黒島2日目、今日は快晴です!!!
民宿あーちゃんの朝ごはん。
庭で飼っている鶏のとりたて玉子焼き!
朝から島ならではの贅沢です。
快晴の黒島を、のんびり探検します。
あーちゃんは自転車を無料で貸してくれるので、サイクリングで行こうと思ったら、
ギーコ、ギーコ。これ、歩くより疲れる・・・
何台も置いてあったので、探せば状態のよいのもあったかも。でもまあいいや。気持ちがよいので、歩いていきます!
西の浜のカメに登る
島の北西にのびる「西の浜」は、北側と南側に出入り口があります。北側の出入り口は、ほんとにこの先にあるの?って思う森のなかの細い道を進みます。ハブ怖い。
道を抜けると、きれいな海が見えました!
浜に出たところに「ウェルカメ岩」の立札が。見回すと右手に確かに、亀の形の岩が海に突き出しています(わかります?奥の緑色のやつです)。
これ、登れるんじゃない?
登りました!
真ん中は木が茂っているので、左右どちらかを回りこむのですが、ぱっと見は右が行きやすそう。でも騙されてはいけません。右は崖っぷちギリギリを進むルートです。
わたしは騙されました。
屋久島で培ったトレッキングスキル(自称)で乗り切りましたが、風がやばいです。突風にあおられて落ちたら、誰も見つけてくれません。
カメの頭からの海は、何層もの青が織りなす素晴らしい景色!昨日フェリーで見逃した黒島ブルーが遠くに見えます。吹き渡る風もきもちいい!
※カメ岩に登る際は、くれぐれも自己責任でお願いします(逃)
フェリーターミナル脇の海!
フェリーターミナルから島内の道に出てすぐ右に、怪しげな小道を発見しました。たどっていくと突き当りはこんな。自転車が止めてあるってことは、この先に行けるんですね?
横向きですり抜けられました!ダイエットの成果です。
岩の先にあったのは、
こんな場所!海中に突き出ている岩に登ってみると、
気持ちいい!!!遠くの方の海の色が輝いていました。
ところで、岩の前にあった自転車の持ち主は見かけませんでした。ちょっと怖い想像をしちゃいますね・・・。
フェリーターミナルから東へ向かい、海の展望台、島中央の展望台も見て、昨日も行った伊古桟橋へ。ちょうど干潮でした。桟橋の醍醐味は満潮の方が楽しめますね。
島唯一のスーパー?たま商店。
スーパーなのかはわかりませんが、島唯一の食品・雑貨店。ビールも買えます。
日本の道百選の道路なんかも歩きながら、ぐる~と回って、東筋集落でお昼ごはんです。
とろける!「そばCafeうんどうや」のアーサーそば。
快晴の黒島は日差しもすごい。真っかっかに日焼けしました。
なにはともあれ、生ビール!
さて、何を食べようかとメニューを見ると、イチオシは「アーサそば」。黒島はアーサ(アオサ)の名産地で、味も良いと評判なんですよね。時期終わりだと聞いていたけど、まだ獲れていて、今日のも黒島産とのこと。
鮮やかな黄緑色が丼一面に!口に入れると
アーサがふんわり、とろりと、口の中でとけていきます。
さらに素晴らしいのは、具材として入っている「ゆし豆腐」との相性。
ゆし豆腐は、沖縄の堅い豆腐ではなく、型でかためる前のおぼろ豆腐のようなものです。スープで温まったゆし豆腐が、アーサと相まって、
ふんわり、とろり、の2重奏!
この組み合わせは、すごいです。うっかりすると魂を持ってかれます。
今回も、コーレーグースやピーヤシを使う暇なく一気に完食。想像していたよりはるかに美味しい。付け合わせのハマダイコンの葉の和え物と、パパイヤの酢の物もうまい。黒島に来たら、また絶対食べたいメニューです。
宿に戻ってまったりしてたら・・・
お昼のあとは最南端の灯台をまわって宿へもどり、予定もないのでまったりタイムです。くつろぎスペースでビールを飲みながらゆっくりしていると、他のお客さんがチェックイン。わたしと同世代に見えるオネエサンです。かなりテンションが高く、間もなく来たダイビングショップの人ともすっかり馴染みの様子。
ダイビングショップの人が帰った後にご挨拶。Sネエサン、歳はわたしのちょっと上で、結婚してお子さんもいるけど、毎年一人で黒島に潜りにきているとのこと。
わたし(以下M)「黒島は海がきれいですもんね、ダイビングいいですね(社交辞令)」
Sネエサン(以下S)「そうなのー!ダイビングはやらないの?」
M「やらないです。やろうと思ったこともないです」
ダイビングなんてキラキラしたものに、おじさんは手を出しちゃいけないんですよ。知ってますか?
S「楽しいよ~、すっごいよ~」
目が爛々、満面の笑顔です。
M「いやいや。やらないです。」
なにより、息もできない海の深いとこに潜るなんて、正気の沙汰じゃないですよ。
S「すっごいよ~!」「やる?」「すっごいよ~!」「どうする?」
M「・・・・・・・・・・」
M「・・・いくらですか?」
敗けました。
実際は上のやりとりを何回も繰り返したんですが、Sネエサンは一回も「やろうよ」とは言わなかった。すっごい楽しいことに参加できるよっていう表情を満面で伝えてくれたので、ちょっと興味でてきました。
昼に見た、港の沖のきれいな海の色も頭にあったからですね。でも何より、明日はSネエサン1人だけらしく、わたしが参加しても他にお客さんがいない、
つまり、キラキラ感ゼロ(←ネエサンに失礼)
というのが決め手になりました。とはいえ今のところ、
不安8:楽しみ2です。
その後もう一人の宿泊客、Yさん(ひとまわり年上)も合流。
宿のご主人は結婚写真の準備で島を離れているので、仕出しっぽい晩ごはんでした。昨日はひとりだったけど、今日は3人。みんな相応に歳がいっているので、仕事の話、結婚の話、旅の話をまったりと深く話せて楽しかったです。
Yさんもダイビングやってた人なので、コツとか聞いておきました。
ダイビングをやると世界観が変わるそうですよ!知ってました?
その後3人で浜辺へ散歩に行ったり・・・今日もヤシガニは見つかりませんでした。潜る前日は深酒しちゃダメって言われた割には結構呑んだ気がしますが、大丈夫でしょう。
↓ブログ村ランキングに参加しています。よかったら1クリックお願いします。