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タガイタイ日帰り旅行で、本場のブラロを食べる。2019.7.13

投稿日:2019-07-15 更新日:

フィリピンでは16世紀のスペイン占領以前には統一国家を持っておらず、各地域ごとに国王や首長がいて、その地域を治めていました。主要言語だけでも10を超える多言語国家であるフィリピンは、

当然料理も、地方料理をベースに成り立っています。

日本では馴染みの薄いフィリピン料理ですが、 各地域の食材や料理法に、スペインやアメリカの食文化が混ざり合って、多層構造を成しているイメージ。フィリピンの食文化全体を把握しようと思ったら、相当な時間と労力が必要ですが、旅行者としてはつまりこういうことです。

フィリピン旅行ではご当地グルメを楽しむべし!

更に言うと、宮廷文化を持たないフィリピンでは、料理もトップダウンではなくボトムアップです。なので、土地とそこに住む人の生活に根差した食を楽しむ

ローカル飯の旅こそが、フィリピン旅の正しい楽しみ方じゃないかと思うのです。

まー、あくまで食から見た旅の話でございます。

さて前置きが長くなりましたが、

今回はそんなご当地グルメの中でも有名どころ!

マニラからも日帰りで行けるタガイタイという町で、牛骨髄のスープ「ブラロ(bulalo)」を食べてきました!今回は英語学校のユニットメイト、ヤゴウさんとの2人旅です。

フィリピン乗り物総動員で、タガイタイへGO!

7月13日(土)朝7:30、学校を出発しトライシクルでパシータへ。

2.6kmの距離を2人で33ペソ(70円)、今回は貸し切りだったのでこの値段ですが、乗り合いで行ければ1人11ペソで済みます。

パシータ・コンプレックス(Pacita complex)という賑やかな場所に、トライシクル乗り場があります。

行き先の違うトライシクルが何台も停まっているので、バリバゴ・コンプレックス(Balibago complex)行きというのを探します。パシータはあまり大きな町ではないので、タガイタイ行きの便がある町で乗り換える必要があるのです。

走っているジプニーの、行き先を見極めて止めるのは慣れないと難しいですが、停まっているジプニーは簡単。ドライバーに行き先が合っているか確認して乗ることができます。

8kmの道を30分ほど揺られて8:18、バリバゴ・コンプレックスへ到着。これが載ってきたジプニーでひとり18ペソ(38円)。安い!

ここからは、ヴァンに乗ってタガイタイへ移動します。

今回はルートやヴァンステーションの場所を、あらかじめフィリピン人の先生に 聞いて来たからスムーズですが

自力で移動ルートを調べることを考えると、かなり大変。

ネットにジプニーやバス、ヴァンの情報が少ないので、知っていそうな人をつかまえて聞いた方が早いんでしょうね。

事前の旅行計画が、すっごく立てづらそう。

ヴァン乗り場の行き先表示にタガイタイが無かったので、呼び込みのお兄さんに尋ねます。タガイタイで降りたい場所を聞かれた上で、指定されたヴァンに乗車。ヴァンの行き先はタガイタイではないので、そこを通過するヴァンに乗って途中で降ろしてもらう形のようです。1人120ペソ(254円)を支払い。

後部ハッチを上に揚げると、向かい合わせのベンチシートが現れます。

1人でも多く詰め込めるように改造してあるんですね。

乗車した時点で助手席に2人と後部ハッチ席に6人。その間に2列×3人の乗客計14人でちょうど満席。間もなく出発かと思ったら、なかなか動き出しません。ヴァンは満席になったら出発、つまり出発時間が読めないのですが、

出発しないということは、彼らはまだ満席じゃないと考えているっぽいぞ。

恐れていた通り、後部ハッチに2名、中程の2列に各1名ずつ追加し、膝上の子供を入れると乗客全19名。ドライバーを入れて20名。横は両隣と密着、膝は前の人とすれすれのぎゅうぎゅう。40分ほど耐えていたらタガイタイの町に突入。

googlemapで現在地を確認しながら、最初に訪問予定のレストラン近辺でドライバーに声をかけます。

Please stop here!!!

後方から2~3回声を張っても気づいてもらえません。間のお客さんが、どうした?と言う顔をしているので、

We'd like to get off here! Please stop!!!

え?お前ら途中で降りたいのか。どこで降りたいんだ?

Right here!!!

