ナマステ〜ミャーです。ただ今ネパールのポカラに居るわけですが、明日からついにヒマラヤを望むプーンヒル・トレッキングに出発します。生まれてこの方、泊まりがけで歩くなんて、したことないですからね。
4泊5日なんて、正気の沙汰ではありません。
楽しみ1:不安9くらいの心境です。という訳で、楽しみにしていただいているごく少数の読者さまには申し訳ないのですが、
明日から6〜7日、ブログをお休みします。
おそらく電波状況も思わしくない上に、到底ブログを書く余裕などあろうはずもありません。無事に戻ってまたブログを再開できるといいなあ。
大丈夫かなぁ...(不安)
さて、今回はハンピを出発してバンガロールに行くところから。バンガロールは移動の中継地で、1泊だけのピンポイント滞在。翌日夕方の飛行機までの1日と半分の様子をお届けします。
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ハンピ夜11時発の寝台バスで、バンガロールへ!
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ハンピからバンガロールへは小型飛行機も飛んでいるという噂なのですが、移動の主流はバス。ネットで見ると、ハンピから一旦北東のホスペットという町へ向かい、乗り換えてバンガロールへ南下するのがメジャーなルートのようです。ところがハンピ村で聞くと、
ん?村から直行バスが出てるよ。
という訳で、宿のご主人にスマホでチャチャッと予約してもらって650ルピー(1001円)、出発場所はこちら(↓)です。
本当にここに来るのかしらと不安になるような広場ですが、ちょうど同じバスに乗るインド人カップルがいたので安心です。
って、バス待っているの、我々3人だけなんですけど!
うーん、やはり不安です。バス会社の人とかいないですからね。またハンピに来た時みたいに、直前で予定変更とかやりそうじゃないですか、インドは。
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と思っていたら、10分遅れでバスがやってきました!おお、良かった良かった。
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出発場所は別の町で、既に席は大半埋まっています。一応指定席なのですが、どこを見ても番号か書かれていないので聞いてみると、
どこでも空いてるとこに入れよ。
と言われて、一番前の上段席を確保。寝る体勢を整えて暫く走り、完全に寝落ちしたところで、
ドンドンドン!
「おい、この人と席を変わってやってくれ」どうやら次のピックアップポイントで、この席の人が乗ってきたようです。超不機嫌で、心ならずも少しキツく文句を言いながら、それでも下に降りて荷物を下ろそうとしたら、
うん、やっぱりそのままでいい。おい、君はあっちで寝ろ!
さすがインド。彼の思考回路が全く読めません(涙)でもその後はぐっすりと眠りに落ち、気がついた時にはもうバンガロール。
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早朝6時15分に巨大バスターミナルの東側に下されました。
今回の宿はバスターミナルから近い所を選んだので、ここから500mくらい歩いて向かいます。
チェックインまで時間がありすぎる...。
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今回の宿はアラファイン。1泊1560ルピー(2402円)の、久々にホテルらしいホテルです。
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お湯が出るぞー!!!
と喜んだのですが、それは後の話。時刻はまだ6時40分で、12時のチェックインタイムまでまだまだ時間があります。バスで寝たとはいえ、身体はバキバキ。シンドイけれど、朝飯でも食べに行きますか。
ローカル立ち喰い食堂でドーサの朝ごはん@PRAJA THINDI
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宿の近くをウロチョロしてみたものの、まだ殆どのお店は空いていない。この辺りはカフェもなく、バンガロールでは比較的ローカルな雰囲気です。そんな中、既に結構人が入っていたのがこのお店。
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メニューはホワイトボードに手書きです。ミールスは11時半からなので、今はドーサとかイドゥリなんかのティファン限定営業ですね。この後痛感するのですが、
南インドでの朝ごはんは、ずーっとこんな感じでした。
旅行者向けの洋朝食を除けば、ほとんどイドゥリかドーサかワダ。美味しいんですけどね。
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向かって右のレジで先にお金を払い、レシートを厨房に渡して作ってもらいます。
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手際よく、みるみるうちに仕上げていきます。
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マサラドーサ50ルピー(77円)とチャイ10ルピー(15円)。
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カレー味のポテサラ的なのが入っているやつです。うん、うまい。
未だかつて不味いドーサって食べたことないのですが、もしかして超優秀料理?
それにしてもこの辺は、カフェどころか時間を潰せそうな場所が全然ありません。近くにあるという中古電気屋街もオープンは11時頃とのこと。仕方がないので地下鉄に乗って中心街へ出てみます。
IT都市バンガロールのショッピングモールに、モバイルチャージャーが無い?
