スロバキア ヨーロッパ 旅のブログ

コシツェ最終日。風邪ひいちゃったけど、食欲は旺盛です。

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こんにちはミャーです。昨日更新できなかったのはですね、ブログ管理サイトが不調で投稿画面が開かなくなっちゃったのが原因のひとつ。それはまあ解決したのですが、もう一つの理由はイギリス以降のルート決めと手配にかかり切りになっていたからです。当初はイギリスのスコットランドとアイルランドを中心にゆっくり回ろうと思っていたんだけど、悩みに悩んだ結果、

やっぱアイスランド行くことにしました!

相当お金もかかるし一人旅なら尚更だけど、日本から行くのはもっと大変ですしね。5泊6日でレンタカー借りて、北の果ての大自然を満喫して来ます!さて、ブログは6月5日の月曜日。

朝起きてみると、ちょっと身体がダルくて咳が出る。

あ〜風邪引いちゃいましたね。

幸い症状は軽くて食欲も普通にあります。昨日炊いたお米の残りで鮭チャーハン(サーモンですけど)を作り、次に考えたのは「お昼は何を食べようか」でしたから。

※文中のレート換算はアテネで実際にセディナカードを使い調達したレートを四捨五入して、1€(ユーロ)=147円で記載しています。


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スロバキア料理ピロヒーなのです。

実は初日から違和感を覚えていたのですが、スロバキア料理、またはコシツェ料理専門店というのがコシツェでは全然見つかりません。宿にあった観光客向けコシツェガイドにも「この店がスロバキア料理の名店!」みたいな店は載っておらず、どこもメニューのカテゴリーのひとつにスロバキア料理があるという感じなのです。

メインストリート以外の道も歩き回ってみたのですが、「これを食べたい」とチェックしていたスロバキア料理の名前が見つかりません。黒板や店頭メニューにあるのは飲み物やハンバーガー、パスタとか…。

素敵な景色があちこちにあって散歩だけでも楽しいんですけどね、そろそろ店を決めないとですよ。目星の店は定休日だったようで、

これはランチ難民の危機!

もう一度気合を入れてGoogleマップをポチポチやって、なんとか店探さねばです。

10軒ほどポチポチしてようやく見つけたこのお店、メニューを見るとかなりスロバキア東部の誇りを持って店をやっている様子です。

メニュー右側につらつらと、思いの丈が書かれているのです。残念ながらGoogle翻訳とわたしの読解力の問題で、

ちょっと何言ってるかわかんないすけど。

状態ですが、熱い想いは伝わりましたよ(全然違うかもしれない…)

店内はとても落ち着いた雰囲気で、シンプルながらセンスが良い。対応してくれるサービスの女性もとても感じが良くて、これは期待できそうですよ。

まずは生ビール。Kaltenecker という銘柄っぽいですがコクがあってとても美味しい。飲んでいて思い出しましたけど、

今わたし風邪ひいてるんでしたっけ。

あーこれは良くないですね、自重しませんと…。

1品目はPrivarok DNA(英語メニューではToday’s Boiled)という豆料理。初日の豆スープが美味しかったので頼んでみたのですが、

あれ、この味は覚えがあるぞ。

フムスに似た豆のペーストで、使っているのはエンドウ豆だそう。ということはアテネで食べたファヴァ/Fava じゃないですか。あれはサントリーニ島の黄色い蚕豆を使っていたけれど、ギリシャでは代わりに黄色いエンドウ豆を使うことも多いはず。てことは、味も材料もほぼファヴァじゃないですか。ふーむ、バルカン半島の文化圏は脱したと思っていたけれど、まだどこかで繋がりがあるのでしょうか。

難しいことは兎も角、味はまろやかでとても美味しい。味付けも控えめで、

今まで食べたスロバキア料理の印象からすると、とても柔らかな食べ味です。

半熟の卵の黄身と合わせてパンにこう。とてもとても優しくまろやかな料理なのですが、

やっぱ量が多いよね⁉︎

2皿目がくる頃には、しっかり満腹になっていたのでした。

2皿目のこちらはDomace Pirohi Pocenene z Brindzu(英語メニューではDumplings Filled with Sheep Cheese with Bacon)というメニュー。ピロヒー/Pirohi/Pirohy というのは、ジャガイモと小麦粉で生地を作り、中に詰め物をして茹でた料理。ロシアから東欧にかけて食べられているピエロギと同一なのか、厳密には違うものなのか、調べた限りでは分かりません。でもですよ、

