ポーランド ヨーロッパ 旅のブログ

ポーランドのクラクフへ。夜更けの行列直火ソーセージが旨い!

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6月6日火曜日。朝起きてみると風邪の症状は少し落ち着いて大量に出ていた鼻水もだいぶおさまりました。まあ、薬が効いてるだけで治ってはいないでしょう…。今日はスロバキアのコシツェから、ポーランドのクラクフへ移動日で、バスは14:55発という遅い便。宿オーナーの女将さんに伝えてチェックアウト時間を聞くと、

あら、じゃあそれまで居ていいわよ。

なんとありがたいことでしょう。

時間もあるのでまたお米を炊いて、ここで炊く米のクオリティならこれが出来るのです。

塩にぎり!!!

小さめとはいえ5つも握って、余ればバスに持ち込もうと思ってたけど、全部食べちゃいましたもんね。身体が弱っているからですかね、もう泣くほど旨い(泣きませんけど)。

※文中のレート換算はポーランドで実際にセディナカードを使い調達したレートを四捨五入して、1zt(ズウォティ)=33.6円で記載しています。


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コシツェからクラクフ迄のバス移動。

コシツェからクラクフも、毎度お世話になりますのFLiX BUS。14:55発、19:45着の5時間で12.95€(1904円)でした。バスが来るのは、コシツェに着いた時と同じこちら↓のバスターミナル。

来た時はトイレが閉鎖されてましたからね、宿で1滴残らず絞り出して来たので今回は安心です。

って、なんだ。今日はちゃんとトイレ使えるじゃないですか。それはそうと、問題はターミナルのどこにバスが来るかです。FLiX BUS 986便ワルシャワ西行きのバスに乗るのですが、

この一番上に書いてあるので合ってますかね。ワルシャワで14:55は一致しているけど、確定できる情報がありません。というかこのバスターミナルはEurobus の車両が殆どで、インフォメーションもEurobus のしかありません。

あの掲示板に出てたワルシャワ行きが正しいとすれば1番乗り場なので、とりあえず行ってみましょうか。

へ〜ここからロンドンとかローマ行きのバスも出てるんだ。などと感心している場合ではありませんね。目が合った白人兄さんと互いに歩み寄り、

「どこ行くの?」「クラクフ」「あ俺も」

「1番乗り場だよね」「たぶんね…」とお互いに自信が無いのがわかる表情。何故そんなに不安なのかと言うとですね、

バスターミナルがかなり広いのです。この写真では見えない奥の方に緑のFLiX BUSが1台停まってるけど、見えないでしょう?仮にあの掲示板がEurobus 専用のだとして、向こうのほうにFLiX BUSが来ても全く気付かないという訳です。14:55になってもバスは現れず、ますます不安が高まっている所に、

来ましたFLiX BUS!

ほんともう少し分かりやすくしてくれませんかね。心臓に悪い。

発車して間もなく雨が降り始め、どんどん雨足が強まってきました。

お〜これがコシツェ近郊にある天空の城、スピシュ城ですね。雨で煙っているけれど、確かにこれは面白そうです。

お昼ごはんはバスターミナルのパン屋で買った菓子パンです。この赤黒いのはたぶんベリー系の入ったケシの餡。

そしてこちらは林檎ですかね。イタリアのトレントで食べた、ストゥルーデルにかなり似ています。でもこの、餡が多すぎて甘すぎる感じはとてもスロバキアっぽい気がします。

広大な農地に、点在する村々。ドイツ辺りからあまり変わりのない風景ですが、ポーランド国境を越えると一変します。

何ですかこの家は。1軒だけじゃなくて、建ってる家も店舗も軒並みこんな造りなのですよ。屋根が鋭角になってる感じからすると、豪雪地帯だったらするのでしょうか。

ところでポーランドに入って一度ガソリンスタンドで休憩があったのですが、そこにATMがあったのでポーランド通貨をゲットしました。ポーランドはEU加盟国だけど€は未導入なんですよね。ズウォティという通貨を使っていて、500zt(ズウォティ)をセディナカードで引き出しました。1zt=33.6円だったので、このブログでは以降そのレートで記載いたします。

予定時刻から20分少々遅れて、バスは20:08にクラクフへ到着しました。ふむ、まだ全然明るいですね。

トラム駅に券売機はあるのか?

バスターミナルから今回の宿までは、Googleマップの経路検索によるとトラム(路面電車)移動が良いらしい。クラクフの市内交通は主にトラムとバスで、チケットは共通です。20分券とか1時間券とか、時間制になっているようですね。

というか、そろそろ愚痴っていいですか?

