アジア 台湾 旅のブログ

台湾7日目:平成最後の夜は、台南の訳あり部屋で 2019.4.30

投稿日:2019-05-05 更新日:

嘉義の牛モツスープに心を奪われ、

ハゲるんじゃないかと思うくらい後ろ髪を引かれながら、

それでも旅は続くのです。次の町、台南へはバスじゃなくて電車で向かいます。

台鐵の自強(特急)で43分、139NT$(504円)です。

指定席で快適そのもの。アッという間に、台南です。あやうく、寝過ごすところでしたよ。

前旅でも訪れた台南駅、白くてかっこいい駅舎は工事で見えませんが、駅前の雰囲気はよく覚えています。人口でいうと台中よりだいぶ少ないけど、美食の町として有名で、さらには

オシャレ女子に人気の町として、台中を突き放しております。

いやーー、台中と嘉義で見かけた服屋さんは、本当にダサかった。アディダスとかナイキが一番ファッショナブルな店なんじゃないでしょうか。台南はやはりセンスが違います。

そんなオシャレな町、台南に着いたからには、何はともあれお洋服を買いに行かないとですね。

GUですが、何か?

もうね、洗濯が面倒なんですよ。ここまで上は6着でやりくりしてたので、裸で洗濯機を回さない限り、5日に1回は洗濯しないとなんです。新しい町ではすぐ出歩きたいから、今のうち洗濯しとこうとか考えると、どんどん頻繁になっていきますしね。それで、2着だけ増やそうと。

もう、今持っているのと同じシリーズです。こいつらが、

乾きやすいし、汗かいてもグダグダしないし、超優秀。

南国方面の旅にはぴったりなので、色違いで追加購入。

「えーうそー、それGUなんですかー?」

と言われるような着こなしを目指します(←うそです。目指しません)

台湾4泊の宿の「訳あり事情」

今回お世庭なるのは、ECFA HOTEL(愛客発商務旅館台南館)。台南駅から徒歩15分くらいですが、中心街のやや駅寄りにあって、立地は抜群です。

今回はラブホじゃないぞ。ちゃんとしたホテルです!

ベットもでかいし、部屋も広い!

そして、トイレとシャワーが別で広々。これでお値段が4泊で1930NT$(1泊1751円)。

なんという好物件でしょう!と思ったら、チェックインの際にフロントのお姉さんから、こんな紙を見せられました。

そうそう、そういやbooking.comに何か書いてあった。すっかり忘れてた。

要は「安いけどその分ちょっと煩いかもだから、よろしく」

ということです。下の階にカラオケ屋が入っているらしいのですが、音楽ならまだしも「低周波音」と言われるとちょっと気になりますね。まあ、ユーレイ出ないなら大丈夫です。

荷物をほどいたら、さっそく台南1食目。前旅で有名どころ結構いったしなあ、今回は前回の食べ逃し系を攻めることになりそうです。

町の中心にあるランドマーク的な「林百貨店」。たしかオシャレ小物がいっぱいあったような。

感覚だけど、飲食店もちゃんと店を構えているとこが多い気がします。台湾の外食を支えているのは、家族経営で屋台とか屋台に毛が生えたような店を何十年もやっているとこだと思うのですが、台南の人は商売が上手なんでしょうかね。

台湾29食目:集品蝦仁飯の「蝦仁飯」他

エビの炊き込みご飯のお店です。オーダーを伝票に記入して渡すパターン。

小菜が並んでいる棚。こういうのは伝票にはひとくくりに「小菜」としか書かれていないので、現物をチェックしないとありつけません。だいぶ台湾に慣れてきて、昆布の炒め煮をゲット。

看板メニューの蝦仁飯と、これもこの店のド定番、鴨のたまごのスープ。昆布と合わせて105NT$(381円)です。蝦仁飯は、エビダシで炊いた炊き込みごはんのようなもの。炊きあがったものに、更に具のエビの煮汁もかけてあります。

エビ出汁は美味しいけど、汁気の具合が絶妙に中途半端。

おじやとか、リゾットほどは汁気が無いし、炊き込みご飯やパエリアにしたらベチャっとしすぎる。多分、この辺は好みとその人の食経験に因るところだと思いますが、せっかくのエビの旨味をもうちょっと活かせる気がしますね。でも、日本人でも「美味しい!」と言っている人は結構いるみたいなので、ほんと、好みだと思います。

鴨のたまごのスープ(多分台湾で鴨って書いてあるのはアヒルだと思います)も無難に美味しい。昆布がニンニク強烈でちょっとびっくりした以外は、想像の範囲内で美味しかったです。でもなんだろう、このテンションの上がらなさは。嘉義の牛モツスープの後遺症でしょうか。

おやつ:府城冰館の「マンゴーかき氷」

ついに解禁!台湾かき氷です。

台北は高いし、マンゴーの産地に近い台南までと思って食べずにきましたが、台南に来てスイーツを無視すると、

世の「ことりっぷ女子」が黙っていないですからね。

しまった、女子力の上がらないビジュアルの店に来てしまった。なんですか上のカラフルなやつと、

イクラですか、それは?

でもマンゴーはちゃんと美味しい。というか、すっごい美味しい!台南近郊の、ブランド産地「玉井」の愛文マンゴーです。150NT$(544円)

平成最後の夜はひとり静かに・・・

せめてテレビででも、平成の終わりを感じたいと、ホテルに戻ってテレビをつけます。さすが台湾。2局ほど、日本の番組が見れました。

なんか、「ゆく年くる年」感すごくないですか?

それと、この状況がみんな初めてだからか、改元に対する姿勢がバラバラで面白いですね。ディスコ映しすぎ(笑) それ以上しんみりすることも、盛り上がることもなく、ひとり旅の夜は静かに過ぎていくのですが・・・

下のカラオケは、なかなか盛り上がっております。

日本人もいるようで、多分「平成の歌しばり」でもやっているんでしょうかね。健全なカラオケか、けしからんカラオケかは知りませんが、おかげで安く快適なホテルに泊まれました。

この程度なら全然眠れます。おやすみなさい。

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