アジア タイ 旅のブログ

タイ食材を思う存分。バンコクのホテルで料理三昧!

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前回はクロントゥーイ市場が楽しすぎてテンションが上がりっぱなし。ついつい長くなって、食材の買い出しまでで話が終わってしまいました。今回は市場での朝ごはんと、ホテルに戻ってからの料理の模様をお届けします。


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クロントゥーイの市場めし、焼豚餡かけ丼カオムーデーン/Kao Moo-dang

クロントゥーイ市場の中には歩きながら食べられる軽食はそこここで売っているのですが、ご飯屋さんは見当たらず。もしかしたら何処かに固まっているのを見逃したかもしれません。とはいえ既に大量の生鮮品を買っているので、

なるべく早く帰って冷蔵庫に入れたい。

ということで、サクッと食べられるものを探しました。

魚1本かぶりつくのもワイルドで良いのですが、ちょっと気分じゃない。

なんでも揚げちゃうお店も、朝だしちょっと重い。どうもピッタリこないなあとウロウロしていたら、

いかつい兄さんらの食べてるそれ、 中々よさそうです。美味しい?と聞いてみたら、

イェー!こいつはグッドだぜ!

と3人声を揃えて満面の笑み。この強面をにこやかにさせるなら、美味しいに違いないと、屋台のおじさんにオーダー。

初めて食べる料理ですが、カオムーデーン/Kao Moo-dang というらしい。

注文を受けると、お姉さんが豚肉を切りはじめました。切って、乗せて、かける。簡単調理です。

さほど待たずに皿が到着。ご飯の上に豚三枚肉を揚げたものとチャーシュー、中華風ソーセージの薄切りが乗っています。後で調べたらカオはご飯、ムーは豚肉、デーンは赤の意味で、

赤いチャーシューが乗ったタイ庶民の定番グルメだそうです。

少し甘くてとろみのある餡かけソースがご飯に沁みて、なかなかいけます。

食べていると隣のゴツい兄さんから声がかかり、

その黒いのかけると旨いぞ!

ほほう。じぁあ、ちょっとかけてみましょう。唐辛子の入った酸っぱ辛いタレをかけると、

味が締まって旨さ倍増!

なんだ早く言ってよと、バンバンかけて、そこからは一気に平らげます。餡がご飯をコーティングしているから、

もはや飲みものに近いですよね。

きゅうりが良いアクセントになって、意外とあっさり食べられる。お会計は40THB(141円)でした。

ホテルへ戻り食材を並べ、準備完了。さっそく料理を始めます!

再びモーターサイ(バイクタクシー)に乗り、一目散にホテルへ。まずは市場での戦利品を並べてみます。

うん、結構あるね。

これで千円ちょっとなんだから堪らなく安いけど、ちゃんと使い切れるでしょうか。買いものしているときも、ざっくり頭の中でイメージしているだけで、

緻密な計算なんか皆無。

どうせ誰に食べさせる訳でもないし、七面倒くさいことは全部なしで、

レシピなんか一切見ずに勘でテキトーに。

今回は加工品も活用して手抜き上等、ただ食材をいじって楽しければいいというスタンスです。

まあ、ブログには美味しかったと書けば、誰にもバレませんしね(内緒)

ちなみに市場へ行く前日にスーパーで、オリーブオイルとナンプラー、塩とグリーンカレーペーストを買ってあります。さあ、そろそろ料理を始めますよ!

1品目は海老のグリーンカレー。

料理教室ではシャロットや生姜などの香味野菜をいろいろ刻んでカレーペーストを作ったら、あとは油で炒めてココナッツクリームとミルクで煮るだけでした。

つまりカレーペーストこそが味の肝!

そのペーストを、スーパーで買ったもので賄うのですからプライドもへったくれもないのですが、じゃあ石臼かブレンダーを買うかというと絶対ムリなので、致し方なし。

せめて香味野菜を油で炒めて香りを引き出し、フレッシュ感を出す作戦でいきます。

先に臭み抜きも兼ねてヤングコーンと竹の子を湯通しして、

お湯を変えて海老も軽めに塩茹でしておきます。中まで火が通り切らないように、さっとです。

香味野菜類を炒めたら、コブミカンの葉とレモングラスを香りづけに入れて、海老も投入!

あ、竹の子とヤングコーンを忘れてた。

慌てて追加投入して馴染ませたら、ココナッツクリームをドバドバ入れます。

そうそう、なんか良いかんじ!

ちょっと水を足してから、軽いとろみがつくまで煮詰めて完成。

深めの皿はこれしかないので、2回に分けて食べます。

あ、下に敷いてるのはバリ島で買った布です。全然使ってなかったけど、予想外の使い途です。

体重コントロールがあるのでお米は無し。さらに言うと、タイ料理に欠かせない砂糖もパームシュガーも禁じ手の、制約が多いハンデ戦なのです。

肝心の味は・・・めちゃくちゃ美味い!

