リアルタイムではモルディブを離れ、
12か国目、インドのムンバイです!
男ひとり旅、しかもクリスマスという状況に戦々恐々と向かったモルディブでしたが、切ない思いをすることもなく、充実した1週間でした。
モルディブは、1人でも楽しめる!
ますます、おひとり様スキルに磨きがかかってしまいました。さてブログはまだスリランカ。シーギリヤからキャンディに戻り1泊した翌朝、鉄道でエッラ/Ella に向かうところから始めたいと思います。
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1等の予約に失敗したので当日券。ローカルに揉みくちゃの2等車両です。
8時47分初の鉄道に乗るのに「チケットを予約してないなら1時間前には着いてたほうがいい」と聞いて、ちょうど1時間前に駅へ。Badulla 行きの便でキャンディからエッラまで2等車両が310ルピー(186円)でした。
スリランカの駅には、アナログでほっこりする発車情報が掲示されています。
Badulla 行きの時間がズレてるけど、どっちが正しいの?
と思ったら、少し遅れて到着したので、アナログボードが正解でした。
2等、3等でも路線や時間によっては余裕で座れてゆったりの時もあるのですが、今回は人気路線な上に、キャンディからだと途中乗車。
当然座れるわけもありません。そこでスリランカ鉄道におけるベストポジションである、ドア前を確保したい所ですが、
ローカルの若者軍団に押されて中途半端な位置に。しかも彼らは、太鼓を持ち込んで、旅で上がったテンションのままに、
歌い踊り、大騒ぎ。
本来であればこれもまた旅の風情と楽しめる所ですが、狭くて身動きが取れないところでやるものだから、
ちょっと、ぶつかってる。ぶつかってるから!
いい迷惑です。聞けば途中の駅で降りるようなので、それまで我慢するしかありません。
そのうち歌い疲れて座り込み、まったりタイムに入りましたが、
その場所はおれが座りたかった(羨ましい)
車内には混雑をかき分けて、食べ物や飲み物を売る人たちが。
グァバに正体不明の怪しい粉を振りかけるものや、
スリランカの軽食ワダとか。ワダ、食べてみたけどボソボソでした。2時間ちょっと我慢して、途中駅で若者軍団が降りたら、こちらのもの。
早速ドア前ポジションをおさえて外を見ると、
あ、皆んな座ってる。
山の景色や、
滝が見えたり。鉄道の重たい車両がゴトンゴトンと響かせる音を直に聞きながら、流れる風にあたっていると、
本当に心地良くて、うっとりします。
トンネルに入ると毎回「キャー!ワー!」と歓声が聞こえるのですが、周りで叫んでいる人はいないし、あまりに毎回なので、
もしかしたらスリランカの幽霊じゃないかと疑っています。
スリランカは霊は明るくっていいですね。
キャンディとエッラの間に、ヌワラ・エリヤ/Nuwara Eliya という紅茶で有名な街があり、その駅のしばらく前からエッラまでが、茶畑の素晴らしい車窓風景。
iPhone じゃあこれくらいが限度ですが、実際は、
口が開きっぱなしになる、美しさ。
さすがアジアNo.1と噂されるだけあります。
茶畑って、棚田とはまた違うタイプの美しさですね。
遠く広がる壮大なパノラマや、間近に見下ろす村の風景。
何時間も楽しめて数百円って、
アクティビティとして考えたら、
超絶コスパじゃないですか。
橋の前に広がる谷間に、足をぶらぶら。
やばい、超楽しいですよ。
いつまでも見飽きない車窓風景と言いたい所ですが、
さすがに2〜3時間でちょっと飽きちゃった。
でも段々とお客も少なくなってきて、疲れたら座席に座り、暫くしたらまた景色を見に行って、
しっかり楽しんでエッラに着いたのは、7時間半ちょっと後。
前半の立ちっ放しがきいて、かなり疲れました。
やっぱり1等がいいなあ。
山間の町エッラは、欧米系に人気のトレッキング天国。
ようやく到着したエッラ駅で降りて、ふと気がついたのが、
欧米系の人の多さ。
ローカルな車両に乗っていたので気付かなかったけれど、ホームにいる7割がたは白人の、しかもバックパックやトレッキングシューズを持った人が多いのです。逆にアジア系観光客は殆ど見かけませんでした。
山間の小さな町だというのに、
24時間営業の店とか結構あります。
ちょっとセンスの良いホステルやレストラン、カフェやお洒落雑貨の店もあったり。フリーWIFI 完備の店が多いのも、スリランカの他の町と違って、
欧米系旅行者に好まれて発展してきた町の雰囲気です。
そういう意味では、ラオスのルアンパバーンとちょっと似ている。ただ、エッラにおける彼らの主目的は、おそらくトレッキング。口コミ情報をチェックして、素敵な景色だなあと思ったら、
ここはテントも張れるし、1泊トレッキングにぴったり!
散歩の延長で良い景色が見たいこちらとは、レベルが違いすぎて困ります。車窓風景を楽しみたくてエッラまで来て、
ナインアーチブリッジという名所以外、何も調べていなかった
エッラですが、滞在したホテルのオジサンのお陰で、かなり楽しむことができました!
エッラ3泊の宿は、見た目アレだけど中身はOKなアップルイン/The Apple Inn。
スリランカとしてはお洒落なエッラの町を歩き、予約してあるホテルに辿り着いて絶句しました。
こ、これは...廃墟じゃないの?
おそるおそる入ってみると、中にオジサンがひとり。どうやら彼が1人でここを切り盛りしているようです。
ああ、今回はホテル選び失敗したなあ。
と諦めモードで部屋へ行くと、
あれ?部屋は全然キレイじゃないですか。
個室にトイレ、シャワーも付いていて、お湯もでます。
専用のバルコニーまで付いていて、2泊で5760ルピー(3456円)。なかなか良い部屋だと思ったら、
あなたの予約した部屋で水漏れがあって、良い部屋にアップグレードしたよ。
とのこと。アップグレードよりむしろ、
水漏れの時に泊まってなくてラッキーです。
宿のオジサンには、エッラ観光について色々教えてもらい、翌日はバイクを借りてナインアーチブリッジとリトル・アダムス・ピークという小さい山へ、翌々日はエッラ・ロックという一番人気の山へ行くことになりました。2泊じゃ足りないのでもう1泊。直接お願いしたら2500ルピー(1500円)でいいよ~とのこと。ありがたいです。
次回予告
エッラ2日目、バイクを借りて人気のスポットを巡りました。まずは美しい橋を列車が走り抜けるナインアーチブリッジと、無料でテイスティングできる紅茶工場。そして断崖に飛び出す岩から絶景を望むリトル・アダムス・ピークを、前後編に分けて書いていきます。
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