チェンマイも実質最終日の10月27日(日)。前夜に知り合った同じホステルに泊まっている中国人の女の子Sさん(掲載許可をとりわすれたので仮名にします)とヤゴウさんの3人で終日動きました。Sさんは深圳で働いていて休暇でタイに来ているのですが、学生の時には日本語を勉強していたとのこと。さてこの日の内容は、こんな感じです。
- お土産ものがいっぱいの雑多なマーケット「ワロロット市場」
- チェンマイお洒落タウン「ニマン」で超有名ラテアートのカフェと、エビ味噌オムライス。
- サンデイ・ナイト・マーケットで格闘系マッサージと不意打ちのドリアン!
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お土産ものがいっぱいの雑多なマーケット、ワロロット市場。
市場と聞いたらとりあえず
行ってみよう!
という質なのですが、チェンマイにはワロロット市場という有名なところがあると聞いては行き逃すわけにはいきません。明日は昼出発でチェンマイを離れるので、この日に行っておきたかったのです。
ワロロット市場は建物の中にたくさんの小店が並んでいる形式で、中に入ってみると、ドライフルーツやお菓子など、包装された食品が大量に並んでいました。
有名な市場ならとりあえず行かなきゃ。
とろくに調べずに来てしまいましたが、どうやらこの市場は観光客がお土産を買うのによい場所のようです。とはいえ市場の中には
野菜も果物も乾物も、まとめて売っているカオスな状態で、
1つ抜き取ると全てが崩れ落ちる
まるでジェンガのような陳列に手を触れることもできません。
※触ってないから分からないけど、実は大丈夫なんだと思います。ジェンガの要領で、下の方から試してみましょう。
これはたぶん、もち米で作ったお菓子ですね。帰国前にここにきて、お土産を爆買いする方もいらっしゃるかもしれませんが、良く見ずに買うと
虫スナックが紛れていたりするのでお気をつけください。
今食べられるものはないのかと館内をウロウロしていると
どこか男子高校を思わせる、ニキビができそうな揚げ物のお店や、
甘々のドーナツとごま団子を売る店に、
ローカル食堂が何軒か入っています。でもなんか、
生鮮市場じゃないと、市場メシって感じがしないものですね。
もうちょっと奥も見てみると、市場で売る食品を調理している厨房がまる見え!
個人的にはここがワロロット市場で一番面白かったです。
ちなみに2階に上がると
布や衣類関係の店が多く、
これぞワロロット市場!
といった雑多な景色が眺められるので、おすすめです。
市場の外にでると通りの反対側はフルーツ中心のお店が並んでいます。
キロ40THB(141円)のランブータンを、突如2キロも買うSさん。明日明け方にはプーケットへ向けて移動すると言っていましたが、飛行機の中で食べるんでしょうか。
爆買いの素養を見せつけられました。
おすそ分けしてもらったけれど、やっぱりランブータンは美味しいです。
昼のニマン散策と有名店のラテ・アート。
ワロロット市場の後は、グラブに乗ってニマン地区へ。Sさんがチェンマイを離れる前にもう一度行きたいというので、我々も否やはありません。それならついでに、ニマンで食べ逃している
エビ味噌オムライスを食べに行こう
ということになりました。
まずは定番のワン・ニマン/One Nimman。
コラーゲンを買おうか迷っているみたいだったけど、パッケージに注射のイラストが描いてあるってことは、
これ自分で打つんですか?