カレーじゃないです、海老がです。カレーはそこそこ美味しくちゃんとグリーンカレーの味ですが、コクが今ひとつ。香味野菜も上手く引き出せていないような...。でも、海老は身がぶりぶりに詰まっていて、ミソもたっぷり。これ3尾で50THB(177円)は本当に安いなぁ。

2品目は鶏の生胡椒炒め。

パクチーはですね、葉っぱだけじゃなくて根っこも風味を出すのに使えるのだそう。

料理教室で習ったのです。

ナイフで皮をこそげて、みじん切りにします。さっぱり仕上げようとニンニク抜きにして、生姜もみじん切りに。

生胡椒はナイフの腹で軽く潰しておきます。

生姜とパクチーの根、続いて胡椒を油で炒めて香りを出したら、ヤングコーンと鶏ささ身を加えて火を通し、

味付けは塩とナンプラー。日本の醤油もちょこっとだけ垂らします

刻んだパクチーを入れたら火を止めて、コブミカンとオレンジの果汁を絞り入れ、

皿に盛ってから追いパクチーして完成です。見た目は悪くないけど、どうでしょう。期待して食べてみると...

あ~~~、オレンジ果汁が失敗。

コブミカン果汁だけの方が良かった。酸味がキリッとせずにボヤけてしまいました。

悪いのはこの人です。

そもそもマナオ(タイのライム)と間違えて買っちゃったやつですからね。

それでも生の胡椒が爽やかで、鶏はふっくら柔らかく、それなりに美味しくいただけます。

またしても素材に助けられました。

タイ食材さまさまです。

3品はタイ要素皆無。トマトのニンニクバジルです。

市場で見かけたピカピカに赤いミニトマト。この量で20THB(71円)は安い!と思わず買ってから思いつきました。

あ、タイってバジルあるじゃん。

ガパオとかに使いますもんね。わさっと1束10THB(35円)だし、イタリアンバジルとは違うけど、ニンニクとオリーブオイルで鉄板の組み合わせです。ささっとオリーブオイルにニンニクの香りを移したらトマトを投入。

浅めに火入れして塩をして、刻んだバジルを絡めたら、冷蔵庫で冷やしてマリネ風に。

さすがにこれは失敗しようもない。

想定通りの味でしばらく保つし、3回に分けて楽しみました。

翌日はマレーシア土産のインスタント・カレーラクサ。

マラーシアを出る時に空港で買ったインスタントのカレーラクサ。こいつも今のうちに食べておかないとです。作り方は日本のインスタントラーメンと同じなので、超簡単。

袋を開けると粉が入った袋が2つ。スープの素と、ココナッツミルクの素です。

小さい鍋がないからフライパンで。残っていた鶏肉とヤングコーンを炒めて規定量のお湯を注いで麺を入れ、

茹ったら2種類のパウダーを入れて混ぜるだけ。

別に作っておいたポーチドエッグを入れたら出来上がりです。

お!これは思っていた以上に美味しい。

ちゃんとココナッツの風味がする、クリーミー・カレーラーメン。もちろん現地で食べたニョニャ料理店のものには敵いませんが、日本で売っていたら定期的に買っちゃいそうなクオリティです。

さてさて、適当な料理を公開してまことに恥ずかしい限りですが、

やっぱり旅先で現地の食材をいじるのは面白い!調理器具や調味料の種類(あんまり買いそろえると後が困る)の制約が大きくても、これだけ楽しめるのですから、気に入った街を見つけて半年とか1年とか住んでみたら、もっと面白いんだろうなぁと、空想しています。

旅先でキッチンを使えるって、やっぱり便利!!

街中にも食探求に出かけねばなりませんから、毎食自炊という訳にはいかないのですが、その後もちょこちょこキッチンを活用しています。上の写真はコンビニで売ってた葉物野菜の詰め合わせとシーチキンのサラダ。オリーブオイルと塩のシンプルなものだけど、

コブミカン果汁を絞って生胡椒を散らしたら、ぐっと贅沢になります。

スーパーに行けば100g 19THB(67円)とかでサラダバーがあるし、手軽に野菜がたくさん摂れて嬉しい。

おかげで、増えていた体重も少しずつ戻ってきました。

なんとかタイを出るまでに完全復帰したいものです。

次回予告

バンコクに来るのは今回でもう4回目ですが、人気のスポットをかなり見逃していて、特にインスタ映え的に有名になった系の場所はほとんど未訪問。そんな中から

行くならやっぱり市場でしょう!

とメークロン市場へ。線路に沿って続く市場で、電車が通るときは急いで撤収して、通過したら再び営業するという有名なアレです。バンコク市内からちょっと遠いのですが、ツアーに背を向けて自力で行ってきました!


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