カナダ 南北アメリカ 旅のブログ

アイルランドからカナダ、念願のユーコン川下りです!

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こんにちはミャーです。リアルタイムでは只今アメリカ東海岸の町フィラデルフィア。昨日町に着いてレンタカーも返却し、50日間のアメリカ横断ドライブも無事終了しました•••

いや、無事じゃなかったですね(泣)

アトランタで事故ってるので、その後始末がこれからです。

その後ポリスレポートも手に入り、そこには “当方に問題はなく相手方が不適切なバックをしてきたのが原因” と明記されています。普通ならあとはレンタカー会社と向こうの保険会社に任せれば良いようなものですが、車を返却した時の、

Hertz の受付の対応が雑すぎて、俄かに不安が高まっています。

さてブログはアイルランドのダブリンを出て、一気にカナダへ。カルガリー乗換えでバンクーバーまで飛んで1泊。翌日はカナダはユーコン・テリトリーの町ホワイトホースへ。アラスカを通り、ベーリング海へ注ぐ雄大なユーコン川。長年憧れていたユーコン川カヌー下りのツアーについに参加するのです!

※文中のレート換算はバンクーバーで実際にセディナカードを使い調達したレートを四捨五入して、1カナダドル(CAD)=106.8円で記載しています。


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ダブリンからバンクーバーへ!

ダブリン市街から空港へは、来た時同様のダブリン・エクスプレス。微妙にルートが異なるいくつかの便が走っていて、少し分かりにくい。乗り場を間違えて走って追いかけてる人も見かけましたからね、少し不安なのです。

Googleマップの経路検索に出てきた9:14 Eden Quay 発の便は予定通りにやってきて、まずはひと安心。運賃は10€(1470円)、キャリーケースは荷室に預けて乗り込みます。

空港へは30分ほどで到着し、時刻は9:45。今回乗るのはWESTJETという航空会社のカルガリー経由バンクーバー行きのフライトです。この航空券だけは3月に日本を出る前に買ってあったのですが、各社の航空券を見比べられるスカイスキャナーってありますよね。海外旅行好きな皆さまなら大いに活躍していると思いますし、あのサイトって、

選んだ国籍によって値段が違うことが多いのもご存知かもしれません。

比較的お得な値段になり易いフランスに設定してチケットを買ったのですね。遷移先はmytrip という会社のフランス語サイト。日本を出る前で時間もあったし、翻訳ツールなんかも駆使して予約を終えて。何か見逃しがないか多少の不安は抱いてはいたのですけれど、

このチケットには預入荷物の料金が入ってません。28€(4116円)払ってください。

チェックインカウンターでそう言われてしまいました。

「いやいや預入荷物は入ってるって、ここに書いてあるじゃん」「こちらは預かり知りません。返金請求は発券代理店にしてください」というやり取りの末、結局払うしかなかったのですが、もちろんmytrip への返還請求なんてしていません。

フランス語のやり取りなんて面倒すぎてやってられないのです。

ただ、後で見返した時にふと思ったのですが、このチケットには機内持ち込み手荷物の制限があった可能性があるようです。WESJET のお姉さんはハッキリとChecked Baggage と言っていたのでそもそも食い違ってはいるのですが、ほんと海外の航空会社ってそれぞれ荷物規制がバラバラで面倒くさいですよね…。

追加料金は発生したものの飛行機自体は大きな遅延もなく飛んでくれて、

機内ではさっそくのカナダビール。

ウマくもマズくもない機内食もしっかりいただいて、

食後のコーヒーはなんとマックカフェ提携。マクドナルドさん手広いですね。

約8時間半のフライトを終えてカルガリー空港に到着。ここでは乗り換え便まで約3時間の待ち時間。

ATMでカナダドルをゲットしたけれど、カナダでは街中で過ごす時間はとても短いのです。カード利用できない場合に備えての、最低限の金額です。

まだ時間があるのでプライオリティ・パスが使えるラウンジを探し、コンコースBにあるelevation lounge へやって来たのですが、

このラウンジは凄いですね!

