ポーランド ヨーロッパ 旅のブログ

ポーランド料理のビゴスとキンジュクに完敗を喫する。

投稿日:2023-06-21 更新日:

6月7日の水曜日、今回はポーランドのクラクフ2日目です。昨晩はベッドで映画『シンドラーのリスト』を観ながら寝落ちしてしまったのですが、ご存知のようにこの映画は第二次大戦中のここクラクフが舞台。ナチスに迫害されるユダヤ人を、工場で雇うことで助けるドイツ人。オスカー・シンドラーの実話をもとにした映画です。起きてコーヒーを淹れて続きを身終えて、

ふむ、やはりシンドラーの琺瑯工場くらいは行っておきますか。

と宿を出たのでした。

※文中のレート換算はポーランドで実際にセディナカードを使い調達したレートを四捨五入して、1zt(ズウォティ)=33.6円で記載しています。


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シンドラーの琺瑯工場。

トラムに乗ってクラクフの少し郊外にある、シンドラーの琺瑯工場へやって来ました。ここでドイツ人のオスカー・シンドラーさんが工場を起業してユダヤ人を労働力として雇うのですが、労働環境は他と比べてかなり良かったようです。

最後は全財産をかけて、アウシュビッツに送られる人を含め1000人以上ものユダヤ人をの命を救ったというシンドラーさん。今は博物館として当時の様子を伝える場になっています。

30人ほどの行列が全く進まず、結局45分も待ったのですが、どうやら団体客の受付に時間がかかっていたっぽいですね。

入場料は大人が32zl(1075円)。

いきなり何やら覗き込んでいますが、これは当時の写真が数秒ごとにスライドしていく仕組み。ナチ党の演説風景から町のスナップまで色々です。

ミニシアターで何らや上映しています。実際に工場で働いていたユダヤ人のかたのインタビューなどですが、

英語字幕じゃ追い切れませんね…。

これは当時の身分証なんでしょうか。展示には言葉の壁もある上に、

そもそも説明が足りない気がします。

映画を観ていってるから「あ〜こういう身分証で選別とかやってたな」と思い当たりはするのですが、

あまり理解できていない側からの印象で勝手なことを申し上げると、

もうちょい事実と伝えたい事を整理してくれてもいいのにね。

なんというか、所々でナチスの小道具が出て来て、

こういう旗とか、

戦車とか、

ひねくれ過ぎて怒られるかもしれませんが、

雰囲気で怖がらせようとしてません?

当時の告知貼り紙コーナーとかがあって、Google翻訳を使うと一部はこのようにユダヤ人の権利制限の通達だったりするのですが、あまり関係ないのも張ってあったり、というか当時どのような時系列でどれほどの事が行われたかとか、イマイチ分からないんですよね。

ここには載せられないようなショッキングな写真とかも展示されていて、若い頃に来ていたら、

なんて恐ろしいことが起きていたんだろう。

と素直に感じでいたのかもしれませんが、40も過ぎるとですね…。世界の色々な所で起きた悲惨な出来事や残虐な行為が山のようにあって、でもその伝わり方は必ずしも真実だけに拠るものではないと知ってしまいましたしね。思惑や力関係で、見て見ぬふりすることだってある訳です。

もちろんここポーランドはじめ欧州で為されたホロコーストはとてつもない非道で、我々は間違いから学ばねばならないのですが、だからこそもっとキチンと説明して欲しいというのが正直な感想です。

ガラにもなく真正面から硬いこと書いた上に、各所からご指摘を受けそうですからこの辺にしておきましょう。

こちらがオスカー・シンドラーさん。結局映画ではない彼の実像はあまり知る事が出来ませんでしたが、1000人を超える人の命を救ったことはやはり偉業です。どれほどの葛藤と恐怖心に打ち勝ったのでしょうかね。

