アジア ミャンマー 旅のブログ

ヤンゴンから世界遺産の街、バガンへ!

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バガンといえば、一度却下されていた世界遺産申請に再挑戦していて、今年7月に念願の世界遺産登録が認められたホットな場所。そして、インドネシアのボロブドゥール、カンボジアのアンコールワットと並んで、

世界3大仏教遺跡のひとつでもあるのです!

今回のミャンマー旅の目玉が、バガンなのです。ところでカラ回りの多かった今回のヤンゴンですが、今回のヤンゴンからバガンへの移動も、

本来だったら飛行機でびゅん!

のつもりだったのに、航空会社への問い合わせがつながらず、結局バス旅です。もう、しんどいバス旅はイヤだなあと思っていたのですが、

予想に反してかなり快適!

ヤンゴンでバスチケットを買う所からお届けします。


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バス会社のチケットオフィスが密集する、ヤンゴン中央駅北エリア。

長距離バスの発着は、ヤンゴン市街中心部から20kmも離れていて、今回のバスもそこから発車するのですが、チケット自体は街中で買うことができます。

ヤンゴン中央駅/Yangon Central Railway Station の北側にあるKun Chan Rd.添いに何軒ものバスチケットオフィスが並んでいます。外観写真を撮り忘れてしまったけれど、適当な所に入って「バガンに行きたい」と言うと、あっちのオフィスで買えるよと教えてくれました。

チケットはアナログですが、仕組みはイマドキで、行き先と日にちを伝えると、

出発時間から座席指定まで、全てタブレットで示してくれました。

8時出発で「7時半までにアウンミンガラー・バスステーションでチェックインを済ませてね」と英語でメモ書きしてくれました。外国人観光客に分かりやすい対応が、ありがたいです。料金はネット情報によると15k~25k(1065円~1775円)が相場とのことですが、ここでは15kのバス1択でした。

早朝のバスターミナルで、モヒンガーを再び。

11月1日(金)、ヤンゴンからバガンへ向け出発です。ヤンゴン市街からだいぶ離れたところにあるアウンミンガラー・ハイウェイ・バスステーション/Aung Mingalar Highway Bus Station で7時半までにチェックインを済ませる必要があり、グラブで行くつもりなのですが、

渋滞するとかなり時間がかかる。

なんていう情報もあったので、ホテルスタッフさんに相談して朝6時に出ることにしました。朝早めの時間でもグラブはすぐにつかまり、料金は10.4k(738円)。

※注:グラブ料金は時間帯その他の理由で結構大きく変動します。

懸念していた渋滞は気配すらなく、30分で到着しました。

ちなみにこのバスステーション、広大な敷地がいくつもの区画に分かれているので、ドライバーさんに言って乗るバス会社の前まで連れ行ってもらいましょう。「とりあえず降りて歩いて探す」というのは不可能な広さです。

↓アウンミンガラー・ハイウェイ・バスステーションのざっくりした場所です。実際には乗るバス会社の名前で検索した方が良さそう。

私が乗るFAMOUSの前までグラブで乗り着けてもらいました。

チェックイン締め切りより1時間も前ですが、問題なく手続きは完了し「出発20分前までにここで待機していてください」とのこと。1時間以上あるので、ゆっくり朝ごはんが食べられます。

バス会社FAMOUSのある区画から通りに出たところに、まあまあお客さんが入ってる食堂を発見し、入店。

メニューを見ると、

あ、クレソンサラダがある!

好物なのでとりあえずオーダーすると「品切れです」とのこと。別のものを探すのですが、どうも決め手に欠けます。英語表記があるのは助かるのですが、

英語の説明がラフ過ぎて、料理のイメージが全然湧かないのです。

あ、こういう時にいいのがあった!と思い出し、

モヒンガーあります?

と聞くと、当然のようにありました。

ゆで卵まるまる1個入りで、ちょっと贅沢なモヒンガーは0.8k(57円)。

やっぱり安いなあ。

空心菜とレモンが付いていて、レモンは軽めに絞ります。

うん、やっぱり旨いなあ。

なんというか、私にとってモヒンガーは、しみじみホッコリ系のおいしさです。

ゆっくり朝ごはんを食べてお茶をして、FAMOUSに戻ると、バガン行きのバスが来ていました。キャリーケースを荷室に預け、バスに乗り込みます。

VIPバスには3列シートなんてのもあるらしいですが、15k(1065円)のこのバスは当然4列シート。でも意外に窮屈さはさほどでもなく、

シートの座り心地はミャワディ・ヤンゴン間が嘘のようにふかふか。

爆音で音楽を流すこともなく、馬鹿馬鹿しいミャンマー映画を放映することもなく、心なしか上品な雰囲気です。同じミャンマーでも違うものだなと感じ入っていると、乗客が全員揃ったようでバスは8時定刻を待たずに出発しました。

道が整い、すこぶる快適な10時間。

快晴の青空の下、バスは一路バガンを目指すのですが、さすがミャンマーでも重要な幹線だけあって、かなりの距離を高速道路が通っています。

もちろん未舗装道路でドッタンバッタンなんて、ありません。

ミャワディからの道とのあまりの違いに経済格差を身体で感じながら、バスは昼食のためドライブインへ。

FAMOUS RESTAURANT って書いてありますね。道中の休憩所も自前で経営している遣り手のバス会社のようです。

定番のミャンマーカレーでも良いのですが、まだそれ程お腹が空いていないので、もうちょっと軽いものが欲しいところ。

カレーと別に料理を作って出すカウンターがあるのですが、ミャンマー語だけでさっぱり分かりません。さて困ったなと見ていると、

中の厨房でちょうど作っているアレは、ロティじゃないですか!身振り手振りで注文して、

玉子入りのロティが食べられました。しっとり系パイ生地といった食感のロティは、どこで食べてもハズレがないですね。

うまい!

