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本音で紹介!ジョグジャ飯(その3)

投稿日:2019-09-13 更新日:

リアルタイムでは現在ジョグジャカルタ。朝いちホテルの庭先に財布を落としたことに昼過ぎてから気づき、あわせてて探しに行ったら、

フロントに届いていました!

4月に旅立ってフィリピンでiphonⅩを落とし、インドネシアで財布を落としたのはもう2回目。

貴重品を落として帰ってくるなんて世界中で日本だけだよ。

なんて神話は事実ではないですね。ぜんぶ帰ってきました^^(←反省が足りない)

さて、ジョグジャカルタのグルメ情報も今回で最後。内容はこんな感じです。

  • 種類が多すぎて楽しすぎる、ローカル市場の買い食い
  • ジョグジャ名物料理、ジャックフルーツを使った煮込みナシ・グドゥ
  • ジョグジャ・グルメの隠れた実力派!豆入り牛煮込み料理ブロンコス
  • 臭みが全くないヤギの串焼きサテ・カンビン

街中散歩の途中に寄れる、観光スポットもご紹介します!


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ジョグジャ飯⑥ よりどりみどりのお菓子と総菜、レンプヤンガン市場

新しい街で市場を訪れることは、その土地の食文化の手掛かりをつかむには欠かせません。そして、地元の人が買いに来る生活に密着した市場には、

たいてい美味しい市場メシがある!

という訳で、宿泊していたホテルの近くにあるローカル市場、レンプヤンガン市場/Pasar Lempuyanganへ行ってきました。

建物の中に小さな店がごちゃっと詰まっている市場です。

前回紹介した「クサイ豆」もあって、ここでも名前を聞き出せなかったのですが、ついに昨日わかりました!インドネシアではPeteまたはPetaiと呼ばれるネジレフサマメノキというものです!

ココナツの実を削ったり、野菜の下ごしらえをしていたり。ものを売るだけじゃなくて、調理の準備段階を見られるのは楽しいです。奥には鮮魚や精肉の区画もあります。

この市場はまったり平和な空気で、フレンドリーな人が多いのも嬉しい。観光客が来る雰囲気ではないけれど、不審な目を向けることもなく、快く写真を撮らせてくれました。

市場の周りには、ご飯を食べられる屋台も数軒あったけど、目を引いたのは市場内にあるこのお店。

何十種類ものお菓子や総菜に、大勢のお客が群がっています。

色とりどりお菓子から、揚げ物、ご飯もの。すぐに食べられる小さい食品が一面に広がる様は、

見ているだけで気持ちが浮き立ちます。

もちろん見ているだけな訳がなく、つられるようにビニール袋を手に取り、美味しそうなのを見繕ってお会計をお願いしたら、

この4つで6.9K(52円)。

1個13円平均?信じられない激安価格にびっくりしました。

たまご風味の焼き菓子に、素朴な甘さのペーストをクレープ生地で包んだもの。手作り感が嬉しいひと口コロッケに、葉っぱで包んで焼いたご飯ものはほんのり暖か。

ひとつひとつが、しっかり美味しい贅沢な朝ごはんでした。

これだけの種類の手作り食品を、いったいどうやって用意するのか本当に不思議。日常の幸せにつながる素敵なお店です。チャンスがあったら是非行ってみてください。

ジョグジャ飯⑦ ジャックフルーツで煮込んだ名物料理ナシ・グドゥ

ジョグジャグルメといえば必ず出てくるナシ・グドゥ/Nasi Gudeg。市街中心部、王宮の1本東にあるJl.Wijilanという通り沿いに専門店が何軒も建ち並びます。

その中でもおそらく一番の有名店がこのGudeg Yu Djum Wijilan 167

店頭のショーケースを覗きながら店内へ入ると、

間口からは想像つかない広い店内に、お客さんがぎっしり。写真に映りきらないけど、これの倍以上の広さに、さらに別室もあります。

英語メニューも用意されていて、グループ用メニューと1人前のメニューの2種類。たくさん種類があるけど、

要はナシ・グドゥに何を追加するかという選択です。

アヒルの玉子と鶏もも肉付きセットで50K(375円)、アイスコーヒーを入れて会計は58K(435円)でした。

ジャックフルーツ(インドネシアではナンカと呼ばれる)の未熟の果肉を、具材として使うだけではなく、熟した果肉も使っているのでしょうか。

しっかり甘くて、少し酸味のあるフルーティな煮込み料理です。

左手前は牛の皮だと言っていました。

凍りコンニャクのような食感で、味が染み染みで美味しい。食べ終えたときには、強い味付けでちょっと飽きがきていたけれど、

インパクトが強いだけに、たまに思い出して食べたくなりそうな料理です。

街中の観光スポット、王宮と水の宮殿。

ナシ・グドゥの通りから西へ行くとすぐ、ジョグジャカルタの王宮/The Palace of Yogyakartaがあります。口コミを見るとあまり面白くはなさそうだけど、

近いし安いし、腹ごなししなきゃいけないし。

ということで、入ってみました。入場料7K(53円)と、王宮とは思えない安さ。

入り口は西側にあり、きれいな庭園を東へ向かい、本殿へ。

この階段を登ると、王宮の中心になるのですが、

え?これ王宮??

その奥に資料館が併設されていますが、

なんか、やる気が一切感じられない・・・。

展示物はどこにいった?

