ご無沙汰いたしました。リアルタイムでは、ただ今ネパールのポカラ。ヒマラヤ山脈を望む5日間のプーンヒル・トレッキングから一昨日帰って来ました!疲れた〜。
生まれて初めての泊まりがけトレッキング、しかも5日間。
自分で申し込んでおきながら「5日も歩くのか〜」と思っていましたが、大過なく無事帰ってこれました。アンナプルナ南峰とマチャプチャレ見放題の絶景に、温泉まで楽しんで、ハードながらも楽しい5日間でした。さて、ブログはバンガロールからコチ(コーチン)への移動から。普段ならバスや鉄道を使うところですが、
今回は飛行機でひとっ飛び。
ムンバイで長居しすぎて、段々スケジュールがタイトになってきたのです。できるなら、インド最南端のカンニャークマリまで行きたいのですが、何事も予定通り行かないインド。とりあえず一回飛行機を使って、時短しておこうという作戦です。
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バンガロール市街から空港へは、便利なバスが出ている。
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さすが世界有数のIT 都市バンガロール。交通インフラもかなり発達していて、鉄道駅と巨大バスターミナル、地下鉄駅が1箇所に集中しています。
そのバスターミナルのど真ん中、ここ(↑)から空港行きのバスか出ていました。
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本当にこの通り運行しているかは分かりませんが、本数もけっこうありますね。
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人に聞きながら辿り着いた時には、バスは既にスタンバっていて、空港行きであることを確認して乗車。「何時出発ですか」と乗務員さんに聞くと、
ツー・サーティーファイブだよ。
2時35分発か。まだ20分以上あるので飲み物でも買ってこようかと思ったら、バスが動き始めました。あれ、どうした?と思ったら、
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ツー・サーティーファイブは時間じゃなくて、料金でした。
料金235ルピー(362円)、UBERを使うと800ルピーくらいかかるので、バスはかなりオトクです。
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空港行きバスなので、大きな荷物も大丈夫。といっても、空いてる床に転がしておくだけなので、バスの揺れに合わせてずりずり動く荷物を見ながら、1時間20分で空港に到着しました。
プライオリティ・パスで使えるBLRドメスティック・ラウンジはご飯が豊富@ケンペゴウダ国際空港。
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バンガロールのケンペゴウダ国際空港は、インドらしいカオスを微塵も感じさせない秩序だった空港でした。写真も撮れないし、説明が難しいので詳細は省きますが、
今まで見たことがない、システマティックなセキュリティチェック。
うーむ、やはりバンガロールはインドっぽくないぞ。
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チェックインを済ませ、国内線のセキュリティチェックを受けた後は、プライオリティ・パスが使えるラウンジで時間を潰します。
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かなり広い施設ですが、利用者も多く混雑しています。そして規模が大きい分、お食事コーナーも充実!
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沢山の料理が並ぶブュッフェ台の他に、調理カウンターもあって、
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ドーサを焼いてもらいました。
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ビュッフェ台からは、お米料理を3種盛り合わせてもらってきます。
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現地料理を色々試し食いできるのが、こういう場所の良いところなのですが、
しまった、料理名のメモを失くしてしまった。
プラオは分かるんだけど、美味しかった白いのの料理名がわかりません。どなたかご存知でしたら、教えてください。
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インディゴ・エアのフライトは、18時10分の定刻通り。約1時間でコーチン国際空港/Cochin International Airport へ到着しました。
空港からコチ市街への移動方法。
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預入荷物をピックアップして到着ロビーへ出ると、プリペイドタクシーの行列。おそらく空港から街中へ行く一番ポピュラーな方法で少し高いのが、このプリペイドタクシーではないでしょうか。噂では今回泊まるエルナクラムという市街地まで900ルピー(1386円)。他に手段が無ければ乗るところですが、今回はさくっとスルーして、建物を出て右へ向かいます。
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だって案内表示に「公共交通バス乗り場」って書いてあるんですもの。
ローカルな足であるバスはひっそり隠れた場所にあって、そこに辿り着くまでに「今日はバスは休みだからタクシーに乗れよ」という客引き嘘をかいくぐらねばならないどこかの空港とは大違い。これは素晴らしいことだぞと、喜んで向かうと、
おお、けっこう走っているじゃないですか。
えーと、次のバスは...時刻表をチェックしていると、後ろから声をかけられました。
おい、今日はバス走ってないぞ。
きましたよ。客引きじゃなくて、空港職員っぽい人だけど油断はできません。「残念ながら今は24時間ストの最中なんだ」...またまたぁ...「だからバス待ってる人誰もいないだろ」
はっ、確かに!
