4月に旅立ってからもう8か月が過ぎ、自分の旅のペースに「本当にこんなにゆっくりで良いのですか」と自問自答を繰り返す日々ですが、
ついに!ようやく・・・東南アジア脱出!
しかも今、日本でもスパイスカレーで注目を浴びている、スリランカです!食の面でも、遺跡や豊かな自然も楽しみなスリランカ篇スタートです。
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コロンボでのビザと入国手続き(2019年12月現在)
スワンナプーム国際空港を9時に発つスリランカエア便は、現地時間11時にコロンボ近郊のバンダラナイケ国際空港へ到着します。タイとスリランカは時差1時間半なので、実質3時間半の空旅になります。
ちなみにスリランカと日本は3時間半の時差。
段々日本から遠ざかっているのを実感できますね。
スリランカエアだけ大行列を作っているチェックインカウンターですが、
原因はこの大量の荷物。
バンコクで爆買いしたスリランカ人でしょう。無事搭乗手続きを終え、予定より少し遅れて飛び立ち、
驚くほどマズい機内食に悶絶しているうちに、スリランカ上空へ差し掛かりました。
延々と続く緑の大地に、自然の豊かさが窺えます。スリランカは北海道より2まわり小さな面積の中に、8つの世界遺産(6つの文化遺産と2つの自然遺産)を持ち、数多くの国立公園を抱える美しい国。
なんてことは旅も終盤の今、これを書きながら調べたのですが(汗)
自然が豊かなのは周知の事実。機内からの景色で、早くもテンション上がり気味です。
現地時間11時すぎに到着したバンダラナイケ国際空港では、
イミグレの前に何軒もの家電のお店。家電製品の税金が高いんですかね。スリランカはアライバルビザで入国することができるのですが、本来そこで40USD(オンライン申請だと30USD)を払うのですが、
2919年8月1日〜2020年1月31日の間はビザ代免除のキャンペーン中!
今年4月に起きたテロの影響で減った観光客を、取り戻すための施策のようです。今はもう、日本外務省の情報でも治安は回復しているとの認識です。イミグレではまずVISA カウンターに並び、その後記入済みの入国カードを持って入国審査という流れ。
パスポートにビザが貼られず不安になったけれど、ICチップに情報が書き込まれているようです。
どちらもフレンドリーな係官。1〜2分の簡単手続きで通過して、スリランカに入国できました。
まずは現地通貨!アコムカードはATM全敗で、とりあえず両替でしのぎます。
到着ロビーに出てまず探したのが ATM。スリランカの通貨であるスリランカルピーを手に入れる必要があるのですが、例によってアコムカードで引き出そうと試みるも、到着ロビーにある全てのATMで取り扱いできませんとのメッセージ。仕方ない、とりあえずの分を両替することにしました。
何軒もある両替屋さんは微妙にレートが違って、一番安くて手数料もいらないという店を選んで両替。3000円が4820ルピーになりました。これは1ルピー=0.622円というレートですが、後で町の銀行ATMでアコムカードで引き出した所、1ルピー=0.603円。
3%以上お得!やっぱり使えるアコムカードです。
ちなみに引き出しできたのはPeople’s Bank という銀行のATM。スリランカのどこにでもあって、スリランカ人もお奨めの銀行です。
※以降、このブログでは1スリランカルピー=0.6円で記載します。
※インドルピーとスリランカルピーで紛らわしいですが、スリランカ篇でルピーと書いたらスリランカルピーのことだと思ってください。ゼルダの伝説もルピーですね(←オジサンしか知らない)
続いて現地SIM!Dialogのプランは容量追加可能でした。
現地通貨を手に入れたら、次は通信会社のブース。スリランカでは最大手で、カバー範囲も広いというDialog のブースがすぐに見つかりました。こぢんまりした空港なので、探し易いです。
基本的に、空港で買えるSIMには1つのプランしかなくて、
この1299ルピー(779円)で30日間10GBというプランのみ。ところがこれ、よく見ると、
10GBの内、4GBは深夜限定という制約があります。
深夜12時から8時なんて慌ただしい旅の中では使いづらいので、事実上6GBということ。今回のスリランカ滞在は16日間になるので、1日375MBじゃあ絶対足りない!「容量足りないんだけど、どうにかならない?」と聞いていみたら、
499LKR追加で払ってくれたら、全日4GBと深夜3GB追加できるよ~。
なんだ、そんな良いのがあるんじゃないですか。それをお願いしてSIMの入れ替えもやってもらいました。ちなみに通信開始手続きの後、つながるまで数分かかるので、
その場で待機して、確実につながっていることを確認しましょう。
たまにうまく繋がらないトラブルがあるようです。そしてデータ残量のチェックは、アプリをダウンロードしても良いし、#456#に電話をかけると、SMSが送られてきて、英語で残データ量を教えてくれます。ちなみにこれを書いているスリランカ14日目時点で、使ったデータは全日分で4.4GB。基本プランで足りたんじゃないかと思います。
なぜか、体感よりずっとデータ消費が少ない感じです。
無事に現地通貨とSIMをゲットして、空港を出てコロンボの街へ向かいました。
空港からコロンボ市街へのバス移動。
俗にコロンボ空港と呼ばれる、バンダラナイケ国際空港は、実はコロンボの隣町ネゴンボにあって、コロンボ市街中心部まで35kmの距離があります。
↓バンダラナイケ国際空港の場所
もちろんタクシーでビュンっと行っちゃうこともできて、ネットを見ると40~60分で相場はだいたい2000~3000ルピー(1200~1800円)。そしてバスには下道を行くローカルバスと、高速を使うエアポートバスがあり、エアポートバスなら時間は同じく40~60分で料金は150ルピー(90円)。
どう考えてもエアポートバスでしょう。
到着ロビーを出ると庭があって、通路を突っ切り外に出ると、
左にPost Officeがあります。ネット情報だとここから道を渡って云々と書かれていましたが、2019年12月4日時点では、
建物出たら左へ真っすぐ。Post Officeの前を通り過ぎて突き当りがエアポートバスの駐車場です。
ここを見つけるまで何人ものタクシードライバーが声をかけてきて「今日はバスは走ってないぞ」「あと2時間は来ないぞ」と言ってきますが、
彼らの言うことは全部ウソ。
バスに乗ってものの5分で発車しました。
昔行ったインドほどしつこくはないけれど、この平気で嘘をつく感じは、
インドに近づいてきた実感があります。
東南アジアとは違う手強さを早くも感じます。
バスはエアコン付きで快適。1時間弱でコロンボフォートのターミナルに到着しました。
↓到着したバスターミナルはこちら。
コロンボの宿で、ジェフリーと偶然の再会!