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バンガロールは地下鉄が結構発達していて、乗りやすく使いやすい。
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窓口でトークンを買って、入る時はピッと当てて、出る時はスロットに落とせばOKです。
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取り敢えずバンガロール有数の繁華街らしいマハトマ・ガンジー・ロード/Mahatma Gandhi Road、通称MGロードへ向かってみます。
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さすがバンガロール。インドの他の街とは、地下鉄からして雰囲気が違います。
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うん、なんていうんでしょう。
文明の匂いがする!
ゴア、ハンピと来たから余計そう感じるのかもですが、ムンバイと比較してもやっぱり違う。
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なんかもう電車の中が、インド人じゃないみたいな静けさ。到着したMGロード駅なんて、
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すごく画期的なバリアフリーですよ。
障害物やデコボコだらけで、歩くのさえ大変なのが普通のインドで、バリアフリーとは。
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この辺りになると、気軽に入れるカフェもたくさんあって、まるで別世界に来たようです。取り敢えずコーヒーを1杯飲んで商業施設のオープンを待ちます。今の旅の必需品、寿命を迎えたモバイルチャージャーを買い替えたいのです。
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バンガロールは、インドのシリコンバレーとも呼ばれる世界有数のIT都市。モバイルチャージャー位ずらりと揃えているだろうと思ったけれど、こんな所や、
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ゴージャスなショッピングモールをハシゴしたけど見つかりません。
モバイルチャージャー?フォーラムモールに行かなきゃないよ。
仕方ない。地下鉄も走っていない、別のエリアのショッピングモールを目指しました。
フォーラムモールでモバイルチャージャーをゲット!
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トゥクトゥクに乗って86ルピー、チップ込みで100ルピー(154円)を払ってフォーラムモール/Forum Mallへ到着。
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大きなモールの中を隅々まで確認した結果、モバイルチャージャーを売っているのは1軒だけ。さすがにインドのものは怖いので「これは世界的なブランドだ」と自慢げに言う、ハネウェルのものを購入。
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10000mAhもあるので、容量的には大丈夫でしょう。2000ルピー(3080円)、今のところ良い仕事をしてくれています。
その後トゥクトゥクに乗って宿の近くまで戻り、割れたタブレットのかわりを買いに中古スマホ街へ行ったのですが、
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中古のクセに1万円からとあまり安くありません。
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何軒も交渉してみたけれど、相場が出来上がっていて強気な態度は揺らぐ気配もなし。おかしいなあ、バンガロールなら、
型落ち中古が捨値で売られてると思ったんだけど...。
タブレットは諦め、力尽きてホテルに戻り、夕食も取らずに15時間。泥のように眠ったのでした。
インド産牛のシャトーブリアンが1000円ちょっと!畜産会社が営むポートランド・ステーキハウス&カフェ/Portland Steakhouse & Cafe 。
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翌朝はチャイだけで凌いで、昼前にやってきたのがこちらのステーキハウス。ハンピで野良牛に朝食を奪われましたからね、
ハンピの恨みをバンガロールで晴らす。
というのは置いておいて、なんとここでは、インド産の牛が食べられるというのです。インドでもゴアやバンガロールでは牛肉を出す店があるのは知っていましたが、
インドで肉牛を育てて、輸出までしているのは知らなかった!
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しかもそのステーキが、激安で食べられるというお店なのです。狙うはもちろんシャトー・ブリアン/Chateau Briand。
押しも押されぬ牛肉の最高級部位です!
東京で食べたらウン万円もするヤツですよ。それが 350gで720ルピー(1109円)、信じられない値段です。
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店内は小綺麗で写真じゃわからないけれど、広々しています。日本人そっくりの色白で爽やかイケメンの、インド人ウェイターが給仕をしてくれます。
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色々選べるソースはシンプルなソルト&ペッパーを選択。上品な皿に無骨なお肉がよい感じです。
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ミディアムレアでお願いした火の通り具合も悪くない。そして肝心の味は...
美味しい。けど、うーん...。
シャトーブリアンなんて40数年生きてきて、一度しか食べたことなかったけれど、それと比べると。1000円ちょっとのステーキだと思うと、かなり上等。でもシャトーブリアンだと言われると...。
やっぱり世の中、そんなに旨い話はないですよね...。
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ステーキの他には、ハーブライスとフライドエッグを頼んでまして、こうなったらもう、遠慮なくいかせてもらいます!
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もう一気に、ペッパーランチのような見た目(汗)
お行儀が悪いですが、取皿がないんだからしょうがない。ペッパーランチだと思ったら、極上ですよ、このひと皿。
次回予告
更新は5〜6日後になりますが、次回は一気に南インドはケララ州のコチ(コーチン)へ。ようやく出会えた、バナナの葉っぱに乗った南インドの定食、ミールスが登場します!
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