すごいものが売っていますね。日本にもあるんでしょうか。
前回は夜だったので行かなかった裏路地も散策し、緑の多いおしゃれタウンの雰囲気を楽しんだあとは、ラテアートが有名なカフェ、リストレット/Ristr8to へ。
アイスコーヒーはバリスタ殺し。
「わたしたちは情熱をもってコーヒーを出しているので、暑くっても、うちの店ではホットコーヒーを飲んでね」的なことが書かれています。ほほぅ。
こだわりを感じるけど、メニューにアイスコーヒーはあると。
こだわりと現実の間でがんばっている、リストレットさんです。
ホットを飲ませるためか冷房のバッチリ効いた店内は落ち着きのあるお洒落感で
こんな感じのラテアートや面白容器で、
インスタ映えそうなメニューが色々あります。
ヤゴウさんとSさんはサタン・ラテ98THB(346円)、私はマジック88THB(311円)という、カプチーノよりコーヒーフレーバーが強い、メルボルン起源の飲み方というものをオーダー。
ネットに出ていた写真と比べると微妙にモタっとしたラテアートですが、
味の方は上々です。
危うく座れないかもというくらい混んでいますが、店の人のサービスもきびきびしていて、気持ちの良いカフェでした。
日本人に人気!エビ味噌オムライスのパッセーン・ベンジャー/Padsen Benja。
お昼は再び裏路地に入って、日本人の間で口コミが広がり人気のお店、パッセーン・ベンジャーへ。
メニューの大半がオムライスというお洒落レストランですが、エビ油を使い、エビ味噌も入ったオムライスが日本人の間で人気とのこと。そのエビ味噌オムライスこと Creamy Omelet with Shrimp Oil 90THB(318円)と、フルーツソーダをオーダー。
席は8割がた埋まっていますが、大人気で混んでいるというよりは
料理の提供が遅くて皆んな待っているという感じです。
フルーツソーダのグリーンアップルを注文したら、
むかーし昔の縁日のジュースの味でした。
これで50THB(177円)って・・・チェンマイならその辺で
フレッシュフルーツのスムージーが2杯買えますよ。
40分以上待って、ようやく料理が到着。
たっぷり待って空腹の状態に、食欲をそそるビジュアル。
さっそくスプーンを突っ込んで、卵、ライス、ソースをバランスよく掬い取ります。
うわぁー、すっごいオトナ味。
海老のカラを油に入れて、しっかり味と香りを移したであろうエビ油。香ばしさと苦みが強く出て、タイ料理にありがちな甘さが一切ありません。エビ味噌も溶け込んでいるからか深いコクがあって、
たぶん好き嫌いが分かれるけど、かなり好きな味です。
中のライスは白いタイ米で、ケチャップライスに卵の上からケチャップなんていう日本のオムライスにありがちなお子様要素は微塵もなく、
ここまで漢気を感じるオムライスは初めてです。
予想を超える味の強さに驚き、店を後にしました。
サンデイ・ナイト・マーケットで格闘系マッサージと、ドリアン再び!
チェンマイの旧市街は、ところどころ残る城壁と堀に囲まれていて、
夕暮れ時の雰囲気が素敵です。
水辺のある町って、いいですよね。前日の土曜夜市に引き続き、日曜のナイト・マーケットも行ってみようと、宿から歩いて向かいます。
チェンマイの5日間は本当に楽しかったなぁと、既に感慨モードに入り始めています。
宿すぐ近くの屋台街では、フレッシュフルーツのスムージーがなんと20THB(71円)!ほぼ毎日飲んでいました。
そうこう考えているうちに夜市の一方の端っこ、ターペー門へ到着。ここから西へ一直線に、延々と屋台が並んでいるのです。
赤線のあたりが全部屋台。それはもうすごい数です。
売っているものは土曜夜市と一緒だよ~と聞いていたけれど、昨日見なかったものもちょこちょこ売っていて2日連続でも十分楽しめます。とはいえ買い喰い三昧だった昨日とは違い、食い意地のほうはもう満足しているので、
落ち着いた目線で夜市を楽しめました。
ヤゴウさんがバカ受けしていたトイレ表示のイラスト。女子はお化粧直し、男子は・・・
かなり切羽詰まった感。
例によって買うものは何もないのですが、
さすが東南アジアの雄タイだけあって、雑貨のセンスが違います。
フィリピンなんてそれはもう・・・(←失礼)
ほんと、品ぞろえの幅が広くって、
ガラス細工の実演販売まであるし、