上の写真のような寝そべっていられるソファベッドが沢山用意されていて、サイドテーブルにあるQRコードをスキャンすると、そのまま料理の注文ができるのです。

サラダに鶏胸肉のトッピング、カレーライスも注文して、寝転がっていると運んできてくれる。

これがもちろん全部無料!!

至れり尽くせりで、ついつい沢山食べてしまいました。

カルガリーからバンクーバーへは約1時間半のフライト。1時間ほど遅れて離陸して、程なく目的地上空で着陸態勢に入ります。バンクーバーは外海との間をバンクーバー島に隔てられた内海に面していて、

なんとも海の幸が旨そうな地形です(涎)

今回はゆっくり食事するタイミングも無さそうですけどね。

18:15に着陸し、荷物は素早く出て来たので18:30には外に出られました。

久々の、シャバの空気が旨い。

ドクターペッパーがあると、アメリカ圏に来たと実感しますね。

さて、空港から市内のダウンタウン方面へはスカイトレインという電車に乗っていくのですが、

これがもう本当に意味不明なんですよ(泣)

シングルチケットという1回券を買ったのですが、現金で買うとここでは説明し切れないくらい摩訶不思議な仕組みでして、待ち合わせのお金次第では簡単に詰みます。クレカの人はそれはそれで、何故か取引中止になって詰んでいる人が続出。たまたま20カナダドル紙幣をドクターペッパーで崩していて助かりました。

スカイトレインに乗ってガタンゴトン。

市街地にあるバンクーバー・シティ・センター駅で降りて乗り換えです。すぐ近くのグランビル駅まで歩き、仕組みを理解しないまま空港からの切符を試しにタッチしてみたら、おお〜乗れた。ゾーン制っぽいから乗換込みかと思ったけど、正解のようです。宿から最寄のMain Street-Science World 駅で降りて通りに出ると、

おぅ、なんか異臭がヒドイですね•••。

ホームレスは歩道のど真ん中で寝ているし、この辺りはなかなか治安が怪し気です。警戒心が一気に上がった所で、

ちょっとちょっとちょっと、

めちゃくちゃ和むんですけど〜。

さすがカナダ。周りの人たちは全然普通って顔で見ています。

宿の看板はドアのこれだけなので、敷地の周りをぐるっと回ってようやく発見。

予約した時にはバンクーバー市街では最安圏だったMain Hostel という安宿です。安宿と言ってもドミは空いてなくて、シャワー・トイレは共同の、エアコン無しで扇風機だけのボロいシングル個室が88.88CAD(9492円)。

カナダの物価高も中々のものです(嘆)

部屋で軽く休んだら、日が暮れる前に一つ用を済まさねばなりません。ホームレスが多く、どことなく沈んだ町を足早に歩いてアウトドアショップへ。徒歩圏内にこういう店があることも、宿選びの時に確認済み。

明後日からはユーコン川をカヌーで降るキャンプ生活に入るので、持ってくるように言われていた中で足りないものを買いに来たのです。虫除けネットと虫除けクリーム、そしてテントで使うマットです。3つで91.65CAD(9788円)。だいたい想定通りの値段で買えて安心しました。

夕食は帰り道にあったA&Wをテイクアウト。

翌朝はサブウェイです。もう気持ちは既にユーコン川に行ってしまってますしね、宿のオヤジさんにも、

あの道から先は行くなよ。

と注意されて、やはり治安は宜しくないようで。不要なリスクは負わず、ファストフードで凌ぐのです。

いよいよホワイトホースです!