バスターミナルからホテルまでは1.5km。歩ける距離ですが、スーツケースをゴロゴロ引きずりながら進むには、
あまりに多すぎる人の数!
色の黒い肌に彫りの深い顔、大声でわめき続ける物売りに、途切れることのないクラクション。
ああ、東南アジアとは違う文化圏に来たんだ。
という肌感覚に、喜びと緊張が同時に襲ってきました。スリを警戒しながら「ごめんよごめんよ」と雑踏を切り分けて進み、ようやくホテルに到着。ドアボーイが扉を開けると、そこには見知った中国人の顔が。
あれ、ジェフリーじゃん!!!何でいるの?
チェンマイの宿で一緒にカレーを作った彼が、たまたま偶然、前日からここに泊まっていたのでした。もう中国に帰ったと思っていたので、本当にびっくり。シアヌークビルからバンコクに行って、昨日スリランカに入ったとのこと。
じゃあバンコクかぶってたんだね〜
なんて暫し話をして、夜ごはんを一緒に食べに行く約束をしました。
今回コロンボで2泊したC1コロンボフォート/C1 Colombo Fort。個室とドミトリー両方あるきれいなゲストハウスです。今回はドミトリー利用で1泊1220円。
カーテンはないものの快適なベットで、スーツケースごと入る個人用鍵付きロッカーもあって、シャワー・トイレも清潔。
いつでも紅茶とコーヒーを好き勝手に飲めて、
ロビーと屋上にはカフェのような共有スペースが十分にあって、とても居心地が良い。スタッフは全員とてつもなくサービスレベルが高くて、
一流ホテルのような気配りぶりです。
それでいて友達のようにフレンドリーで、雑談でも相談ごとでも、何でもウェルカム。ちょっと無いレベルのゲストハウスです。
1200円ちょっとの宿泊には朝食もついていて、
卵料理はオーダーごとに焼いてくれます。
うん、ここ住んでもいいかも。ドミトリーとしてはちょっと高いけれど、それ以上の快適さ。おすすめです。
スリランカ1食目は、コットゥが食べられるローカル食堂。
時刻はもう3時に近く、お腹は減っているけど夜にはジェフリーとご飯へ行くし、軽いものをサクっと食べたい。そこで思いついたのが、スリランカ料理のコットゥ/Kottu。ロティの生地を細切れにして炒めた料理で、軽く食べられそう。宿の人に教わった近くの店へ行ってみました。店名はPILLAWOOS HOTEL。
スリランカでは何故か、レストランにHOTELとつけるのですが理由は誰も知らないそう。
普通のホテルにもHOTELってついているので、紛らわしいぞスリランカ。
エッグコッティ210ルピー(126円)とマンゴージュース200ルピー(120円)をオーダーすると、お冷を持ってきてくれました。
いや、これ腹こわすやつですよね・・・。
タイだったら飲めるけど、インドだったら100%壮絶な下痢。スリランカはどっちなんだ・・・一瞬葛藤したけどやっぱりやめておきました。明後日すぐキャンディへ電車移動ですしね。
美しい車窓の景色をしりめに、トイレに籠るのは避けたいのです。
しばらく待ってやってきたエッグ・コットゥ。皿を見た瞬間に勘違いに気づかされました。
軽食だと勝手に思っていたけど、これ爆盛り料理ですね。
直径30cmはあろうかという更に、山盛りです。でもすぐに気づくことになるのですが、爆盛りはこのメニューやこの店の問題ではなくて、
スリランカ全国で全て爆盛り!
1食1食がなかなか重たいのです。目の前のコットゥに話を戻すと、マレーシアやタイ篇でもご紹介したインド系の粉モノ料理ロティ。それを鉄板の上で両手のコテでガンガン叩いて細切れにし、野菜や卵と一緒に炒め合わせたのが、このコットゥです。
生地がモチモチで、具材とよく馴染んでウマイ!
あ、でもカレーの要素はないんだなぁと思っていたら、
「辛いの好きか?」と言ってカレーソースを出してくれました。これをかけると、ますます食欲が湧いて、大量のコットゥも飽きることなく一気喰い。完全にB級グルメの料理ですが、
値段も安いし、なかなかやるな!コットゥ。
なのでした。
次回予告
中途半端ですが長くなるので続きは次回。コロンボ初日の夜は、再会したジェフリーと一緒にローカル食堂でスリランカカレー。そして翌日は、地元の人も愛するちょっと高めのレストランで再びのスリランカカレーです。コロンボの町歩きとともにご紹介します。
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