最後の方に、彼に命を救われた「シンドラーのユダヤ人」の名前が刻まれた空間がありまして、

映画で重要な役割を担っていたヘレン・ヒルシュ(ヘレーナ・ヒルシュ)さんの名前もありました。たった80年前の事なんですもんね•••。

センス抜群の織物会館と、美しすぎる聖マリア聖堂。

ただでさえ風邪気味なのに、いやだからこそでしょうか。琺瑯工場で感情がネガティブ方向にいってしまいがちなので、ここからは気分を変えていかねばなりません。

クラクフは中心街を囲むようにトラムが走っていて、同じく町を囲むように公園がぐるりと取り巻いています。これはなかなか素晴らしい事ですね。

緑が多くて羨ましい限りです!

中心街=旧市街で良いのでしょうか、雰囲気のある町並みが続いています。

広々と開放的な広場に出たと思ったら、ここがまさにクラクフの中心である中央市場広場/Rynek Główny でした。

馬車もここで待機中。ひとりで乗る勇気はないですけどね。

さて、ここが中央市場広場ということは、上の写真の左に見えている大きな建物が織物会館ですね。織物といっても中はお土産屋さんが連なるマーケット。

食べものこそ無いですが、中を歩いてみるとこれが結構魅力的なのです。

最初は「あ、またロシアっぽいやつだ」とか思っていたのですが、

キリスト教グッズ屋さんもイコン画と十字架だけじゃなくて、アクセサリーも種類豊富でなかなか素敵。

オモチャの置物もとても素敵。真ん中のネコっぽいやつ、連れて帰りたいですもん。

ポーランド食器がまた色も形も独特で良いんですよね。自分でも欲しいですけど、

ちょいこれ、メルカリで売れるんじゃね。

とか、少し欲をかきたくなる魅力的な品揃えです。

そんな中で個人的に一番ヒットしたのがこちらのアヒルかガチョウのぬいぐるみです。見た瞬間に吹き出したのですが伝わりますかね。だってこれ、

仕留めた後の状態じゃないですか(爆)

明らかに生きているように見えないという、謎センスのぬいぐるみ。これが何気に子供たちに絶大な人気らしくって、

もう、目に入る子供という子供がみんな持ってるんですよ。子供が持っても仕留められた状態は変わらずで、

さすが狩猟民族(笑)

みんな良く似合ってるいるのです。

ポーランド料理ビゴスとキンジュクの、重量級多重攻撃!

遅めのお昼に入ったのは、広場から少し北へ歩いたGościnna Chata Restaurant というお店。Googleマップの評価が3000件超えて4.6点というかなり期待できるお店です。

もちろんポーランド料理もしっかり扱っていて、このようにこの地域の料理/Regional Dishes とカテゴリー化してくれているので、とても分かりやすい。このカテゴリーをひとしきり見るだけで、

ポーランドのジャガイモとキャベツ愛がどれほどか、分かろうというものです!

いよいよ寒気までしてきたので、お酒はやめて(当たり前です)暖かいグリーンティー。ティーバッグだけど、ほっとする味です。

料理を頼むと自動でパンが出てきました。2種類のディップはクリームチーズにディルを和えたものと、木の子のクリーム。

ほお、これは美味しい。料理が来る前に全部食べきってしまいました。

注文した料理は2品。1品目はこちらのビゴス/Old Polish bigos です。ポーランドのお袋の味と言われる煮込み料理だそうで、

そんなの聞いたら頼むしかありません。

生キャベツにザワークラウト、つまりキャベツ×キャベツを玉葱と一緒に炒め、肉やソーセージにトマトペーストなんかも加えて煮込む。煮込んでは冷まし、煮込んでは冷ましを繰り返し、数日かけて作るのだそう。愛情たっぷり!

それにしても写真じゃなかなか伝わりませんね。おそらく握り拳大だと思っておられる方が多いでしょうが、

実際の大きさはその2倍以上 ∑(゚Д゚)

中には干し椎茸を思い出させる木の子のようなものと、少量のソーセージの薄切り、そして1.5cm角のお肉が一粒です。

つまりこれは、完全なるキャベツ料理!