どうやら彼が言っているのは事実のようです。仕方がない、UBERを使えるか試してみましょう。
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アプリを起動すると、ここでもUBERは使える様子。到着ロビー正面にピックアップポイントがありました。柱の番号をを指定されて、なかなか迎えに来ない車を待ってようやく乗れました。
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エルナクラムまで約30km、1時間弱を560ルピー(862円)。この街の美味しいお店情報を色々教わって、チップ込み600ルピーを払いました。
街の名前が紛らわしい!コチなのコーチなの、コーチンなの?
ところでここまで、街の名前をコチ(コーチン)と書いて来ましたが、物によってはコーチとかコッチとか、
それはもう紛らわしい。
しかもコチはKochiだけど、コーチンはCochinでKとC違いもあったり。ウィキによると昔はコーチンという名前で、今はKochiに変わったようですね。Kochiを日本語表記する時に、コチ、コーチ、コッチとなるようです。正確な発音が分からないので、誰かに「次はどこ行くの?」と聞かれたりすると、
うーんとね、コチ・コーチ・コーチン!
と言うと、通じました。という訳で、このブログでは街の名前は、基本的にコチで表記したいと思います。
エルナクラムの宿オーク・フィールド・イン/Oak Field Innで、日帰りバックウォーター・クルーズを予約。
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夜9時近くに着いたホテルは、agodaでとりあえず2泊予約していました。南インド4州のひとつ、ケララ州。もちろんミールスをはじめ、ケララ料理を食べ漁りたいところですか、ここではもうひとつやりたいことがあって、それは、
バックウォーター・クルーズ!
南インド観光の中でもトップクラスに人気の、川船に乗るアクテビティです。川好きとしては見逃すわけにはいかないのですが、ネットに出ている情報は大概、コチから更に南へ行ったアレッピーという場所から出発する1泊2日の船内泊の豪華客船クルーズ。それだと料金的にも時間的にもトゥーマッチだなあと思っていて、コチに来て日帰りツアーを探そうと思っていたのです。するとチェックインをしているフロントデスクにこんなパンフレットが。
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これこれ!こういうのを探してた!
半日ツアー750ルピー(1155円)なら毎日やっているというので、2日後にお願いし、その場でもう1日延泊してもらいました。
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部屋はインドとしては文句なく快適で、
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個室にトイレ・シャワー付き。お湯シャワーも出て1泊932ルピー(1435円)とコスパが良い。
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この料金で朝ごはん付きなのですが、これがシンプルながらけっこうイケてます。
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チャパティ(小麦粉生地の無発酵薄焼きパン)を揚げたようなプーリと、汁気の多いジャガイモのカレー。このセットは屋台でも20ルピー(31円)とかで食べられる定番の軽食なのですが、
手前にある白いつぶつぶがダークホース。
これはウプマという南インド料理で、粗く挽いた小麦、つまりセモリナ粉(米粉や他のバージョンもある)を炒り煮した料理。スパイスや塩で味がついていて、
もう、これだけでも延々と食べられるほど美味しい!
野菜と一緒に作ったりもするらしいけれど、ここのは超絶シンプルバージョン。食感も楽しくて、カレーをかけると味の染み込みも良くまた美味しい。材料的にみても、
インド版のクスクスと言って良さそうです。
小麦文化の北インドじゃなくて、お米文化の南インドでこの料理というのが面白いですね。今回食べた南インド料理の中でも、お気に入りのひとつになりました。
次回予告
コチ2日目。バナナの葉っぱに、ご飯やカレーがズラリと並ぶ南インドの定食ミールスが、ようやく登場します。コチのの中でも人気観光、フォート・コチでのプチ漁業体験も!
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