ピロヒーって響き可愛いですよね(笑)

今回食べたのは、中に例のクセ系羊乳チーズのブリンザが入っています。ジャガイモ入りの生地はホニャンと柔らかく、頭では「なるほど、おいしい」と捉えられるのですが、

舌の方はあまり反応しませんね。

これはきっと稲作圏と牧畜圏の違いであり、生まれてから培った感性の違いかもしれません。乗り越えるには、まだまだ舌と胃袋を鍛えなければならなそうです。

小さな町の絶品アイス。

ところでコシツェのメインストリートを歩いていると、しょっちゅう行列ができている店がありまして、

なんだろうと覗いてみるとジェラート屋さんでした。

これだけ小さな町で行列が絶えないということは、お客の殆どはリピーターだということ。これは並んでみなければなりません。

スクープが2€で、コーンも色々選べて0.5〜1€。

値段は本場イタリア並みですが、果たしてお味はいかがでしょう。

バニラとキャラメルに普通のコーンで4.5€(662円)とそこそこ高級なジェラートですが、

なにこれ、今旅で一番美味しいですよ!!

マダガスカル産のバニラは風味が濃厚で、キャラメルには粒ピーナッツ混ざって食感も楽しい。これは行列になるわ〜と心から納得したのでした。

スロバキア式クレープ、ロクシャはやはりジャガイモなのです。

アイスを食べた後は公園でゆっくりし、一度宿に戻って休んだのですが、

ちょっと風邪が悪化しそうな気配です。

ビールとかアイスとか、そりゃあ身体に良くないですよね。一応薬を飲んで、夜ごはんは何かテイクアウトで済ませましょう。

やって来たのは宿からも近いこちらのお店。前を通りかかった時にロクシャ/Lokša(ロクシェ/Lokšeとも)があるのをチェックしていたのです。

メニューが全く読めないので予めGoogle翻訳でアタリをつけては来たのですが、中に入ると気の良い兄さんが英語メニューを渡してくれました。

なかなか種類が豊富ですね。ロクシャは薄生地で具材を巻いて作るクレープのような食べ物で、オカズ系とデザート系どちらもあります。せっかくなので1品ずつ、プルド・ポークとポピーを頼んでみましょう。

これがロクシャ生地。ジャガイモと、多分小麦粉を混ぜているのでしょう。コシツェに来る時に小麦の収量の少なさについて書きましたが、スロバキアにとってジャガイモは小麦を補完する大切な作物なのでしょうね。

生地を焼き皿に乗せて、あれはバターを塗っているのでしょうか。

各具材を乗せていくのですが、手前の黒茶色いのはポピー(ケシ)の餡。知ってますよ、それめちゃくちゃ甘いやつじゃないですか。

おーいそんな大盛りじゃなくていーよー。

具材を載せたら一度オーブンで焼いて、

あとはハーブや調味料で味付けしていきます。「バジル入れていい?」「ガーリックも大丈夫?」「ケチャップは?」と次々聞かれて全部イエス。

だって全体像が分からないんですもの•••。

最後はクルリと巻いて完成です。お会計は2つで8.1€(1191円)。さっそく持ち帰って温かいうちに食べましょう。

生地は素朴な味で好ましく、プルド・ポークはしっとりと。そし齧ったそばから溢れ出してくる大量のソース類!特にニンニクのソースが強烈で、全ての素材の味を覆い尽くします。やはりアレですね、

味付けの全部載せは危険でしたね(汗)

想像通りポピーは甘さの方が危険水域で、毎食ながら何かが少し過剰なスロバキア飯なのでした。

次回はスロバキアからポーランドへ!クラクフへのバスは午後遅い便で、着いた時にはもう真っ暗。無人のホステルに無人チェックインをして、遅い時間にやって来るという路上屋台の豪快直火ソーセージを食べて来ました。


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