この人はフリーハンドでTシャツに線を描く実演販売。使っているのはマッキーみたいな油性ペンです。資本なんか何もいらず、
本当に、アイディアと技の勝負ですね。
ところで、昨日に続いて路上マッサージ。今回はヤゴウさんとSさんもやるとのことで、2人はフットマッサージで椅子へ、私だけ全身マッサージで地べたに敷いたマットレスに横たわります。この日ついたオバチャンはかなりアグレッシブで、
弱っていて痛いところを狙いすましたかのようにグイグイきます。
イタイ、イタイよー!と声を上げると普通は加減してくれるものですが、オバチャンは一言、
ディス・イズ・タイ・マッサー。
左肩を痛めていることを伝えると、普通は悪化させるのが怖いのもあってソフトにやってくれるのですが、オバチャンは固まっている筋肉をグリグリグリっと強烈に揉み込んで
イタイタタタタ!→ディス・イズ・タイマッサー。
を何度もリピート再生です。可動域の狭くなった肩を回そうとするので、こちらも力を入れて抵抗するのですが、
オバチャンの全身を使った間接技のような動きには太刀打ちできず、
再びイタイタタタ!(以下略)です。近くでフットマッサージをしている2人はこっちを見てゲラゲラ笑っていますが、
本当に笑ってないで助けにきてください。
ギブアップすら認めもらえず執拗に左肩を攻め、最後に以前より肩があがるようになったのを確認した時の
オバチャンの勝ち誇った顔。
仕方ない。今日はあたなの勝ちでいいですよ。※写真1枚もなしで失礼しました・・・。
さて、ようやく屋台メシです。このゼリーっぽいウネウネしたのが入ったココナッツドリンクは、フィリピンでも、マレーシアでも同じようなのが売っています。やっぱりアジアは繋がっているなぁと思いながらスルー。
うーんイマイチお腹が空いていないのは、お昼が遅かったし、宿でまた食べものをもらったからでしょうか。
いや、おそらくディス・イズ・タイ・マッサーの後遺症ですね。
それでも何か見たことないものがあれば食べようと探していると、
これは初めて!
何て読むのか分からないけど、Meangkum という、ココナッツやピーナッツを葉っぱでくるんだベジタリアン向けの軽食だそうです。ちょっと酸味があって、甘くてオツな味です。1本10THB(35円)。
ヤゴウさんが買ったこれも味見させてもらいました。Fih Maw Soup と英語表記をされていましたが、これはたぶん乾燥させた魚の浮袋をスープでふやかして食べる、カポクラーナムデーンという料理だと思います。
とろみのついた甘酸っぱいスープが美味。
浮袋もスープをたっぷり吸って、おいしいです。
ヤゴウさんから「中国人はドリアンが好きな人が多くて、中国だと高いからタイに来たら夢中になって食べるらしいですよ」なんて話を聞いていたら、
早速ドリアンを買ってきた中国人女子Sさん。
値切った上に、ドリアンの熟し具合を入念に確かめて、納得のいくものをゲットした彼女は当然のように「食べて~」と勧めてくれました。実はフィリピンでヤゴウさんと一緒にドリアンを食べて、その匂いとどろっとした食感にかなり苦手意識をもっていたのですが、この状況で断るわけにもいきません。おそるおそる少量を貰って食べてみると、
あれ?前よりは美味しい。
これなら夢中になる人がいるのも分からなくはない味です。なるほど、やっぱりドリアン自体のコンディションの問題もあったんだと、納得。とはいえやっぱり臭いのは臭くて、ヤゴウさんもそんな顔をしているのだけど、「もっと食べて~」言うSさんに対してバクバク食べていたヤゴウさん、
ちょっといいとこ見せようとしたでしょう。
言ってくれれば朝からもっとアシストしたのにねぇ。そうこうしているうちに夜も更け、
格闘系マッサージで弱っている所に不意打ちのドリアンで、真っすぐ歩けないほどフラフラですが、
マッサージとドリアンなんてタイっぽいと言えばタイっぽい。チェンマイ最後の夜も、しっかり堪能できたのでした。
次回予告
最後の昼ごはんに、絶品ガイヤーンを食べて14時発のバスでチェンマイを出発。再び、ひとり旅に戻って6か国目のミャンマーへ!1日半かけてバスによる陸路国境超えをしてミャンマーに入った途端に爆音を響かせて練り歩くパレード。
アジアンカオス感たっぷりのミャンマー篇スタートです。
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