毎度まいど、国や町ごとにシステム変えるのやめてくれ〜い!(叫)

町を移動する度に仕組みを調べて、今回は1回券、今回は1日券とか考えて、そんでトラムに乗りたいのにチケットは地下鉄駅で買えとか(別の町の話です)、もうウンザリなのですよ。料金体系は各自でいいから、EU共通のSuicaみたいなの作ってくださいな。

などと思いながらも、暫し歩いてトラム駅へ。よくあるのがトラム駅には券売機がないパターン。心配していた通り券売機はなかったのですが、50m離れた対向車線の方を見にいくと、

ありましたありました。

英語選択が見つからなかったので画面をGoogle翻訳しながらですが、無事チケットをゲット。クラクフの券売機はコインも紙幣もカードも使えるので優秀です。

20分券をとりあえず2枚。1枚4zt(134円)でした。

チケットをゲットして元の対向車線に戻ったら、ちょうどトラムが来ていて駆け込みました。ふぅ、ぎりセーフです。

時間制のチケットということは、当然車内には打刻機があるわけですね。乗ったらここにチケットを差し込んで打刻しておかないと、バレたら高額罰金というシステムです。はいはい。

トラムに4駅乗れば、宿への最寄駅。

日没が遅いとはいえ、もう少しで21時。さすがに暗くなってきました。今回の宿はこちら↓のDream Hostel。事前にメッセージで到着時間の確認があって21時頃と伝えると、

じゃあ受付閉まってるから勝手に入ってね。

と暗証番号やら鍵箱の開錠方法などか送られて来たのです。

自分の部屋までに扉を4枚も通らねばならず、その度に「ここは暗証番号○○で!」

ここでダイヤルを○○に合わせて、鍵をゲットせよ!

その鍵の四角いのを次は使うのよ!

とかもう、ミッションクリアゲームみたいな面倒くささ。こっちは風邪気味だってんですよぉ。

と、誰もいない共用キッチンで独り呟いてみるのでした。5人部屋で3泊189zt(6350円)。町のど真ん中ではないけどさほど不便はなく、wifiが不安定でトイレとシャワーが足りな過ぎる以外はそこそこ満足の宿でした。

夜の道端に出現する、行列の直火焼きソーセージが旨い!

荷解きを終えて時刻は21時をまわり、普段ならもう夜ごはんは諦めてシャワーを浴びる流れですが、ここクラクフでは夜8時から夜中の3時まで出現するソーセージ屋台が人気なのだそう。来る時のバス内でゲットした情報ですが、場所は宿から歩いて15分。それなら体調が万全じゃない今でも耐えらると、やって来たのです。

お〜本当に並んでる!

さっそく行列に加わってみましょう。

ソーセージ単品商売の割に列の進みが遅いのですが、見ていると焼くのにそこそこ時間がかかるようですね。ジリジリ進んで焼き台が見えてきました。

わぁ、燃えてる燃えてる!!

比喩でも何でもなく、燃え上がる炎に直接当ててソーセージを焼いています。

太くて大きなソーセージが1つの串に8本。それをクルリクルリと回しながら、皮がバリバリになるまで焼き切っていくのです。

豪快な火の勢いと対照的に、焼き方のオジサンはとても眠そうな表情。毎晩3時までですもんね、

もしかして寝起きでした?

Google翻訳を使ってもこのメニューを解読出来なかったのですが、まるまる1本のソーセージにパンを付けて15zt(504円)。飲み物が3at(101円)のようですね。

屋台の脇にはテーブルが1台しかなくて、よほどタイミングがよくないと空きません。でも観察していると、屋台の前の敷地は青空マーケット会場になっていて、立ち食いできるスペースはそこかしこにあるのです。

30cm近くありそうな上に太さもあるソーセージは、焼き切ることで分厚い皮がバリッとなって中は高密度の肉。

なんと雄々しい味のソーセージでしょう!

ワシワシ噛んで、ゴクリと呑み込む。

パンも意外と噛み応えがしっかりあって、これは飲みもの必須ですね。激しい炎を見た後に、暗がりで食べるソーセージ。その怪しい雰囲気とおいしさに掻き立てられて、

風邪で沈みがちだった気分も、かなり復活してきたのです。

よし、宿に戻ったら頑張ってアマプラで映画『シンドラーのリスト』を観ましょうか!映画次第で明日シンドラーの工場に行くか決めましょう。

次回はクラクフ観光初日。初っ端にシンドラーの琺瑯工場へ行き複雑な気分に。織物会館に聖マリア聖堂と、メジャー観光スポットを巡ります。お昼はポーランド料理のビゴスとキンジュク。全てにおいて完敗を喫する、ポーランド料理初戦なのでした。


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