ジョグジャカルタからボロブドゥール、来るときの移動は体調も考慮してグラブ/Grab(配車アプリ)を使って楽をしましたが、帰りは初心に戻り、
公共交通機関で移動します。
既にタクシーとか使うのに、多少の罪悪感を覚えるようになっていることもありますが、
やっぱりローカルな移動手段の方が、旅らしくて楽しい。
程度の問題ですけどね・・・。
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超フレンドリーな、ボロブドゥールのバスターミナル。
ボロブドゥール寺院駐車場の角から500~600mの所に、ジョグジャカルタ(以下、ジョグジャ)行きバスの発車するターミナルがあります。
「行ってみて、全然バスが来ないようなら最悪グラブを使えばいいや」と、12時にホテルをチェックアウトし、とりあえず歩いて向かってみます。
広いスペースにミニバスみたいなのが何台か停まっている。ドライバーをつかまえて聞き込みをしようと歩いていくと、
へーイ、ジョグジャに行くの?
たむろしている兄さん方から声がかかります。「そう、ジョグジャに行きたいんだよね」と答えると、
じゃあ、ここだ。この人たちもジョグジャ行くから一緒に待ってたらいいよ。ここ座ってな。
お母さんが席を詰めてくれて、世間話をしながらバスを待ちます。
あー、やっぱりなんか、こういうのがいいな。
グラブとかタクシーでびゅーっじゃなくて。その土地の人のスピードで、その土地の人と一緒に動く。風邪ひいて宿に引きこもっていた数日で、心も引きこもりモードだったけど、だんだん溶けてリハビリできてきました。
15分ほどでタイミングよくバスが到着。30人程度収容のミニバスです。荷物スペースなんてないから、通路を半ば塞ぐように置かざるをえず、ちょっと迷惑をかけてしまいます。
車内で盛大に葉巻をふかすこのオヤジ(↓)の次に迷惑です。
運賃は車掌のオジサンが回収にきたときに支払い。ジョグジャの北のはずれにあるジョンボール・バスターミナル/Terminal Jomborが終点で30K(225円)です。
当然、途中で乗ったり降りたり。
最初から最後まで乗っている人は半分くらいで、あとは生活の足として気軽に止めて、乗ってくる感じ。のんびり走っているようで、道は意外にスムーズ。1時間たたず13:50にはジョンボール・バスターミナルに到着しました。
市内中心部へは、トランスジョグジャ!
ジョグジャの街中には、トランスジョグジャ/trans jogjaという市民の足となるバス網が巡らせてあり、非常に安い運賃で利用できます。バスと言っても、道端に停留所の建物があって、入口にいる係員に運賃を先払いする方式。一回入ってしまえば乗換えしても一律3.5K(26円)と格安!
ツーリストインフォメーションで貰っておいた、路線図。ジョグジャの街中心部のみで、停留所の間隔も広めなので、万能とはいかないけどルートが合えばすごく便利。
今回は5Bというルートのバスに乗ります。車内は小ぎれいで、バスというより路面電車みたいな雰囲気。
大きな音でかかる昭和歌謡のようなインドネシア音楽が旅情を掻き立てます。
ジョグジャの駅からも近い、Halte TJ Yos Sudarsoという停留所で下車。この時点で14:50。ボロブドゥールのホテルを出発して3時間弱です。行きのグラブは1時間ちょっとで161K(1208円)、帰りのバス&トランスジョグジャは3倍の時間がかかるけど、合計33.5K(251円)と約5分の1の値段。
安い上にその土地の空気を感じられるローカル交通は、やっぱり楽しいです。
本音で紹介!ジョグジャ飯(その1)
観光都市としてかなり有名なジョグジャカルタですが、ネットで美味しいものを調べても、意外と日本語情報が少ない。その少ない情報をもとに訪ねた店や、土地の人に教わった店、街を歩いて鼻をきかせて見つけたお店を何回かに分けてご紹介します。合間にジョグジャ市内の観光情報も挟んでいきます!
ジョグジャ飯① シンプルな汁なし麺と絶品バッソ
まずは、ボロブドゥールからの帰りに寄ったこのお店、Mie Ayam GRABYAS kedai PEKATE。
洒落たカフェのような雰囲気のお店で、観光客にも入り易い。
店内もキレイだけど、値段はそれほど高くないのが嬉しい。
メニューは至ってシンプル。店名にもあるMie Ayam Grabyas、略してMAGが推しのお店です。Mieは麺、Ayamは鶏なんだけど、Grabyasというのは何を指すんでしょう。
出てきたのは、こちら。底にタレを忍ばせた汁なし麺。乾麺を茹で戻した感じの平打ち麺は、インドネシアにしては抑え目のタレと合ってシンプルで美味しい。鶏のソボロと絡めると味に奥行きが出ます。
調味料は左から甘い醤油、唐辛子をすり潰した辛酸っぱいタレ、ケチャップマニス(甘いケチャップ)。真ん中の辛酸っぱいのが、デフォルトのタレとの相性がよさそう。
そして、1個2.5Kで数を選べるバッソ/Bakso。インドネシア中で食べられるプリプリの肉団子だけど、
今まで食べた中で、ここのが一番好き。
肉とでんぷん質のバランスが良くて、さっぱりとしたスープもほっとする味です。
コーヒーもお洒落なボトルに入ってきて、砂糖なしのアイスブラックコーヒーを楽しめます。
COLD BREWということは水出しコーヒーでしょうか。
違うかもしれないけど、雑味がなくて美味しい。お会計は、何故かフードだけ20%オフになって、全体に税10%が乗ってと、複雑な計算だけど、トータル30.9K(232円)。
安くて旨くて、居心地がよい。
近くに住んでたら通ってしまいそうな、いい店です。
ジョグジャ飯② バッミ・カディンの、やわやわ麺。
麺つながりで続いては、バッミ・カディン/Bakmi Kadinというお店。プロボリンゴから移動してきた日の夜、風邪でダウンする直前に行ったお店です。
倉庫のようにドーンと広い(実際は上の写真に写っているのの何倍も)店。たまたま歩いていける距離で、googlemapの評価が高い店を探して見つけたのだけど、
ボロブドゥールへ行くグラブの運ちゃんもお勧めの店でした。
最初ガランとしていたけど、写真撮った後から人が続々とやってきていたので、やっぱり人気店らしい。
バッミというのはインドネシアでもよく食べられている中華麺の一種ということのようなのですが、食べてみた感じは、
あれ、麺がのびちゃった?
と思う程、やわやわです。
浅めの皿に盛られて、スープ麺と汁なし麺の間くらいの少なめスープは、干し海老と野菜ダシでしょうか。色々混ざっててよく分からないけど、
美味しいのか不味いのかも、よく分かりません。
たぶん、アレです。風邪ひき始めで味覚も嗅覚も鈍っていたのかもしれません。地元の人がこれだけ集まってくる店なので、きっと見つけられなかった美味しさが隠されているはず。もしかしたら5回くらい行ったら、いつの間にかヤミツキになってた系かもしれないけど、
5回も行くモチベーションは見つかりませんでした。
アイスティーも貰って計27.5K(206円)。英語はカタコトも通じず、メニューもないので何を食べたのかもよくわからない。なかなかハードルの高いお店でした。
ジョグジャカルタのご飯情報、次回はオバマ大統領も行ったセレブなレストランと、出来立てサンバルのお店など。ジョグジャNO.1と言われるマッサージのお店についても書きます!
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