バギオからマニラへ戻り、再びフィリピンの地方旅をするか、次の国へ旅立つか。そろそろ決めなければなりません。フィリピンを発つにしても元々は、タイに行って黄熱病とかの予防注射を打つ計画だったのですが、
4月頭に旅立ってもう4ヶ月半。いまだ初訪問の国へ行っていない!
という事実に気づいてしまいました。これまで日本国内(関西→沖縄離島)を経て台湾、フィリピンと、全て2回目以降。そしてタイはもう3回行っているし、予防注射を終えるのに3週間はタイに居ることになります。
そんなことで、いいのか?
なんて考えながらのマニラ滞在です。
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バギオからマニラへのJoy Busは予約した方が良いみたい。
8月17日(土)の朝10時。ゆっくり支度をして、バスターミナルへ向かいます。前に一度バスターミナルに寄って、マニラへのバスは頻繁に出ていることを確認していたので、余裕の気分です。最も本数が多いJoy Busへ向かうと、
今日の分は全て満席です。明日で良いですか?
まったく想定していない事態に、若干うろたえます。この時間でもまだ10本以上ある便が全て満席なら、他のバス会社も同じかもしれない。焦る気持ちを抑えながら、もう1社のNorth Genesisへ向かうと、
クバオ?乗れ!すぐ出るぞ!
※クバオはマニラ市内の町の名前。バスターミナルが密集している所です。
荷室にキャリーケースを預けて乗り込むと、10分も経たずに出発。
かなり空席が目立つけど、もしかしてジェネシスさん人気ないの?
とはいえ、ホッとひと安心。乗れてよかったー。
クバオまでのバス代金は475ペソ(1007円)です。
事前の調べでは、マニラ-バギオ間は7時間。
でも相変わらず路線バスのように乗せたり降ろしたりを繰り返し、一向に進みません。
いったい何時に到着するんだと思ったら、アンヘレスを過ぎた所から一気に加速。やっぱり7時間で着きました。
クバオのGenesisターミナルへは17:30に到着。到着場所は、ここです↓
荷物が重いのでグラブ/Grabを呼んでホテルへ。約12kmの距離を360ペソ(763円)です。グラブは本当に便利。フィリピンへ旅行される方は、事前にアプリを入れて登録してくることを、強くお勧めします。
マニラの宿は久々のホテル!!!
この後どういう展開になるにせよ、利便性を考えると今回はマカティ、それもグリーンベルト近辺が望ましい。と、探していて見つけたのがこちらのレッド・ドアーズ。
ホステルじゃなくて、ホテルです!!!
ドミトリー(共同部屋)でも、シャワートイレ共同でもなく、
個室にシャワーとトイレがついてる「ホテル」です!
考えてみると英語学校もシャワーとトイレはユニットで共用だったので、完全に1人で占有できるのは台湾以来3か月半ぶり。立地にしては割安でセール価格が出ていたので、ちょっと奮発して広い部屋を予約しました。
最上階の9F、なんとなくセンスに違和感を覚えますが、
名前は一応スイートルームです。
おお、確かに広い。
どことなく殺風景で広井は広いけど、
無駄に広い。
枕元の上の絵と、壺のミスマッチたるや…。
それでもシャワーは充分な水量のお湯がでて、トイレが水浸しになることもない。シャワーの後、濡れた床を気にしながら服を着る必要がないって、
なんて幸せなんでしょう。
これで1泊5148円。お値打ちだと思うけど、この金額で罪悪感を覚えるようになってしまいました・・・。
セブレチョンの名店、ズブチョン/ZUBUCHONは何故かシーフードカレカレが美味かった!
マニラに居た時に食べようと思って食べ逃していたズブチョン。豚丸焼き料理レチョンの本場、セブ島でも1、2を争う名店とのこと。マカティにも店舗があるので、行ってみました。
骨付きレチョン(中央)は、皮がパリパリで肉はしっとり。
どうやったら、こんな風に焼けるんでしょう。
以前食べたTatang'sの方が個人的には好みですが、方向性が違うものの遜色ないクオリティ。
この料理技術は、かなりすごいと思うのですが、どうなんでしょう。
本職の料理人に聞いてみたいところです。
そしてこの細くてカリカリしたのは、これもレチョンのバリエーション。肉を糸のように細く割いたもので、ビールとの相性が最強!