なんだなんだ、おい運ちゃん。降りる人がいるから停めてやってくれ。

というやり取りを経て、ようやく停車。目的のレストランから300メートル通り過ぎた所でした。

尻と背中が痛いけど、想定よりかなり早く9:40過ぎ、2時間ちょっとでタガイタイへ到着。お目当てのブラロの店へ向かいます。

ヘイゼル先生推奨の「Bulalo Point Turo-Turo Grill」

タガイタイと言えば、タール湖に浮かぶ火山と、高い標高による涼しい気候。マニラから気軽に行ける距離ということもあり、フィリピンの軽井沢的位置づけのようです。そして何と言っても、牛骨髄スープのブラロが圧倒的な名物料理。歩いていると、そこかしこにブラロの店が見つかります。

ここもブラロ。

こっちもブラロ。

こんな風にテーブルを借りられる施設もありました。お弁当を持ってきて景色を眺めながらお昼というのも楽しそうです。

そこらじゅうでブラロを食べられる中、今回の店を選んだのは、英語学校のグルメ先生ヘイゼルのお奨めだから。これまで彼女に教わってハズレだったことがない

百発百中の信頼度です。

見晴らしの良い場所にある店舗で、向こう側にはタール湖が臨めるかと思ったら、

あらら、そうでもなかった。

かわりに窓の下に猫がいて、ちょっとだけ遊んでくれました。フィリピンでは珍しく愛想のよい猫です。

解放感のある店内は、吹き抜ける風が心地よい。すっかりフィリピンの気候が当たり前になっていたので、

あー。涼しいって、気持ちいいんだね。

久しぶりに思い出しました。

店のメニューはこんな感じ。

なんか、ブラロだけで6種類もある。ぞれぞれ480ペソ(1018円)です。

グランドメニューにもSpecial Bulalo420ペソ(890円)の表記が。ホールスタッフのお姉さんに聞いた所、このスペシャル・ブラロが一番人気とのこと。それに魚料理とライス、ドリンクを足してオーダー完了。ブラロの量が多いと聞いていたので、控えめにしておきます。

ブラロは直径30センチはありそうな大ぶりの壺に入ってきました。

牛骨の中の骨髄は既にスープに溶け出しています。

牛肉の塊がコブシ2個分、中はほんのりピンクの良い火入れ加減です。スープは牛骨髄のコラーゲンで多少のこってり感はありつつも、

牛肉と骨から出る透明感ある旨味で、以外とあっさり食べられます。

パレスも牛ダシのスープですが、味の方向性は全く逆。日本人を含めて、嫌いな人が殆どいない味じゃないでしょうか。フィリピン料理の中では比較的味付けが抑えめなのも嬉しい。

これはCrispy Tawillis230ペソ(488円)。タウィリスという、タール湖に住むイワシ科の淡水魚を、薄い衣でサクっと揚げてあります。

今ネットで調べてたら、このタガイタイのタウィリスが今年、絶滅保護種に指定されたという記事を見つけました。

あれ。食べちゃいましたよ?大丈夫なんでしょうか。イワシの味がするワカサギみたいで、クセも無くていくらでも食べられる。

ヤゴウさんはガーリックライス、わたしはバゴーンライスをオーダー。バゴーンは、アミのような極小の海老を使った発酵調味料。薄めにご飯に混ぜ込んであります。これと、タウィリスに魚醤。さらにカラマンシーと唐辛子を合わせて食べると、

正調フィリピン・お魚定食!

フィリピンでは、朝食に揚げた魚の干物をよく食べるそうだけど、こんな感じなですかね。こんどトライしてみよう。

ドリンクはブコ・シェイク85ペソ(180円)をオーダー。これも甘すぎず、ココナッツの風味がしっかりして美味しい。ブラロが驚くほど具沢山なので、2人で2品で充分満腹。

マニラでもブラロは食べたことがありますが、やはり本場はひと味違う!

わざわざ食べに行く価値のある料理、そしてBlalo Pointは、全品ハズレ無しの良店でした。

時刻はまだ10:45。

でももうこれで、タガイタイに来た目的は90%達成しました。

一般的にタガイタイの目玉アトラクションは、タール湖の中に浮かぶ火山島へボードで渡り、馬に乗って火山口を見にいくツアーですが、値段の割にあまりそそられなかったので今回はパス。この後は先生にお勧めされたスポットをいくつか巡ります。

タガイタイでは、タール湖を見下ろすTagaytai-Nasugbu Highwayという幹線沿いにホテルや飲食店が並んでいて、概ね観光客はこの辺りを行ったり来たりするのですが、歩くには各スポットが離れすぎている。車はバイクで来ると便利ですが、足がない人はジプニーやバスを利用することになります。その辺の話を、次回レポしたいと思います。(続く)

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