前回の記事は、カントー実質初日の途中で終わってしまったので、初日の夜ごはんに“手巻き生春巻き”を食べるところから再開です。その生春巻きには、バイン・ホイ/Banh Hoi というカントー名物がセットになっているのですが、
カントーに行くまで聞いたことがなかった、バイン・ホイが予想以上の実力派!
フーティウに引き続き、充実のカントー初日となりました。
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カントー名物バイン・ホイ入りの手巻き生春巻き!@Grilled Sausage Thanh Van。
カントー名物料理を調べていたら、フーティウ同様に米麺を使った名物、バイン・ホイ/Banh Hoi というのがあるみたい。でも食べられる店がなかなか見つからず、カントー実質初日の夕方に、
春巻きが美味しそうだからと入ったこの店で、偶然食べることができました。
ベトナム名物生春巻き。そしてカントー名物バイン・ホイ。名物同士のなかなか良い組み合わせです。
英語がほぼ通じないお店でしたが、メニューには英語表記がありました。一番上の55k(259円)のセットに、揚げ春巻き1個6k(28円)を追加しました。
先にドーンと生野菜セットが出てきました。7種類ほどの野菜とハーブが山盛りで、
ちょっとヌルヌルするのが怖いけど、気がつかなかったことにしましょう。
ここまできて引き返すわけにはいかないのです。他に水戻ししていないライスペーパーと、ソーセージにバイン・ホイも来て、いざ!なのですが、
いまいち食べ方が分かりません。
迷っていたら、店のオバチャンが見本を見せてくれました。
まず取り皿にライスペーパーを置いて、ハーブ類をバランスよく配置します。
そしてバイン・ホイと野菜や別添えのなます、ソーセージをオン!つまり卓上にある素材は全て入れてしまって、
巻き巻き!
ベトナム語でまくし立てる説明はさっぱり分からないけれど、従順に頷いて作業を見守ります。
出来上がった生春巻きは、ぎっしりと中身が詰まって、なかなかのボリューム。
小皿の発酵調味料のタレにつけて食べると、
ライスペーパーに抑えられていた色んな味が、口の中で広がって美味しい!!
日本でベトナムの生春巻きというと、野菜と海老のさっぱりしたイメージでしたが、これは炭水化物も肉も入って、食べ応えがあります。
そしてソーセージの下に敷いてある件のバイン・ホイ。極細の米麺を網のように編んだシートが、食べ易い大きさにカットされています。
お米らしく、食べ進めると確かにしっかりと腹持ちするのだけれど、ふぅわりと編まれたその食べ味はあくまで軽く、網目状だから他の食材やタレとの絡みも抜群に良い。
もしかしてこれ、かなりスゴい食材じゃないですか。
途中で味に慣れてきたら、辛いのを加えてアクセントにしたり、具材をわざと偏らせてバリエーションを作ったり、出てきた中でもかなり自由に楽しめます。最後のライスペーパーを食べきって、
気づけばあれだけあった野菜とハーブも、あらかた無くなりました。
野菜やハーブを山盛り食べられて、主食無しでも夜ごはんとしてしっかりお腹いっぱいになって、満足度の高いこの生春巻きの、
陰の立役者はバイン・ホイ。
うーむ、やるなあ。カントーは美食の町という噂、だんだん信憑性が増してきましたよ。
※野菜がヌルヌルしたけれど、結局その後もお腹の調子はすこぶる好調でした。個人差があると思いますので、もし行かれる際はご自身でご判断ください。
生春巻きの後は、夕方から開かれるカントー・ナイトマーケットで軽くツマもうと思っていたのですが、
いかんせん生春巻きがズッシリ腹にたまって、これ以上は厳しい。
こういう沢山の種類の串物を、焼いたり揚げたりする店が大半で、意外とバリエーションがないのも諦めた要因です。お腹に余裕があれば、
ビールを買ってきて、串物と一緒に川を見ながら夕涼み。
なんていうのもやりたかったです。
結局そのままボートを呼んで、川からカントーの夜景を眺めながら、おとなしくホテルへ帰ったのでした。
次回予告
カントー観光の最大の目玉といえば、メコンデルタの水上マーケット。ホテルで手配できるツアーは1人参加だと割高だし、町の船着き場でも交渉してみたけれど、結構高い。
それなら自分で水上マーケットの前まで行って、その場で船を探したらもっと安いに違いない!
と考えて自力で行ってきました。これが思いのほか良かったので、次回レポートします!
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