リアルタイムでは、
11国目、モルディブに入りました!
首都マレの街で2泊してローカル食とかつお節市場を楽しみ、この記事がアップされる頃にはリゾートについている予定です。
男ひとりのモルディブ・クリスマス!
一応、ディフューシ島というローカル島で、カップルで行かないと即死ということはない筈ですが、
それでも、討死の危険をヒシヒシと感じての入島です。
さて、ブログはコロンボを発ちキャンディへ向かうところから。スリランカ国内の移動手段は、鉄道かバス、各種タクシーやハイヤーに、遠くなければトゥクトゥク(スリーウィラーとも呼ぶ)がありますが、節約旅行者としては基本は鉄道とバス。バスはかなり安い上に路線が多くて便利。そしてスリランカの鉄道は、
安くて、旅感が楽しめて、スリランカに来たなら是非1度は乗りたい移動手段です。
スリランカ鉄道のチケットの予約方法や、予約なしでの当日乗車についても書きたいと思います。鉄道情報は不要という方は、次に写真が載っている所まで飛ばしてお読みください。
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スリランカ鉄道の列車の種類と時刻表。
スリランカ鉄道には主に3タイプあり、速い順に、
- Inter City
- Express
- Local Train
となります。他にも色々な呼称の鉄道が走っていますが、出発地と到着地を決めたら、まずこのサイトで時刻表をチェックしましょう。
英語ですが、難しくないし非常に使い勝手の良いサイトです。次に席のタイプですが、1〜3等まであります。
- 1等: 全席指定、基本エアコン付き。
- 2等: 自由席、エアコン無しでファン付き。
- 3等: 自由席、エアコンもファンもない。
例えば今回移動したコロンボフォートからキャンディ間だと、1等340ルピー、2等190ルピー、3等105ルピーと出てきます。
1等でも340ルピー(204円)なら、是非1等で!
となる所ですが、そうすんなり行かないのがスリランカです。
チケットの事前購入と当日乗車。
1等の指定席は1か月前から売られ、前もって駅に行って買っておければベストですが旅行者だとそうはいかない場合も。
※主要駅なら別の駅発着の切符も買えるそうなので、旅程がきっちり決まっていれば買えるかもですね。
そこで見つけたのが、このサイト。
旅行会社が予約代行してくれるのですが、コロンボフォートからキャンディ区画の1等が11ポンド(1587円)と高額。それでも鉄道に乗りたくて予約しましたが、乗車2日前になって、
受け付けた便が取れなかったから、次の便でいい?
と言ってきたり、そのあと手配したキャンディからエッラの分は、
ごめん、その日の便は全部埋まっちゃってた。
と、依頼して2〜3日後に連絡がきました。オンライン受付だけど、実情はかなりアナログ。その時々で行先や日程を決めるスタイルだと使い勝手がイマイチです。とはいえ仮に1等が売り切れていても、
2等以下なら当日で乗れます。
現地の人には、当日券なら発車1時間前に駅に行っておいた方が無難と言われましたが、早めに行けばまず乗れる。
ただし座れるかどうかは分からないという感じです。
鉄道区画はもちろんバスもカバーしているはずなので、座りたければバスに変更するのも良いかもしれません。長々と鉄道情報を書きましたが、ようやく旅の話に進みます。
※他にもオンライ予約サイトがあって試しましたが、サイト不具合で利用できず諦めました。
コロンボフォートからキャンディへの鉄道旅(1等悠々バージョン)
ネットで事前予約していたキャンディ/Kandy までの鉄道ですが、乗る前にチケットを発券してもらう必要があります。念のためコロンボフォート駅に前日に出向きました。
この17番の部屋で該当する行先の列に並び、メールで受け取っていたリファレンスナンバーを伝えればOKです。どれだけ混んでいるかわからないので、当日ギリギリに行くのはリスキーですね。
10:35発のキャンディ行きは、2番線から。
時間通りにやってきて、指定の席を探します。
さすが1等、綺麗な車内です。スーツケースはなんとか網棚に収まりました。間も無く列車は動き出したのですが、その途端、
グワシャギャンギャギャー!
