いやいやいやいや•••••••••(汗)
ブログ更新めちゃくちゃ空いてしまってすみません。東北を車で3週間ほど回ったり、色々していてうっかり。
これからは心を入れ替えまして!
また書いていくので、ひとつお付き合いください。さてブログはアメリカ横断レンタカー旅。ケンタッキー州でバーボン蒸留所を巡り終えたところから。ルイビルの町を発ち、アトランタへと向かいます。
※文中のレート換算はサンフランシスコで実際にセディナカードを使い調達したレートを四捨五入して、1ドル($)=142.9円で記載しています。その後レートは更に悪化していくんですけどね(泣)
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SONIC〜ドライブイン形式って何となくアメリカっぽいじゃないですか!
2023年9月16日の土曜日。朝9時過ぎにルイビルの町を出発し、目指すはジョージア州アトランタ。
ケンタッキーを走っていると、高速沿いにトイレ完備のレストエリアがちょこちょこあるので、とても便利。といってもトイレと自販機くらいしかないですけどね。この日はお昼ごはんに目当ての店もなく、もう適当にマクドナルドとかでもいいよという気分だったのですが、
そこに現れたSONIC の看板です。実はこれまで何度か見かけて、気にはなってたけど入れなかったお店。何故かって、日本には珍しいドライブイン方式のファストフードなんですよ。勝手が分からない店って、
なんか怖いじゃないですか⁉︎
ドライブスルーならわかるけど、ほらほらこんな感じですよ。店のまわりに車をピットインさせて、そこで注文して車内で食べるということらしいんですね。
上の写真を見ていただくとわかる通り、店外席もあって車外で食べても良いらしいですが、殆どの人は車内でモグモグ食べています。アメリカって車乗ったまま映画見られるやつとかあったりして、
どんだけ車出たくないんだよ∑(゚Д゚)
と不可解な気持ちになりますが、何事も体験しなけりゃわかりません。我ながら正体不明の抵抗感を感じながらも、車を乗り入れたのでした。
さて左ハンドルの運転席。ウィンドウを下げてメニューポードを見てスピーカーごしに注文するわけですが、
もう、字ちっちゃくて読めんですから!
仕方ないのでスマホで写真を撮って、手元で拡大しながら読んでいきます。因みに注文するときはボードの一番下、中央やや左にある赤いボタンを押すようです。PRESS TO ORDER と書いてあって、つまりしっかり作戦を錬る時間はもらえるのですね。準備不足にいきなり話しかけられる訳じゃないと分かり、少し安心しました。
「めったに来られないし」「せっかくなので」と魔法の呪文を発動し、目一杯たのむことに決めて赤いボタンを押すと、スピーカーの向こうから店員さんの声が聞こえてきます。拙い英語力的に、対面より音だけの方が難易度が高いのは言わずもがなですが、ここはそれ以前の問題。何度も聞き返されて、頑張って声を張ってみたのですが最終的に言われたのは、
聞こえないのでそっち行きますね。
のっけからの敗北感•••。メニューボードぎりぎりまで左に寄せて停める必要があったようです。わざわざ来てくれた店員さんに注文をして、暫くすると商品を車まで届けてくれました。ストロベリーシェイクはMサイズでこのデカさ。しっかりクッキリ甘くたっぷりのホイップクリーム入り。いかにもアメリカらしいですね。
この店のメイン料理はハンバーガーにホットドッグ、ブリトーで構成されているのですが、こちらはBreakdast Burrito のソーセージ選択(ベーコンも選べる)。齧った中を見せられないのが残念ですが、ソーセージにたっぷりのオムレツ状の玉子、チーズも入ってなるほど朝食っぽい組み立てになっています。わたしの手がデカくて伝わりづらいですが、
これ一つでかなりのボリューム。
台湾の蛋餅(ダンピン)に似た感じで、なかなかイケます。
コンボ(セット)に付いてくるサイドメニューはトッツ/Tots をチョイス。ひと口サイズのハッシュドポテトみたいなものですね。
欲張ってもう一品たのんだのは、スーパーソニック・ダブルチーズバーガー。ブリトーに負けず劣らぬ重量感です。
日本のバーガーキングのワッパーかそれ以上です。肉肉しく脂肪と糖にまみれた超重量級の食事を、車内から一歩も動かず摂取する。
嗚呼なんという背徳感!