しかもザワークラウトを使っているから、その酸味がしっかり効いています。

ひと口食べると「ふむふむ、柔らかく煮込まれて中々いけますな」となるのですが、酸味に加えて野菜料理に似合わぬコク。それが食べ進むにつれ舌と胃袋に蓄積されていって、段々とキツかなってきました。

だって、食べても食べても全然減らないんですよ(泣)

ビゴスがたっぷり残ったまま、続いての料理キンジュク/Kindziuk が到着。英語の説明でポテトケーキと書いてありる通り、パウンドケーキ型の中身は、

しっとりどっしり重たいポテト生地。

周りをベーコンで巻いて、中にもベーコンが入っていますね。ガーリックというよりハーブクリームと言う方がしっくりくるソースが付いてきますが、どうなんでしょう。あまり合わないような気がします。知らないというのは怖いもので、この2皿の食べ合わせは、なかなかにキツイ。キンジュクの下には、またしてもキャベツが敷いてありますしね(泣)おそらく風邪の影響もあるのでしょう、どちらもひと口食べる分には美味しいのに、「うまい」「重い」「うまい」「重すぎる」•••地獄を見るような消耗戦の後になんとか完食したのでした。コーヒーも頼んでお会計は96zt(3226円)。今回は完敗と認めざるを得ないでしょう、手強いぞポーランド料理。

絢爛で美しい聖マリア聖堂。

舌と胃袋へのダメージはことの他で、これは何かスッキリするものが要りますね。織物会館の外側にアイス屋さんを見つけて、ひとつ購入。

あ、風邪気味なのでした。

さっき寒気がしてきたと、暖かいグリーンティーを飲んだじゃないですか。アホなんですかと我ながら思います。

ところでアイスを食べていたら「それどこで買ったの?」と通りがかりのおばちゃん。その他にも「寄付のお話をしてもいいですか」とか「◉※&@!??」って全然聞き取れないのとか、挙句に、

あんたカザフスタン人だろ?嘘だろ違うのか⁉︎

何故かやたら話しかけられる日です。たまたまなのか、ポーランド人ってそうなのか、まあたまたまですね。さて話を戻して聖マリア聖堂/St. Mary’s Church です。

中央市場広場に面して堂々とした構えを見せる建物で、入場料は15zt(504円)。チケットを買って中に入ってみると、

うっわ、何これ凄いんですけど!!

写真で見てもかなりですが、実物はもっとすごい。青色の天井も綺麗ですが、もうあちこち色彩が溢れて大変なことになっています。

一番伝わりづらいのが、正面のステンドグラスです。今回のヨーロッパ旅では町ごとに教会を見ていますが、かなり上位の美しさ。

絵まで何やら良いもののような気がしてきました、

この教会の前身は13世紀モンゴルの侵攻で破壊されたそうで、ポーランドってつくづく大変な国ですね。

そこから建て直して、ここまで美しいものを作り上げるのですから凄いものです。

体調も心配だし、今日は早めに帰りますかと宿へ帰る途中で見つけちゃいました。

ローカルチェーンのドーナツ屋さん。これもネットの事前予習で出ていたのです。

薔薇のジャムとオレンジパンプキン。せっかくなので日本であまり見ないやつを選びました。2個で14zt(470円)。

しっかり揚げパンモードのドーナツは、

確かに美味しい。もう2割砂糖を減らしてくれたらもっとおいしいのに、と思いながら宿でモソモソいただいたのでした。

胃袋が休まりませんね•••。

次回はポーランド最終日。ポーランド庶民の食堂業態だというミルクバーでピエロギを食べ、さらに偶然見つけた青空マーケットで絶品料理に出会い、最後はガチョウ専門店!最後までポーランド料理を堪能しました。


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