大きな音がして軽い衝撃と共に列車は止まり、数分してまた動かして、
グワシャギャンギャンギャン!
線路のコンディションが悪いんだ、と言っていましたが、結局30分遅れて、騒音は治らないまま出発しました。
それにしてもスリランカの国土は本当に緑が豊かで、車窓の景色も見ていて飽きません。
南方のイメージそのままの植生に、豊富な水と広い空。木の枕木の線路が映えます。そしてスリランカ鉄道の最大の魅力はなんといっても、
走行中もドア開けっ放しなこと!
もう10年くらい前にインドを旅して以来の開けっ放し鉄道ですが、安全には気を配りながら、ドアから顔を出して風に当たったり、腰を下ろして足を外にブラブラさせたり。
車体の重さが直接身体に響く、迫力ある音と共にダイナミックな風景を楽しめます。何はともあれ、スリランカではまずこれをやりたかったのでキャンディまで鉄道を選択しましたが、実はスリランカ鉄道からの景色は、キャンディ/Kandy ⇔ エッラ/Ella 間が有名!
紅茶畑のパノラマを望む絶景は、アジアNo.1の車窓風景と言われているそう。
もちろん、そのルートも鉄道に乗ったので、その話は後日書きます。
風景を楽しんでいる間に発車時の遅れはほぼ取り戻し、3時間半でキャンディに到着しました。
グーグルマップの場所が間違っていて、辿り着けないキャンディの宿。
キャンディの駅を出るとトゥクトゥクドライバーが数人、声をかけてきました。宿まで1.3kmの距離で200ルピー(120円)はコロンボの感覚からは少し高い。「いいよ歩くから」とグーグルマップを手に歩き出したのですが、
ちょっとこんな急坂、聞いてないですよ。
実際に行かないと実感が無いですが、キャンディ中心部を山が囲んで、ちょっと離れた宿=登りが必要です。息を切らし、やっとのこと地図の場所に辿り着いたのですが、宿がどこにも見当たりません。近所に住んでいる何人かに聞いても、
え〜そんなホテル聞いたことないなあ。
もう少しご近所付き合いをちゃんとしようよ、と愚痴りながらホテルに電話したのですが、
英語で喋っているはずなのに、何言ってるかさっぱりわからない。
さっき話した小間物屋のおっちゃんに電話を代わってもらい、場所を聞いてもらいました。近所の道の説明にたっぷり5分は話していて、何をそんなにと思ったけれど、ご好意に甘えているので文句を言う訳にはいきません。電話を切ったおっちゃんは、
うむ、場所がわかったぞ。ここからすぐ近くだ。でもな、説明するのが難しいから、このトゥクトゥクに乗って行け。
たまたま店前にいたドライバーに声をかけて、シンハラ語で場所を説明するおっちゃん。値段を聞くと150ルピー(90円)とのこと。
ちょっと高すぎません!? さっき節約した200ルピーは何だったのか(愕然)
結局たかだか300〜400m程度の距離をトゥクトゥクに乗って、探していた通りから細い路地に入ってまた曲がり、ようやく到着。
ふつうの家のような門脇に、小さな看板があるだけです。マネージャーに分かりづらいと文句を言ったら、
グーグルマップには位置情報を直すように言ってるんだけど、直してくれないんだ。まったくあいつらは。
いや、それでも道々に案内板を出すとかできるでしょうよ・・・スリランカ人、こういうとこあります。
とはいえホテルは一軒家を改装したような素敵な建物で、
個室にトイレシャワー、朝食もついて3泊で8800円なので1泊3000円以下。
コーヒー紅茶はいつでも飲み放題です。庭にあるレモンで「レモネード飲む?」と素敵なウェルカムドリンクの提案をいただき、
ひとつもいでスタッフのエディーと台所へ。
かわいい形のスリランカのレモンを半分にカットするのですが、
エディー、今俎板を洗わないで使って、洗わないまま戻したよね?