生フルーツのジュースも売っていたので、砂糖少なめのレモンで作ってもらいました。

これも贅沢レモネードといった感じで、うまい!どちらも1k(71円)で、値段も良心的です。

昼食タイムを終えて再び出発です。ところでミャンマーのバス旅は実は、

車窓の景色が素晴らしい!

バスの中から写真におさめるのは難しいのですが、延々と続く緑の大地に、ミャンマーという国の本来持つ豊かさが想像できます。政治や民族間の問題を未だ抱えているミャンマーですが、これからが楽しみな国です。

もう1回休憩を挟んでバスは順調に走り、もうすぐバガンという所で夕陽の時間です。

バガンは朝陽と夕陽が有名な遺跡の街ですが、

バスの中にして、既にそれを予感させてくれます。そしてちょうど10時間後の18時に、バスはバガンのバスターミナルへ到着しました。

↓バガンのバスターミナルの場所はここです。

バスターミナルから、バガンの下町エリアにあたるニャンウー地区の宿泊先までは約6km。バガンではグラブアプリは稼働していないようで、タクシー運転手とのガチンコ交渉となります。

10kと言うのを8k(568円)に値切りました。事前に見ていたネット情報では8~10kが相場と聞いていたので、ボッタクリではないと思いますが、

ヤンゴンでグラブを使った感覚だと、かなり割高。

タクシーの台数も多くなくて、売り手市場になっているような気がします。

途中で車を止められ、バガンの入域料25k(1775円)を支払い、レシートをもらいます。ヤンゴンのように施設ごとに参観料を払うのではなく、バガン全域で一括して入場料を払うイメージ。時々提示を求められるので、無くさないように大切に持っていましょう。ちなみに2018年から有効期間が3日間に変更されたという情報でしたが、

2019年11月現在は5日間有効でした。

※バガンタワーという所だけは別途入場料が必要です。

バガン4泊の宿インワ・モーテル/Innwa Motel。

口コミで選んだこのホテル、決め手はなんといってもバガンのローカル市場が近いことです。そしてバガンのホテルはどこもそうでしょうが、

バガン観光の手配もろもろにバッチリ対応してくれるホテルです。

事前のメールのやり取りで「ホテルに着いたらバガン観光について相談させてください」と伝えていた流れで、早速相談を開始。

バガン滞在は4泊しっかりとって、フルでバガンを楽しむ目論見です。

これが観光関係の料金表。

まずは憧れていた馬車での遺跡巡り。

朝8時半から日没を見て帰ってくるまでの貸し切りで、35k(2485円)です。翌日は宿オススメの御者さんが埋まっているというので、2日後を予約。空いている明日は自力で動こうと、

足替わりのEバイク小5k(355円)をお願いしました。

朝陽を見に行くので、早朝5時からのレンタルです。サイズは大(45-50km)、小(30-35km)ということですが、この数字は最高時速だという説明と、1日の走行可能距離だという説明が人によって食い違っていました。実際に小を使ってみて、30k程度走ってもバッテリーの目盛りは殆ど減っていなかったので、

最高時速30-35km/h説が正しい思います。

※借りたEバイクは速度メーターすら作動しなかったので、正確には不明です。笑

※バガンではEバイク、馬車の他に、タクシーと団体バスが走っています。また規制により在住者は通常のバイクに乗れますが、観光客は電気バッテリー式のEバイクのみ利用可能です。

さて、チェックインと当座2日間の予約を済ませて、夜ごはんを食べにでかけます。ちなみにこのホテル、中の写真を撮るのを忘れていましたが、トイレ・シャワー付き個室で朝食込み1泊33k(2343円)です。

夜以外にお湯シャワーを浴びるには45分前に言ってくれ

というので、実質朝シャワーはできませんが、従業員は親切で動きも早く、なかなか良い宿でした。

バガン1食目は近所の食堂で。

時間も遅くなったので、この日のごはんは近所で済まそうと、ホテルの兄さんにローカルレストランのオススメを聞きました。

ここを左に行って、右手に中華レストランがあるから、その次のミャンマー料理屋がオススメだよ。

なるほど、その説明でわかる程度にしか店がないのかと思って実際行ってみたら、

何軒もあるし、どの店もミャンマー料理と中華料理どっちも売ってるじゃん。

どれがオススメの店か全くわからないので、勘で入店。

どれがミャンマー料理かわかりづらいメニューなので店員さんに聞いて、

Tea Leas Salad 1.5k(107円)。たぶんLeavesの書き間違いで、お茶の葉のサラダ「ラペットゥ」です。ミャンマーでは本当によく見る軽食で、

ポリポリ食感の豆に、千切りキャベツ等の野菜とお茶の葉を和えているもの。

お茶の葉の苦みがほど良く、どこで食べてもだいたい美味しい、この旅で好きになったミャンマー料理のひとつです。

続いてポークカレー3.5k(249円)。例によって、副菜3品とライスがセットでついてきます。ここのカレーが、

豚は固めの皮と脂身がほとんどで、それが油に漬かっているというハードなもの。

更に完全に冷めた状態で出てくるのですから、食べきるのにひと苦労です。副菜3品もどれもイマイチで、完全にハズレのお店でした。

※オススメする要素がないので地図は載せないでおきます。

ミャンマービール1.5k(107円)も飲んで、合計6.5k(462円)。明日は早いので、早々に寝る準備に入ります。

次回予告

世界3大仏教遺跡の街、バガン観光1日目。早朝5時からEバイクに乗って、朝陽の丘を目指します。朝陽と気球の絶景を見た後は、まる1日かけて仏教遺跡巡り。これが、

想像していたより、遥かにすごい!

夢中になって走り回りました。


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