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【ホーチミン】クラフトビールの波はベトナムにも!手頃に楽しめるブルーパブあります。

投稿日:2019-11-27 更新日:

シンチャオ!ミャーです。

ベトナムのビールといえば、333(バーバーバー)やビアハノイ、ビアサイゴンなどのブランド、更にはビアホイで飲む軽くて薄ーい味をイメージするかもしれませんが、

どうやらベトナムでも、クラフトビールが盛り上がっているみたいです!

タイで見つけたクラフトビールの店は、値段が恐ろしく高くて入れませんでしたが、ホーチミンではお値打ちに楽しめてクオリティも高いので、ビール好きな方にはたまらないと思いますよ~。


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ブイ・ビエン通り近辺にはクラフトビールを飲める店がそこら中にある。

このブログのベトナム1回目の記事でご紹介した、ブイ・ビエン通り周辺は、外国人旅行者が集まる宿屋街であり、飲み屋街でもあり、

朝から晩まで飲める店がたくさん。

その中にはベトナム産クラフトビールを出す店もあちこちにあって、その中の1軒がこちら。

Vicolo1という、ピザとクラフトビールのお店です。ちょうど泊まっていた宿から通りに出た角にあったので、ちょっと寄ってはビールを飲んでいたのですが、

手頃な値段でベトナムのクラフトビールが楽しめて、もちろんチャージも何もかかりません。時間帯ごとにハッピーアワー対象ビールが変わって、値段が安くなるという仕組みです。

※例えばPLATINUMだと通常55k 259円だけど、午後1~2時は45k 212円になります。

プラティナム/PLATINUM は2014年6月に、ホーチミンシティで初めてクラフトビールを発売したコメルトン兄弟によるブルワリーだそうで、兄で醸造職人のマイケルさんはギネス、キリン、ライオンネイサンでビール造りを学んだとのこと。

プラチナム公式HP

暑い国でも飲みやすいペール・エールが看板商品だと思いますが、ここで飲めるのはよりホップを利かせたゴールデン・エール。しっかりとしたモルトの旨味に、尖らずに厚みのある苦味も心地よい、

飲みごたえとバランスを両立した1杯。

2杯目は、もっとガツンと苦いのが飲みたくて、テテ・ブルーイング/Tê Tê Brewing のエレクトリックIPA 65kVND(306円)をオーダー。

黄金色に輝く澄んだビールは、IBU45だけあってたっぷりと苦味が溶け込んでいるけれど、

その分爽やかに柑橘が香り、飲みやすいIPA。

※IBU=International Bitterness Units 国際苦味単位

こっちも兄弟で洗濯機置き場から醸造を始めたというブルワーさん。1日16Lの醸造量を少しずつ大きくしていったそうで、今ではコンビニにまで置かれています。

テテ・ブルーイングのフェイスブックページ

あれ、74kって店で飲んだ方が安いじゃないですか。

ちなみに普通のビールならその辺の店で25~30kで飲めるし、ビアホイならもっと安いので、60k前後のクラフトビールは決して安いという訳ではないのですが、

それでもクラフトビールが1杯300円前後というのはお値打ちです。

2杯飲んだところで、こんなカードをもらいました。どうやらテテ・ブルーイングのやっているタップハウスがあって、ビール1杯とタパスが貰えるクーポン券みたい。よし、じゃあ行ってみましょう!

クラフトブルワリー直営の店、テテ・タップハウス/Tê Tê TapHouse。

バーでもらったクーポン券に見事につられ、やってきましたテテ・タップハウス。とはいえ、わざわざこの店の為だけにここへ来たのではなく、次回ご紹介する蟹の有名店、クアン94から流れてきたのです。この2店は歩いてすぐで、

蟹とクラフトビールという、贅沢ハシゴができるのです。

店内に入ると、ステンレスのメニューボードに、

ウネウネのドラフトタワーがかっこいい!

早速もらったクーポンを見せると、好きなビール1杯とタパスに換えられるとのこと。ビールはCaña、Reg、Pintの3サイズあって、引き換えられるのは一番小さなカニャ/Cañaサイズです。

まずは前回飲まなかった、このブルワリーの看板商品ホワイト・エールをいただきます。Cañaってスペインでは通常200ml位のはずなんだけど、そんなものかな。もう少し大きく見えます。席に座って早速味わってみると、

おぉ、すっごく爽やかフルーティ。

小麦とオレンジピールを使っているそうで、清涼感のあるビールです。

無料のタパスは、これが来ました。つくねにマヨとチリの濃いめソースで、ビールが進む味なのですが、Cañaサイズでビールが足りないので、先にビールの追加オーダーです。

改めてじっくりメニューを見てみると、ビールの種類は自社醸造のが6種類、ゲストビールが3種類。

お、Vicolo1で飲んだエレクトリックIPAの他にも、もう1つIPAがあるじゃないですか。アルコール度数6.7%とパンチが効いてそうだし、次はそれでいってみましょう。

シリアスIPA Regサイズ105k(494円)。さすがスペイン人兄弟のブルワリー、ビールの注文にはタパスが自動でついてくるのですが、

これ、延々と同じのが出てくるんですか?

シリアスIPAは、エレクトリックIPAよりさらにパワフルで、ホップの苦味も香りも目いっぱい楽しめて美味しい!前の店でも飲んでいるので、じっくり時間をかけて楽しみました。

今回は店内席で飲んだのですが、よく見るとこのお店、

上の写真の奥に写っている窓席が人気のよう。ガラスなどない解放された窓枠は桟の部分が腰掛スペースになっていて、店内、店外から思い思いに腰掛けたり、

カジュアルに寛いで飲んでいる姿が、かっこいいんですよね。

周辺はひっそり人通りも多くないので、美味しビールを落ち着いて、ゆったり飲みたいときにぴったりのお店だと思います。

今回あまり深堀はできなかったベトナムのクラフトビール事情ですが、どうやら他にも色々なブルワリーが出てきているようです。たまたま今回は、どちらも外国人がベトナムで立ち上げたブルワリーだったので、次回機会があれば、ぜひベトナム人の造ったクラフトビールをベトナム料理に合わせて、飲んでみたいですね。

次回予告

今回の記事でも少し触れた、蟹のお店クアン94は、大好物のソフトシェルクラブが美味しいと評判の店!そしてホーチミンで蟹といえばもう1品、バンカンクアという、ドロドロ濃厚カニ麺があるのだと聞いては逃すわけにはいきません!

次回、ホーチミンの蟹といえばの2店

をご紹介します!


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