ギュッと絞った果汁に砂糖と水を加えてレモネードの完成。
って今、そこの水道の水使ったよね!?
腹を壊すかどうか、感覚的には五分五分。
えーい、いっちゃえ!
グイッと飲み干してみたら、柔らかい酸味ですごく美味しい!氷も入れず常温ですが、それでも美味しい。やるな、エディー。ちなみにエディーは24時間ずっとホテルにいてゲストの世話を焼く係なのですが、
ちょっと距離感が近すぎて戸惑います。
見てないようでさり気なく見ているとか、そういうテクは無いですからね。1mから場合によっては50cmの近さで、常にこちらを直視しています。時々話しかけてくれるのですが、英語は単語レベルなので会話が盛り上がることもなく、
良い所と困った所がチグハグな、不思議な宿でした。
キャンディのツーリストインフォメーションを、信用してはいけない。
宿でひと休みした後、散歩とご飯を食べに再び街へ。街の中心部近くにツーリストインフォメーションを発見して、キャンディ観光や次に向かうシーギリヤへの移動について聞きに行ったのですが、
ここのオヤジが言うことが殆どデマ情報でした。
スタッフの姉さんが教えてくれたシーギリヤ行きのバスに乗れる場所を、
そこはずっと工事してて、こっちからバスが出てるから。
とか、何をどう間違えたのか謎の内容。そのくせ「グーグルマップかトリップアドバイザーで、高評価してくれ」と目の前で口コミを書かされたり。
その時なら高評価は、情報が嘘だとわかった瞬間に消去しました。
意図して嘘をついているわけじゃないんだろうけど、鵜呑みにできないスリランカ人情報なのでした。
↓信用ならないツーリストインフォメーションはここです(笑)
ラベルが激かっこいいライオンビールと晩ごはん@Victory Hotel。
宿のマネージャーから「ビールを飲みたいなら手頃でいい店がある」と教わったヴィクトリー・ホテル。お店に入って、早速ライオンビールをオーダーしました。
大瓶1本500ルピー(300円)。敬虔な仏教国のスリランカでは、
ローカル食堂にはお酒を置いていない
ことが多くて、ちなみに鉄道車内もお酒禁止です。そんな訳で決してお酒の需要が大きいわけではないこの国で、
なんでこんなカッコいいビールができたのか!
最近のクラフトビールを除いて考えると、暫定だけど世界で一番格好いいラベル(個人意見)。味もキリッとして麦芽の旨味もしっかりあって、かなり美味しいのです。
スリランカでは是非ライオンビールを楽しみましょう。オススメです!
テラス席で暮れていく街を見下ろしながらビールをグビリ。近くに座っていたスリランカ人とたわい無い話をしながら、ゆっくりと過ごします。
ビールのつまみに、エッグホッパー。小麦粉生地を薄くボウル型にして、底に卵を落として焼いたものです。この店ではエッグホッパー1枚に、卵無しのホッパーが2枚付いてくる不思議なセットで250ルピー(150円)。
続いてたのんだベジタブルライス&カレー500ルピー(300円)は、野菜たくさんカレーとダルカレーのセット。
スリランカではデフォルトの爆盛りライスに乗せて、いただきます。
うん、マスタードシードが効いて、うまい!
ビールもお代わりして、トータルお会計は1250ルピー(750円)。道で捕まえたトゥクトゥクを300から250に下げさせて、宿に帰ったのでした。
次回予告
キャンディに来る前から予約していたスリランカカレーの料理教室。これまたホテル同様、
辿り着くまで散々でした(泣)
それでも内容はマンツーマンでなかなか良かった!次回スタンダードなスリランカカレー4種を作る、料理教室の模様をお届けします。
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