旅のブログ 日本

海、花、水牛、そして「ゆんたく」天国のような竹富島2泊3日。

投稿日:2019-04-17 更新日:

屋久島からフェリーで鹿児島。乗り継ぎで1泊して、飛行機で那覇経由の石垣島。石垣からフェリーで竹富島にやってきました。これだけ乗り継ぎ移動しても7:30に出発して13:10には竹富島に到着。鹿児島からだと近くていいですね。

飛行機からの石垣島

竹富島1日目

竹富島港には、今回お世話になる民宿「新田荘」のご主人が迎えにきてくれています。

もう、宿に向かう道でノックアウトされてしまいます。イメージそのままの沖縄!

こちらが、新田荘。4畳半個室1泊2食付きで6000円。2泊お願いしました。

このテラスが妙に居心地よくて、一服がてら入りびたりました。着いたこの日は快晴で、さっそく島内の散策にでかけます。自転車も借りられますが、小さい島なので歩いても十分まわれる距離。

集落の入り口には、石垣で囲った木があります。集落に悪いものが入らないよう、魔よけの神木とのこと。


西桟橋。海に突き出していて、透明度の高いきれいな海にぐるりと囲まれます。吹いてくる風が気持ちいい!

コンドイビーチ。

カップルが似合うビーチですが、すいているこの時期ならいたたまれない気分になることもなく、安心です。

コンドイビーチは猫の楽園。というより、竹富島全体が猫カフェ状態です。巨大望遠レンズで猫を激写している男性に思わず声をかけたのですが、たまたま同じ宿で再開してビックリ!この方が竹富島にはまった毎年2回、6泊くらいしていく超常連のバンさんでした。

新田荘の夕食です。おかずが盛りだくさん。おかずに合わせてごはんを食べてたら、間違いなく太ります。

食べながらバンさんに聞いたところ、新田荘では昨日ゆんたくがあって、今日明日はご主人が寄り合いに出るので、ゆんたくは無いとのこと。残念!

ゆんたくというのは、八重山の民宿では定番で、宿の人や宿泊者が集まって泡盛を飲みながら話したり、ご主人の三線を聞いたりという催しで、宿によって毎晩過激な飲みを繰り広げる所や、比較的落ち着いて飲むところ、やらないところもあるみたいです。新田荘はやったり、やらなかったり。

夕食後、西桟橋に夕日を見に行きました。絶景夕日スポットなのですが、この日は少し雲が出ていたので、真っ赤な夕日は見られませんでした。それでも、この景色。


昼間とはまた違った、しっとりした雰囲気。明日はここでビールを飲むことにしましょう。

宿に戻ってPCをいじった後、一服しにテラスに出たら、女の子が2人自主ゆんたくを開始していました。八重山諸島は2回目で、今回は竹富島だけ2泊3日。竹富島がすごく気に入っているようで、ハッピーオーラが溢れていました。

わかるわかる。居るだけで幸せな気分になるよね。この島。

自販機のビールを買ってちゃっかり一緒に飲ませてもらっていたら、カップルのお客さんも合流。旅の話、仕事の話、それと人懐っこい宿の猫をかまっていたら、なんだかんだ3時間くらい。0時をまわったので解散となりました。

新田荘

竹富島2日目

新田荘は朝ごはんもボリューム満点。満腹ですが、すいている朝のうちに水牛車観光に行きます。新田荘に泊まっていると、新田観光の水牛車が割引になって1200円のところが1000円。今日の担当水牛は梅吉くん、若手のホープだそうです。

狭いカーブも、ちゃんと内輪差を把握して曲がっていきます。あたまいい!

御者のおじさんの竹富島トークも面白く、へ~、ほ~。為になります。

7割くらいしか聞き取れませんでしたけど、充分です。

新田観光

お昼ごはんは八重山そば狙い。宿のご主人から2軒おすすめされていたけど、「やらぼ」の方はお休み。竹富島は不定休で、結構休むみたいです。もう1店の「竹の子」のソーキソバ850円と、じゅーしー300円をいただきます。

ソーキは骨がすっと外れるくらい良く煮込まれていて、噛むほど味がじゅわ~っとしみ出してきます。店自家製のピーヤシ(島胡椒)をかけると味が締まる。八重山そばの麺は角切りと丸いのと2種類あるそうですが、ここは角切り。コシとか全然ないけど、やさしく癒し系のおいしさです。豚骨も入ったスープは、コーレーグースで味変を楽しめます。

出汁のしみたじゅーしー(炊き込みご飯)も美味しく、満足の昼ごはんでした。竹富島は夜ごはんを食べられる店が殆どないので、民宿で2食付きにせざるを得ないのですが、八重山そばはもう少し色々食べ比べてみたいですね。

竹の子

西桟橋、コンドイビーチと昨日のルートをまわって、その先のカイジ浜まで来ました。星の形をした砂、「星砂」が有名なロマンチックスポットです。一応星砂見つけましたが、

写真は自粛して宿にもどります。

宿猫が、植木鉢に。10年ぶりくらいに萌えました。

こいつが人懐っこい上に優先順位があるようで、基本的に若い女の子優先。昼間他に人がいない時は膝の上に乗ってくれました。。

ちなみに竹富島、携帯の電波はバンバン飛んでいるのですが、wifiがなかなかつながりません。宿もwifiなし。島に3軒つながる店があるということで、「ちろりん村」へ行ってブログ更新していました。ここはまあまあ電波良好。店名は昭和民芸調ですが、お店は竹富島一お洒落かもしれません。

思わず暑くもないのにかき氷を頼んじゃいました。女子力!

ちろりん村(Retty)

夜ごはんを終えてまた、自主ゆんたくです。今日は宿のおばあちゃんから差し入れがあって、泡盛を飲めます。待ってましたよ!

更に、波照間島に行ってきたお客さんから、幻の泡盛「泡波」のミニチュアも差し入れ!この方、

ご自身は一切酒を飲まいのに、なんてキトクな人なんでしょう。

今日のメンバーは昨日の女の子2人と、ひとり旅女子1人、それぞれひとり旅のおじさん4名。途中、母子連れのかたも来られて賑やかな飲みになりました。といっても、ぱかぱかの呑んでいるのはわたしと北海道からきているおじさん2人だけ。でも、宿提供の請福(竹富島ラベル)はきれいなくなりました。

良い気分になった所に、宿のご主人が寄り合いから戻ってきました。思いのほか早く終わったとのことで、三線を取り出し島の唄を歌ってくれました。最初は伝統的な唄、そのあと、みんなが知っている「涙そうそう」「島人ぬ宝」「島唄」をみんなで歌い、最後は「竹富島で会いましょう」で締め。

昭和の歌声喫茶のような、冷静に見ると不思議な状況だけど、楽しいですよ、ゆんたく。想定外に島ナイトを満喫できました!

みんなで記念撮影して解散。ご一緒したみなさん、楽しいひと時をありがとうございます。

翌朝は集落をもう一回り散歩して、午前中のフェリーで石垣へ。次は黒島です!

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最後に、島猫をもう1枚。人にも猫にも、天国のような島でした。

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