まさか53円の入場料を高いと感じるとは、思いませんでした・・・。

門の外にある土産物屋の方が、よっぽど見ごたえがありますよ。そそくさと王宮を後にして、次のスポットへ向かいます。

水の宮殿タマン・サリ/Taman Sari

王宮から南西に1kmほど行くと、水の宮殿タマン・サリ/Taman Sariがあります。スルタン(王様)の離宮だそうですが、こっちの方が王宮よりずっと綺麗。

入場料は外国人料金15K(113円)。チケット売り場で支払って中に入ります。

遺跡だけじゃなくて、インドネシア女性のお洒落ヒジャブが雰囲気を高めてくれてる気がする。

もうみんな写真撮影に夢中なので、軽い渋滞です。

さすがスルタン。往時はここで女の人に水浴びをさせて、

こうやって3階の塔から眺めていたそうです。

ご指名のときは花束を投げたらしいですよ。けしからんな。

見どころと言っても、この他にもう1つ沐浴場があるだけなので、10分もあれば見終わります。ベストスポットで映え写真を撮りたい人は、行列に並んで30分というところでしょうか。

うーん、もったいない。

せっかくの遺産が有効活用できていない気がします。スペインのパラドールみたいに、ホテルとかに改装して体験できる王宮・離宮にしちゃえばいいのに。

タマン・サリ入り口には、こんなミカンジュース屋さんが出ています。

オーダーごとの搾りたてで1杯4K(30円)と激安。砂糖無しもできるので、ひと息いれる時にぴったりです。

ジョグジャ飯⑧ 牛肉と豆のココナッツカレー、ブロンコス/Bronkos。

ここもボロブドゥールへ行くときの、グラブの運転手さんに教わった店。彼はなかなかグルメ情報に詳しくて、記憶だけで10軒くらい教えてくれました。

雑然としたキッチンから美味しそうな匂いが・・・

ブロンコスというのは、豆と牛肉をココナッツミルクで煮込んだカレーのようなもの。ココナッツミルクのカレーっぽいものは、インドネシア料理にはたくさんあって、材料以外の決め手がいまいちよく分からないのですが、

今の所ハズレが一切ない、鉄板メニューの系譜です。

ブロンコスは2種類あるけど、もちろんComplit 35K(263円)をオーダー。

コンプリートですからね。食べ逃しがなさそうで安心感があります。

さきほどのナシ・グドゥの店と違って、完全に地元密着系の雰囲気です。

パリパリおせんべい付きご飯と、ブロンコス。ひと口啜ると、甘やかなココナッツミルクに隠れてじんわりくる控えめな辛さ、そしてスープ自体のしっかりしたコク。

タイのマッサマン・カレーと並べても遜色ない美味しさです!

そしてもちろん、

ぶっかけ飯!

スープの中には、すごい量の牛肉が隠れていました。さらにスープをたっぷり吸った豆が、カレーとしての密度を高めて

あっという間の一気喰いです。

ナシ・グドゥも美味しかったけど、個人的にはこっちの方がイチオシ。ジョグジャ・グルメの中でも是非トライしていただきたい1品です。

ジョグジャ飯⑨ 臭みの全くないヤギ串焼きサテ・カンビン/Sate Kambingの名店。

ジョグジャの街から南にだいぶ外れたわざわざ立地のこのお店。

わざわざでも行く価値あり!

との声が、ネット上でも現地の人情報でも数多あり。バイタクを飛ばして行って参りました。

店の前には大きな駐車場があり、専任の誘導員まで雇う繁盛ぶり。

店の前では炭火でヤギを焼いています。

強火力で煮込んでいるヤギ料理も美味しそう。早速フロアの方に入っていって、料理を運んでいるお兄さんに声をかけた所、

目すら合わせずガン無視されました。

おぉ、インドネシアでは初めての殺気立った雰囲気です。料理運びのランナー役は、運ぶ専門で客の相手をしない仕組みらしい。別のお姉さんに声をかけて、オーダーを済ませます。

klathakという串2本×2皿で48K(360円)、表で煮込んでた美味しそうなのを、写真を見せてオーダーしたtongseng kepalaはヤギの耳とか頭肉で29K(218円)、ミネラルウォーターが4K(30円)です。

かなり大ぶりなヤギの串焼き。量的には1人2本でちょうどよいくらいです。臭いイメージがつきまとうヤギ肉ですが、

わずかなクセがある他は臭みが全くない。噛むほどに旨味が溢れる美味しいお肉です。

ゼラチン質たっぷりのtongseng kepala は、甘めにコックリと煮込んであって、ご飯が進む。ただ、かなり濃い味付けで肉もこってりした部位なので、

1人で食べるにはかなり体力がいります。

臭みがないと言っても、そこはヤギ。

これだけ食べると身体じゅうが獣を喰った感でいっぱいです。

お会計をしようとしたけど、声をかけられそうな店員がどこにもいない。困ったなぁとよく見ていたら、他のお客さんはみんな食べ終えると、席を立って別室に向かっています。

行ってみると、キャッシャーがありました。ここで会計するんだ。と同時に気づいたのが、

ここにオーダーカウンターがある!ほんとは、ここで最初に注文してから席に座るのが正しいそうです。なるほど、最初にガン無視されて驚いたけど、

向こうも意味不明の客に驚いていたかもしれません。

インドネシアには珍しく、1人だと居心地が微妙なお店ですが

少なくともヤギ肉のイメージを覆すだけの実力を持ったお店です。

確かに、わざわざ行く価値がある!

次回予告

「本音で紹介!ジョグジャ飯」もこれで終了です。1品でも食べたい料理が見つかったとしたら、嬉しいです。次回ブログはジョグジャからインドネシア最後の街、首都ジャカルタへ!ジャカルタの街は本当に観光要素がないので、ほとんどを食べ物情報でお送りする予定。ジャカルタでも、美味しいものをたくさん見つけました!


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