
お酒だけじゃなくてカジノまであるゴアですが、1か所では、
「ショートパンツでは入れません、サー。」
と断られ、別のところでは、
「カバンは持って入れません。そしてクロークもありません、サー。」
ここまで来ると馬鹿にされているか、本当は営業していないんじゃないかと疑っていますが、後日聞いたらジョージは入ったそう。大体、入場料が2000円以上取られて食事なんかが付くというもの。本気で勝負するには、あまり良い条件ではないですね。
と、負け惜しみをいってみます、サー。
ところで町には旅行会社も沢山あって、次の目的地ハンピ行きのバスチケットを買いに行ったのですが、
「うーん、WIFIの調子が悪いな。サイト教えるから自分で買ってくれ」と、あまりやる気がありません。教わったのはRED BUSというサイト。旅行会社といっても、このサイトを開いて予約して、100〜200ルピーの手数料を取るだけなのです。
ところがこのサイトも、何度やっても購入途中でエラーが発生して使えません。
結局3軒目の旅行会社でRED BUSサイトから同じ日の別のバスを予約してもらいました。「多分客が少ないから、便を減らしたんじゃないかな」とのこと。
予約画面から消すなり、メッセージのひとつも出してくれたら、予約手数料200ルピー払わなくて良かったのに...。
こうして1歩1歩、インドに慣れていくのですね。
大絶賛のシーフード・プラッターに物申す@Britto’s
インファンタリアを教えてくれたオジサンが、より一層絶賛していたBritto’sというお店。ブログでは次回書く予定ですが、別行動でオールドゴアへ行った日にジョージが1人で行ってきて、やはり絶賛しているものだから、最終日に1人で訪れました。
とにかくゴアどころか人生で最高のシーフード!
とオジサン。ジョージはジョージで、
ボクは蟹が苦手なんだけど、ここのは食べられたんただ!
ふむ、そこまで言われたら逃げる訳には参りません。と、お勧めのシーフード・プラッター890ルピー(1371円)をオーダー。
ビーチサイドのこの席の他に、屋内席もあって、相当広いお店です。それが9割埋まっているのだから、大人気繁盛店なのは間違いありません。
暫く待って到着したシーフードプラッターは、直径40cmを超えそうな大皿にギッシリ。迫力はあるのですが、見た瞬間に違和感が。
魚介の姿形の見えてる料理がひとつも無いぞ。
イカは柔らかく火入れされて良いのですが、塩が強めのマヨ系ソースにどっぷり。
ムール貝も似た感じ。ベースのソースを使いまわしているかもしれません。
白身魚のフライは熱々だったら嬉しいのだけど...。
蟹は身肉を一旦取り出して、
ソースや何かと和えてから、詰め戻してグラタン風に。
最も衝撃だったのは、エビ。小さめの茹でたむき海老は、その3倍以上のオーロラ系ソースにどっぷり。
もう、何を食べているのか分かりません。
多分だけれど、素材の質は悪くはない。調理の腕も下手ではない。ただ唯一、
目指す味のゴール地点が、我々日本人の求めるものと違いすぎるのです。
だから日本人の食文化は秀でているという短絡的な話ではありません。インド人が付け焼き刃で欧米風に調理した結果、理解の浅さを露呈してしまったというのが推測です。問題は、このレベルのシーフードでこれだけ欧米系の客が集まるということ。
魚介類に関しては、日本のビジネスチャンスはまだまだ世界にいくらでもありそうですね。
同じ料理を食べての受け止め方に、天と地ほどの差が出ることに驚き、ふーむ、ふーむと考えを巡らせます。
ふーむ、ふーむとビールを飲んで「やっぱり欧州の内陸側に行ってみないと、この違いがどこから生まれているのかは分からないな」という結論です。ところでBritto’s、一般的な日本人の皆さんにお勧めはしませんが、
マヨラーの方には超絶おすすめ!
ぜひ行ってみてください(笑)
次回予告
ビーチ沿いでまったりと年末年始を過ごす予定だったゴアですが、どうやらオールド・ゴアという世界遺産の町があるらしい。そして、
あの、フランシスコ・ザビエルのご遺体があるらしい。
ということでジョージと別行動で行ってきた、オールド・ゴアの教会群をご紹介します。
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