ビールのお供・オブ・ザ・イヤーを差し上げましょう。
そして一番驚いたのは、
シーフードカレカレ。アナットーでオレンジに色づけされたピーナッツソースの料理ですが、この味付けが絶妙!シーフードの旨味がたっぷり出ていて、臭みは一切無い。美味しいカレカレは何回か食べましたが、
これが頭ひとつ抜けてNO.1!
レチョンのお店で美味しいシーフードというのは想定外だったけど、
やるなズブチョン。
ビールもたっぷり飲んで、締めてお会計は1971ペソ(4179円)。フィリピンとしてはかなり高いけど、
それでも値段以上に大満足です。
※googlemapの表示から、移転しています。歩いて行ける距離ですが、こちらをご参考ください。
次の旅程と、東京トンテキ。
さて冒頭に書いた今後の話。マニラで心残りに区切りがついて、次の国へ進むことにしました。フィリピンはビコル地方の料理にも魅かれますが、それ以上に新しい国への好奇心が勝ったのと、未知の世界をいちから感じたくなったのです。行き先はタイじゃなくて、
インドネシア!バリ島から入って、フェリーと陸路でジャカルタを目指します。
バリは20年前にリゾート旅行で行ったので、厳密にいうと新しい国ではないけれど、それでも今の目線で行けばバリ島でも新しい発見があるはずだし、ジャワ島は未上陸。ジャカルタまで行く途中には、絶景のプロモ山や世界3大仏教遺跡のポロブドゥール寺院といった見所も満載!
早速航空券をポチっとしました。
エアアジアでマニラから直行便が出ているというのも大きな理由です。フィリピンを離れるとなるとゲンキンにも気持ちが切り替わったのか、グリーンベルトの商業施設で見かけた東京トンテキが魅力的に見えてきました。
日本を離れて、1人で日本食を食べに行くのは初。東京トンテキは日本でチェーン展開してるトンテキ(分厚い豚のステーキ)のお店ですが、魅かれたのはトンテキではなくて、
ハンバーグです!
フィリピン在住の方がツイッターで呟いているのを見て、頭の隅に残っていたのでしょう。食べてみて思ったのは、
ハンバーグって、やっぱり日本食なんだ。
ってこと。世界中にありそうで、やっぱり違う日本の味です。味噌汁もちゃんと出汁がきいていて、おしぼりまで出てきてちょっと嬉しい。404ペソ(856円)は、意外とお買い得なんじゃないかと思います。
マニラNo.1ハロハロの呼び声高い、ミルキーウェイ・カフェ/Milky Way Cafe
8月27日(火)、バリ行きは夕方発の便ですが、何故かエアアジアから、
搭乗4時間前にはボーディングパスを受け取ってください。
というメッセージが届き、この日の昼食が最後のフィリピン飯となります。前回行って入れなかったミルキーウェイ・カフェで、ゆっくりデザート付きの食事を楽しむことにします。
グループ向けの食事が多い中、1人で食べられるお勧めを聞いて出てきたのが、ボーンレスチキンwith Java Rice。フィリピンらしい料理で〆ようと思っていたのだけど、
これインドネシアのサテみたいじゃないですか。
本場のサテはこれからタップリ食べられるのに。それでもタレにどかんと砂糖を入れた味は、フィリピンらしいといえばフィリピンらしい。
マニラNo.1と言われるハロハロは、さすがの美味しさ。ひとつひとつの素材がしっかりしていて、ファストフード店で食べるようなわざとらしい味が皆無です。これは確かに、
アンヘレスで食べた有名店、ラゾンズ/Razon'sより美味しいかも。
お会計676ペソ(1433円)はなかなかの値段ですが、これで思い残すことはありません。チェックアウトして早めに空港へ向かいました。
次回、ようやくインドネシア編!
海のあるクタに1泊だけして、すぐウブドへ。そのクタで食べた1食が
悶絶の逸品!
美味しい予感しかしない、インドネシア旅をお送りします。
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