翌日はゆっくり宿で過ごし、再び空港へ向かうべく宿の最寄駅の券売機の前でまた首を傾げました。

シングルチケットはどうやってもzone1料金の3.15CAD(336円)のしか買えないのですが、空港はzone2っぽいんですよね…とりあえずその切符で乗ってみたら、空港の改札では普通に出られました。

うーんバンクーバーの電車はムズカシイ…。

早く着いたので空港でひたすら待ち、

遅めのお昼はラウンジ飯にありついて、16:50発のAir North 便でホワイトホースへ。

バンクーバーはとても大きな町ですが、少し離れるとそこは手付かずの大自然。

バンクーバーから北北西。もうお隣はすぐにアラスカというのが、カナダのユーコン準州がある場所です。

ひたすら緑と水の大地ですが、ここを流れるのがカヌーの聖地とも言えるユーコン川。ホワイトホースの近くにあるダム湖を抜けて、アラスカを通ってベーリング海に注ぐ長大な川です。

アレがそうかは分かりませんが、あんな雰囲気の川を5日間旅するのです。

既に気分は上がりまくりですね。

因みにユーコン川のカヌー下りはカナダや米国はもちろん、ヨーロッパからも人が多くやって来るほど人気なのですが、日本で広めた最初の人はおそらく野田知佑さん。

カヌーイストでありエッセイスト。その文章や生き方が格好良くて、若い頃とても憧れたものです。大学生の頃に漠然とユーコン川へ行きたいと思うようになり、30歳の時には一度今回と同じツアーに申し込んだことがあったのですね。その時は直前に肘を痛めて泣く泣く断念して、そこからさらに18年。

ようやく、ここまで来れた。

感慨もひとしおなのであります!

空港で今回のツアーを仕切ってくれる日本人ガイドのSさんが待っていてくれて、同じツアーに参加するウェールズ人のPさんが出て来るのを待ちます。

バゲッジ・クレームにはムース(たぶん)の剥製。いいですね、盛り上がりますね。

ホワイトホースの空港はとても小さくて、3分もあればひと回りできる大きさ。

暫く待つとPさんも合流し、Sさんの運転でホテルへ。そこで他の参加者の方とも会い、懇親と説明会を兼ねた食事に出かけます。

今回のツアーはカヌーでの川下りが4泊5日。前後にホワイトホースでのホテル泊が1泊ずつ入ってトータル6泊7日で3040CAD(324,672円)。中々の値段のようですが、現地で自力でカヌーやキャンプ道具を借りてもまあまあ良い値段がかかりますし、7名の参加者にガイドとサポートスタッフの併せて2名が同行する贅沢仕様。3食工夫を凝らしてご飯を作ってくれますし、何よりプロの助言を受けながら安全にユーコンを楽しめて、

それが日本人ガイドとくれば磐石の安心感!

一度このツアーに参加して、いつかはソロでユーコンを下るというのが現時点でのわたしの野望なのです。

ガイドさんが日本人なので、参加者は私を含めて日本人が6名。日本以外からは唯一ウェールズ人のPさんが紛れ込んだという形。とはいえ終始ジョークを飛ばすコミュ力の高い男なので、すぐに馴染んでいました。

自己紹介をして明日からの説明を聞いて、和やかに食事が進みます。年齢も性別もバラバラでカヌー経験もどんぐりの背比べ、参加した目的やきっかけも人それぞれですが、わたしより年上が半数という結構高めの年齢構成です。

それでも皆、明日からの川下りにワクワクしているのが伝わって来ます。

いいですね。良い面子そうで益々楽しみになってきました。

食後はツアーの拠点に寄って必要なものを購入します。ユーコン川下りといえば釣りは必須。

釣竿とリールはレンタルしてもらい、ルアーと仕掛けは購入。入漁料を払い、川地図も購入します。

この5日間で川地図も読めるようにならないとですが、とりあえずめくってみても全然訳がわかりませんね。

22時をすぎて宿に戻ってこの日は解散。まだ空は夕暮れですが、これから宿に預けておく荷物を分けて、船に積む荷物は貸し出された大きな防水バックに詰めなくてはなりません。

パッキングの前にビールも買ってこなくちゃですしね。ご飯は出るけどお酒は各自必要な分を用意するのです。こうして出発前夜は慌ただしく過ぎていったのでした。


次回はいよいよユーコン川下り本番。水上飛行機に乗って出発地点に飛び、カヌー漕ぎの練習をする所からスタートです。


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