このドライブイン式ファストフード。1週間も通ったら、廃人になれること請け合いですね。禁断のアメリカ体験でした。
お会計は全部で16.94$(2421円)。明らかに食べ過ぎなので、通常は10$以内で収まりそう。アメリカにしてはお手頃価格です。
巣籠もり用の買い出しをするのです。
出発から9時間近くかかって、ようやくアトランタの町に差し掛かりました。実はアトランタでは特に見たいものも食べたい名物料理もなくて、
とにかく、ひたすら、自炊をしたい!
ロサンゼルスで納豆ご飯を食べて以来ですからね。アメリカ飯連続摂取の限界は、とうに超えているのです。さらにアメリカ横断旅も6週目に入り、アクティブ限界も突破しているのです。
そんな訳でアトランタでの4泊は、ひたすら自堕落に自炊を楽しみながらヌクヌクと過ごすと決めたのです。その為にはまず買い出し。アトランタに入り目についたPublix というスーパーへ寄り道します。
こちらはフロリダ発祥でアメリカ南東部で勢力を誇るスーパーマーケットチェーンだそうです。「ウォルマートなんかと一緒にしないでよね」という意識高い系の雰囲気を醸し出しながらも、値段はそこそこお値頃です。生鮮食品も充実していますね。
野菜の陳列にも勢いがあります。
4泊といってもアメリカは食材も大ポーション。使い回しを考えて選ばねばなりません。
なんて思いつつも、久々の自炊に浮かれて少々買いすぎました。お会計のおばちゃんから「割引になるから会員にならない?」と誘われて旅行者だからと断ったのですが、
あらそう、でも今5$割引よ? すぐ退会すればいいじゃない。
確かに5$は大きいですね。
パパッとその場で登録してもらいお会計は49.73$(7106円)。大量の野菜に塩漬け肉とソーセージ。玉子に野菜ジュースにビールをゲットして、予約していた宿へと向かいます。
ややクセ強だけど使い勝手の良い、郊外型ドミトリー宿 eKstasis Hostel。
予約サイトで「共用キッチン有り」と書いてあっても、使い物になるはまた別の話。今回ばかりは自炊が主目的なので外すわけにはいきません。掲載写真や口コミをチェックして、間違いないと予約したのがこちらのeKstasis Hostel。Googleマップには別名(Jagganath Hostel)で登録されてるわ、到着しても看板なくてわかりづらいわで怪しさが募ります。
アメリカドラマで今にも事件が起きそうな、ひとけのない郊外住宅です。
入るとすぐにリビングで座ってる人に「すみません」と声をかけたら、
ひぃっ、これマネキンじゃないですか!
「あらあらこんにちは」と階段を降りてきたおばあちゃんが館内を説明してくれたけれど、どうやらこの人はただの親切な先客のよう。その後に出てきたお姉さんが駐車の仕方を教えてくれたので、こっちが宿の人でいいんですかね、きっと。
チェックインの概念がなさそうなぬるっとしたスタートですが、宿の中は結構快適。リビングの他に(ソファはあまり綺麗じゃないけど)快適なテラスもあって、巣篭もりには抜群の環境。
何より共用キッチンの充実度は文句のつけようがありません。調理器具も揃っていて、持ち込んだ食材を置く場所も完備。宿泊客に割り当てられた色違いの食器セットもあって、よしよし期待以上ですね。
さっそく白米を炊きまして、
日本式のカレーを作ります。
はぅ、ふまぁい。
野菜はサラダか付け合わせ。というのがアメリカの基本スタンスですからね、カレーに入った野菜の旨いこと。
今度は野菜たっぷりの豚汁を拵えまして、
海苔を贅沢に使ったおにぎり。
米と海苔の組み合わせも、アメリカにおいては100倍の価値なのです。
バカでかいソーセージを焼いてみたり、
残りの野菜もスープにして楽しんだり。こうして狙い通りの巣篭もり自炊生活を満喫し、アトランタでの休息で英気を取り戻したのでした。
そう、ここまでは良かったのです。
最終日に「少しはアトランタの空気を吸うか」と外メシに出るまでは。そこで起きた事故で、その後延々と悩まされるハメになるとは、この時点では夢にも思わなかったのですよ。
次回はアトランタ最終日。レンタカー旅で一番恐れていた、まさかの交通事故です。面倒くさすぎる事故処理とその後のウザすぎる顛末まで、まとめて書いてしまいたいと思います。ああもう•••思い出すだけでうざすぎる話です(泣)
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